永遠の子ども『ピーターパン』の心に響く名言集
1955年3月9日に公開されたディズニー映画『ピーターパン』。
子供の頃の純粋な気持ちを思い出させてくれる素敵な映画ですよね。実は、今作は「ウォルト・ディズニー・プロダクション創立30周年記念作品」として公開されました。
そのため、ディズニーファンにとっても感慨深い作品です。日本での人気も高く、ピーターパンやティンカーベルなど、魅力的なキャラクターが広い世代に愛されています!
ピーターパンを信じている少女・ウィンディと、永遠に子供のままのピーターパンの冒険を描いた物語。一見子供向けのように見えますが、大人にこそ観て頂きたい作品です。
そんな『ピーターパン』に登場するセリフの中でも、子供の頃を思い出させてくれるような、心に響く名言やセリフをご紹介します!
もう一度、子供の時の夢を見てみませんか?
目次
あらすじ
永遠の子供・ピーターパン(岩田光央)の存在を信じている少女・ウェンディ・ダーリング(渕崎ゆり子)はとても純粋な心を持っていた。
ある日、ウィンディは父親のジョージ・ダーリング(阪脩)に怒られてしまい、子供部屋から一人部屋に移るよう言われてしまう。大人になりたくないと落ち込むウィンディ。そんなウィンディの元にピーターパンが忘れ物の影を取りにやって来る。
無事に影を見つけたピーターパンは、ウィンディに影を自分の足に縫い付けてもらった。そこでウィンディから、子供部屋を追い出されてしまう話を聞くピーターパン。
ウィンディを救うために、ピーターパンは一緒にネバーランドへ行こうと誘い出した。そして、ウィンディの弟達・ジョン・ダーリング(池田真)、マイケル・ダーリング(鈴木一輝)も一緒にネバーランドへ向かうことに。
しかし、妖精のティンカーベルはピーターパンに近づくウィンディに嫉妬していて……。
『ピーターパン』の胸に響く名言・名ゼリフ
心の綺麗な子供たちとピーターパンの冒険を描いた今作。夢見る大切さや、遊び心を思い出させてくれる作品です。
今回はそんな『ピーターパン』の中でも、ピーターパンらしい前向きなセリフや、大人の心に響く懐かしい名言などを紹介します。
物語を知っているという方も、名言に注目して観るとまた違った楽しみ方ができるはずです!
ピーターパンの言葉に触れれば、あなたも童心に帰れること間違いなし!
【名言①】「ウェンディは今夜限りで子供部屋から出るのだ」
ピーターパンの話しばかりするウィンディに怒ったジョージが言ったセリフです。
このセリフには「もう大人になりなさい。」というメッセージが込められています・子供部屋を出ていくということは、大人になるということ。子供しか出会えないピーターパンにも、もう会えなくなるということです。まだ子供でいたかったウェンディはとてもショックを受けます。物語の始まりとも言える名言です。
【名言②】「幸せなことを考えれば翼がはえたのと同じ」
悲しむウィンディの元にやって来たピーターパンが、ネバーランドに行くためにみんなへ飛び方を教える場面での言葉です。
楽しいことを思い浮かべれば飛べるなんて、とてもロマンチックですよね!みんなで空を飛ぶシーンは、誰もが心を踊らせる名場面です。
その時に流れる歌の一節であるこの言葉は、『ピーターパン』の中でも人気の高い名言となっています。
【名言③】「右側の星に向かって朝まで飛ぶんだ」
出典:Disney公式サイト
ロンドンの夜空を飛んでいたピーターパン、ウィンディ、ジョン、マイケルは、時計の針にとまります。そこでピーターパンが言ったのがこのセリフです。
ネバーランドは、心の綺麗な子供だけが行ける夢の国でした。そこへたどり着く方法もまたロマンチックで、子供心をくすぐりますね。
ピーターパンとの冒険の始まりを教えてくれる名言です。
【名言④】「嫉妬深い女はだましやすい」
ウィンディが気に食わず意地悪してしまうティンカーベル。そんなティンカーベルの態度に怒ったピーターパンは、ティンカーベルを永久追放してしまいます。
