映画『天気の子』の印象的な名言集!心に残るセリフをご紹介
2019年に公開を果たしたアニメ映画『天気の子』。
一世を風靡した新海誠監督が『君の名は。』に続く新作として送り出す映画として、話題になり、140億円にも及ぶ興行収入記録を打ち立てました!
印象的なシーンや演出が数多く存在する『天気の子』ですが、セリフに関しても印象的なものが多数盛り込まれている作品でした。そこで今回は『天気の子』の名言・名セリフを紹介していきます!
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- 『天気の子』のざっくりあらすじ
- 『天気の子』の印象深い名言・名セリフ
- 【名言①】「あの夏の日。あの空の上で僕たちは、世界の形を変えてしまったんだ。」/ 帆高
- 【名言②】「僕の16年の人生で、あれが一番美味しい夕食だったと思う。」/ 帆高
- 【名言③】「ねぇ、今から晴れるよ」/ 陽菜
- 【名言④】「天気って不思議だ、ただの空模様に、こんなにも気持ちを動かされてしまう。心をひなさんに動かされてしまう。」/ 帆高
- 【名言⑤】「付き合う前はなんでもはっきり言って、付き合ってからは曖昧にいくのが基本だろ?」/ 凪
- 【名言⑥】「天と地の間で振り落とされぬようしがみつき、ただ借り住まいさせていただいているのが人間。」/ 神主
- 【名言⑦】「神様、お願いです、僕たちをずっとこのままで居させてください。」/ 帆高
- 【名言⑧】「青空よりも俺はひながいい!天気なんて狂ったままでいいんだ!」
- 【名言⑨】「おい。まぁ気にすんなよ青年。世界なんてさ、どうせもともと狂ってんだから。」/ 圭介
- 【名言⑩】「陽菜さん、僕たちはきっと、大丈夫だ。」/ 帆高
- まとめ
『天気の子』のざっくりあらすじ
高校一年生の森嶋帆高(声:醍醐虎汰朗)は、家出をして東京へやってきた。かといって、仕事が見つからない帆高は、東京行きのフェリーで出会った須賀圭介(小栗旬)の雑誌編集社を頼ることに。
なんとか仕事を見つけた帆高だったが、そんなある日、東京で一人の少女・天野陽菜(森七菜)に出会う。彼女には不思議な能力があった。彼女が願うと次第に雨が止み、小さな範囲ではあるものの、晴れにすることができるのだった。二人はその能力で、商売をすることにするのだがーー。
詳しい解説はこちらの記事をご参照ください。(別タブで開きます)
『天気の子』の印象深い名言・名セリフ
物語は、帆高のモノローグで始まり、基本的には帆高の視点で出来事を追っていくことになります。
という訳で帆高のセリフがやや多めにはなりますが、いろんなキャラクターの印象的なセリフや、名セリフをピックアップしていきます!
【名言①】「あの夏の日。あの空の上で僕たちは、世界の形を変えてしまったんだ。」/ 帆高
物語冒頭で、このあと映画でどんなことが起こるのかを帆高の独白で暗示させるセリフです。映画の特報などでも似たセリフが使用されていて、多くの人の印象に深く残っている一言なのではないでしょうか。
「空の上ってどういうこと?」と最初は思いますが、このセリフは映画の本当に終盤に掛かって来ることを考えると奥深いですね!
【名言②】「僕の16年の人生で、あれが一番美味しい夕食だったと思う。」/ 帆高
仕事が見つからず、お金も少ない帆高はマクドナルドでコーヒーだけを頼んで空腹を紛らわしているのですが、そんな帆高を見つけた陽菜はハンバーガーを帆高に置いていってくれます。
決して高価な食事ではないのですが、耐えきれないほどの空腹の時に食べる食事は、優しさも相まってすごく美味しく感じられるものですよね。
ちなみにこのシーンが、帆高と陽菜が初めて会話を交わすシーンでもあります。
【名言③】「ねぇ、今から晴れるよ」/ 陽菜
再び陽菜と出会った帆高。屋上に連れられた帆高は、陽菜にこの一言を言われ、初めて陽菜の不思議な力を目にすることになります。降り止まなかった雨がみるみるうちに晴れ、日差しが二人を包み込みます。
このシーンが来るまで鬱陶しいぐらいに雨が続くので、そんなフラストレーションが解放される清々しい気持ちになれる瞬間でしたね!
