映画『クルエラ』のあらすじをネタバレ解説!ディズニー最強ヴィランの正体を徹底解剖!
数々の名作を生み出し、世界中にファンを持つディズニー映画。アニメ、実写問わず、その世界観や王道の物語性は高く評価され、老若男女全ての世代から愛されている、映画界のトップメーカーである事はご存じの通りかと思います。
そんなディズニー映画の中でも、今もなお根強い人気を誇っているのが『101匹わんちゃん』シリーズですね。1961年にアメリカで一作目のアニメが公開されて以来、TVアニメ、アニメ映画、実写映画、小説化と、その人気を物語るかのように作品化してきています。
そして2021年、『101匹わんちゃん』からスピンオフ映画『クルエラ』が公開される事となりました。『101匹わんちゃん』に登場するヴィラン(悪役)・クルエラ・ド・ヴィル誕生の物語を描いた、初の本格的なスピンオフ作品になっています!!
『101匹わんちゃん』シリーズを観た事がある人も、まだ観ていない人も、アメリカ映画界の敵役ベスト100にランクインした事もある悪女・クルエラについて知り、映画『クルエラ』と『101わんちゃん』シリーズを少し掘り下げて鑑賞してみませんか?
目次
映画『クルエラ』について
ダルメシアン達が困難に立ち向かう名作『101わんちゃん』を実写化し、世界中で大ヒットを飛ばした映画『101』。その作中に登場した敵役・クルエラ・デ・ビル(アニメ版はクルエラ・ド・ヴィル)の少女期から悪女・クルエラ誕生に至るまでの物語を描いた映画で、彼女の複雑な生い立ちや秘められた愛憎劇が明かされるなど、ファンにとっても大変興味深い作品となっています。
そんなスピンオフ映画『クルエラ』で主人公・エステラを演じる事となったのは女優・エマ・ストーン。『アメイジング・スパイダーマン』や『ラ・ラ・ランド』などに出演し、ハリウッドで有名作品に出演を決め続けている今最もホットな女優の1人ですね!
彼女のキャリアの中でも、悪役であり主役を演じるという経験は初の事で、今作でその名前を本格的に知らしめる事となるかもしれません。
コメディでありながら、アクションや人間ドラマも語られる『クルエラ』は、ディズニー史の中でも特にエンタメ性が高く、世代を問わず誰もが楽しんで観れる作品になっています。『101わんちゃん』シリーズを全く観た事がない人でも入り込めるわかりやすい物語になっていますので、その点もおすすめできますね!
10秒で分かる!映画『クルエラ』の簡単なあらすじ
イギリスの街で母と住む少女・エステラ。彼女は問題行動の多い子供で、教師に目を付けられ、通っていた学校を退学になってしまいます。
別の学校へ転入するためにロンドンへと向かう途中、パーティーを開いていたヘルマン男爵夫人の家に立ち寄りましたが、そこで母が夫人の飼っているダルメシアンに襲われ、崖から突き落とされて殺される現場を目撃してしまいました。
10年の月日が流れ、ひょんな事からエステラはカリスマデザイナー・バロネスが仕切っているブランド企業で働く事となりました。
そんな時、10年前のパーティー会場で落とした母の形見であるネックレスをバロネスが身に着けている事に気が付いたエステラは、バロネスがヘルマン男爵夫人だと知り、ネックレスを取り戻し母の命を奪われた復讐を果たすため、悪女・クルエラへと変貌していくのでした。
映画『クルエラ』のネタバレあらすじ
【あらすじ①】母との別れ、仲間との出会い
出典:IMDb
1968年、イギリス。母と暮らす少女・エステラ・ミラー(ティッパー・ザイフェルト=クリーブランド)は、奇抜なファッションで自己主張をする天才肌の子供だった。学校では問題行動ばかりで馴染めておらず、母・キャサリン(エミリー・ビーチャム)からは「クルエラ(困った子)」というあだ名で呼ばれている。
日頃から反抗的な態度で生活していたエステラはいつしか教師達から目を付けられており、ついには退学へ追い込まれてしまう。しかし、学校の横暴なやり方に納得のいかない母・キャサリンは娘を連れてロンドンへ引っ越し、エステラを別の学校へ転校させる事に。
エステラがファッションデザイナーになる夢を抱いている事を知っていたキャサリンは、ロンドンへ向かう途中、ヘルマン男爵夫人(エマ・トンプソン)が開いているファッションショーパーティーに立ち寄り、資金援助の交渉をする。
その際、母から「車で待つように」と言いつけられていたエステラだったが、持ち前の好奇心からパーティー会場へ潜入してしまい、見つかって会場を混乱させてしまう。何とか会場外に出たエステラだったが、男爵夫人と資金援助の話し合いをしている母が、男爵夫人の飼っているダルメシアンによって崖下へ突き落とされる現場を目撃する。
