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映画『インディジョーンズ』シリーズの見る順番をあらすじ・見どころをまとめて紹介!

ひとっとび編集長

架空の考古学者インディ・ジョーンズを主人公に、世界各国のお宝を巡る大人気アクション・アドベンチャー映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ。

どの作品も放映時間が約2時間と長丁場なのですが笑いあり、裏切りありの予想がつかない展開や派手なアクションに魅了され、気づけば物語終盤になってしまう見どころたっぷりの作品です。

また本シリーズの特徴ともいえる「気持ち悪いシーン」も物語の随所に散りばめられており、思わず背筋が痒くなる映像も。そのほとんどが本物だと聞いたときは、開いた口が塞がりませんでした。

本記事では、そんな『インディ・ジョーンズ』シリーズの時系列・見る順番・各話あらすじ・見どころなどを徹底解説していきます!

※ネタバレはほとんど含みませんが、物語の説明上どうしても省けない部分があるため未鑑賞の方は注意してください。

記事の途中にはインディージョーンズを知るには欠かせないハリウッドの名俳優、ハリソン・フォードとリヴァー・フェニックス特集記事も用意しました!

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映画『インディ・ジョーンズ』シリーズについて

インディ・ジョーンズ
出典:『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』公式サイト

インディ・ジョーンズシリーズとは

『インディ・ジョーンズ』は架空の考古学者インディアナ・ジョーンズ(通称インディ・ジョーンズ)を主人公とした冒険譚。2023年公開予定の新作を合わせると全5シリーズの大作です。

記念すべき第1作目が公開されたのは、1981年。逆算すると約40年ほど昔の映画ということになりますが、未だに世界中の人々をワクワクさせる不動の名作です。

シリーズを通して主人公インディ・ジョーンズを演じたのは、『スター・ウォーズ』シリーズや『ブレードランナー』シリーズで知られるハリソン・フォード。

知的好奇心が強く、やると決めたらどんな手を使ってでもやり遂げる男くさい冒険家を演じきりました。

物語は「冒険」をテーマにしているだけあって、様々な国・遺跡などが舞台になっており、映画を通じていろんな文化に触れられるのも楽しみのひとつ。

そして『インディ・ジョーンズ』シリーズといえば、大量の蛇・虫・ネズミなどトラウマになりそうな気持ち悪いシーンが登場するのが定番ですが、映画が手がけられた1980年代は、まだまだCG技術も発達していなかった時代。そのため、これらのほとんどは本物が使われたという驚きの裏話も存在します。

2023年公開予定の新作はタイトルは、インディ・ジョーンズと運命のダイヤル。主役は引き続きハリソン・フォードが続投。

ただ来年時点で80歳と高齢のため、インディ・ジョーンズを演じるのは最後との明言も。

また本シリーズ制作にあたり、長年スティーヴン・スピルバーグと二人三脚してきたジョージ・ルーカスがウォルト・ディズニー・カンパニーに買収されたことなどから、一部では5作目が完結編となるのではないか?と注目を集めています。

ダンディ俳優ハリソン・フォードのおすすめ映画特集!『スター・ウォーズ』だけじゃない!

映画「インディ・ジョーンズ』シリーズを観る順番

インディ・ジョーンズ
出典:映画『インディ・ジョーンズ』公式Facebook

時系列順で見るのがおすすめ

『インディ・ジョーンズ』シリーズ全5作品を公開順に並べると以下の通り。

<公開順>

  • 『インディ・ジョーンズ/レイダース失われたアーク≪聖櫃≫』(1981)
  • 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)
  • 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)
  • 『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』(2008)
  • インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)

通常シリーズものは公開順で見る方が多いと思いますが本作品の場合、1作目『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』と2作目『インディジョーンズ/レイダース失われたアーク≪聖櫃≫』の時系列が入れ替わっています。

また2作品目を除く全ての作品が舞台設定当時の国際情勢をもとに制作されていることから、公開順ではな<時系列順>に視聴するのが最もおすすめです。

<時系列順>

  • インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)
  • 『インディ・ジョーンズ/レイダース失われたアーク≪聖櫃≫』(1981)
  • 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)
  • 『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』(2008)
  • インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)

基本的には単体でも楽しめるように制作されているため、気になる作品だけを好きなように観ても楽しめますがインディ・ジョーンズを中心としたライバル関係や友情、恋模様などが理解しやすいのは間違いなくこの順番です。

