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すれ違い続ける恋に共感できる ! 『あと1センチの恋』もどかしくて苦しい名言10選

ひとっとび編集長

『白雪姫と鏡の女王』や『シャドウハンター』で一躍有名となったリリー・コリンズ主演の『あと1センチの恋』!

もどかしい、幼馴染のすれ違う恋心を描かれた今作は、共感する方も多かったのではないでしょうか。原作は、2004年に出版され、世界的大ヒットを記録した小説『P.S.アイラブユー』の著者セシリア・アハーンが書いた小説『愛は虹の向こうに』。

タイミングが悪すぎるロージーとアレックスの恋愛から思わず共感して胸が苦しくなってしまうような名言をご紹介します。
あと1センチの恋
出典:映画『あと1センチの恋』公式Twitter

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あらすじ

出典:映画『あと1センチの恋』予告編

ロージー・ダン(リリー・コリンズ)とアレックス・スチュワート(サム・クラフリン)は6歳の時から幼馴染で大親友。お互い好意を抱いているものの、大親友であるがゆえに素直に気持ちを伝えることができないでいる。

そんな時、高校卒業を目前にしてアレックスはベサニー(スキ・ウォーターハウス)からアタックを受け、パーティーに誘う。ロージーは応援していたが、アレックスから童貞を卒業したことを聞き、ショックを受けてしまうと同時に自分は未だ初体験を終えていないことに焦りを覚える。ちょうどクラスメイトのグレッグ(クリスチャン・クック)からアタックされていたので、グレッグを初めての相手に選ぶが、避妊に失敗してしまい、子供を授かってしまう。

昔からホテル経営が夢だったロージーは、アレックスと二人で地元を出てボストンに行こうと決め、ボストン大学にも合格していたが、ロージーは大学を諦めて地元で子供を育てる決意をする。遠く離れたアレックスとロージー。二人の想いが通じ合う日は来るのかーー。

『あと1センチの恋』共感できる名言・名セリフ

あと1センチの恋
出典:映画『あと1センチの恋』公式 Facebook

この映画では幼馴染と12年間もの間すれ違い続ける恋が描かれています。二人の交わす言葉の端々には、「この気持ちに気づいてほしい」という二人のさりげないアピールが練り込まれているのですが、それでもタイミングやプライドが邪魔をしてうまくいきません。すぐ上手くいくわけではないリアルな恋愛のやりとりは、あなたの過去の恋愛と重なる部分もあるのではないでしょうか。
それでは、もどかしくて胸がキュッと締め付けられるようなセリフの数々をご紹介します。

【名言①】「 僕のこと好きなのかと思ったよ」

あと1センチの恋の名言
出典:映画『あと1センチの恋』公式Twitter

ベサニーと初体験を終えたことを授業中にロージーに報告したアレックスに対してショックを受け、嫉妬してしまったことから少し険悪になってしまった二人。仲直りをしようと、アレックスはロージーの家に卒業パーティーの準備を手伝ってほしいことを口実に向かいます。二人で準備をすすめる中、アレックスがロージーに言ったセリフです。

本当は好きという自分の気持ちに気づいているけれど、ハッキリと言う自信はなくてこんな風にカマをかけた発言で様子を伺ってしまいがちですよね。この後、アレックスは「男女の友情は複雑だけど、話したいことがあるなら…」と続けます。答えはわかっているのに、今の関係が壊れてしまうのは怖くて、常に保険をかけた発言ばかりしてしまうことに共感できる方は多いのではないでしょうか。

【名言②】「なあ、ここを出ないか」

あと1センチの恋
出典:映画『あと1センチの恋』公式Facebook

卒業パーティーの後、車の中で二人だけで話しているときにアレックスが言ったセリフです。ボストンのハーバード大学に通おうと考えているアレックスは、ロージーの夢がホテル経営であることを知っている上で、ロージーに「ボストン大学ならホテル経営を学ぶことができるよ」と言います。

国を離れるとしてもロージーと一緒にいたいという意味が込められているセリフです。ロージーの夢も叶えられるように、大学を調べていることもいかにロージーとずっと一緒にいたいのかがわかりますね。

【名言③】「君も一緒だ」

あと1センチの恋の名言
出典:映画『あと1センチの恋』公式Twitter

ハーバード大学に合格したことを報告するアレックスに対して、妊娠が発覚し、ボストン大学に通うことを諦めたロージー。本当は合格通知がすでに届いていることも、妊娠していることもアレックスに隠したまま、おめでとう、とまるで他人事のように言うロージーにアレックスがかけた言葉です。

ロージーならきっと大学に合格している、ボストンには一緒に行くんだという強い想いが感じられます。好きな人の成功は無条件に願いたくなりますよね、きっとアレックスもロージーと一緒に夢を追いかけたいと本気で思っていたのでしょう。

【名言④】「あの子を見てると、あなたを思い出すの。あの子を愛しているからだと思う。」

あと1センチの恋
出典:映画 『あと1センチの恋』公式 Facebook

ボストンに遊びにきて欲しいと言われ、アレックスが私を呼んでいる、とボストンに向かったロージーは大学の芝生でアレックスと寝っ転がりながら、娘のケイティ(リリー・ライト)に対しての想いを話します。ケイティを産んだことも、里親に出さずに自分で育てるという決断も後悔していないというロージーが言ったセリフです。

アレックスが父親ではないにもかかわらず、こんなことを言うロージーはケイティと同じように、アレックスのことも愛しているんだと言いたかったのではないでしょうか。すごく遠回しですが、せっかくのチャンスに気持ちを伝えようとしたロージー、この気持ちがはっきりと伝わらないのがもどかしいですよね。