天涯孤独の身になったエステラは、死に物狂いで何とかロンドンに辿り着き、ジャスパー(ジョエル・フライ)、ホーレス(ポール・ウォルター・ハウザー)のホームレスの子供2人と出会い意気投合、行動を共にする事になるのだった。
【あらすじ②】復讐劇の始まり
母の死から10年の月日が経ったある日、エステラ、ジャスパー、ホーレスの3人は盗みを働いて生活をしていた。住居などへ侵入する時の変装用の衣装を作る事でデザインとファッションセンスを磨くエステラ。エステラがファッション業界に憧れを抱いている事に気づいていたジャスパーは、小細工をしてロンドンにある百貨店「リバティ・ロンドン」の仕事を持って来る。
こうして「リバティ・ロンドン」で働く事となったエステラだったが、自分の思いとは裏腹に、あてがわれるのは掃除や在庫整理などの雑務ばかりであった。フラストレーションが溜まっていたエステラはある時、オフィスにあった酒を飲み干し、酔った勢いでショーウィンドウの見た目を勝手に変えて「リバティ・ロンドン」を解雇されてしまう。
せっかくのチャンスを無碍にしてしまったと思ったが、たまたま「リバティ・ロンドン」を訪れていたカリスマデザイナー・バロネス(エマ・トンプソン)にそのセンスを見出され、彼女の仕事場で働く事となる。
世界的に有名なデザイナーであるバロネスの下で働いていれば、いずれ自分もデザイナーとして成功すると心躍らせるエステラだったが、バロネスが身に着けているネックレスが、母が突き落とされたパーティー会場で落とした母の形見である事に気が付く。この事をバロネスに聞いてみると、「このネックレスは家宝」「昔、屋敷で雇っていた従業員に盗まれた事がある」という返事が返ってくる。
母の形見であると確信を持っていたエステラは、ジャスパー、ホーレスと協力し、バロネスからネックレスを盗み出して取り返す計画を立てるのだった。
【あらすじ③】クルエラの誕生
ネックレス奪還作戦当日、バロネスが新作のファッションをお披露目している会場へ潜入したジャスパーとホーレスだったが、盗むためにはバロネスの注意を誰かが引き付ける必要があった。その役目を引き受けたエステラは、髪を半分黒、半分白に染め、自身でデザインした奇抜な衣装に身を包んで派手に登場する。
男爵夫人・バロネスがダルメシアンを使って母を殺害した事に気が付いたエステラは、ふざけた立ち振る舞いでショーを台無しにし、バロネスを大勢の前で虚仮にする事で怨みを晴らそうとしていた。後に、この世紀の大事件はエステラの幼馴染でコラムニスト・アニータ(カービー・ハウェルニ・バプティスト)によって喧伝される事となる。
変装して正体を隠し、クルエラとなったエステラに話しかけ、何者か追及するバロネス。次の瞬間、ジャスパーが放ったネズミによって会場が大パニックになり、その混乱に乗じてネックレスを奪おうとする。
しかし、バロネスを守っていた愛犬のダルメシアンによって妨害され、エステラ達はその場から逃げる事には成功するものの、ダルメシアンが形見のネックレスを飲み込んでしまったのを目撃。エステラは形見のネックレスを取り戻すため、母の敵を討つため、ジャスパーとホーレスに指示してダルメシアンを誘拐するのだった。
【あらすじ④】失墜するバロネス
バロネスから愛犬のダルメシアンを誘拐したエステラ一行だったが、エステラの復讐はこれだけに終わらず、バロネスがファッションショーを行う度に姿を現し、奇抜なファッションと傍若無人な振る舞いでショーを乗っ取り、世間の注目を自分に集めて嫌がらせをしていた。
エステラが生み出した存在・クルエラは徐々にその知名度を上げ、それに伴うようにバロネスのブランドの評判は下がり、売り上げも落ち込んでいくのだった。クルエラとしてバロネスに嫌がらせをしている一方、エステラはいつも通りにバロネスのオフィスで働いている。ブランドの低迷によって先々が不安になったバロネスは、デザイナーとして才能のあるエステラに期待し、会社の将来を託すようになっていた。
別の日、次のコレクションショーの目玉としてエステラがデザイン・制作した黄色い宝石を大量にあしらったドレスを大切に金庫に保管していたバロネス。しかしショーの当日、エステラが制作したドレスに取り付けられていた宝石の形をした蛾の卵から大量の蛾が羽化し、会場中を蛾が飛び交う異様な空間となってしまう。エステラは陥れるための罠を張っていたのだった。その間に会場の外でクルエラがファッションショーを行い、話題をさらってしまい、バロネスはクルエラへの憎悪を強める事となった。