より物語に没頭したい人は、ぜひ時系列順で視聴してくださいね。

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映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ全4作品のあらすじと見どころ

インディ・ジョーンズ
出典:映画『インディ・ジョーンズ』公式Facebook

ここでは、『インディ・ジョーンズ』シリーズ全5作のあらすじ・見どころを時系列順に紹介します。

一部ネタバレが含まれているので、気になる方は飛ばしてくださいね。

1.『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年)

インディ・ジョーンズ
出典:『インディ・ジョーンズ』公式Twitter

あらすじ

1935年。上海のクラブで暗黒街のラオを相手にヌルハチ(満州王朝の初代皇帝の遺骨)とダイヤの取引きを行おうとしたインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)は酒に毒を盛られ、解毒剤の代価としてダイヤを返すよう迫られる。

即時性の毒が回り意識が朦朧とするなか反撃に出たジョーンズは、解毒剤を拾ったウィリー(ケイト・キャプショー)を連れて、迎えにきたショート・ラウンド(キー・ホイ・クァン)とともにクラブからの逃走に成功。命からがらチャーターした飛行機に乗りこむが、実はそれもラオの所有物だということに気付けなかった。

すっかり安心しきったジョーンズは飛行機の中で休息を取ることにするが、その間に操縦士に逃げられ、あやうく墜落しかけてしまう。

燃料もパラシュートも捨てられ、絶対絶命の中で見つけたゴムボートを使って間一髪で飛行機を脱出した3人は、そのまま濁流にのまれインドのとある村にたどり着くのだった。

一方、降ってわいたように現れたインディたちを見つけた村人は彼らを神が遣わした者だと信じこみ、宮殿に棲みつく邪教に盗まれた聖なる石と攫われた子どもたち取り返して欲しいと依頼する。

最初は断っていたインディだが、彼らがシバリンガと呼ぶ聖なる石が伝説のサンカラストーンだと気付くなりやる気をみなぎらせて……。

見どころ

迫り来る敵や、押し寄せる水から逃げ切るジェットコースターのようなトロッコシーンなど息をつく間もないほどハラハラの連続で、約37年前の映画とはにわかに信じ切れないほどハイクオリティな作品。

またインディ・ジョーンズの代名詞とも言えるグロテスクシーンとして猿の脳みそゼリーや虫地獄など、背筋がゾワゾワしそうなエピソードも目白押し。

本作は第2作目にあたる『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の前日譚として描かれており、時系列は前後しているため初めて見る方は注意してくださいね。

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2.『インディ・ジョーンズ/レイダース失われたアーク《聖櫃》』(1981年)

インディ・ジョーンズ
出典:映画『インディ・ジョーンズ』公式Twitter

あらすじ

1936年。ヒトラー率いるナチス軍が旧聖書に記されている「モーセの十戒」が納められた聖櫃(アーク)を掘り起こそうとしていることを知ったアメリカ・陸軍情報局は、大学で考古学を教えるインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)にアークの発見・入手を先行するよう依頼する。

考古学者として、かねてより解きたいと願った謎に挑める一世一代の大仕事に舞い上がったインディは、手がかりとなるラーの錫杖飾りを持っているかつての恩師アブナー・レイヴンウッドに会うためネパールへ飛ぶことに。

しかしそこにいたのは一人で酒屋を営むアブナーの娘・マリオンのみで、音信不通になっていた10年の間にアブナーは死んだと告げられてしまう

さらにマリオンは自身の恋心を知りながらインディが姿をくらましたことも恨んでいて、情報が知りたければ明日来いと追い返されてしまうのだった。

一方インディをつけていたナチス軍は、マリオンが一人になった隙にラーの錫杖飾りを渡すよう容赦のない拷問にかけて……。

見どころ

『インディ・ジョーンズ』シリーズ第2作目にあたる本作は、全世界で約3億3,050万ドルを売り上げ、1981年の最高興行収入を記録。

アカデミー賞5部門、サターン賞7部門、英国アカデミー映画賞1部門を受賞しました。

内容は時系列的に1番過去の内容となっており、『インディジョーンズ/最後の聖戦』モテるわりに独身を貫いているインディが今なお心に思い続ける女性・マリオンの初登場回でもあります。

また物語中盤で、大量の蛇がうごめく穴に落とされたときの緊張感は思わず画面越しに息を止めてしまうほどの出来栄えです。

どれだけ追い詰められても、必ず打開策を見つけてしつこく敵を追いつめるインディの勇姿をとくとご覧あれ。

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3.『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)

