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映画『ヴィジット』のあらすじをネタバレ解説!どんでん返しをもっと楽しむ考察

ゴクラクテン

映画『ヴィジット』は、祖父母のもとを訪れた姉弟が、恐ろしい事態に巻き込まれていく2015年制作のホラー映画です。

初めて会う姉弟を優しく迎え入れてくれた祖父母でしたが、時折おかしな行動を見せるようになっていき、だんだんと行動がエスカレート。最後には衝撃の結末が待ち受けているというホラー映画となっています。

国内外で高い人気を誇るM・ナイト・シャマラン監督の作品で、これまでのSFや超常現象をモチーフにした作品とは、一風違う映画に仕上がっています!

ハンディカメラからの視点がメインなのですが、シーンによって定点カメラに変わるようになっており、物語の流れにメリハリがついているのが特徴。ハラハラした展開から、予想外の結末へとつながっていくため、ホラー映画やサスペンス映画が好きな人におすすめです。

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衝撃の結末が訪れる…映画『ヴィジット』について

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出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

映画『ヴィジット』は、『シックス・センス』で一躍有名になったM・ナイト・シャマラン監督の作品です。シャラマン監督特有のひねりや驚きの展開が用意されており、一瞬たりとも気が抜けない映画となっています!

『ヴィジット』の製作には『パラノーマル・アクティビティ』シリーズに携わっているジェイソン・ブラムと『マッド・ナース』を手がけているマーク・ビエンストックも加わり、独特なカメラワークと演出方法で見ている者の恐怖心を煽ります。

ハンディカメラからの視点はリアリティを演出するだけでなく、見たいところが見えなかったり、見たくないものが見えてしまうというホラーの演出にもぴったり。

同じようにカメラからの視点を活かした『REC』や『パラノーマル・アクティビティ』が好きな人にもおすすめです。

祖父母の奇行はかなりショッキングな映像のため、そういったシーンに慣れていないと衝撃が強すぎるかもしれません。もちろん、ただ驚かせるだけでなく、徐々に謎が明らかになっていく先が気になるストーリーが大きな魅力でもあります。

『ヴィジット』は、シャマラン監督らしい予想外の展開が待ち受けるスリラー映画です。

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10秒で分かる!映画『ヴィジット』の簡単なあらすじ

出典:ユニバーサル・ピクチャーズ公式

2人の姉弟は、母方の祖父母が住む農場に、1週間ほど泊まりがけで遊びにいくことになりました。母親は両親とは絶縁状態だったため、姉弟が祖父母に会うのは初めてです。2人は今回の訪問を思い出に残そうと考えた2人はビデオカメラでドキュメンタリーを撮ることに。

姉弟は祖父母からとても歓迎されましたが、滞在する上でのいくつかの約束事を言い渡されます。滞在を楽しむように考えられた約束事ですが、どういう意味なのか分からないものもありました。とはいえ、祖父母は姉弟にとても優しく接してくれたため、すぐに意気投合していきます。

しかし、意図せず約束を破ってしまった2人は、そこからおかしな出来事を目撃するようになります。

だんだんと祖父母の様子もおかしくなってきて、姉弟は恐怖を感じ始めーー。

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映画『ヴィジット』のネタバレあらすじ

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出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

映画『ヴィジット』のあらすじをネタバレありで解説していきます。伏線の内容についても触れていくので、より映画を楽しみたい人はぜひ読んでみてください。

【あらすじ①】言いつけられた3つの約束

フィラデルフィアに住んでいる15歳の姉ベッカ(オリビア・デヨング)と、13歳の弟タイラー(エド・オクセンボールド)は祖父母の農場に約1週間滞在することになる。

彼らの母ロレッタ(キャスリン・ハーン)は、駆け落ちしていた以来、両親と絶縁状態にあったため、子供たちが祖父母に会うのは初めてだった。母は新しくできたボーイフレンドとクルージングに行くことになり、その間は姉弟だけで祖父母の元を訪れることになった。現在、祖父母は地元でカウンセラーのボランティアをしている。