印象的な場面として、真似した人も多いシーンではないでしょうか。
【名言④】「天気って不思議だ、ただの空模様に、こんなにも気持ちを動かされてしまう。心をひなさんに動かされてしまう。」/ 帆高
出典:『天気の子』公式サイト
陽菜や凪と一緒に、「晴れ女」のサービスを始めた帆高。見事に仕事が舞い込み、順調な状況の帆高が、一緒に花火を眺めたシーンでの独白です。徐々に陽菜に惹かれていく、帆高の気持ちが伝わるセリフでした。
似たようなセリフで、「晴れ女」サービスがうまくいき始めた時の独白。「人の心って不思議だ。例えば朝、窓の外が晴れているだけで元気になれてしまう。空が青いだけで、生きていて良かったって思えたり、隣にいる誰かをもっと愛おしく思えたりする。」も同様に印象的でした。
【名言⑤】「付き合う前はなんでもはっきり言って、付き合ってからは曖昧にいくのが基本だろ?」/ 凪
陽菜へのプレゼントを悩む帆高に対して、凪がかけるセリフがこちら。経験者は語るがごとく、プレイボーイな凪くんらしい達観したアドバイスでした。
これをきっかけに帆高は凪のことを「先輩」と呼び出すのも笑えますね。
【名言⑥】「天と地の間で振り落とされぬようしがみつき、ただ借り住まいさせていただいているのが人間。」/ 神主
天気の巫女に関して、圭介たちに説明してくれる神主さんの言葉がこちらでした。
人間たちの生きてきた短い時間では“異常気象”とされる気候も決して異常では無い、と述べる神主さんに、膨大な地球の歴史の長さがと自然の力の大きさを感じる神秘的な瞬間でしたね!
このシーンも映画のクライマックスを暗示させる重要なシーンでした。
【名言⑦】「神様、お願いです、僕たちをずっとこのままで居させてください。」/ 帆高
警察に追われることになってしまった帆高達。なんとか入ることができたラブホテルで楽しい時間を過ごした帆高が、思わず願った独白がこちらです。
実際はもっと長いフレーズの一言。「もしも神様がいるのならば、お願いです。もう十分です。もう大丈夫です。僕たちはなんとかやっていけます。だから、これ以上僕たちに何も足さず、僕たちから何も引かないでください。神様、お願いです、僕たちをずっとこのままで居させてください。」
決して悪気があって行動をしてきた訳ではないことを私たちは知っているだけに、切ない願いでした。
【名言⑧】「青空よりも俺はひながいい!天気なんて狂ったままでいいんだ!」
晴天の犠牲となって、消えてしまった陽菜。そんな陽菜を天にまで帆高は迎えに行きます。「私が戻ったらまた天気が!」と世界の心配する帆高に「もういいよ!」と訴えながら叫んだセリフがこちらでした。
天候よりも、世界よりも、たった1人の自分が好きな相手を選んだということが表れている、胸キュンセリフでもあります!
この一言でRADWIMPSの「グランドエスケープfeat.三浦透子」が流れ出すところがまたたまらない演出でしたね。
【名言⑨】「おい。まぁ気にすんなよ青年。世界なんてさ、どうせもともと狂ってんだから。」/ 圭介
陽菜が地上に帰ってきたことで、雨が止まなくなってしまった東京。改めて、東京へ戻ってきた帆高は、水没する東京を目の当たりにします。
責任を感じる帆高でしたが、久しぶりに会った圭介はこの言葉をかけて励ましてくれます。一見、帆高たちの身に起きた出来事を信じていないような言葉ではありますが、圭介はビルで帆高を天に送るために力を貸してくれた側の人間。信じていないと言うよりは、大人として帆高の選択は間違っていないと、励ましてくれるようなセリフでした。
【名言⑩】「陽菜さん、僕たちはきっと、大丈夫だ。」/ 帆高
陽菜に再会した帆高が、自分たちがしてしまったことが真実であることを自覚した瞬間「僕は選んだんだ。あの人を、この世界を、ここで生きていくことを。」と独白した上で、陽菜にかける言葉がこれでした。この一言で映画はタイトルに切り替わり、エンドロールへと変わっていきます。
考え方によっては絶望的な状況とも言える事態に発展しているのですが、それでもなお「大丈夫」との一言で締めてくるところが、なんて希望に溢れて優しい映画なんだろうと思わせてくれました!映画を観た後に気持ち良い気持ちになれるのも、この帆高のセリフが一役買っているといって間違い無いでしょう。
まとめ
以上、『天気の子』の印象的な名セリフ・名言を一挙に10個紹介しました!
天気を巻き込んだ物語ということで、スケールが大きい物語なのですが、帆高の感じる喜びや感動が素朴で共感する場面が多くあった映画でしたね。
世界はいろんな問題を抱えていて、理不尽に思う状況も多いですが、そんな中でも希望を見出す手がかりが『天気の子』にあるのではないでしょうか。配信やソフト販売もスタートしたので、ぜひまたこれらのシーンを見返してみてください!