ミラ・ジョボビッチ主演のおすすめ映画10選|ハリウッドきってのアクション女優
ハリウッド映画界きってのかっこいい女優・ミラ・ジョボビッチ。スーパーモデル出身でありながら幼少期より夢見ていた演技の世界で活躍していて、映画『バイオハザード』の主演をきっかけに2000年代からは特にアクション女優としてその名前を世界に轟かせています。
そんな彼女ですが、端整なルックスと抜群のスタイル、そしてメディアに出てきた時の飾らないキャラクターも手伝ってか日本での人気も高く、ミラの出演作だからという理由でレンタルしたり映画館に足を運んで作品を観る人も多いのではないでしょうか?
多くの方から愛される女優であり、今や映画界の顔となった世界的女優のこれまでの活動を本記事で振り返ってみましょう。女優としてまた違った一面を発見できると思います!!
目次
ミラ・ジョボビッチのプロフィール
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ミラ・ジョボビッチはウクライナ・ソビエト社会主義共和国の首都キエフ生まれの45歳。セルビア人の医師の父とロシアで女優をしている母という両親の下に生を受けました。ミラが5歳の時にアメリカ・ロサンゼルスへ移住し、その後両親が離婚。それからは女優の母と二人三脚で役者としての活動を始めます。
女優を目指して演技のトレーニングを積んでいたミラでしたが、11歳の頃よりモデルとしての活動もスタートさせます。1988年、12歳の時に大手化粧品ブランド・レブロンのモデルに選ばれ、その起用をきっかけに様々な雑誌の表紙や、ファッションデザイナーのショーへモデルとして出演を果たしました。
女優としては1988年の映画『トゥー・ムーン』でヒロインの妹役としてスクリーンデビュー。1991年には映画『ブルー・ラグーン』にて初の主演を務めました。女優業と平行してモデルの活動もしていましたが、1991年の主演作を境目に、幼い頃からの目標であった演技の仕事に注力するためモデルエージェンシーと契約解除します。
1997年にはリュック・ベッソン監督の大ヒット映画『フィフス・エレメント』のヒロイン・リー・ルー役に抜擢され、その演技力と個性的で美しいルックスが大きな注目を集めました。その後、1999年にはリュック・ベッソン監督と再びタッグを組み、史実を美麗に映像化した作品『ジャンヌ・ダルク』で主人公・ジャンヌを演じ、映画界に存在感を示します。そして転機となったのが、2002年公開の映画『バイオハザード』ですね。このシリーズ作品で主人公・アリスを演じ、女優としての地位を確固たるものにしました。
プライベートでは2度の離婚を経験し、3度目には映画『バイオハザード』で一緒に仕事をしたポール・W・S・アンダーソン監督と結婚。3児の娘を授かり、現在も一家で生活を続けています。13歳の長女・エヴァー・アンダーソンは女優としても活動していて、マーベル映画作品『ブラック・ウィドウ』への出演を決めるなど、そのサラブレットぶりを発揮しています!
モデルや女優業以外の活動もしているミラ。「ミラ」の名前での音楽活動やアパレルブランド「ジョボビッチ・ホーク」を立ち上げてファッションの事業を行うなど、マルチな才能を発揮して精力的に活動しています。また、国を跨いで生活してきたからかミラは語学が堪能で、英語以外にもロシア語とフランス語を日常生活程度に会話できるそうです。才色兼備な方なんですね!
【2021年版】ミラ・ジョボビッチのファンなら見逃せない!おすすめ映画10選
ここからは女優・ミラ・ジョボビッチが出演している作品を様々なジャンルを織り交ぜてお伝えしたいと思います。
ミラといえばアクション女優というイメージが定着している人なら、驚きの役を演じている作品が見つかるかもしれません!
1.モンスターハンター
あらすじ
行方不明となった偵察チームをさがすため、砂漠で捜索活動をしているナタリー・アルテミス大尉(ミラ・ジョボビッチ)と国連が派遣した部隊だったが、突然強力な砂嵐が発生し、巻き込まれてしまう。
砂嵐が去ると目の前には見た事のない世界が広がっていて、そこで行方不明になった偵察部隊隊員の遺体と乗っていた車両を発見する。あっけに囚われるアルテミス大尉率いる部隊だったが、そこへ超巨大モンスター・ディアブロスが強襲してくる。
応戦するアルテミス大尉や部隊員だったが、ディアブロスには近代兵器である重火器が全く通用せず、部隊員2名があっさり殺されてしまうのだったーー。
ミラ・ジョボビッチの華麗さ!映画のみどころポイント
画面狭しと暴れまわる巨大モンスターと、必死で戦うミラ達人間の激しいバトルですね!頼みの綱の重火器がろくに効かない絶望の中、怪物達の猛攻をどう切り抜けていくのか刮目です!
