映画『アイアンマン』のスーツと機能を一挙紹介!年々進化するデザインにも注目
今や『アイアンマン』と言われたら誰もがその姿を想像できるほど、マーベル映画シリーズの大ヒットでその存在が浸透しました。
しかし、実は映画ごとにその姿が少しずつ……時には全く違う姿に変わっていることをお気づきでしょうか。
実は映画のシリーズを追うごとにアイアンマンの性能もデザインも変わってきています。そこでアイアンマンがマーベル・シネマティック・ユニバースで歩んできたスーツの歴史を追っていきます。あなたが想像するアイアンマンの姿は、果たして“どの頃のアイアンマン”ですか?
目次
- 映画『アイアンマン』シリーズを一挙おさらい
- 歴代『アイアンマン』スーツ一覧&比較
- マーク1(アイアンマン)
- マーク2(アイアンマン)
- マーク3(アイアンマン)
- マーク4(アイアンマン2)
- マーク5(アイアンマン2)
- マーク6(アイアンマン2)
- マーク7(アベンジャーズ)
- マーク8(アイアンマン3)
- マーク9(アイアンマン3)
- マーク42(アイアンマン3)
- マーク43(アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン)
- マーク44/ハルクバスター(アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン)
- マーク45(アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン)
- マーク46(シビル・ウォー/キャプテンアメリカ)
- マーク47(スパイダーマン:ホームカミング)
- マーク48/ハルクバスター・マーク2(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)
- マーク50/ブリーディングエッジアーマー(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)
- マーク85(アベンジャーズ/エンド・ゲーム)
- マーク49/レスキュー(アベンジャーズ/エンド・ゲーム)
- 『アイアンマン3』に雑多に登場したレアなスーツたち
- まとめ
映画『アイアンマン』シリーズを一挙おさらい
もともとアメリカンコミックスにアイアンマンが登場したのは1960年代にまで遡ります。
マーベルヒーローたちの中でも看板タイトルの一人として活躍してきましたが、それまでとは一線を画して人気を獲得するのが、マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズでの映画化です。今や当たり前となったユニバース形式を実現するべく、当時シリーズの一番手となったのがアイアンマンでした。
改めてアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)の出演作をまずは振り返りましょう。
“アイアンマン”の正体トニー・スタークの素顔を徹底解剖!映画版と原作の違いも解説アイアンマン(2008)
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記念すべきマーベル・シネマティック・ユニバース第1作目。
天才科学者であり、武器商人でもあったトニー・スタークが、新兵器の実験の為にアフガニスタンを訪れた際に、テロ組織テン・リングスに遭遇。捕虜となってしまったトニーでしたが、同じく囚われの身となっていた医師・インセンの助けによって一命を取り留め、秘密裏に開発したパワードスーツ“アイアンマン”でテロリストと戦っていくことを決意します。
今となってはディズニーの一ブランドとなっているマーベル・シネマティック・ユニバースですが、まだ実績のなかった当時はパラマウント・ピクチャーズが配給(日本ではソニー・ピクチャーズ)を担当。その影響でDisney+では配信対象外となっていましたが、2022年10月現在は配信中です。
全てはここから始まった ! 映画『アイアンマン』あらすじネタバレ徹底解説 !アイアンマン2(2010)
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前作でトニーが自身がアイアンマンであることを公表して4年。政府によってアイアンマンのスーツは兵器と見なされてしまい、政府によって引き渡しを求められることになってしまいます。
そこへ、トニーの父親に恨みを持つイワン・ヴァンコが襲来。トニーは一度は撃退に成功するものの、スタークの開催するスターク・エキスポにてトニーの開発した新型スーツ・ウォーマシンを暴れさせる恐ろしい計画を進めていたことが明らかになります。
マーベル・シネマティック・ユニバースとしては初の続編シリーズであり、今作より後年公開の『アベンジャーズ』のキャラクターを先行出演させたりと、他の映画作品とのリンクが強まっていくことになりました。
成長と和解を描いた映画シリーズ2作目『アイアンマン2』ネタバレ徹底解説!アベンジャーズ(2012)
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マーベル・シネマティック・ユニバースの第1フェーズのクライマックスを担う一作。
ソーとの戦いで異空間に飛ばされたロキが宇宙人チタウリと手を組んで、地球を侵略するべく研究施設に隠されていた四次元キューブを奪取。ニック・フューリーは各地のヒーローを集めアベンジャーズの結成を試みるものの、簡単にことはうまく運ばずその間にロキの計画は進んでいきます。
アイアンマンに加えてハルクやキャプテンアメリカ、ソー、ホークアイ、ブラックウィドウが集結。各映画の主役キャラクターを一堂に集めるというマーベル・シネマティック・ユニバースができることを最大限に活かした本作は日本でも大ヒットとなり、マーベルブランドを確固なものへと引き上げました。
【2023最新】アベンジャーズ(MCU)作品の見るべき順番は?時系列込みで徹底解説!アイアンマン3(2013)
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第2フェーズのスタートを切る作品もやはりアイアンマン!
