永遠の憧れ!映画『白雪姫』の心に響く名言集
子供の頃、多くの人が一度は観たことがある『白雪姫』。大人になってから観返すと、実はグッとくる名言が詰まっている作品なのです!ただお姫様と意地悪な継母が出てくるだけでなく、それぞれのキャラクター設定なども個性的な部分が見どころの一つ。
今回はディズニーアニメ『白雪姫』の名言を厳選してお送りいたします。あの時はなんとなく耳に入ってきたセリフも、今となっては“名言”と感じられるかもしれませんよ!
目次
映画『白雪姫』の簡単なあらすじ
昔々あるところに、白雪姫という美しい女の子がいました。実母は死に、いじわるな継母に召使のような扱いを受けながらお城で暮らしています。この継母は自分自身に大層な自信を抱いており、いつも魔法の鏡に向かっては「この世で一番美しいのはだぁれ?」と尋ねるのでした。
「一番美しいのはあなた」との返答をもらい、満足する日々。しかしある時から鏡は「本当に美しいのは白雪姫」だと今までとは違う回答をし始めるのです。それを聞いた継母は激怒、猟師に白雪姫の殺害を依頼するのでした。
しかし猟師は彼女を殺すことなどできず、継母の本当のねらいを伝えて白雪姫を逃がしてしまいます。森で独りぼっちとなった白雪姫、悲しくて泣いていると彼女を導く動物たちが……。白雪姫の命は無事に救われるのでしょうか?
『白雪姫』の意外と知られていない名言
子供向けの作品と思われがちな本作ですが、大人が観てもハッと気づかされるような名言があります。特に心の美しい白雪姫が発するセリフは、どれも心にジーンとくるものばかり。あの素直さは我々が忘れかけているものを思い出させてくれます。
誰しもが聞いたことのある“あのセリフ”も、実は名言の一つ。あなたはいくつ知っているでしょうか?順にご紹介していきますね!
【名言①】鏡よ鏡、この世で最高に美しい女は誰か
本作の主人公はもちろん白雪姫なのですが、最もメジャーなのは継母のこのセリフではないでしょうか?魔法の鏡に毎日同じことを訪ねては、同じ回答を得て満足感を得る……。自己評価の異様な高さや、自らの立場へ対する必要以上の執念を覚えますね。
ただし完全に自信満々なのではなく、いずれ白雪姫が自分よりも美しくなることを分かっていたからこそ、彼女に対する恐れを抱いているのです。有名な言葉の裏には、継母の様々な思いが隠されているのですね。
【名言②】だめね、ご挨拶したのに
森へ迷い込んだ白雪姫は動物たちに導かれ、小人の家へ。気づけばベッドで眠ってしまい、目を覚ましたころには7人の小人に囲まれているという不思議な事態に!それでもおっとりさんな白雪姫は、慌てずに彼らへ挨拶をするのでした。
彼女の美しさに小人たちはデレデレ。けれどもおこりんぼだけがいつまでもツンツンしています。そんな時「だめね、ご挨拶したのに」とちょっぴりマイペースな調子の白雪姫(笑)おしとやかながらちょっぴりのんびり屋さん、けれどもどこか憎めない可愛らしいセリフだと思いませんか?
【名言③】心が躍ったわ。私が好きなお方はただ1人、王子様だけよ。
出典:IMDb
宴も終わり。小人たちは白雪姫の話を聞きたがります。できれば恋の話が良いとリクエストされ、自身の想いを語る白雪姫。王子様とは本当に一瞬顔を合わせただけなのですが、あの時は本当に心が躍ったとのこと。衝撃に出会いに一目ぼれしてしまったようです。
「好きなのは彼だけ」と断言する白雪姫の真っすぐさには見習いたいものがありますね。
【名言④】親切にしてくれたお友達をお守りください。そして私の夢が本当になりますように。
森の中へ迷い込んだ白雪姫は、家事炊事をすることを条件に小人の家へ滞在することを許してもらえます。継母から命を狙われている身としたら非常に有難いことでしょう。何より動物も、小人も、彼女へ対してとても優しく接してくれるのです。
お城から出た夜、空へ向かった友達の無事と、王子様が迎えにきてくれることを願いました。自身が追い詰められている立場にも関わらず、仲間の安否を祈るあたりに白雪姫の心優しい部分が垣間見えますね。そして彼への想いも非常に大きいものだということが、このセリフで分かることでしょう。
白雪姫の心の広さ、王子への愛が込められた素晴らしい名言です。
【名言⑤】私のお願いは……王子様が私を連れていって、いつまでも幸せに暮らせますように
継母はおばあさんに扮して小人の家を訪ね、一人で留守番をする白雪姫を狙います。あれだけ小人に家を開けてはならないと念を押されたものの、継母の演技にうっかりと騙され部屋へ入れてしまうのでした。そこで狙いだった毒リンゴを食べさせるべく、「このリンゴを食べれば願いが叶うから」言葉巧みに白雪姫を誘導するのです!
彼女の一番の願いは王子様が迎えにきてくれること、そして共に暮らすことでした。たった一瞬の出会いでしたが、心の中では非常に大きな存在となっていたようです。そのまま毒リンゴを口にしてしまいますが……最終的には王子様のお迎えがやってきたため、願いを叶えることができるのです。淡い恋心と一途な想いが詰まった名言ですね。
まとめ
80分程度の短いアニメーション映画ですが、名言の他にも細やかな映像技術、心地よい白雪姫の声など見どころは満載。そして意外と継母が怖いという子供向けらしくない一面も(笑)大人になってから観るとセリフやキャラクターに対する印象も変わってくるため、ぜひこの機会に再鑑賞してみてはいかがでしょうか?
ディズニープリンセスはいつの時代も素晴らしき言葉を私たちに投げかけてくれます。勇敢で真っすぐで一途な彼女たちのセリフを、しっかりと噛みしめてくださいね。
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