モンスターを狩るハンター役の1人に日本人の女優・山崎紘菜さんが起用されている点にも注目です!日本でもドラマや映画に出演していて、ファッションモデルとしても活動されています。これからの活躍が期待できる若手女優ですね!
有名ゲームの実写映画化!『モンスターハンター』の撮影裏話
・今作の撮影はスマホもネット回線も一切繋がらない広大な自然の土地で慣行されました。撮影に挑んだキャストやスタッフはまるで本当の冒険をしているように感じたそうです。今の時代、ネットが使えない環境というのは想像しにくいですね!
・登場するモンスターは「モンハン」ファンの中で人気の高いモンスターを基準に候補を挙げ、ポール・W・S・アンダーソン監督自身が気に入ってるモンスターも考慮して選びました。初期のゲームタイトルからも選んでいるので、コアなゲームファンも注目ですね!
2.ザ・ルーキーズ
「怒涛のスパイコメディ」
あらすじ
とある島にある研究施設で、重大な窃盗事件が起きる。施設を襲って強力な生物兵器「DM85」を盗み出したMr.xは、世界の指折りの資産家・鉄拳(デヴィッド・マクイニス)へ「DM85」を売りたい旨のメールを送る。
国際テロ撲滅組織のエージェント・ブルース(ミラ・ジョボビッチ)は「DM85」を盗んだ犯人を追っていた。取り引き現場を突き止めて捜査している中、高層ビルの屋上でライブ中継する配信者・フォン(ダレン・ワン)がパラシュートで降下して、「DM85」を取り引きしている建物へ間違えて着地してしまう。
現場にいる悪党からの追及をのらりくらりとかわしていると、そこへブルースが突入してきて現場を制圧してしまう。「DM85」とMr.xは取り逃がしたものの、フォンの大胆な様子を見ていたブルースは、彼をミッションの相棒としてスカウトするのだった。
ミラ・ジョボビッチの華麗さ!映画のみどころポイント
スパイ・コメディだけあって、スピード感がありコミカルなアクションとテンポの良いギャグを交えたカットが心地いい作品です!何も考えずにただ観ているだけで楽しめるザ・エンタメ作品といったところでしょうか。
また、ギャグなのか真剣なのかわからない演技をするミラにも注目です!アクションとコメディが融合した作品への出演は、彼女の女優人生の中でも今作だけではないでしょうか。
オールバックにスーツ姿でキメるミラ!『ザ・ルーキーズ』撮影裏話
・昔のジャッキー・チェンのアクション映画さながらのストーリーを支えているのは、主演俳優であるダレン・ワンの体を張ったアクションですね!ヨーロッパの競技・パルクールのようなアクロバティックな動きが観る者を物語へ引き込んでくれます。
・やりすぎなくらい視聴者を楽しませる要素を入れ込んでいる本作。ブダペストの美しい景色を背景にコミカルな小さなボケをこまめに鋏み、格闘シーンをこれでもかと入れ、謎のアニメ描写まで用意しているエンタメ幕の内弁当のような映画で、アラン・ユエン監督のオマージュや遊び心が溢れた手法で制作されたようですね!
3.ヘルボーイ
「地獄から来た救世主」
出典:REGENTSリージェンツ公式YouTubeチャンネル
あらすじ
地獄生まれ、地球育ちの悪魔の子・ヘルボーイ(デヴィッド・ハーバー)は、世界で起きている超常現象を捜査するチーム「超常現象調査防衛局」の捜査員として活動している。
ある日、イギリス国内で人食いを行っている巨人がいるので退治してくれという依頼がヘルボーイに入ってきた。討伐ハンターと共に現地へ向かうと、すぐに人食い巨人を発見する。戦いに発展し、共闘したハンター達は殺されてしまうものの、何とか巨人を仕留める事に成功したヘルボーイだったが、1500年前に封印された魔女・ブラッド・クイーン/ニムエ(ミラ・ジョボビッチ)が目覚めた事を知る。
この世に魔物を解き放ち、地獄の世界へと変えようと企むブラッド・クイーン/ニムエの野望を阻止するため、「超常現象調査防衛局」の仲間と共に戦いに挑むヘルボーイだったーー。
ミラ・ジョボビッチの華麗さ!映画のみどころポイント
敵の美しい魔女・ヴィヴィアン・ニムエを演じているミラに注目です!妖艶でミステリアスな雰囲気を漂わせていて、敵ながら思わず見とれてしまうような魅力がありますね。怪物達との見た目のギャップも物語に差し色のようなエッセンスを与えていると思います。
血生臭いゴア表現満載で描かれるアクションなので人は選びますが、モンスターやクリーチャーが出てくる作品やダークな雰囲気の作品を好む人にはたまらない事でしょう!
