劇場版映画『名探偵コナン』シリーズを代表する名言・名シーン特集!
今や日本だけでなく世界中でも絶大な人気を誇っている、青山剛晶さん原作の漫画『名探偵コナン』。2021年4月16日に最新作『名探偵コナン 緋色の弾丸』が公開されました。毎年春の劇場版映画を楽しみにしている方が多いのではないでしょうか?
謎の”黒ずくめの男”たちに薬を飲まされ、小学生の体になってしまった高校生探偵・工藤新一の物語であるこのシリーズは、難解事件をあらゆる方法で解決するところや、新一と彼の幼馴染・蘭とのラブストーリーなど、見所が盛りだくさんですよね!
”真実はいつも一つ!”の名言で知られるコナンですが、もちろん、その他にも数々の名言や名場面が残されています! しかも、新一の恋人・蘭や彼女の父で探偵の小五郎、高校生探偵の平次など……主人公であるコナン以外にも色々なキャラクターたちが名言を残しています!
この記事ではその中から劇場版映画に絞って、印象深い名言・名シーンをご紹介します!各名言の背景や詳細も同時に紹介していきますので、映画を観たことがある方も、まだ観たことがない!という方もぜひ最後までお楽しみください!
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いくつになっても心に響く! 劇場版映画『名探偵コナン』の名言集
それでは、劇場版『名探偵コナン』の名言&名場面を、作品ごとに紹介していきます。
コナンの名言だけを知りたい方は、こちらの記事もご覧下さい!(別タブで開きます。)
コナン(工藤新一)の名言&名シーン30選|往年の名言から最近のあのセリフまで!1作目『時計じかけの摩天楼』(1997)
【名言①】「心配すんな、オメーが切り終わるまでずーっとここにいてやるからよ。死ぬときは一緒だぜ」/工藤新一
電話で新一が蘭に、時限爆弾を解除する指示をしている場面です。何もわからずに爆弾の線を切らなければいけない状況で、不安になる蘭を安心させようとしているのですが……とにかくかっこよすぎる! 一緒にいられないことを申し訳なく思いながらも愛を伝える姿がまた切ないですね。
その後に、赤い糸を切らなかった理由として「赤い糸は、新一と繋がってるかもしれないでしょ」という乙女度マックスな蘭も可愛い! 大勢の命が懸かったとてもシリアスな場面ではありますが、このセリフにはキュンキュンが止まりません!!
2作目『14番目の標的(ターゲット)』(1998)
【名言②】「死なせやしねえ! てめえに自分の犯した罪の重さをわからせてやる」/毛利小五郎
1998年に公開された第2作目『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』で、小五郎とコナンに追い詰められて自殺しようとした連続殺人犯に向けて放った言葉です。
さすが元刑事! と言いたくなる威厳たっぷりな名言! 罪を犯した者には必ず償わせるというポリシーの小五郎、さすがですね。普段はだらしない小五郎とのギャップがまた最高ですね!
4作目『瞳の中の暗殺者』(2000)
【名言③】「たぶん蘭姉ちゃんのことを一番に考えていて、でもそういう気持ちを素直に言えない人だと思うよ」/コナン
本作は蘭と新一の恋の行方がよく描かれていることから、”大人のためのコナン作品”ともいわれています。犯人を目撃したショックで記憶喪失になってしまった蘭が「工藤新一ってどんな人?」とコナンに聞いた後の名言です!
これはもう間接的な告白ですよね。ツンデレな新一がこんな素直に⁉︎と思ってしまいますが、蘭はコナン=新一だということを知らないんですもんね……ドキドキしながらも、真実を言えないもどかしさを感じるセリフです。
5作目『天獄へのカウントダウン』(2001)
【名言④】「新一が待っててって言ったから。生きて新一を待ってなくちゃいけないから」/毛利蘭
西多摩市にできたツインタワーで起きた連続殺人事件に巻き込まれ、燃えさかるビルに取り残された蘭とコナン。蘭がコナンを背負って飛び降りる前のセリフです。
新一に対する一途な想いが伝わってきて、真剣な場面ですが思わずにやけてしまうほど。蘭がどれだけ新一のことを想っているかわかるシーンですよね。こんなに待ち続けられる蘭は本当にすごい! コナンファンの間で”待ち担当”と言われるだけある……また、「大丈夫だよ、蘭姉ちゃん」と返すコナンが新一と重なるという粋な演出も素敵です!
