後味最悪のバッドエンド映画特集 | カタルシスを得たい人向けのとびっきり鬱な映画たち

 

ハッピーエンドとは反対に、最悪の形で終わるバッドエンドムービーですが、いろいろなパターンがあります。悲しみを誘うもの、ツライけど前向きになれるもの、深く考えさせられるもの。そして後味が最悪のもの。

2度と観たくないと言いつつ、いつまでも心に残り、けっこうクセになったりする、最悪バッドエンドを15選ご紹介します。

おすすめバッドエンド映画15選

“バッドエンドになる”とわかっているということは、半分ネタばれのようなものですね。しかし、バッドエンドとわかっていても、名作は映画として充分面白くて楽しめます。そんなよりすぐりバッドエンド映画をご紹介します。

1.  ミスト

「最悪バッドエンドの王道」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

町を襲った激しい嵐の翌朝、スーパーに買い出しに出かけたデヴィッド(トーマス・ジェーン)と息子のビリー(ネイサン・ギャンブル)は、立ち込める霧と停電に不安を覚えながら、買い物をしていた。

やがて、店外ではパトカーや救急車の音が鳴り響き、男が1人鼻血を出しながら飛び込んできた。「霧の中に何かいる……」と。スーパーの中は恐怖とパニックに襲われ、デヴィッドたちは店内に閉じ込められたがーー

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

バッドエンドムービーというと、ほぼランクインする王道がこの『ミスト』。後味の悪さは群を抜いています。霧の中にいる化物が相手のホラーですが、敵は化物だけでなく、まわりの人間たちや自分自身との戦いといえます。

それぞれが自分の決断を信じて行動するのですが、その結果バッドエンドが待っているというのは、ホラーの定番パターンでもあります。そして通常は敵を倒してハッピーエンド。しかしこの映画は、そのパターンをくつがえす恐ろしさ自分だったらどんな決断を下しただろうと、驚愕した後に考えてしまうバッドエンドです。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • パニックホラー映画が好きな人
  • ホラー映画の中でもめずらしい形のラストに遭遇したい人(主人公の決断がすべて裏目に出てしまい、自分だけ生き残ってしまう)

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • ホラー映画が苦手な人
  • 化物との戦いこそがホラーだと思っている人

基本情報

上映時間:125分
監督:フランク・ダラボン
出演者:トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン
受賞歴:無し
公開日:2007年11月21日(アメリカ合衆国)、2008年5月10日(日本)

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2. セブン

「激しすぎるラストの衝撃」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

退職を間近に控えた刑事のサマセット(モーガン・フリーマン)と新人刑事のミルズ(ブラッド・ピット)が向かった事件現場には、異様な死体があった。食べ物を大量摂取した挙句に腹部を殴られ、内臓を破裂させて死んだ男。

それを皮切りに、あちこちで奇妙な死体が次々と見つかる。事件現場には、必ず犯人が残した意味不明なメモがあった。サマセットは、そのメモの共通点からあるモチーフを見つけ出す。それをきっかけに、1人の男を割り出すことに成功するのだがーー

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

『セブン』も、バッドエンドではトップクラスの映画です。事件に立ち向かっていく2人の刑事は、それぞれがとてもいい感じのキャラクターで、話の内容もミステリー度満点で面白く、ぐいぐい引き込まれていきます。

問題は、犯人がただの猟奇殺人者ではなかったこと。ある意味“変なヤツ”だったことが、刑事たちの常識を上まわってしまったのです。驚愕のラストに遭遇し、あまりのやるせなさに呆然とするしかないバッドエンドです。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • ブラッド・ピットファンの人
  • ミステリーが好きな人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • 猟奇殺人ものが苦手な人
  • ミステリーは犯人当てタイプが好きな人

基本情報

上映時間:127分
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演者:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロー
受賞歴:無し
公開日:1995年9月22日(アメリカ合衆国)、1996年1月27日(日本)