ベッカは今回の滞在を「記録映画にしたい」と言いだし、訪問の様子をビデオカメラに収めることにした。また、ベッカはこれをきっかけに、絶縁状態になっていた母と祖父母を仲直りさせたいと考えていた。

祖父母は2人のことを大歓迎。そして、祖父母は姉弟に3つの約束を言いつける。それは「楽しい時間を過ごすこと」「好きなものを遠慮なく食べること」「夜9時半を過ぎたら部屋から出てはいけない」という内容だった。さらに地下室にはカビがたくさんあるため、行かない方が良いと言われる。

ベッカは母が使っていたブランコや家の中に昔からある柱時計などを撮影していた。姉弟は祖父母とも打ち解け、楽しい時間を過ごした。

【あらすじ②】祖父母の奇行

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出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

老夫婦だけということもあり、就寝時間が早かった。

なかなか寝付けなかったベッカは約束を破り、部屋を出て食べ物を探しに行く。物音を聞きつけたので行ってみると、祖母が嘔吐していた。そのただならぬ様子に恐怖心を覚えたベッカはすぐに部屋に戻る。そうして弟のタイラーに「祖母が病気だ」と伝える。

翌日、祖父にそのことを尋ねると、お腹の風邪を引いたようだがもう大丈夫だと説明される。それを聞いて、ひとまずベッカは安心した。

日中、祖父母がいないときに、1人の医者がやってくる。その医者は姉弟が孫だということを知っており、祖父母がボランティアを無断で休んだため、心配してやってきたと伝えた。そうして「病院で騒動があったと伝えてくれ」とメッセージを残し、医者は帰っていった。

夜になって部屋で過ごしていると、また物音が。恐る恐る見に行くと今度は嘔吐しているわけではなく、激しく壁を引っ掻いたり、地面を這いずり回っている祖母の姿があった。どう見てもまともな人間の言動ではなく、姉弟はショックを受ける。

明らかに祖母がおかしいと感じ始める姉弟だったが、少しずつ祖父の異常にも気づき始める。祖父はオムツをしていたり、突然仮装パーティーに行くと言い出したり見知らぬ人に襲いかかったりと、異常な言動をし始めたのだ。

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【あらすじ③】祖父母の本当の正体

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出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

祖父母のことが怖くなった姉弟は、持ってきていたパソコンを使って母に相談する。しかし、母は楽観的でそんなに心配しなくても大丈夫と言うだけだった。

どれほど異常かということを母に教えるために姉弟はこっそりビデオをしかけ、記録することに。しかし、それが祖母にバレてしまう。祖母は大きな包丁を携えて姉弟の部屋にやってくるが、鍵がかかっていたため入れなかった。

ビデオで祖母の行動を知り身の危険を感じた姉弟は、翌日改めて母に連絡をする。

ビデオを見た母親はすぐに青ざめてしまう。そこに映っていたのは、自分がまったく知らない老人たちだった。母は警察に連絡を取り、子供たちにはできるだけ早く逃げなさいと言った。その後、母もすぐさま車を飛ばして子供たちのところに向かった。

【あらすじ④】恐怖からの脱出

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出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

姉弟は何とかタイミングを見計らって逃げようとするのだが、偽の祖父母たちはそれを警戒している様子だった。姉のベッカは行くのを禁じられていた地下室で、老夫婦の死体を見つける。それが本物の祖父母のようだった。

実は祖母になりすましていた老女は、精神病院の患者だった。ベッカたちの本物の祖父母から孫が会いに来ると聞かされた老女は、その子たちと過ごしたいと考えて病院を抜け出したのだった。祖父になりすましていた老人は彼女と同じ精神病院にいた男だった。

真実を知られてしまい、偽の祖父母たちは姉弟に襲いかかってくる。何とかそれを撃退し、祖父母の家から逃げようとすると、警察とともに母がやってくる。

こうしてベッカとタイラーの姉弟は命からがら脱出に成功したのだった。

映画『ヴィジット』のキャスト

ベッカ /オリビア・デヨング

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出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