【あらすじ⑤】明らかになる真実
出典:IMDb
ファッションショーを終え、アジトへ返ってきたエステラであったが、エステラとクルエラが同一人物だと気が付いたバロネス一味によってアジトを襲撃され、火を放たれてしまう。その上、ジャスパーとホーレスは逮捕され、火の海の中で助けを期待できないエステラは覚悟を決めたかのように目を閉じる。この一件により、クルエラは死亡したと世間は認識する事となる。
その後、意識を取り戻したエステラだったが、目の前にはバロネスの側近・ジョン(マーク・ストロング)が居た。ダルメシアンが飲み込んでしまっていた形見のネックレスを取り出していたジョンは、それをエステラへ渡す。そのネックレスは鍵になっていて、その鍵を使ってバロネスのオフィスにあった箱を開けてみると、中にはエステラの出生証明書が入っているのだった。
ジョンはバロネスこそがエステラの実の母であり、バロネスは自分の仕事に集中するために生まれてきた我が子を殺すよう自分に命令した過去を告白する。しかしジョンは命令に背き、使用人の1人であったキャサリンに赤ん坊を預け、バレないようこっそり育てるよう仕向けたのだった。
母だと思っていたキャサリンに裏切られた気持ちになったエステラだったが、全てを受け入れてクルエラとしての運命を全うする誓いを立てる。
【あらすじ⑥】クルエラ・ド・ヴィル
バロネスは自身のブランドの下落が止まらずに悩んでいた。そこで、ライバル関係として持て囃されていたクルエラの追悼パーティーを開き、世間の同情と評価を得ようと思い立つ。
追悼パーティー当日、バロネスが会場入りすると、そこにはクルエラの恰好をした参加者達の景色が広がっていた。刑務所から脱獄したジャスパーとホーレスが、バロネスのアイデアと称して来場者全員に衣装を配っていたのだった。
「クルエラは生きているーー」
そう確信したバロネスだったが、そこへエステラが現れる。驚きを隠せないバロネスに対し、エステラが自分はバロネスの実の娘であると語りだす。話を聞いたバロネスは同情と慈悲の態度を見せ、エステラを抱きしめようとする。しかし感動を装っていただけのバロネスは、義理の母・キャサリンと同じようにエステラを崖から突き落とすのだった。
エステラ=クルエラを始末して笑顔を覗かせるバロネスだったが、実はこれはエステラの仕掛けた罠で、ジャスパーとホーレスの誘導によって参加者がその様子を目撃するようにお膳立てしていた。大勢の証人の存在により、バロネスは殺人容疑で逮捕されるのだった。
一方、崖から落ちたかに見えたエステラであったが、予め身に着けて置いたパラシュートによって安全に海へ着水しており、無事生還していた。そしてバロネスが逮捕されるその瞬間にエステラの姿を完全に捨てたクルエラが堂々と現れ、男爵夫人だったバロネスの屋敷を実の娘であるという正統な理由を用いて手に入れるのであった。
復讐を果たし、財力も手に入れたエステラは、クルエラ・ド・ヴィルとして生きてゆく事になるーー。
映画『クルエラ』のキャスト紹介|演技派、個性派揃い
クルエラ・ド・ヴィル(エステラ・ヴォン・ヘルマン)/エマ・ストーン
傍若無人な天才肌で、幼い頃よりファッションデザイナーを夢見ている女性です。幼少期から問題行動が多く、教師との衝突が原因で転校する事となりました。成長して大人になってからは、自分の中に抑え込んでいた本性・クルエラを解放し、母を殺めた敵であるバロネスのショーを妨害するダークヒーローのような存在になっていきます。
今作の主役、クルエラを演じているのは今熱い女優の1人、エマ・ストーン。『ラ・ラ・ランド』などのヒット作にも出演している注目の演者です。スタイルが良く、派手なメイクも映える可愛らしいルックスの持ち主で、クルエラ役にピッタリですね!
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表向きは世界にその名を轟かせているカリスマファッションデザイナー。しかし、過去にはエステラの義母・キャサリンを崖から突き落として殺害、実の娘であるエステラをも自分の都合で殺そうとする残虐な顔を持っている女性です。
持ち前のデザイナーの才能と商才で会社をその手腕で大きくしてきました。ですが膨れ上がった野心に溺れ、エステラの恨みを買ってしまい破滅する事となります。
バロネスを演じているのはイギリスの女優で脚本家でもあるエマ・トンプソン。『ハリー・ポッター』シリーズではシビル・トレローニー役や、ディズニーの実写映画『美女と野獣』にも出演しているベテラン女優さんですね。悪役としても光る演技をしています!