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3. ファニー・ゲーム

「世界が認めたバッドエンド」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

休暇を別荘で過ごすためにやって来た夫婦と幼い子供の3人の家族。妻のアンナ(スザンヌ・ロタール)が夕食の支度を始めたところで、隣人の青年2人が訪ねてくる。卵を分けてもらえないかという頼みに、アンナは快く卵を分け与えるが、青年たちはその卵をわざと割って、再び卵がほしいとやって来る。

同じことを繰り返し、3度めの訪問で怒った夫のゲオルク(ウルリッヒ・ミューエ)が、平手打ちをあびせると、相手はそばにあったゴルフクラブでゲオルクに襲いかかった。これを発端に、男たちが仕組んだ最高に悪質なゲームが始まる。

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

とにかく始めから終わりまで救いようのない展開。人を不快な思いに陥れるために作ったようなこの映画からは、「暴力というものはこういうものだ」という監督の意図がとことん伝わってきます。どんな理不尽な展開でも、観ている側はどこか救いがほしいものですが、この映画には、理不尽な目にあわされる家族の非はどこにも見当たりません。

自分たちと同じ普通の家族が、ある日突然暴力の悲劇に見舞われる展開に、観客の心はどん底に突き落とされます。トラウマになる映画として必ずといっていいほど挙げられる『ファニーゲーム』は、カンヌ映画祭上映時に観客や批評家たちが席を立ったという逸話を持つ、世界が認めたバッドエンドです。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • 暴力を扱う映画を観られる人
  • あまりにも後味が悪いので、トラウマにならない自信がある人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • 暴力映画が苦手な人
  • 鑑賞後の気分を長い時間引きずってしまう人

基本情報

上映時間:108分
監督:ミヒャエル・ハネケ
出演者:スザンヌ・ロタール、ウルリッヒ・ミューエ、アルノ・フリッシュ
受賞歴:無し
公開日:1997年5月14日(オーストリア)、2001年10月20日(日本)

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4. ダンサー・イン・ザ・ダーク

「まるで涙する童話のよう」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

チェコからの移民セルマ(ビヨーク)は、アメリカの工場で働きながら息子と2人で暮らしていた。セルマは視力を徐々に失っていく先天性の病で、息子も遺伝によって同じ運命が待っていた。

息子の治療の費用を貯めるために一生懸命働くセルマだが、工場で失敗を繰り返すようになり、ついにクビになってしまう。しかも、息子のための貯金を盗まれてしまったセルマは、突発的に事件を起こし、警察に捕まる。そして待っていたのはーー

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

とにかく、「なんでこの人はこんな目に遭わなければいけないの」という不条理感に苛まれます。この映画を観て感じる悲しさややるせなさは、ちょうど『マッチ売りの少女』を読んで抱いた感情と似ていることに気づかされます。あれのもっとひどいタイプだと思ってご鑑賞ください。

救いようのない思いと共に感じる怒り。でもそれをどこにぶつけていいのかわからない切なさに、思わず涙してしまうこと間違いなしです。人はいったいどんな条理の元に生きているのか、考えさせられる映画です。

今回バッドエンド映画として取り上げさせて頂きましたが、人によっては「あれも1つの幸せの形だったのかもしれない」と感じるかもしれません。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • 泣ける映画が観たい人
  • ミュージカル映画を楽しめる人
  • バッドエンドでなおかつ鬱映画を探している人
  • 本人にとってはハッピーエンドなメリバ展開に弱い人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • かわいそうで泣いてしまうバッドエンドは苦手な人
  • ミュージカル映画を観慣れてない人

基本情報

上映時間:140分
監督:ラース・フォン・トリアー
出演者:ビョーク、カトリーヌ・ドヌーブ、デヴィッド・モース
受賞歴:第53回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞、主演女優賞
公開日:2000年9月8日(デンマーク)、2000年12月23日(日本)