【名言⑤】「あなたに黙ってたのは、夢を壊さないため。夢を持ったままのロージーを見てほしかった。こんな新しい私ではなくて。」

ベサニーから、ロージーが子供を産んだことを聞かされ地元に帰ってきたアレックスの突然の訪問にロージーは驚きを隠せません。なぜ大親友にもかかわらず話さなかったのか、アレックスにロージーが言ったセリフです。

いくら大親友で幼馴染、お互いのことは何でも話してきたとはいえ、好きな人には見せたい姿と見せたくない姿がありますよね。ロージーも”夢を持った将来の明るいロージー”として見てほしかったのでしょう。新しい自分が恥ずかしくて、嫌われるんじゃないかと不安になり、ありのままでいられなくなる気持ちは誰にでもあるんじゃないでしょうか。

【名言⑥】「あなたがどこにいて、何をしていても、私の気持ちは変わらないわ。今までも、これから先もずっと、私はあなたのことを、正直に心から愛してる。」

あと1センチの恋
出典:映画『あと1センチの恋』公式Facebook

アレックスからの手紙を発見し、アレックスと本当は両思いだったことがはっきりしたロージーはアレックスにテレビ電話をかけますが、電話にベサニーが出てしまい、二人が結婚することを知ります。諦めて落ち込むロージーを親友のサリーが奮い立たせ、急いでアレックスの結婚式に向かいますが、幸せそうなアレックスの姿をみたロージーは最後の言葉として結婚式挨拶でこの言葉を贈ります。

この言葉に続けてロージーは、「兄を慕うように、親友を思いやるように」と言います。結婚式という場でこの言葉を付け加えるロージーの気持ちを考えると胸が苦しくなりますね

【名言⑦】「君は心臓が動き続ける限り君に愛情を注いでくれる人に愛されるべきだ。」

ロージーの父親が亡くなったお葬式で、酔っぱらい、無神経なことを言うグレッグを見た後に空港でアレックスは告白の手紙を書きます。その手紙の内容がこちらのセリフです。

”君にはもっとふさわしい人がいる”と言ってくれるのは、自分のことを本当に愛してくれている人だけなのではないでしょうか。やっとまっすぐ気持ちに向き合う覚悟ができたアレックスの告白がすぐにはロージーに伝わらないところがまたもどかしいです。

【名言⑧】「連絡してね。」

あと1センチの恋
出典:映画『あと1センチの恋』公式Facebook

先にボストンへ旅立つアレックスと空港で抱き合い、キスしそうな雰囲気になりますが、せずにアレックスはボストンへ行ってしまいます。出国ゲートへ向かうアレックスに対してロージーが言ったセリフです。

ボストンへ行けないだけでなく出産もあるので、アレックスとはもう当分会えないことが分かっているロージーは「先にボストンで待っている」というアレックスに対して、この一言をかけ、見送ることしかできません。キスしそうになったにもかかわらず、友達のままボストンへ去っていくアレックスと、最後の見送りをするロージーのなんとも言えない表情には胸が締め付けられます。

【名言⑨】「君を手放したのは、怖かったからなんだ。今なら君を幸せにできる。電話して。」

ロージーの父親の葬式の後、アレックスがロージーに向けて書いた告白の手紙の締めのセリフです。素直にこれまでの想い、今の想いを綴った手紙には共感できる部分が多いのではないでしょうか

好きだからこそ、その人には幸せになってもらいたい。でも、誰かを幸せにできるのか不安。好きな人がいたら一度は悩む道なのではないでしょうか。アレックスがその不安を乗り越え、「電話して」という勇気は胸が苦しくなるとともに、応援したくなりますよね。

【名言⑩】「彼は大きな傷を負い、心の穴を埋めるために別の子を探し求める。そして結婚してから自分に言い聞かせるんだ。彼女は完璧だと。幸せな結婚生活だ。でも穴は埋まらない。」

あと1センチの恋 名言
出典:映画『あと1センチの恋』公式Facebook

アレックスとベサニーの結婚式で、ロージーの娘のケイティが幼馴染のトビー(マシュー・ディロン)にキスされ、「なかったことにしたい」というケイティに対してそれは間違ってる、とアレックスが話すシーンのセリフです。

アレックスが、ベサニーと結婚して幸せになるんだ、と諦めたロージーに対して、自分は満足していないと暗示することで、ロージーはまだアレックスが自分に対しての想いを失っていないこと、そして18歳の誕生日に本当はなにがあったのか知ることになります。気持ちのすれ違いがなくなっても、結婚式当日であるという、どうしようもないその状況は観ていて苦しくなること間違いなしです。

まとめ

ここまで、『あと1センチの恋』から名言・名セリフをご紹介しました。
普通の恋愛映画のようにすんなりうまくいくわけじゃない、たくさんのすれ違いと、障害と、様々なものに阻まれながらも12年という長い年月をかけて幸せになったロージーとアレックスの恋愛は、リアルなもどかしさと残念さに溢れていて、共感しながら観た方も多いのではないでしょうか?

ぜひ自分の経験を思い出しながら観てみてください。

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この記事を書いた人
ひとっとび編集長
ひとっとび編集長

映画の情報サイト『映画ひとっとび』の編集長。 映画を「なんとな〜く」探している方から、「この映画の考察が知りたい!」というマニアな方まで楽しめるサイトを目指しています! 皆さんの映画ライフがもっと充実するお手伝いができますように。