アベンジャーズでの戦いから1年が経ち、未知の強大な敵の脅威にも対抗できるようトニーは新型のスーツの制作に没頭します。しかし、テロリスト・マンダリンを挑発してしまったことをきっかけに、自宅を爆撃されてしまったトニーは何千キロも遠くへ飛ばされてしまいます。スーツも機能停止してしまった中、少年ハーレーとの出会いをきっかけにトニーは再び立ち上がっていくことになります。
多くのキャラクターが入り乱れる『アベンジャーズ』を経て、アイアンマンの物語へ回帰。アイアンマン三部作の最後を飾る作品としてトニーが、原点に立ち返る感動作となっていました。
さらば、アイアンマン!?映画『アイアンマン3』ネタバレ徹底解説アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)
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第2フェーズのトリを務めるのもやはりアベンジャーズ。
秘密結社ヒドラの残党がロキの杖を使って人体実験を進めていたのを、アベンジャーズが制圧。トニーは奪還した杖を調べることで、以前より構想していたウルトロン計画を進めていきます。しかし、この計画によってトニーが生み出した人工知能は暴走を始めてしまいます。トニーのアイアンマン軍を乗っ取った人工知能ウルトロンは、人類絶滅の計画を進めていってしまいます。
再び集結したアベンジャーズの面々でしたが、今度は自身たち(特にトニー)をきっかけに世界の危機に直面することに。新キャラクターも多数加わり、前作以上のスケールでの大きな戦いへと挑んでいくことになります。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)
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ウルトロンとの戦いから一年を経て、脅威にも感じられるようになったヒーローたちの存在から、国はアベンジャーズのメンバーにヒーロー活動を国連の管理下に置く“ソコヴィア協定”への署名を迫られます。ウルトロンとの戦いで責任を感じて賛成するトニーに対し、組織の腐敗を経験しているキャプテンアメリカことスティーヴは、自身の正義へ責任を持つべきとして対立することになり、事態はヒーロー達を二分する戦いへと拡大していきます。
タイトルにも名前が並んでいる通り、本作の物語の主人公はキャプテン・アメリカでありながらも、トニーのルーツにも迫っていく内容にもなっていますよ。クライマックスに至るまでアイアンマンにはがっつりと出番が用意されています。
スパイダーマン:ホームカミング(2017)
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にて、トニーによってスカウトされたスパイダーマンことピーター・パーカーが主人公の物語。
トニーとの出会いに興奮したピーターは、自発的にニューヨークの人々を救う活動をしていくのですが、ヒーローとしての活動はアベンジャーズに任せるようにたしなめられてしまいます。一方で、アイアンマンに恨みを持つ男・エイドリアンは、異星人達の兵器を活用してバルチャーとなって悪事を働き始め、ピーターもそれに気づき独自に捜査を始めます。
トニーはピーターの師匠のような立場として登場。トニーだけでなくアイアンマン姿での活躍もしっかり用意されています。
本作はソニー・ピクチャーズ配給作品ですが、ディズニープラスでも配信対象です。
スパイダーマン映画を見る順番はこれだ!シリーズ歴代全作のあらすじと最新情報を紹介アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)
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生命や物質など全ての根幹となる絶大な力を持った6つのインフィニティ・ストーンを求めて、タイタン人のサノスが全宇宙の生命の半分を消すべく襲来。各地で異変に気づき始めたヒーローたちは次々に集結し、サノスの手下達と戦いを繰り広げていくのだが、サノスは着実にその一つ一つを集めていきます。そして、ついに最後の石を求めてサノスは地球へと降り立ちました。
これまでのアベンジャーズシリーズに加えて、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『ドクター・ストレンジ』といったメンバーも加わり、マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成とでもいうべき戦いに発展していきます。ただし、本作は前後編。トニーを始めとしたヒーロー達はまさかの結末を迎えます。
アベンジャーズ/エンド・ゲーム(2019)
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サノスの戦いに破れて、全宇宙の半分の生命が消滅してしまう中、偶然にも消滅を免れたトニーとネビュラは宇宙を彷徨います。今にも息絶えようとしていたその時、トニーの乗った宇宙船の前に、キャプテン・マーベルが現れます。消滅することなく残ったヒーローたちは、それぞれにできることを重ねていく中、『インフィニティ・ウォー』に現れることのなかったアントマンことスコットが現れて事態は急変します。