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5. ミリオン・ダラー・ベイビー

「名作バッドエンド」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

貧しい上に愛情にも恵まれなかった女性マギー(ヒラリー・スワンク)は、ボクシング・ジムに入門する。そこには、優秀なトレーナーでありながら、不器用で慎重すぎるがゆえにボクサーに逃げられてばかりのフランキー(クリント・イーストウッド)がいた。

始めはマギーのトレーナーになることを拒んでいたフランキーだったが、元ボクサーのエディ(モーガン・フリーマン)がその才能を見抜いたことと、毎日ジムに通うマギーの情熱に心を動かされ、トレーナーとしてマギーを指導することになった。マギーの強さと親子のような信頼と絆で名をはせていく2人に、手ごわい相手が待っていた。

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

アメリカンドリームがテーマのこの手の映画は、必ずハッピーエンドで私たちに元気をもたらしてくれるのが定番ですが、この映画は予想を裏切ります。クリント・イーストウッド監督がそうそう単純に終わらせてはくれません。

しかしクリント・イーストウッド本人は、これが自分のアメリカンドリーム観だと言っているとか。アカデミー賞総なめの評価を受けた一方、宗教観や思想が絡み合うこの映画のラストをめぐっては、アメリカでは様々な論争が飛びかったようです

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • クリントイーストウッドが作るボクシング映画が観たい人
  • ハッピーなアメリカンドリームではなく、非情な現実も見られる人
  • 主人公にとっては必ずしも「不幸」とは言えないのでは?というメリバ映画を探している人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • 格闘系映画が苦手な人
  • アメリカンドリームを描いた映画にはハッピーエンドを求める人

基本情報

上映時間:133分
監督:クリント・イーストウッド
出演者:クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン
受賞歴:第77回アカデミー賞(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞)、第62回ゴ
ールデングローブ賞(監督賞、女優賞)、第10回放送批評家協会賞(主演女優賞)
公開日:2004年12月15日(アメリカ合衆国)、2005年5月28日(日本)

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6. その男、凶暴につき

「暴力の果ての結末」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

ホームレスを集団暴行した少年の家に港南警察の我妻刑事(ビートたけし)が上がり込み、その少年に暴行を加えて出頭させるところから始まる。我妻刑事は、その凶暴さで有名な男だった。新人刑事菊池(芦川誠)は、彼と組むことになった。

ある時、港で発見された麻薬密売人の死体から、複雑な麻薬に絡む組織の犯罪の全貌を暴いていくが、あいかわらず狂気じみて強引な我妻の捜査に、戸惑いながらついていく菊池。警察の内通者や冷酷な殺し屋の暗躍によって、ついに我妻の妹に魔の手が伸びることに。

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

北野武監督の映画でバッドエンドを探すのはかなり簡単です。理由は、何故なら彼の手掛ける作品にハッピーエンドなんか無いに等しいから。しかし、どれかひとつを挙げるならやはり『その男、凶暴につき』を選びたいです。初めて世間が驚愕した、 武流バッドエンド

凶暴な刑事が精神的に狂気の境目ギリギリで生きていく様が、すごい迫力。また白竜演じる殺し屋も常軌を逸したギリギリの存在で、2人のぶつかり合いが怖すぎます。結果誰も幸せにならなかったなあという感想を持ったとたんの、ラストのワンシーンに思わず溜息のバッドエンドです。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • 北野武監督の暴力シーンの多い映画が好きな人
  • 狂気に満ちた刑事のショッキングな言動に耐えられる人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • リアルな暴力や殺人シーンが苦手な人
  • 北野武監督の暴力的な映画が苦手な人

基本情報

上映時間:103分
監督:北野武
出演者:ビートたけし、白竜、川上麻衣子
受賞歴:横浜映画祭監督賞
公開日:1989年8月12日(日本)