ヘルボーイをはじめとする禍々しくもどこか愛らしい怪物達が魅力的。
ミラ演じる美しきヴィラン・ニムエ!『ヘルボーイ』撮影裏話
・主人公・ヘルボーイのメイクには毎回3時間かかっていたそうです。顔のメイクに2時間、体や角などのディティールを作るのに1時間を要していたとの事。撮影に入るまでの準備が大変ですね!
・ヘルボーイ役のデヴィッド・ハーバーいわく、撮影中のミラはとでも優しく、周囲に気を遣う人柄で、不気味な作品の張り詰めた雰囲気の中、撮影現場に居続けられたのはミラのおかげだったと語っています。
4.アナーキー
「騙し合い、現代の戯曲」
出典:Amazon
あらすじ
麻薬組織のボス・シンベリン(エド・ハリス)は、後妻であるクイーン(ミラ・ジョボビッチ)を溺愛している。クイーンには前の夫との間に息子がいて、シンベリンが前妻との間に儲けた娘・イモジェン(ダコタ・ジョンソン)と結婚させたいと考えていた。
だがイモジェンは幼馴染の麻薬組織構成員・ポステュマス(ペン・バッジリー)と結婚し、怒ったシンベリンはポステュマスを組織から除名してしまう。組織から追い出されたポステュマスが途方に暮れていると、ヤーキモー(イーサン・ホーク)と出会い、ポステュマスとイモジェンの愛が本物かどうか賭けを持ちかけられる。その後、ヤーキモーがイモジェンの浮気の証拠をポステュマスに突きつけると、現実を受け止められないポステュマスは怒り狂って動揺する。
この事がきっかけで一連の出来事の真実が少しづつ明らかとなり、この騒動の本当の目的が白日の下に晒されるのであった。
ミラ・ジョボビッチの華麗さ!映画のみどころポイント
麻薬王を手玉に取る悪女を演じるミラは、アクションヒーロー、ヒロイン像とはまた違った魅力が画面を通して伝わってきて新鮮ですね。ドラマチックな作品でもその演技力と存在感で輝けるという事がわかると思います!
また、豪華すぎるキャストが今作のみどころでもあります。イーサン・ホーク、エド・ハリス、ミラ・ジョボビッチの主役級3名が揃い踏みして画面に映るだけでも観る価値があるのではないでしょうか。
裏の顔を持つ妻を演じるミラ!『アナーキー』撮影裏話
・シェイクスピアの戯曲「シンベリン」を設定を変えて現代劇に落とし込み、再構成した作品です。シェイクスピア作品では実在した王をモチーフにした内容でしたが、現代劇として麻薬組織に置き換えて展開しています。
・マイケル・アルメイダ監督は人目を惹くクイーン役にミラはピッタリだと思ったそうです。ミラは監督の考えを汲み取り、クイーンの抱える悪意について探求してくれたとの事。物語を動かすキーキャラなので、特にその役割の重要性を理解していたのですね。
5.三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
「スタイリッシュ歴史活劇」
出典:ギャガ公式サイト
あらすじ
17世紀のフランス。銃士隊に憧れている青年・ダルタニアン(ローガン・ラーマン)は、名を上げるために三銃士であるアトス(マシュー・マクファディレ)、ポルトス(レイ・スティーヴンソン)、アラミス(ルーク・エヴァンズ)の3人に決闘を申し込む。ところが、すんでの所でリシュリュー枢機卿の配下・ロシュフォール(マッツ・ミケルセン)率いる役人達に阻止されてしまう。しかしダルダニアンと三銃士は共闘し、役人達を打ち負かしてしまうのだった。
その後ダルダニアンは、この戦いを見ていたアンヌ王妃(ジュノー・テンプル)の侍女のコンスタンス(ガブリエラ・ワイルド)と出会い、実力を認められたダルダニアンは、リシュリュー枢機卿の仲間で二重スパイのミレティ(ミラ・ジョボビッチ)によって盗まれた王妃の首飾りを取り戻すため、三銃士と共にイギリスへと向かう事となるーー。
ミラ・ジョボビッチの華麗さ!映画のみどころポイント
イギリスのスパイであり悪女のミレディを演じるミラ。『バイオハザード』や『ウルトラバイオレット』とは違ったヒールキャラクターで魅せるアクションは必見ですね!ひらひらのドレスで舞う姿はカッコいいです。