ティンカーベルが追放されたと小耳に挟んだフック船長(大塚周夫)のセリフです。ティンカーベルの心を利用しようとするフック船長のずる賢い性格がこのセリフで分かりますね。
【名言⑤】「お母さんは何でできている?お星様と同じものでできているのよ」
ネバーランドで過ごした時間が楽しいあまり、「帰りたくない。」と駄々をこねる弟たち。ウィンディは2人を説得するために、母親・メアリー・ダーリング(太田淑子)への愛を歌います。
その歌に出てくる言葉です。とてもお洒落なワードチョイスですよね。ウィンディの心の綺麗さがこの歌詞で感じられます。その優しい歌声と歌詞に、弟たちも「お母さんに会いたい。」と考えを改めます。
【名言⑥】「二度とここには戻れないぞ」
現実の世界に帰ろうとするウェンディ達に対して、すねてしまったピーターパンが言ったセリフです。
本当はウェンディ達に帰ってほしくないピーターパン。しかし素直になれずに、このセリフを言ってしまうのです。ピーターパンはネバーランドの住人、ウェンディ達が現実世界に帰るということは永遠の別れを意味していました。
切ないピーターパンの心情が感じられますね。
【名言⑦】「世界一大切なのは君なんだから」
出典:Disney公式サイト
フック船長はウェンディからのプレゼントに見立て、ピーターパンに爆弾を送りつけます。それを知ったティンカーベルはピーターパンにそのことを伝えに行きます。
結局爆弾は爆発してしまいますが、ティンカーベルのおかげでピーターパンは無傷でした。崩れた隠れ家の瓦礫の中からティンカーベルを助ける時にピーターパンが言ったのがこのセリフです。
ウェンディと仲良くしていたピーターパンですが、ティンカーベルとの間にはもっと深い絆があったのです。ピーターパンの優しい言葉に、つい胸が締め付けられてしまいますね。
【名言⑧】「だめだ、約束は守る」
ウェンディ達を誘拐したフック船長と最後の戦いをするピーターパン。「臆病者」と言われむきになったピーターパンは、飛ばないで戦うことを約束します。
しかし、激しい戦いを繰り広げていく内に船の端まで追いやられてしまいます。ウィンディは「飛ぶのよピーター!」と思わず声をかけます。
それに返事を返したピーターパンが言ったセリフです。どんな状況だとしても約束は必ず守るピーターパンの人柄が表れています。負けず嫌いな一面も、ピーターパンの魅力ですよね!
【名言⑨】「大人になるわ」
無事にフック船長との戦いを終え、ウィンディ達は現実世界に帰ってきます。そこでウィンディは、ジョージとメアリーにネバーランドでの話をします。
そしてこのセリフをとても嬉しそうに言うのです。ピーターパンとの冒険を通して様々な経験をしたウィンディ。そんな彼女の成長がこのセリフで感じられますね。
大人になることを受け入れたウィンディの表情にも注目です!
【名言⑩】「不思議だ、前に見たことがある!ずっと昔、小さい頃に」
ネバーランドからウィンディ達を乗せてきた空飛ぶ船がロンドンの夜空に浮かんでいました。それを見たジョージのセリフです。
ピーターパンの話を毛嫌いしていたジョージも、実は小さい頃ピーターパンの世界を夢見ていたのです。大人になっていくうちに童心を忘れてしまったジョージが、船を見て自らの夢を思い出すという今作の中でも印象的な場面です。「大人になっても、きっかけさえあれば子供のように夢を見られる。」というメッセージが込められています。
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まとめ
『ピーターパン』に登場する胸に響く名言をご紹介しました。子供の頃の純粋な気持ちを思すような言葉が沢山ありましたね。また、大人になってみると意味深さを感じる名言もありました。
分かりやすい言葉で大切なことを伝えてくれる『ピーターパン』、ぜひ家族と一緒に観て頂きたい作品です!
観ている間は誰もが童心に帰る、魔法の様な映画ですね。