6作目『ベイカー街の亡霊』(2002)
【名言⑤】「だめよ工藤君、諦めちゃ。お助けキャラがいないなら、私たちにとってのホームズはあなた。あなたにはそれだけの力がある。ホームズに解けない事件はないんでしょ?」/灰原哀
本作はコナンの父・工藤優作が手がけたゲーム機”コクーン”が”ノアズ・アーク”という人工知能に乗っ取られ、コクーンで遊ぼうとしたコナンたちが人質になってしまった事件です。ゲームの世界が舞台になった、シリーズでも異色の一作で、特に高い人気を誇っています!
このセリフは、哀がゲームの中の舞台である”オールド・タイム・ロンドン”にかけてコナンをホームズに例えたもの。哀の頭のキレがよくわかるセリフですね! コナンと似ているところがあります。この言葉を残してゲームオーバーになってしまう哀ですが、その後のコナンに影響を与えたセリフでもあります! 作者の青山さんも大好きな言葉らしいですよ。
7作目『迷宮の十字路』(2003)
【名言⑥】「やっと会えたっちゅうわけか」/服部平次
本作は”西の高校生探偵”と呼ばれている服部平次が活躍する一作です。東京・大阪・京都で起きた連続殺人事件を新一と平次のコンビが追います。
そんな平次の初恋の相手が和葉だったということがわかったときに生まれた名言。こんな素敵な初恋ありますか!? と言うくらいステキで、憧れちゃいます。新一と蘭もそうですが、一途な恋は正義ですね!
8作目『銀翼の奇術師』(2004)
【名言⑦】「私は好きだよ、新一」/毛利蘭
本作は怪盗キッドが映画版に登場した2本目の作品。”運命の宝石”を狙うというキッドを小五郎とコナンが阻止しますが、その後殺人事件に巻き込まれてしまいます。キッドはコナンが新一だということを知っているはずなのに、なんと新一に化けて登場するんです!
この名言は、飛行機を操縦することになってしまい動揺する蘭を「絶対守ってやっから」と電話で落ち着かせる新一に対して言ったもの。「何よ、かっこいいこと言っちゃって!いつも私の事は置いてけぼり!」と堪えていた感情が溢れ出し、ついこのセリフが零れてしまいました。
正直、「え、そんな簡単に告白しちゃうの?」と思ってしまいますが、蘭はそのあとに電話の相手がキッドだと勘違いし、ノーカウントに。でも逆にこのオチがなければふたりの恋物語が終わってしまいそうなので、これはこれでいいのかも??
9作目『水平線上の陰謀』(2005)
【名言⑧】「止められるかよ、真相を解き明かすのが探偵の性なんでね」/毛利小五郎
コナンたちは、園子に招待された豪華客船で起きた殺人事件に巻き込まれてしまいます。沈んでいく船で犯人に「推理している場合じゃないんじゃないの?」と言われた小五郎が発したこの名言。
事件のことになるととたんに真剣になる小五郎がかっこいいですね。これぞ名探偵! この作品は珍しく、小五郎の活躍が見られるのも嬉しいポイントです。
12作目『戦慄の楽譜』(2008)
【名言⑨】「消せねえよ、心を熱くするこの歌声だけは」/江戸川コナン
音楽アカデミー出身の歌手ばかりを狙った連続殺人事件が起き、事件の解決に挑んだコナンたち。犯人と対峙した際に、コナンが放った名言です! キザなセリフもコナンが言うと心に響くのが不思議ですよね……この倒置法がかっこよさを倍増させています!