『インフィニティ・ウォー』で描かれた戦いの後編を描いた本作では、第3フェーズどころか、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバースを総括するような内容に。トニーやキャプテンにとっても長い戦いを締めくくるような結末を迎えていきます。
歴代『アイアンマン』スーツ一覧&比較
こうして数多くの戦いを経てきたアイアンマンですが、実は出演した作品毎にアイアンマンのスーツは改良が加えられていきます。作中でしっかり言及されるスーツもあれば、さりげなくバージョンアップしたスーツに至るまで様々。映画で活躍してきたメインとなるアイアンマンスーツを登場順に紹介していきましょう。
マーク1(アイアンマン)
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記念すべきアイアンマンの第1号…..とはいえ、現在のおなじみのデザインとはかけ離れた、寸胴で無骨なデザインは言われないとアイアンマンとわからないほど。それもそのはず、このスーツはテン・リングスの捕虜となった際にアジトの限られた資源を活用し生み出したスーツ……というよりもアーマー。それでも火炎放射器やロケットエンジンなどを備えており、十分に対人戦には通用するポテンシャルを持っています。
作中では、トニーの後見人であったオバディアの手によって、アイアンモンガーへと改良され悪用されてしまいます。
マーク2(アイアンマン)
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テン・リングスのアジトから生還したトニーが、マーク1をベースに実践向け。実用化を目指して開発したのがアイアンマンマーク2。
マーク1よりもよりおなじみのデザインに近い姿にはなっているものの、おなじみの赤い色ではなく全身がシルバーカラーになっているのが特徴です。この頃にはすでに高い飛行能力が備わっている一方で、出力面でも課題が多く、かなりの重量を誇る代物となっています。
マーク3(アイアンマン)
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スーツの素材から見直し、より実用性を手に入れたアイアンマンスーツがこのマーク3。
ジャービスは金色一色のデザインを提示したものの、派手すぎるとして、自身の所有している車から、赤色と金色をベースにしたデザインが生まれ、今となってはおなじみのデザインとなりました。ビームやミサイルなど様々な戦闘兵器を装備しています。
作中では、テン・リングスが占拠する村の住人を救出したり、アイアンモンガーとの戦いを繰り広げる役目を担ったのもこのマーク3。映画『アイアンマン』で一番の活躍をしたのがマーク3だったわけですね。
マーク4(アイアンマン2)
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アイアンモンガーとの戦いで破損してしまったマーク3を改良したのが、このマーク4。基本的な性能は、マーク3に近いものの、出力効率などにも改良が加えられていたり、頭部パーツの着脱ができたりと汎用性が高く、スタークエキスポのパフォーマンスに使用したり、自身の誕生日にも着用してアピールに使用するなど、戦闘以外での活躍が目立ってしまいました。
カラーリングもマーク3から少しだけ変わっていたりします。
マーク5(アイアンマン2)
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普段はスーツケース状になっており、緊急時に装着することができる携帯性を備えているのが、このマーク5。装甲こそ通常のスーツに比べては薄いものの、リパルサービームが備わっており、十分な戦闘能力を持っています。
『アイアンマン2』ではレース場に現れたウィップラッシュとの戦闘に使用され、その装着シーンからも強く印象に残っている人が多いのではないでしょうか。カラーリングも赤色と銀色が用いられており、パッと見の印象から違うスーツでもあります。
マーク6(アイアンマン2)
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パラジウムを元に制作したアークリアクターによって自らの体が蝕まれていることから、命の危機に瀕したトニーでしたが、身体に無害なアークリアクターの開発に成功し、それを搭載したのがこのマーク6です。見た目こそ従来のアイアンマンに近いのですが、より多くの武器と出力を兼ね備え、ウォーマシンと共に、ウィップラッシュを撃退することに成功します。
ちなみにマーク6は『アベンジャーズ』にも引き続き登場。ロキとの対峙にもこのスーツが使用され、後に大きなダメージを受けたことから改良を余儀なくされます。
マーク7(アベンジャーズ)
