『ソウ(SAW)』シリーズを見る順番はこれだ!全8作品のあらすじと見どころを解説

たかなし亜妖

 

ソリッド・シチュエーションスリラーの火付け役となった『SAW』シリーズ。ショッキングな映像と過激なゲーム、緊迫感溢れるストーリーには虜になった人も多いでしょう。

ただ“グロい”だけでなく、一貫した物語と先の読めぬ展開が人気を博した理由の一つ。「ホラーやスリラーが苦手なのにハマちゃった」という声も挙がるくらい骨太な映画なんです!

本編が完結してもファンの熱は冷めることなく、スピンオフの第二弾も今秋の公開が予定されています。

今まで本作を観たことがない方、ちょっぴり観る勇気が出ない方へ向けて、各シリーズの時系列や見どころをご紹介致いたします。

全シリーズを復習すればきっとスピンオフ公開までに間に合うはず!刺激的な『SAW』の世界に触れてみませんか?

『ソウ(SAW)』シリーズは全8作品

ソウシリーズ 映画
出典:Amazon.com

2004年に『SAW』が公開され、映画ファンの間ではたちまち話題となりました。その後シリーズ第二弾、第三弾と公開されていくうちに知名度が急上昇!スリラー映画のトップとも呼べる作品へと成長したのです。

シリーズを追うごとに過激さを増していく残虐表現やゲーム、そして“ジグソウ”と名乗るゲームの仕掛け人……。細やかに創り上げられた世界観や設定に視聴者は釘付けとなりました。

『SAW』シリーズは現時点で本編7作品、スピンオフが1作品の合計8作品。そして日本国内では今秋にスピンオフ2作目となる『スパイラル ソウ オールリセット』が公開予定です。

アメリカではすでに『スパイラル~』が公開されており、シリーズ全体の興行収入は10億ドルを突破したとか……!(日本円で約1,100億円)勢いは留まることを知らず、日本公開も大きな期待が寄せられています。

 

『ソウ』シリーズの公開順と時系列

公開順で観るのがおすすめ

『SAW』シリーズは進めば進むほど、観飛ばしがあると分からない内容となっていきます。特に『SAW4』以降は初見だと理解が難しいストーリーであるため注意しましょう。

公開順は以下の通りで、タイトルの順番どおりに観れば問題はありません。

  1. 『SAW』
  2. 『SAW2』
  3. 『SAW3』
  4. 『SAW4』
  5. 『SAW5』
  6. 『SAW6』
  7. 『ソウ ザ・ファイナル 3D』

ちなみにタイトルを似せたB級映画も複数存在していますので、間違って手に取らないように注意して下さい。

スピンオフについて

スピンオフでリリースされているのは『ジグソウ:ソウ・レガシー』のみで、『スパイラル ソウ オールリセット』はこれから劇場公開を控えています。

まだ『スパイラル ソウ オールリセット』はVODサービスでの視聴はできないので注意しましょう。

スピンオフは本編を観ずとも理解できる内容ではありますが、ベースとなっている『SAW』の世界を知っている方が楽しさは増すもの!ぜひシリーズ丸ごとの視聴をオススメします。

『ソウ』シリーズ全作の見どころ一覧

ソウ シリーズ
出典:映画『スパイラル ソウ オールリセット』公式Facebook

1.SAW

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あらすじ

アダム(リー・ワネル)が目を覚ましたのは古いバスルーム。部屋の真ん中には一つの死体があり、部屋の対角線上には同じく足首を鎖で繋がれた男・ゴードン(ケイリー・エルウィス)がいる……。

ここへ閉じ込められた理由も分からず、2人は半ば強制的に生死をかけた“ゲーム”へ参加させられてしまう。この状況に困惑したゴードンは、最近話題となっている“ジグソウ”という犯罪者を思い出した。

この一件には彼が関わっているのか?そして拉致された2人の運命は……?

みどころ

作品のほとんどがバスルームで展開され、あれこれ場面が転換しないことにより、閉鎖感と大きな緊張がより一層増すのも本作の魅力と言えますね。

古いバスルームも視聴者が不安が煽られるくらいの汚さ(笑)視覚的な恐怖も散りばめながら物語が進み、ジェームズ・ワン監督お得意のホラー要素がキラリと光っていますよ。

作品そのものは111分と短いのですが、綺麗にまとまっているので鑑賞後のスッキリ感がたまらなく良いんです。そしてラストのどんでん返しには誰しもが驚いてしまうはずでしょう。

シリーズで最も面白いと言われる『SAW』、これを観なくては始まりません!