そして、オーランド・ブルームが初の悪役を演じた作品という点も見逃せません!派手好きで目立ちたがり、女遊びも厭わない、まるでロックスターのようなキャラクター・バッキンガム公爵を演じたオーランドは、夢がかなったような気分だとインタビューで応えています。
中世の美しき女スパイ!『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』撮影裏話
・ミラはインタビューで、これまで何度も作品化されてきた「三銃士」の焼き回しではなく、現代向けに新たな「三銃士」を目指したそうです。城や景色、庭園、衣装など、あらゆる装飾品がCGを駆使して表現された新世代の史実作品になっていますね!
・フランスの物語ですが、ロケ撮影を慣行した多くの場所はドイツだったそうです。ヴェルツブルク、ミュンヘンにある王宮や、バンベルクにある大聖堂、広場などで実写部分の撮影が行われました。
6.エターナル/奇蹟の出会い
「ロシア産ラブコメ」
出典:Amazon
あらすじ
ロシア・モスクワで高校教師をしているスラヴァ(コンスタンチン・ハベンスキー)はある日、街中で車に轢かれてしまうが、事故を起こした車に乗っていた女性・ナージャ(ミラ・ジョボビッチ)に一目惚れしてしまう。
恋に落ちた2人は勢いのまま結婚まで話が進むが、挙式当日、教職を辞職しようと思っていたスラヴァは、スラヴァを辞めさせたくない校長の策略によって関係者にサッカー部の監督だと誤解されてしまう。試合に出場するため、メンバー集めを任されてしまったスラヴァだったがーー。
ミラ・ジョボビッチの華麗さ!映画のみどころポイント
ハートフルなラブコメの展開が優しい気持ちにさせてくれます。スラヴァとナージャの恋仲を邪魔してくる校長や、とにかくナージャと結婚する事だけしか考えていないスラヴァの猪突猛進なキャラクターなど、ベタさもありながら観ていてほっこりできる作品です。
当初はサッカーチームを負けさせて、さっさと監督を辞めてナージャと結婚したいスラヴァでしたが、途中から選手達を本気で勝たせてあげたくなる流れになります。単なるラブコメかと思いきや、熱いドラマも盛り込まれている変わったストーリーも本作の魅力の1つですね!
普通の女性ヒロインを演じるミラ!『エターナル/奇蹟の出会い』撮影裏話
・監督はロシア人の俳優でもあるレヴァン・ガビリアゼ。PC画面で展開する恐怖を描いたホラー映画『アフレンデッド』の監督を務めた事で有名ですね!一転、今作ではラブコメに挑戦していて、次に彼がどのような作品を撮影するのか気になる所です。
・スラヴァ役のコンスタンチン・ハベンスキーはロシア映画のヒット作『ナイト・ウォッチ』とその続編『デイ・ウォッチ』の主人公・アットン・ゴロデツキーを演じていた俳優です。
7.フォース・カインド
「この語りは真実なのか?」
あらすじ
心理学者・アビゲイル・タイラー博士(ミラ・ジョボビッチ)は、何者かによって夫を殺害され、悲痛な思いで生活している。2年前、目の前で夫の死を見届けた事件の真相を明らかにするため、カウンセラーの仕事を通して真相に迫ってゆく。
そんな中、不眠症を患って訪ねてくる患者は皆、白いフクロウを怖れている事に気が付く。タイラー博士の住むアラスカ・ノーム州では1960年代から多数の行方不明者が出ており、事の顛末からその事件との関係性があるのでは?と疑った博士は、催眠療法を用いて患者の深層心理を探るのだった。
ミラ・ジョボビッチの華麗さ!映画のみどころポイント
実際のカウンセリングの記録映像(真偽不明)が使用されているとされている今作ですが、ミラの迫真の演技による追憶のインタビュー描写も相まって、謎へ迫ってゆく非常にリアルな映像作りができています。
カウンセリングを行う心理学者を演じるにあたり、多くの催眠療法の文献を読んだ言うミラ。さらに実際に行われた催眠療法の施術を見学するなどして役作りをしたそうです。キャリアに胡坐をかかないプロ魂が凄いですね!