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十分なテストが行われていないながら、すでにマーク6が使用できない状態にあったため、ロキとの戦いにいきなり実戦に投入されたのがマーク7 。ぶっつけ本番でありながらも『アベンジャーズ』ではチタウリ軍を圧倒する活躍を見せました。
両腕にはめたブレスレットを認識して、遠隔操作によって装填することができたり、スーツを主電源とすることで、レーザーを複数回に渡って使用することができたりと、より高性能な性能をもっています。
マーク8(アイアンマン3)
マーク7を改良したバージョンとして『アイアンマン3』に登場したのがマーク8。デザインなどもマーク7のものをほとんど踏襲していますが、よく見るとわずかながらマイナーチェンジが施されていたり、性能もマーク7をより耐久性が備わったものとされています。
本編では物語の終盤にキリアンとペッパーを標的に攻撃をし、エクストリミス化したペッパーによって破壊されてしまいます。
マーク9(アイアンマン3)
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マーク7の性能をベースに軽量化を施したスーツ。基本となる赤と金色のカラーリングや形状などもマーク7に近いですが、背面の装備にジェットパックを採用したりと性能差はしっかりとあります。
『アイアンマン3』では終盤に登場し、戦闘に参加しましたが、トニーのクリーンスレート・プロトコルによって起爆の口火を切る最初のスーツとなりました。
マーク42(アイアンマン3)
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『アイアンマン3』時点での技術を結集させた万能型のスーツがマーク42。従来のスーツ同様、赤と金を基調としたカラーリングでありながら相対的に金色の割合が多いデザインとなっています。
そんな本スーツの最大の特徴が、スーツを装着していなくても遠隔でパーツごとに身体に自動装着することができる点。本編ではこの機能を利用して、スーツをキリアンに装着させたまま、自爆させるという荒技を見せました。
マーク43(アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン)
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マーク42をさらに改良し全体的に性能を向上。赤外線スキャンを採用し、壁越しからも敵の位置を把握することができたり、リパルサーは厚みのあるコンクリートも爆破できる様に改良されています。カラーリングも金の割合よりも赤の割合が多いデザインになっています。
また、衛生コンテナから放出される“ヴェロニカ”と合体することで、後述のマーク44のコアユニットとしての働きも持っています。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の前半に活躍するスーツで、『アイアンマン3』でもう新たなスーツは作られないのでは?という不安を払拭するファンには嬉しい登場作でした。
マーク44/ハルクバスター(アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン)
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ハルクの暴走に備えて、トニーとブルース・バナーが共同開発しておいた、従来のスーツよりもより大型で、見た目に違わぬパワーを持ったスーツ。通称“ハルクバスター”という名前でも知られるスーツです。マーク43と、衛生コンテナに収納されていた“ヴェロニカ”と合体することで完成します。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、スカーレット・ウィッチに洗脳されて暴走するハルクを食い止めるために活躍しました。
マーク45(アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン)
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スーツのブレインを担っていた人工知能のJ.A.R.V.I.Sが生まれ変わりヴィジョンへと変貌したのを機に、その代わりにスーツには新たな人工知能『F.R.I.D.A.Y.』を搭載。より耐久性や出力などを向上させ、見た目からは想像もつかないほどの怪力を使えるようになっています。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、このスーツを装着し、ソコビアでのウルトロンとの戦いに挑み、落下する街をソーと共に食いとめて人々を救いました。
マーク46(シビル・ウォー/キャプテンアメリカ)