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7. テルマ&ルイーズ

「バッドエンドだけど共感したい」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

アーカンソー州の小さな町。親友の2人はドライブ旅に出る。独身で働く女性ルイーズ(スーザン・サランドン)と専業主婦のテルマ(ジーナ・デイヴィス)。それぞれマンネリな日常や家政婦のように夫に扱われる日々から、ほんのつかの間脱却するつもりの旅だった。しかし夕食で立ち寄ったバーでつい羽目を外しすぎたために、テルマが強姦されかける。

助けるためにルイーズは相手に銃を突きつけた。威嚇のためだけだったにもかかわらず、相手の反撃と侮辱的な言葉につい引き金を引いてしまう。混乱しながらも2人が選んだ行動は、“逃げる”ことだった。

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

『俺たちに明日はない』のボニー&クライドの現代版として、テルマ&ルイーズは女どうしの犯罪者の代名詞にすらなっている衝撃の名作です。犯罪者にバッドエンドが待っているのは当然ですが、ボニー&クライドが完全な犯罪者であるのに比べ、この2人はその場その場を逃れるために、悪事に手を染めていきます。

簡単に騙されたり、失敗を繰り返して、どんどん転がり落ちていく彼女たちを見ていてイライラすることも。彼女たちを追い詰めた一因であるまわりの男たちにもイライラ。どこにでもいる普通の女友達だからこその、哀れでやるせないバッドエンドです。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • 日常を捨てるテルマとルイーズに共感したい人
  • 若き日のブラッド・ピットが見たい人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • 成り行きの犯罪ストーリーについていけない人
  • 男性に振り回されるタイプの女性を見ているとイライラする人

基本情報

上映時間:129分
監督:リドリー・スコット
出演者:スーザン・サランドン、ジーナ・デイヴィス、ハーヴェイ・カイテル
受賞歴:第64回アカデミー賞脚本賞、第49回ゴールデングローブ賞脚本賞
公開日:1991年5月24日(アメリカ合衆国)、1991年10月19日(日本)

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8. シャッター・アイランド

「複雑なストーリーが終結するバッドエンド」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

連邦保安官のテディ(レオナルド・ディカプリオ)と相棒のチャック(マーク・ラファロ)は、ある孤島にある病院を訪れる。そこは精神を病んだ犯罪者たちが収容される施設だったが、女性患者が1人行方不明になったのだ。

その一件を担当したテディだったが、実はもうひとつ誰にも打ち明けていない目的を持って来ていた。それは、妻を殺した放火魔に会うこと。しかし捜査を続けるうち、テディはこの病院の奇妙な点に次々と気づいていく。

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

とにかく複雑なストーリー展開と、見逃せない伏線の多さが有名な『シャッター・アイランド』。ミステリー的要素たっぷりの映画なので、ラストは種明かし的な場面になりますが、これがまた驚愕の内容。

この映画の魅力は、その独特な雰囲気にあります。徹底的な暗さと不気味さに最初から最後まで覆われていて、何もかも、誰も彼もが怪しく見えます。2回、3回観直してようやく理解できるという、複雑怪奇な内容と雰囲気あってこそ光るバッドエンドです。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • ミステリー的な展開のストーリーが好きな人
  • 伏線を確認するために、もう一度観たりするのが好きな人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • ややこしい内容を理解しながら観るのがしんどい人
  • 暗く重い雰囲気の映画に苦痛を感じる人

基本情報

上映時間:138分
監督:マーティン・スコセッシ
出演者:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングスレー
受賞歴:無し
公開日:2010年2月19日(アメリカ合衆国)、2010年4月9日(日本)

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9. ペット・セメタリ―

「自分だったらどうしただろうと考えるバッドエンド」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

メイン州の田舎町に家を建てたルイス一家の裏庭から続く道にはペット用の墓地があった。ある日、妻のレーチェル(デニーズ・クロスビー)が子供たちを連れて実家に帰っている間、飼い猫のチャーチルが車にひかれて死んでしまう。