生々しい緊迫感を醸し出すミラ!『フォース・カインド』撮影裏話
・今作は実際に起こったミステリアスな事件を再現したとして宣伝した事が問題となり、当時論争が起こった事は有名な話です。あまりにも内容にリアリティーがあったため、様々な憶測が流れました。
・オラトゥンデ・オスンサンミ監督は、制作者としては中立的な立場を取る事を意識したと語っています。記録映像とハリウッドスターによる再現映像をバランス良くミックスし、ストーリーの真偽などの判断は観客へ委ねるような作りにしたそうです。
8.バイオハザード
「VSゾンビアクションの金字塔」
あらすじ
世界有数の大企業・アンブレラは、アメリカの製薬会社という表向きの顔とは別に、生物兵器を研究開発する軍事企業としての顔も持っていた。
ある日、ラクーンシティにあるアンブレラ社の地下施設「ハイブ」にて、ウィルスが漏れて職員や研究員が感染する事故が起こる。感染した職員は全員、施設をコントロールするAI「レッド・クイーン」によって「ハイブ」に閉じ込められ、抹殺されてしまう。事態を受けアンブレラ社は、AI「レッド・クイーン」の故障だと判断し、「レッド・クイーン」をシャットダウンするため「ハイブ」へ特殊部隊を送り込む事に。
そんな中、ラクーンシティ郊外の館で主人公・アリス(ミラ・ジョボビッチ)が目を覚ます。記憶を失っているアリスが館内を彷徨っていると、そこへ正体不明の男性・マット(エリック・メビウス)が現れ、アリスは抑え込まれてしまう。さらに、窓を突き破って館内へなだれ込んで来た特殊部隊員に拘束されるアリス。
そして特殊部隊と共に館から入れる「ハイブ」へ向かうと、そこにはTウィルスによってゾンビ化した職員達が蠢いているのであったーー。
ミラ・ジョボビッチの華麗さ!映画のみどころポイント
ミラの代名詞となった役・アリスの登場シーンはお見逃しなく。徐々に記憶を取り戻しながら、戦闘術も無意識に繰り出してしまうミラの怒涛のアクションシーンが続きます。戦闘時にゾンビを睨むキリっとした表情もカッコよくて素敵ですね!
原作のゲームに登場するクリーチャー・ケルベロスやリッカーにも大注目です!ゲームをプレイした事のある人なら熱くなるポイントですね。
代名詞であるアリスを演じるミラ!『バイオハザード』撮影裏話
・実は製作費が3300万ドルしか無い低予算映画で、一部のセットを段ボールで制作するなどして費用の節約をしていました。画面を観ていて気付かないですし、世界中でメガヒットを飛ばしているシリーズの一作目が低予算だった事には驚きです!
・エキストラを雇う費用を捻出できなかったため、ゾンビ役はスタッフの身内で賄っていたそうです。なんと当時のミラのマネージャーやプロデューサーなどもゾンビとして出演していたそうですよ!後のヒットを考えると記念になったのではないでしょうか!
9.ジャンヌ・ダルク
「狂気を帯びた戦乙女」
出典:Amazon
あらすじ
百年戦争時代のフランスで、自分は神の使者であると名乗る少女がいた。少女の名はジャンヌ(ミラ・ジョボビッチ)。イギリス軍によって両親と姉を殺され、孤独な身となったジャンヌは、いつしか神の声が聞こえるようになったという。
ジャンヌから手紙を受け取ったフランスの王太子・シャルル7世(ジョン・マルコヴィッチ)は、ジャンヌを宮殿へと招き入れた。その際、シャルルはあえて兵士の中に紛れ込み、王太子の代役を立てて、本当にジャンヌに真実を見抜ける神秘の力があるのかを確認してみると、ジャンヌはそれをいとも簡単に見破り、兵の中に居たシャルルを言い当ててしまう。
ジャンヌの神通力に神の片鱗を見たシャルルは、ジャンヌに軍を与え、戦いの地・オルレアンへ向かわせるのであった。
ミラ・ジョボビッチの華麗さ!映画のみどころポイント
生々しい合戦のシーンや捕虜への残酷な扱いなど、当時のリアルな戦を再現しながら迫力のある映像として表現しています。ミラ演じるジャンヌが、戦場での惨劇を見て驚いた表情で固まるシーンなどもリアルで引き込まれますね!