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ボディには28個ものアークリアクターを装填しており、より効率的にエネルギーの運用ができるようになりました。超音波攻撃や拘束具、閃光攻撃など多彩な武器を搭載していて敵の動きや攻撃を瞬時に分析する能力を持っています。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でメインとなる活躍を見せることになるのですが、クライマックスで戦う相手はまさかのキャプテンアメリカ!しかも胸部のアーク・リアクターを破壊され敗北してしまいます。
マーク47(スパイダーマン:ホームカミング)
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メインとなる出演ではなかったものの『スパイダーマン:ホームカミング』でも、新たなスーツを身にまとってトニーが参戦。基本的な性能はマーク46と同様ではありながら、国を跨ぐほどの距離からも繊細な遠隔操作をすることができ、ヴァルチャーによって真っ二つに破壊されたフェリーを、スパイダーマンとのチームプレイで持ち直すことに成功しています。腹部から太ももまでがシルバーカラーになっているのが特徴ですよ。
マーク48/ハルクバスター・マーク2(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)
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マーク44・ハルクバスターを改良し、マーク43を装着していなくてもそのまま、装着することができるようになった改良バージョン。機動性を確保するために、いくつかの武装は外されているものの、高い出力は健在。
ハルクに変身することができなくなってしまったブルースは、ハルクに変身する代わりにこのスーツを着用することで、サノスの軍勢達と戦いました。
マーク50/ブリーディングエッジアーマー(アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー)
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ナノテクノロジーによって、トニーの胸部にあるアーク・リアクターにスーツが収納されているという、大幅な進化を実現。いつ何時でも自在に着脱が可能になった上、トニーの意のままにその形状を変えることができたり、ダメージを負っても多少のダメージであれば自己修復することができます。別名:ブリーディングエッジアーマー。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ではサノスとの戦いに使用したものの、圧倒的な力の前に敗北。十分な修復ができなくなるほど破壊されてしまいます。
マーク85(アベンジャーズ/エンド・ゲーム)
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アイアンマンにとって最後のモデルとなった『アベンジャーズ:エンドゲーム』で2023年に生み出された最新版のスーツ。ナノテクノロジーはもちろんのこと、瞬時にスーツを展開することができたり、ソーの雷撃を吸収して放射することができる武器なども搭載。ナンバリングが急に上がっているように、本編では描かれなかった数多くのスーツの果てに生まれた一品であることがわかります。
インフィニティ・ストーンの力への耐久性もそれなりにあるため本編終盤では、このスールでトニーがストーンの力を使うことになりました。
マーク49/レスキュー(アベンジャーズ/エンド・ゲーム)
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ペッパー専用に開発された探索救助を想定したアーマー。おなじみのアイアンマンスーツとは対を成す様に、青とシルバーのカラーリングが特徴でスーツの形状も従来よりもスリムで女性的なデザインとなっています。
『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』にて、サノスとの最終決戦にペッパーがこのスーツを装着して駆けつけました。背面に備わっているバックパックユニットを操作することで飛行移動を安定させたり、攻撃への応用も可能です。
『アイアンマン3』に雑多に登場したレアなスーツたち
上記で紹介していないナンバリングのスーツも、『アイアンマン3』の登場時間はわずかでありながらハウスパーティー・プロトコル(日本訳ではホームパーティー・プロトコル)にて、作中に登場しています。しっかりスーツの設定や歴代設定が設けられているので、一覧で紹介します。HOTTOYSではこれらのマイナースーツについても立体化フィギュアの販売も実施されているので、気になる性能のスーツをチェックしてみると、グッズ化を果たしているかもしれませんよ。
マーク10 | 脇腹のあたりにリパルサーを搭載し、より飛行能力を向上させたスーツ。カラーリングは赤と金。 |
マーク11 | ステルス機能搭載スーツのプロトタイプ。 カラーリングは赤と金。 |
マーク12 | ゴールドチタンや高密度カーボン、鋼合金などで装甲が作られた耐久性重視のスーツ。カラーリングは銀色が基調に。 |