本作の主役の1人、姉のベッカを演じたのが、オリビア・デヨングさんです。1998年4月30日生まれのオーストラリア出身の女優さんです。

2011年以降、いくつかの短編に出演してから2014年にアメリカの映画『The Sisterhood of Night』に出演しています。『ヴィジット』に出た後は、2016年の『ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者』で主演のアシュリーを演じています。

ベッカは15歳の少女ですが、弟を守るために必死に祖父母たちに立ち向かいます。最後まで諦めずに脱出を試み、最後には無事、警察に救出されることになります。また、仲違いした自分の母親と祖父母の関係を修復しようと考える心優しい女の子でもあります。

タイラー /エド・オクセンボールド

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出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

主役の1人、弟のタイラーを演じたのは、エド・オクセンボールドさんです。2001年生まれのオーストラリア出身の俳優さんです。

10歳のときに『JULIAN』の主人公を演じて、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー(AACTA)賞最優秀ヤングアクター賞にノミネートされています。他に『ペーパー・プレーンズ』『アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日』『ワイルドライフ』などに出演しています。

タイラーは両親の離婚をきっかけに極度の潔癖症になってしまいます。心に大きな傷を負ったにも関わらず、普段はそれを表に出さないようにしています。彼の得意とするラップは、物語でも大きな役割を果たします。

ロレッタ/キャスリン・ハーン

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出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

姉弟の母であるロレッタを演じたのは、キャスリン・ハーンさんです。1973年7月23日生まれで、アメリカ合衆国出身の女優さんです。

コメディ映画からテレビドラマまで幅広く出演して活躍されていて、『10日間で男を上手にフル方法』『俺たちニュースキャスター』などに出演しています。

ロレッタは離婚してから一人で子育てをしてきましたが、新しいチャンスを活かそうと奮闘しています。そのせいか子供たちへの注意が疎かになってしまい、結果的に姉弟を危機に陥らせてしまいました…。

祖母/ディアナ・デュナガン

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出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

祖母を演じたのは、ディアナ・デュナガン。1940年5月25日生まれのアメリカ出身の女優さんです。

『Stillwater』『The Pages』『Have a Little Faith』などに出演しています。

最初は料理が上手な優しいおばあさんという印象でしたが、だんだんと不可解な行動を取るようになっていきます。孫たちと上手くやろうと思ってはいるものの、なかなかそれを行動に移すことができません。

祖父/ピーター・マクロビー

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出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

祖父を演じたのは、ピーター・マクロビ-さん。1943年1月31日生まれのイギリス出身の俳優さんです。

『ダニエル』『アロフト』『16ブロック』などに出演しています。

孫たちを優しく見守る寡黙な老人でしたが、何を考えているか分からないミステリアスな部分もあります。たまに突拍子もない行動をすることもあり、ベッカたちを驚かせます。

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映画『ヴィジット』がヒットした理由

『ヴィジット』は、国内外で高い評価を受けているM・ナイト・シャマラン監督の映画。彼の代表作には、監督賞を含めたアカデミー賞6部門にノミネートされた『シックス・センス』があります。

観客の要素を大きく裏切る展開の『シックス・センス』をきっかけとしてシャマラン監督は、どんでん返しが待っている映画を作る監督のイメージがつきました。その後、『アンブレイカブル』『サイン』『ヴィレッジ』と、大きなひねりがある映画を手がけています。

それに対して『ヴィジット』は、それまでのようなSF要素や超常現象がなく、それもまた観客の予想を裏切ることになりました。『ヴィジット』では、ごくありふれた素材だけが用いられていますが、それでも先を読ませない展開で、十分に魅力的な作品に仕上がっています。

実は『ヴィジット』は、企画段階ではコメディ作品として制作される予定でした。シャマラン監督は、コメディとホラーのバランスが難しかったと語っており、その結果として、コメディ要素を含んだホラーとして仕上がりました。

確かに祖父母の言動はあまりにも奇抜で、コミカルな動きも多いですよね。

真剣な表情でおかしな動きをするため、面白くもあり、怖くもあるわけです。大量のおむつを前に立つ祖父の姿は、コメディのようなおかしみが感じられます。しかし、そこにふざけている様子がないため、同時に怖さも感じさせます。

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映画『ヴィジット』をさらに楽しむための考察

ヴィジット
出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

一度映画を見ただけではなかなか気づけないような伏線や謎について、詳しく解説していきます。

姉弟の祖父母はいつ殺されたのか?