 

2.SAW2

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あらすじ

出口のない建物に閉じ込められた男女8人。彼らはあの“ジグソウ”によるゲームに参加させられ、遅延性の毒ガスによる脅威に晒されていた。クリアし解毒剤を手にしなければ命を落としてしまう。

最初はこの場所に集められていたことさえ分からなかった彼らだが、徐々に各々の素性が発覚していく。ゲームに参加させられるにはとある理由が潜んでいるからだ。

そして肝心の“ジグソウ”ことジョン(トビン・ベル)は警察に逮捕されている……。果たしてこのままゲームは続行されるのだろうか――?

みどころ

ジグソウのゲームに参加させられる人々を、作中では“被験者”と呼びます。『SAW1』から分かっていたことですが、被験者になるには何かしらの罪(黒い過去を隠蔽しているなど)を背負っており、ジョンはそれを見逃がしません。

一気に参加者が8人へ増え、舞台も広い洋館とスケールアップ。前作よりも更なる緊張感が増しています。スリラー/ホラーファンにはたまらないことでしょう。

ちょっぴり過激な描写は増えているものの、『SAW2』まではそこまでグロテスクではありません。肝心の描写は映されていないので、残虐表現が苦手な人でも視聴できるはずですよ!

 

3.SAWザ・ファイナル 3D

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あらすじ

ジグソウの仕掛けたゲームから生還したボビー(ショーン・パトリック・フラナリー)は自身の経験をメディアで語り、各方面から支持を得ていた。彼の元には他の生存者も集まるほど高い人気を博している。

すっかり注目の的となった彼は「生還者の会」を主催。『SAW1』で生き残ったゴードン(ケイリー・エルウィス)の姿も見え、被験者同士の交流をはかった。しかしボビーには誰にも言えない秘密があったのだ。

夢のような時間も束の間、遂にボビーは何者かに拉致されてしまう。今回の参加者は全て自分の身の回りの人間のみ。運命を賭けた最後のゲームが今、始まるーー。

みどころ

遂に物語は最終局面へ!なんと元・被験者が再びゲームに参加させられる驚きのストーリーです。あのゴードンも再登場し、シリーズを通して観たファンにとっては少し懐かしくなるのでは?

注目すべきはボビーの“隠し事”にありますが、もちろんそこだけではありません!

『SAW6』にて大きな痛手を負ったホフマン刑事もラストまで登場。ジグソウの後継者にしてはかなり感情的な彼ですが(苦笑)、なかなかのしぶとさも魅力の一つと言えるでしょう。

名セリフ「ゲームオーバー」を最後に言うのは誰なのか?『SAW』お得意のどんでん返しを最後までご期待くださいね。

4.SAW6

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あらすじ

またも被験者が薄暗い部屋の中でゲームに参加させられていた。

その頃ジグソウの後継者として動くホフマン刑事(コスタス・マンディロア)だが、彼の意志を受け継ぐよりも己の衝動が暴走する傾向にあった。

疑いを掛けられぬようFBI捜査官に濡れ衣を着せるホフマン。しかし「捜査官がジグソウである証拠に欠ける」と判断され、彼自身が後継者を共同捜査する役に抜擢されてしまう。

一方でジョンの死を悲しんでいた妻・ジル(ベッツィ・ラッセル)が動き始めていて……。

みどころ

ジョンの死後、しばらくしてからホフマンが後継者として動くのですが……。アマンダよりも更にひどい後継者といった感じであり(苦笑)、彼の行動には視聴者も目を瞑れなくなっていることでしょう。

“後継者”と言えるほど意志を受け継ぐほどの忠実さが見られず、暴走していくホフマンにえもしれぬ恐怖を覚えるはず。本作も相変わらずのグロテスクさで、閲覧注意なシーンが炸裂!凝ったゲームの内容も見どころの一つですね。

そしてジョンの妻・ジルもとうとう動き出します!「女性は強し」という感想を抱くレベルの活躍っぷり。ラストへ向けて見逃し厳禁な第6作目ですよ。

 

5.SAW3

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あらすじ

脳に腫瘍を患い、余命いくばくかの状態であるジョン。ほとんど動けないにも関わらず、またもゲームの犠牲者が現れた。

しかし今までとどこか様子が違う……。そんな違和感を覚えた女刑事は夜に拉致され、そのまま“被験者”となり死亡してしまった。

ジグソウの勢いは留まることを知らず、またも参加者が食肉工場へ次々と拉致される。ジョンは動けないはずなのに、一体なぜ?このゲームの仕掛け人は誰なのか――?

みどころ

遂に連続殺人鬼であるジョンが絶命寸前の状態に陥ります。

前作から逮捕、そして余命残りわずかとなかなかの危機に晒されていますが……。それでも恐ろしきゲームは終わりません。むしろ新たなゲームが展開され、被験者が続々と現れているのです!

グロテスクさは1と2の比ではなく、一気にレベルアップしてしまうので苦手な方は要注意!