マーク13 | 飛行能力に特化したスーツ。目の部分が一文字でカラーリングを銀色としているのが特徴。 |
マーク14 | 装備を制限し、軽量化を施したスピード特化型のにスーツ。 カラーリングは黒と銀。 |
マーク15 | ステルス性能と軽量化を施したグレーを基調としたスーツ。通称“Sneaky(スニーキー)”。作中では僅かながら着用シーンがあります。 |
マーク16 | 戦闘兵器をさらに削減させ、ステルス性能をさらに向上させた黒を基調としたスーツ。通称“Nightclub”。 |
マーク17 | 胸部が肥大化し、ビームやバリアなどリパルサー性能を向上させた赤と金のスーツ。通称“Heartbreaker(ハートブレイカー)”。 |
マーク18 | ステルス機能と、リパルサー性能を掛け合わせた性能を持つ黒とグレーを基調としたスーツ。通称“Casanova(カサノヴァ)”。 |
マーク19 | 機動性を重視したスピード特化型スーツ。カラーリングは赤と金。額だけ色が違うのが特徴。通称“Tiger(タイガー)”。 |
マーク30 | 基本的な性能を全体的に向上させた青いカラーリングが特徴のスーツ。通称“BlueSteel(ブルースティール)”。 |
マーク20 | 長時間の飛行維持を想定したプロトタイプスーツ。黒と金を基調としたスーツ。通称“Python(パイソン)”。 |
マーク21 | 通常よりも高い高度での活動ができるように改良されたスーツ。カラーリングは金。通称“Midas(ミダス)”。 |
マーク22 | ウォーマシンの性能を改良させたスーツ。グレーを基調としたカラーと足元のファイヤーパターンが特徴。通称“Hotrod(ホットロッド)”。 |
マーク23 | 耐熱性に特化したスーツ。砂漠向きの迷彩柄と黒い目元が特徴。通称“Shades(シェード)”。 |
マーク24 | 耐久性を格段と向上させたブラウンと金を基調としたスーツ。通称“Tank(タンク)”。 |
マーク25 | 両腕に硬い物質も粉砕できる空気圧ハンマーを搭載した黒を基調としたスーツ。通称“Striker(ストライカー)”。 |
マーク26 | マーク25にガンマ線への耐久性能を加えた緑を基調としたカラーのスーツ。通称“Gamma(ガンマ)”。 |
マーク27 | 環境に合わせてボディをカモフラージュできるカメレオンスーツ。通常時のカラーは青とオレンジ。通称“Disco(ディスコ)”。 |
マーク28 | 放射線への耐久性能を施したスーツ。カラーリングはオレンジ。通称“Jack(ジャック)”。 |
マーク29 | 左腕に空気圧ハンマーを備えつつも軽量化に挑んだ黒を基調としたスーツ。通称“Fiddler(フィドラー)”。 |
マーク31 | 従来のスーツよりも高速で飛行できるよう設計された緑と銀のカラーリングが特徴のスーツ。通称“Piston(ピストン)”。 |
マーク32 | リパルサー性能を向上させつつも軽量化に挑んだ黒とシルバーのカラーリングのスーツ。通称“Romeo(ロミオ)”。 |
マーク33 | マーク30のエネルギー効率をさらに向上させた赤を基調としたスーツ。通称“Silver Centurion(シルバーセンチュリオン)”。 |
マーク34 | 左腕が肥大化した爪形のアーム担っている災害救助向けスーツ。カラーリング黒と銀。通称“Southpaw(サウスポー)”。 |
マーク35 | 両腕をマーク34の様な爪形アームにした赤と金を基調とした人命救助向けスーツ。通称“Red Snapper(レッドスナッパー)”。 |
マーク36 | 群衆の武装解除を目的とした音波攻撃を放つことができる暴動鎮圧用スーツ。カラーリングはオレンジ。通称“Peacemaker(ピースメーカー)”。 |
マーク37 | 海中・深海活動を想定したモスグリーンカラーのスーツ。通称“Hmmerhead(ハンマーヘッド)”。 |
マーク38 | 100tの物質をも運搬することを可能にした重量型スーツ。カラーリングは青。通称“Igor(イゴール)”。 |
マーク39 | 宇宙空間での活動を想定したグレーカラーのスーツ。通称“Starboost(スターブースト)”。 |
マーク40 | 高速飛行を追求した末、ついにマッハ5を超える飛行能力を持ったグレーカラーのスーツ。その飛行音から付いた通称が“Shotgun(ショットガン)”。 |
マーク41 | 軽量化と操作性を追求しながら応用性を高めた金色の骨格の様なラインが特徴のスール。通称“Bones(ボーンズ)”。 |
まとめ
長らく活躍することになったスーツから、登場したシーンはわずかというスーツに至るまで多くの人が想像している以上にアイアンマンのスーツに種類があることがわかったのではないでしょうか。
これらのスーツの設定の凄い点としては、しっかりとナンバリングに沿って少しずつトニーが改良をしていってる設定になっているところにあります。最初は無骨だったスーツが、絵になるおなじみのスーツとなり携帯版や自動装着機能や、さらにはナノテクノロジーを用いることになるまで性能は向上していきました。スーツのナンバリングはそのままアイアンマンの成長の歴史となっているんですね。