ジャスパー/ジョエル・フライ
母を失ったエステラが幼少期に出会ったストリートチルドレンです。以後、クルエラとなってからも行動を共にしています。エステラのデザイナーの夢を叶えようと仕事を持って来るなど、優しい一面を持っていて、エステラにとって1番の理解者でもあります。友人なのか手下なのかわからない距離感で付き合いを続けていきます。
演じているのはイギリスの個性派俳優・ジョエル・フライ。『ゲーム・オブ・スローンズ』などTVドラマシリーズに出演する事の多い役者さんですね。脇役で活躍する彼ですが、本作『クルエラ』でも主役を立てる演技は健在で、作品としても良い存在ですね。
ホーレス/ポール・ウォルター・ハウザー
ジャスパーと共に犯罪稼業で生活する中、エステラと出会ったもう1人の仲間です。少し鈍感な所もありますが、そのマイペースな性格は愛されていて、ジャスパーと共にエステラを支えて家族のように過ごしていきます。
演じるのはアメリカの俳優でありコメディアンでもあるポール・ウォルター・ハウザー。10代の頃よりスタンドアップコメディーの舞台に立ち続け、それと平行して2010年頃より役者としてもTVドラマに多く出演し、俳優のキャリアを重ねています。また、映画監督や脚本家としても活動しており、まさにエンタメ界のマルチプレイヤーといった方ですね!
クルエラを徹底解剖!性格やファッションセンスについて
クルエラのプロフィール
本名をクルエラ・ド・ヴィル。若き日を描いた本作『クルエラ』の中では母と死別してホームレスとして少女時代を過ごし、エステラとクルエラを行き来するキャラクターです。
老年期に入った『101わんちゃん』の世界では世界的に有名なデザイナーにまで出世していて、利益のためなら冷徹非道な判断も厭わない剛腕デザイナーになっていますね。
実写映画『102』ではその邪悪な暴走に歯止めが効かなくなり、ついには使用人にも見捨てられて無一文になりました。アニメ版、実写含め、悪事がバレて何度か逮捕されています。
クルエラの性格
出典:IMDb
クルエラの老年期を描いた『101匹わんちゃん』シリーズの世界では、冷酷非道な性格で、大の毛皮マニア。手下のジャスパーとホーレスに命じ、街中から大量に犬を集めてきて毛皮のコートを作ろうとするなど、目的のためなら手段は選ばない悪辣さがあります。
煙草を延々吸い続けるヘビースモーカーで、ティーカップを灰皿代わりにするなど素行の悪さも目立ち、正に悪の権化といった存在感ですね。
若き日を描いた本作『クルエラ』の中でも、その片鱗は冒頭の幼少期から見せています。反抗的で大人の言う事を聞かず退学になり、酒を飲んでは勝手に有名百貨店の模様替えをしてしまうなど、その非常識でエキセントリックな行いは後の人格・クルエラ・ド・ヴィルへと受け継がれたのではないでしょうか。
クルエラのファッション
アニメ映画版『101匹わんちゃん』1・2に登場する彼女は、黒と白の半分に色分けされた肩まである特徴的な髪に、黒いドレスの上から薄茶色の内の赤い毛皮のコートをまとい、赤いパンプスを身に着けています。メイクも濃く、耳には大きな宝石のイヤリングを付けていて、いかにも成功者といった風貌ですね。
実写映画版『101』では、シーン毎にファッションが変わり、同じ衣装を二度と着ないという演出が印象的です。髪型は黒白半々のハーフトーンを逆立てたスタイルをしています。
実写映画版スピンオフ『クルエラ』では、仮面を付けたり、モノトーンや赤のドレス、ド派手なフリルスカートなど、様々な衣装で登場します。髪型も色は黒白半々のハーフトーンですが、毛先を遊ばせたり、全体にパーマをかけたりとシーンによって変わっていますね。
『クルエラ』の時系列について
1 幼少期~成人期までを描いた本作『クルエラ』
2 アニメ版映画『101匹わんちゃん』(1961年)、実写版映画『101』
3 アニメ版映画『101匹わんちゃんⅡ』(2002年)、実写版映画『102』
4 TVアニメ版『101匹わんちゃん』(1997年)
の順番になっています。まずは本作『クルエラ』から観るとバックボーンが分かり、『101匹わんちゃん』シリーズでのクルエラが違って見えるかもしれませんよ!
まとめ
ディズニー作品の中でも人気の高い『101匹わんちゃん』。ダルメシアンをはじめとする犬達が活躍する奇想天外な物語の中で、人間の登場人物として存在感を示す悪役・クルエラ・ド・ヴィル。
実写スピンオフ映画『クルエラ』を観て彼女の生い立ちを知り、『101匹わんちゃん』シリーズの世界をもっと楽しんでみませんか。
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