子供たちが受けるショックを考えて困っていると、隣家のジャド(フレッド・ヴィン)が埋める場所を指示してくれる。あくる日驚いたことに、死んだはずのチャーチルが戻ってきた。しかし、異様な腐臭を放つチャーチルは、どこか以前と違っていたーー

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

死んだ生き物を蘇らせる、呪われた墓地を中心に展開されるホラーな内容は、さすがスティーヴン・キング原作と思わせる面白い展開。怖いけれど、結局はハッピーエンドに終わる他のスティーヴン・キング原作映画と違って、この映画はそうそう単純ではありません。

ラストに主人公が選んだ結末、そしてバッドエンドな結果は、怖いというよりもひたすら悲しい自分だったらどうするだろうと、深く考えさせられてしまいます。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • スティーヴン・キングのホラー映画が好きな人
  • 地味な展開のホラーでも退屈しない人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • ホラー映画が苦手な人
  • 派手な化物が出てくるホラーが好きな人

基本情報

上映時間:103分
監督:メアリー・ランバート
出演者:デイル・ミッドキフ、フレッド・ヴィン、デニーズ・クロスビー
受賞歴:無し
公開日:1989年4月21日(アメリカ合衆国)、1989年8月19日(日本)

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10. ブラック・スワン

「白鳥と黒鳥の悲しいバッドエンド」
バッドエンド 映画
出典:『ブラック・スワン』フォックスジャパンオフィシャルサイト

あらすじ

バレエ一筋に生きていたニナ(ナタリー・ポートマン)は、次の公演である『白鳥の湖』のプリマに抜擢される。しかし、純真無垢な白鳥と官能的で邪悪な黒鳥の二面性を持つ主人公を、なかなか表現できない。

不安と苦悩に加えて、異常なまでのステージママである母親との葛藤にも悩み、ニナの神経は徐々に追い詰められていく。ある日母親と言い争いをして飛び出したニナは、代役のリリー(ミラ・クニス)に誘われてクラブへ出かけるが、その日からニナの目の前に奇妙な光景が現れ始める。

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

白鳥と黒鳥、ニナとリリー、清楚と邪悪二面性が徹底的に強調された不思議な世界観は、バレエそのものが持つ可憐と官能的な部分を見せてくれているようです。そこに舞台と現実という要素が加わって、夢のような世界が一段と曖昧になっていきます。

恐ろしいほど美しく変身していく、ラストのニナの姿に溜息を洩らすと共に、真面目なだけでは生きていけない現実というものがひしひしと伝わってくる、苦しく切ない物語です。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • ナタリー・ポートマンがバレエを踊る姿が見たい人
  • 精神的に追い詰められた末に到達した、壮絶な舞台のラストが見たい人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • バレエやダンス系の映画が苦手な人
  • 精神的に追い詰められるナタリー・ポートマンを見たくない人

基本情報

上映時間:108分
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演者:ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス
受賞歴:無し
公開日:2010年12月3日(アメリカ合衆国)、2011年5月11日(日本)

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11. 氷の微笑

「魔性の女は勝ったのか?」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

 

あらすじ

ロックスターでナイトクラブの経営者である男が、裸で両手を縛られ、アイスピックでめった刺しにされて殺された。刑事ニック(マイケル・ダグラス)は、その晩被害者と行動を共にしていたミステリー作家で富豪のキャサリン(シャロン・ストーン)に疑惑の目を向ける。

潔白を主張するキャサリンを疑い、執拗に捜査を続けるニックだが、次第にキャサリンの魔性の魅力に惹きつけられていく。しかも彼のまわりで 起こる殺人事件は、どうしてもキャサリンを疑わざるを得ない状況なのだがーー

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

シャロン・ストーンに惑わされるのはニックだけでなく、映画を観ているこちらも充分その魔性の魅力にハマってしまいます。バッドなのはラストだけでなく、全編通していえるのではないでしょうか。とにかくニックが腑抜けすぎという感想、実に多い。