とにかく甲冑姿で戦うミラの姿が美しくカッコいい…!『バイオハザード』でアクション女優としての地位を確立した彼女ですが、今作では現実味のあるアクションと気迫を演技で表現していて、また違った魅力が垣間見えるのではないでしょうか。
美しき戦いの乙女を演じるミラ!『ジャンヌ・ダルク』撮影裏話
・様々な形で語られるジャンヌ・ダルクですが、今作ではリュック・ベッソン監督自身が独自に解釈し、ジャンヌ・ダルクを病的な妄想に囚われた人物として表現しました。ジャンヌの内なる声の存在など、心の中で繰り広げられる虚構の世界を美しい映像で描いています。
・かなり史実に基づいて制作されたようで、ジャンヌ・ダルクを英雄として過剰に持ち上げていないなど、現実味のある描かれ方をしています。史実における当時裁判でも、ジャンヌは魔女、悪魔、狂人などと言われ、最期には火炙りの刑で19歳の若さで亡くなっています。悲劇と狂気を融合させてジャンヌ・ダルク像を作り上げているんですね!
10.フィフス・エレメント
「SFエンターテイメント映画」
出典:Amazon
あらすじ
2263年の遠い未来。人類は反生命体「ミスター・シャドー」の脅威に曝されていた。全ての攻撃を吸収して無力化する理不尽な力を前に、手の打ちようが無くなった人類だったが、モンドシャワン人の言い伝えを知るコーネリアス神父(イアン・ホルム)により、起死回生のキーアイテム、フィフス・エレメントの存在を知る事となる。
モンドシャワン人とフィフス・エレメントが希望だとわかった人類は、モンドシャワン人を呼び寄せるが、地球に到着する前に殺し屋であるマンガロワ人に襲撃され全滅してしまう。
だが、人類の科学者が船内から回収したモンドシャワン人の腕の細胞を使ってリー・ルー(ミラ・ジョボビッチ)という生命体を生み出す事に成功する。ところが混乱したリー・ルーは施設から脱走し、通りかかったタクシー運転手・コーベン・ダラス(ブルース・ウィリス)によって保護される。
コーベンがリー・ルーの話す言葉から唯一聞き取れたのがコーネリアス神父の名前であったため神父の下を訪れると、神父は地球に迫る恐ろしい危機について語り出すのであったーー。
ミラ・ジョボビッチの華麗さ!映画のみどころポイント
若き日のミラが演じる少女・リー・ルーの可愛らしさに注目です!地球人の5000倍ものDNA情報を持ち、人間を遥かに凌駕する学習能力があるとんでもキャラクター設定も面白いですね。ちょっと習った格闘技をすぐに覚えて繰り出すなど、ぶっとんだ魅力に溢れています。
この作品はCG技術がまだ発達していない1997年の映画にも関わらず、美しい街の雰囲気や個性的な宇宙人のキャラクターを魅力的に映像化しています。美麗な映像作りで有名なリュック・ベッソン監督ですが、こんな昔からその特徴を発揮して映画を制作していたのですね!
不思議な少女・リー・ルーを演じるミラ!『フィフス・エレメント』撮影裏話
・ミラ演じるリー・ルーが話す言語はリュック・ベッソン監督が自ら創作したもので、英語、ロシア語、フランス語を話せるミラの語学力によってさらに説得力のある言語へブラッシュアップしたそうです。
・クリス・タッカー演じるDJ・ルビー・ロッド役は、当初はロッドのモデルになったとも言われるミュージシャンのプリンスにオファーを出していたそうです。しかし音楽活動との折り合いがつかずに出演を見送ったという敬意がありました。
まとめ
以上、ジャンルを分けて10作品を選出してみました!
アクション女優として躍進し、日本でも大人気のハリウッド女優・ミラ・ジョボビッチ。キャリアを重ね、スクリーンの中で益々輝きを放っている彼女のこれからの活躍に大注目ですね。
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