『ヴィジット』の大きなどんでん返しは、実は祖父母だと思っていた人物がまったくの他人であったということです。偽の祖父母の正体は精神病院から抜け出した患者たちでした。

本編中、祖父母の正体を匂わせるような伏線がいくつか張られています。

まず1つ目が、本物の祖父母が精神病院でカウンセリングのボランティアをしていたということです。本編中に本物の祖父母たちと患者が一緒に写っている写真が少しだけ登場します。そこに偽の祖父母の姿もあります。

さらに、姉弟のもとを訪れる医師です。偽物の祖父母がいないときに、医師は本物の祖父母たちから話を聞いていたため、姉弟の存在を知っていました。そうしてボランティアとしてやってくるはずの祖父母が病院に来なかったため、心配に思っています。医師の話では、祖父母たちは土曜日に来る予定だったのですが、やってきませんでした。

ベッカとタイラーが農場にやってきたのが月曜日だっため、本物の祖父母はその間に殺されていたと考えられます。

タイラーのラップ

弟のタイラーはラップが得意で、本編中に何度か披露します。中でも印象的なのが、エンドロールで流れるラップです。ラップの中でタイラーは「リーサル・ウェポンのメル・ギブソンのように生き延びた」と歌っています。

映画『リーサル・ウェポン』で、メル・ギブソンが自動車のドアに挟んで、敵を撃退するシーンがあります。『ヴィジット』の終盤では、タイラーが冷蔵庫のドアに祖父を挟むシーンが出てきます。この歌詞は、『ヴィジット』のこのシーンが、『リーサル・ウェポン』をモチーフにしたことを伝えているわけですね。

メル・ギブソンはシャマラン監督の友人でもあり、『サイン』で主演を演じています。こうした2人の関係性が映画に現れているのかもしれません。

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映画『ヴィジット』は家族の絆を描いた映画

ヴィジット シャラマン
出典:映画『ヴィジット』公式Twitter

祖母の奇行ばかりに目を奪われがちですが、『ヴィジット』は家族の絆を描いた映画でもあります。

その1つが母であるロレッタと祖父母の対立と和解です。

ロレッタは19歳のときに高校の先生と駆け落ちし、それを境に両親と15年間、絶縁状態になってしまいます。その後ロレッタは離婚してしまうのですが、両親を頼ることはありませんでした。そんなロレッタのもとに、彼女の両親からインターネットを通じて連絡が来ます。

それを知ったベッカたちはこれをきっかけに母と祖父母が和解してくれれば良いと考え、祖父母の農場に行くことにします。姉弟もまだ祖父母に会ったことがなかったため、良い思い出になるようにとビデオで記録を残そうとします。

もう1つが姉弟の精神的な成長です。

ベッカとタイラーは両親の離婚で、心に深い傷を負っていました。タイラーは両親が離婚してから極度の潔癖症になってしまい、ベッカは自分のことを鏡で見なくなってしまいます。

普段はそんな素振りなど見せない2人でしたが、両親の離婚が精神的な影響を与えているのは明らかでした。そんな2人が恐ろしい困難に直面して、精神的に成長しながら乗り越えていく姿は見ていて心を打たれますね。

まとめ

M・ナイト・シャマラン監督の作品『ヴィジット』についての解説でした。

これまでの大どんでん返し的な驚きは少ないですが、祖父母のとんでもない奇行に驚く人は多いのではと思います。ホラーとコメディの要素が上手くまとまっており、シャマラン監督のセンスを感じさせる映画になっています!

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映画は邦画・洋画を問わず、気になったものをどんどん観ていくタイプ。「シックス・センス」を映画館で観たのをきっかけに、オチのある映画が大好きに。ボードゲームを遊ぶのが趣味で、国内外のゲームについて紹介している「ゴクラキズム」というブログを運営中。