解決したかにみえた事件が実は……というのがこのラストですが、はっきりとは示されていないだけに想像するしかない実に気持ち悪い終わり方。後味の悪さ抜群です。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • シャロン・ストーンに挑発されたい人
  • スケベなマイケル・ダグラスが見たい人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • 結局どうなの?というラストが嫌いな人
  • エロティックな場面が多い映画は苦手な人

基本情報

上映時間:123分
監督:ポール・バーホーベン
出演者:マイケル・ダグラス、シャロン・ストーン、ジョージ・ズンザ
受賞歴:無し
公開日:1992年3月20日(アメリカ合衆国)、1992年6月6日(日本)

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12. 縞模様のパジャマの少年

「究極の悲しさとやるせなさ」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

軍人である父親の都合でベルリンから見知らぬ土地に引っ越してきたブルーノ(エイサ・バターフィールド)は、友達もできず寂しく退屈な日々を過ごしていた。そんなある日、家から離れた場所に農場のような施設を見つける。

そこには、縞模様のパジャマを着た同じ年くらいの少年シュムエル(ジャック・スキャンロン)がいた。子供どうしすぐに仲良くなるが、大人たちに農場に近づくことを禁止されていたので、シュムエルの存在は誰にも秘密だった。しかし金網に囲まれたそこは、農場などではなかった。

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

悲しすぎてひどすぎて、もう2度と観たくないという声多数の、バッドエンドの代表作ともいえる映画です。しかしこのバッドエンドはしっかりと受け止めなければいけないものでもあります。

大人や国どうしの争いは、いったい誰のものなのか、何のためなのかという疑問を改めて抱きます。未来の子供たちのためではないのか……そんな当たり前のことを、忘れてしまっている現実社会に、しっかりと訴えかける究極のバッドエンドです。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • バッドエンドで泣きたい人
  • 戦争の悲劇を伝えるために、この映画を人におすすめしたい人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • 泣く映画が苦手な人
  • 子供がツライ目にあう映画が苦手な人

基本情報

上映時間:95分
監督:マーク・ハーマン
出演者:エイサ・バターフィールド、ジャック・スキャンロン、アンバー・ビーティー
受賞歴:無し
公開日: 2008年9月12日(イギリス)、2008年11月7日(アメリカ合衆国)、2009年8月8日(日本)

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13. スペル

「ひたすら呆気にとられるバッドエンド」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

銀行の融資担当のクリスティン(アリソン・ローマン)は、家を失ってしまうと困っている老婆ガーナッシュ(ローナ・レイヴァー)のローンの延期を、自分の出世のために却下する。その日帰宅しようとしたクリスティンに老婆が襲いかかり、呪いをかけられる。

その後老婆は死亡し、クリスティンに様々な怪奇現象が襲いかかってくる。精魂尽き果てたクリスティンは、有能な霊能者に助けを求めるがーー

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

ホラー映画としてはさほど珍しいストーリーではありませんが、この映画の面白さは、次から次へとクリスティンを襲う老婆の攻撃のしつこさ。何度も繰り返される不意打ち攻撃に、クリスティンと共にこちらも飛び上がってしまいます。

このタイプのホラーは、ヒロインが戦いを挑み勝利するのが当たり前の展開。この映画のヒロインもしっかりと定石にのっとって勝利を得るのですが、待っているのが驚愕のバッドエンド「え?」「うそぉー」と思わず口から漏れてしまうこと必至です。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • ホラー映画で笑って驚きたい人
  • 不意打ち攻撃されても大丈夫な人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • ホラーの不意打ち攻撃が苦手な人
  • 考えさせられるバッドエンドが好きな人

基本情報

上映時間:99分
監督:サム・ライミ
出演者:アリソン・ローマン、ジャスティン・ロング、ローナ・レイヴァー
受賞歴:無し
公開日:2009年5月29日(アメリカ合衆国)、2009年11月6日(日本)