全体的にスケールもグロ度も上がったのですが、「ちょっとそっち方向に寄りすぎたかな?」といった感じは否めず……。『SAW3』以降からちょっぴり雰囲気が変わるんですよね。

けれども物語の面白さは健在なので、本作がクリアできればそれ以降のシリーズは視聴できるはずです(笑)

6.JIG SAW(ソウ・レガシー)/スピンオフシリーズ

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あらすじ

暗い部屋に集められた男女が5人。頭からバケツを被され、首には太い鎖が一つ繋がれている……。そして今までのゲームど同様カセットテープが再生され、被験者たちは参加を余儀なくされるのだった――。

とある街で発見された死体たち。顔の肉が剥がれるなどの悲惨な死に方をしており、ジグソーパズル型に肉片が切り取られている。

刑事らは10年前の「ジグソウ事件」を思い出し、容疑者はジョンではないか?といった仮説を立てた。しかし彼の死からは時間が経過していることから、またも後継者や模倣犯などの憶測が飛び交い……。

みどころ

『SAW』シリーズ初のスピンオフ作品。かつて登場していたメインキャラクターは出演せず、ジグソウ事件から10年が経過した世界を描いています。

もはやお家芸と呼んでもいいような残虐表現ですが、『ソウ・レガシー』では『SAW3』~以降ほどのグロさはなし。もちろん痛い!と思ってしまうようなシーンがあるものの、エグさを強調した作りではなくなっています。

そのため1や2のようなサスペンス要素の強いストーリーが好きな人にはオススメ!原点回帰したような展開となっているので、ファンなら十分に楽しめると思いますよ。

7.SAW4

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あらすじ

ジグソウの死後、遺体の中からあるカセットテープが発見された。検視官は事件の担当者であるホフマン(コスタス・マンディロア)に連絡を入れ、再生をすると事件が終わらないことを示唆するメッセージが残されていた。

「自分の死で、すべてが終わったと思わないことだ」

そして仲間を事件で次々と失ったSWATの隊長・リッグ(リリク・ベント)が遂に被験者として選ばれてしまった。彼と関わりのある人間はゲームに参加させられ、ホフマンまでもが巻き添えとなってしまい……。

みどころ

前作より過激な表現が加速し、本作でもその要素は健在です。もちろん『SAW3』よりかは抑えめになっていますが、それでもグロいことには変わりありません!

『SAW4』以降は初見でないとストーリーの理解がしづらくなってくるため、要注意ですよ。

徐々に警察やSWATなど、ジグソウと敵対関係にあたる人間らが巻き込まれていきます。やや時系列が複雑ですが、伏線があちこちに散りばめられているので見ごたえバツグン!

そしてジグソウの後継者や、裏で糸を引いているキャラクターが気になってしまうはず。様々な推測をしながら視聴すると楽しさが倍増します。

8.SAW5

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あらすじ

ジョンの妻・ジルに疑いをかけ調査を進めていたストラム(スコット・パターソン)。

無事にゲームから生還し、「次なる後継者はホフマン刑事(コスタス・マンディロア)ではないか?」と思い始めていた。しかしゲームで傷ついた代償は大きく、上の人間より休養を取るように言われてしまう。致し方なしにストラムは単独で調査へ乗り出すことにした。

そんな最中、またも新たなゲームが幕を開ける。5人の男女首輪をはめられた状態で目を覚まし……。

みどころ

アマンダ以降の後継者がホフマンであることにフォーカスし、物語が進んでいきます。

ゲームがメインというよりかは、ストラムがホフマンに疑いをかけ……といった点が注目ポイント。ややサスペンス要素が強いため、残虐表現が苦手な人からすれば少し安心できるでしょう(笑)

これ!といった盛り上がりに欠け、全シリーズを通して一番マンネリしてしまった印象が……。イッキ見をする分にはちょうどいい“箸休め”になるものの、失速感は否めないですね。

ただ『SAW5』がなければ次作の面白さに繋がらないとも言えます。「ちょっとグロいサスペンス」といった目で観るとGoodです!

まとめ

スリラー界で伝説を残した『SAW』シリーズ。その魅力に取りつかれてしまえば、一気にファンになってしまうことでしょう!

一つ観ればまた次が気になり、ラストまで一気に駆け抜けられるはずです。スピンオフも視聴することで面白さが倍増すること間違いなし。

ぜひ『SAW』シリーズを制覇し、次作の公開へ備えましょう!

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フリーライター&シナリオライターの映画好きサブカル女子。ライター歴は一年半くらいでまだまだひよっこ。 「感動よりも恐怖を、お涙よりもスリルを!」を基準に映画を選ぶ人。ホラー、スリラーサスペンス、鬱になりそうな作品が特に好き。でもハッピーな気分になれる海外ドラマも好き。キャラクターものもアニメも好き。要するにかなりの雑食です。