映画のラストシーンと深く関わっているので、注目してほしいセリフでもあります。
15作目『沈黙の15分』(2011)
【名言⑩】「わたし、新一はなんとなく近くにいるような気がするんだ。もっともいつもそんな気がするんだけどね」/毛利蘭
今作は、地下鉄爆破事件が起こる場面から始まります。いくつもの事件が交差し、助け助けられるコナンに蘭が言う言葉。
蘭の乙女度、半端ない! 実際は彼女のそばではいつも新一(コナン)が見守っていることを、知っているかのようですね。”待ち担当”の蘭を象徴するかのようなセリフです。
【名言⑪】「1度口から出しちまった言葉は、もう元には戻せないんだぞ。言葉は “刃物” なんだ。使い方を 間違えると、やっかいな 凶器になる。言葉のすれ違いで 一生の友達を失うこともあるんだ。1度すれ違ったら、2度と会えないかもしれない」/江戸川コナン
同じく『名探偵コナン 沈黙の15分』で登場した深い言葉。スノーモービルで遊んでいた少年探偵団は、元太がスピードを出しすぎて横転してしまいます。それが原因で光彦と元太が言い争いをしていたときに、コナンが言った名言です。
とってもいいセリフですよね! このセリフは誰にでも共通することで、うっかり放ってしまったり自分にとっては悪気のない言葉でも、それが原因で一生の友達を失ってしまうかもしれないと言うことですね。きちんと考えてから言葉を発することがいかに大事か、改めて気づかされます。
また、このセリフは物語の内容にも密接に関係しているんです! 今作はダム建設のために村から追い出された人々や8年ぶりに集まったという友人グループ、8年ぶりに目を覚ました少年など……過去との”すれ違い”や”ギャップ”が物語の鍵になっています。映画を観終わってからもう1度このセリフを思い出すと、もっと深い部分が見えてくるかもしれないですね。
16作目『11人目のストライカー』(2012)
【名言⑫】「あんたが否定してるのは、ともふみ君が大好きだった、サッカーなんだぞ! あんたともふみ君の思い出までぶち壊そうとしてるんだぞ! それがまだわかんねぇーのかよ!」/江戸川コナン
2012年に公開された本作はJリーグとのコラボ作品で、当時活躍していたプロのサッカー選手たちが実際に声優を務めたことでも話題を呼びました。
大量殺人を示唆する不可解な爆発予告と暗号が毛利探偵事務所に送られてきたことで、事件に関わることになった小五郎とコナン。この名言は、無人のスタジアムで犯人と対峙したした際に放った言葉です。
息子のことを思うばかりに間違った選択をしてしまった犯人に対して力説する姿は、大人顔負け。大好きなサッカーだからこそ、それを悪いように利用しようとした犯人が許せなかったんでしょうか?? コナンによりいっそう力がこもっていることがわかります。
17作目『絶海の探偵』(2013)
【名言⑬】「大丈夫よ、どんなに迷っても見つけてくれるんでしょ。だって新一は名探偵なんだから」/毛利蘭
本作で登場する、蘭と新一がトロピカルランドに遊びにいったときの回想シーンでの名言です。方向音痴の蘭を心配した新一に対して言うのですが、ふたりの安定感がとっても微笑ましくて可愛いんです!
しかも、そんな蘭に対して新一は「安心しろ! オメーの1人や2人、どこにいたって見つけ出してやっからさ」とまたまたカッコよすぎる返答。ツンデレぶりが最高ですよね! ふたりの照れる姿が微笑ましくて、思わずニヤニヤしてしまうやりとりです。つい、早くコナンが新一の姿に戻ってほしい! と願ってしまいます。
18作目『異次元の狙撃手』(2014)
【名言⑭】「対象は沈黙、オールクリアです」/沖矢昴
2014年に公開された『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』でコナンの敵になるのは前代未聞の”スナイパー”。ファン待望の”ある人物”が復活した作品でもあり、話題になりました!
東京一の高さを誇る”ベルツリータワー”の展望台からの景色を堪能していたコナンたちですが、その展望台の窓を不可能な距離から撃ち落とされるという事件に遭遇。そんな犯人の銃を正確に撃ち落とした謎の人物、沖矢が放った一言です。
ある人を彷彿とさせる狙撃の腕前と冷静さが最高に生かされていて、かっこいい! 何事もなかったように冷静な姿に惚れ惚れします。そのあとに世良、園子、歩美ちゃんの仇を討つため、犯人に畳みかける蘭も最高です! 何度も観直したくなるような名場面でもあります。
21作目『から紅の恋歌』(2017)
【名言⑮】「しっかり掴まっとけよ!! 和葉、その手ェ離したら……殺すで……」/服部平次
2017年に公開された『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』は、主演がコナンではなく平次と和葉です。大阪で開かれたかるた大会で発生した爆破事件に巻き込まれてしまった2人はコナンに助けられますが、その事件の裏には京都で起きた殺人事件が関わっていました。
通常の劇場版作品よりもロマンス要素が満載な今作で、和葉をバイクの後ろに乗せるときに言った名言です。深刻な場面だったので緊張感もいい仕事をしていて……。新一と同じく極度のツンデレな平次のファンにとってはたまらないセリフなはず! 可愛く「うん!」と答えて平次の背中に捕まる和葉にも注目です!
まとめ
以上、劇場版名探偵コナンから生まれた名言を厳選して紹介しました! 幅広い年代の方から愛されているコナンは、一緒に観る人を選ばないのがよさのひとつでもありますよね♪ 1回観るだけでは気づかなかった! という名言もあったのではないでしょうか。子どもの頃観た作品でも、時が経てば見方が変わることも! ぜひ、観てみてください!
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