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14. ドッグヴィル

「悪意と善意のバッドエンド」
バッドエンド 映画
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

廃れた鉱山町ドッグヴィルという町で、医者の息子トム(ポール・ベタニー)の元に、ギャングに追われた女性グレース(ニコール・キッドマン)が逃げ込んでくる。トムは道徳的に生きることの大切さを町に伝えるために、グレースをかくまうことにする。

グレースは町に受け入れてもらえるように、雑用を引き受け、会話相手にもなり、町の人々と心を通わせるよう努力する。しばらく仲良く平和に暮らしていたグレースだったが、しかしある日警官が訪れ、失踪者としてグレースを探していることを町の人々が知ったあたりから、徐々に住民の態度が変化していく。

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

人間の愚かな部分をこれでもかと見せてくれる、胸糞の悪い映画。ラストはバッドエンドでもありますが、見ようによってはすっきりする結末。どちらかというと、それまでの経過の方が恐ろしく嫌悪感に溢れています。

グレースが受ける仕打ちは、まさにドを越したいじめそのもの人の心というものは、ちょっとしたことで180度変わりうるのだという怖さと不安定さを、モロに見せつけられます。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • ニコール・キッドマンの美しさと体当たり演技が見たい人
  • いじめの恐ろしさを描いた作品に興味がある人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • ひどい目にあうニコール・キッドマンを見たくない人
  • 救いようのない人間心理といじめを直視するのがツライ人

基本情報

上映時間:178分
監督:ラース・フォン・トリアー
出演者:ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー、ローレン・バコール
受賞歴:無し
公開日: 2003年6月4日(デンマーク)、2004年2月21日(日本)

15. ヘレディタリー/継承

バッドエンド 映画
出典:『ヘレディタリー』公式twitter

出典:『 ヘレディタリー/継承』公式

あらすじ

ミニチェアアーティストのアニー(トニ・コレット)の母が亡くなる。おばあちゃん子だった娘のチャーリー(ミリー・シャピロ)は、元気のない毎日だったが、ある日兄のピーター(アレックス・ウルフ)のパーティーにいっしょに行くよう母に言われる。しかしそのパーティーに行ったために持病を発症してしまい、命を落とす。

悲嘆にくれるアニーの前に現れたのは、カウセリングで知り合ったジョーン(アン・ダウド)という女性。彼女は死んだ者と話せる交霊術をアニーに教える。始めは信じていなかったアニーだったがーー

バッドエンド映画としてのおすすめポイント

近年のホラー映画の中でも、最高傑作と評価が高い『ヘレディタリー/継承』は、なかなかの気持ちの悪さ。おばあちゃんの死から始まる異変は、謎に満ちていて、いったいどういうことなのか、何が起きているのか目が離せない展開。

得体のしれないものによって家族が崩壊していくのですが、具体的に化物が出てくるわけでもなく独特な不気味さが始終蔓延しています。ラスト数十分は呆気にとられつつ、気味悪さがじわじわと浸透してきてなんとも後味の悪いまさにこれぞバッドエンドです。

このバッドエンド映画はこんな人におすすめ

  • 独特な気持ち悪さがあるホラーが観られる人
  • 話題のホラーはとりあえず観たい人

このバッドエンド映画はこんな人には向かないかも

  • 化物系ホラーが好きな人
  • ちゃんと解決しないホラーは嫌いな人

基本情報

上映時間:127分
監督:アリ・アスター
出演者:トニ・コレット、アレックス・ウルフ、ミリー・シャピロ
受賞歴:無し
公開日:2018年6月8日(アメリカ合衆国)、2018年11月30日(日本)

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まとめ

ハッピーエンドとは、こうなってほしいという、ある意味願望であり、夢の世界でもあります。それに対しバッドエンドは、叶えられない願望です。つまりこれが現実というものを見せつけられます。だからこそ心に響くトラウマになり、考えさせられる映画になるのではないでしょうか。

バッドエンドは、実はとても大切なメッセージを含んでいるのかもしれません。

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