インディ・ジョーンズ
出典:映画『インディ・ジョーンズ』公式Twitter

あらすじ

1938年。大学で考古学を教えていたインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)は突然押しかけてきた男たちに、ウォルター・ドノバン(ジュリアン・グローヴァー)の元へ連れて行かれる。

ウォルターは長年博物館に寄付をしている大富豪で、初対面ながらもよく知る人物だった。

突然押しかけた非礼を詫びたウォルターは、アンカラの北の山で偶然見つけた石板をインディに見せ、長年行方知れずだったイエス・キリストの聖杯の行方を示す大事な手がかりを見つけたと言うのだ。

ぜひ杯探しに加わってほしいと頼むウォルターに、聖杯は父ヘンリー(ショーン・コネリー)の専門分野だと答えるインディ。

するとウォルターは既にヘンリーを調査団長として送り出したが、資料ともども消えてしまったと続けるのだった。

仲違いして以来20年近く会っていないものの、唯一の肉親者であるヘンリーを探すため、仕方なく依頼を受けることにしたインディは彼が消息を絶ったヴェネツィアへ向かう。

そこで父の同僚・エルザ(アリソン・ドゥーディ)と合流し、教会の中に隠された隠し通路を見つけるが後をつけてきた何物かに襲われて……?

見どころ

若かりし頃のインディ・ジョーンズを『スタンド・バイ・ミー』などで知られる故リヴァー・フェニックスが。父親役を初代『007』のジェームズ・ボンド役で有名なショーン・コネリーが演じた豪華な一作。

若き天才俳優と称えられながら、23歳で亡くなったリヴァー・フェニックスの貴重な作品でもあります。

1989年5月24日に公開された本作は、全世界で4億7,430万ドルの興行収入を記録。第62回アカデミー賞では、「音響編集賞」を受賞しています。

ロケ地に選ばれたのは、古代ナバタイ王国の都・ペトラ遺跡。その中でも特段美しいと言われるエルカズネ(宝物殿)が、今回のキーアイテムであるキリストの聖杯の隠し場所として使われました。

3作目にして初登場となった父ヘンリー・ジョーンズのすっとぼけたキャラクターは、まるで何シリーズも見守ってきたかのような愛着を沸かせると同時に、インディの気苦労が窺い知れる存在です。

本作品では、これまで深く語られなかった親子関係・ジョーンズの名前の由来・トレードマークでもある帽子の秘密などインディ・ジョーンズの人生に深くかかわる内容が目白押しなのでお見逃しなく!

若き天才俳優、リヴァー・フェニックスに関する壮絶な人生をまとめた記事はこちら。

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4.『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年)

出典:ディズニープラス公式

あらすじ

舞台は前作から19年後の1957年。

相棒のジョージ・マクヘイル(レイ・ウィンストン)と共にイリーナ・スパルコ(ケイト・ブランシェット)率いるソ連軍に拉致されたインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)はエリア51区にある政府の秘密物保管倉庫内から長方形の箱に納められたミイラ化した遺体を探し出すよう強要される。

最初はとぼけてやり過ごそうとするインディだったが、四方から銃を向けられてしまい、協力せざるを得ない状況に。

目的物の強い磁気を帯びた特性をうまく利用し、なんなく箱を探し出したインディは隙をみて近くの兵から銃を奪い、スパルコに向けるも買収され寝返っていたマクヘイルに裏切られ窮地に陥ってしまう。

それでもなんとか隙を作り、一目散に逃げ出したジョーンズだが行き着いた先は核兵器実験のための無人の町だった。

突然カウントダウンを始めるサイレンを聞いたインディは鉛成分で出来た冷蔵庫に隠れることで難を逃れたが、今度は本物のFBIからスパイに手を貸し、ソ連軍を極秘施設に侵入させたと責められ共産主義者のレッテルを張られるのだった。

一方FBI絡みのトラブルに巻き込まれたくない大学はインディを無期限停職処分とし、インディは事実上の失業となってしまう。

留まる理由もなくなったインディは国外へ向かうことに決め機関車に乗り込むが、そこへ謎の少年(シャイア・ラブーフ)が現れる。

彼に「オックスリー博士が殺される」と告げられたインディは居てもたってもいられなくなり近くの喫茶店で話を聞くことにするが……?

見どころ

2作目『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク≪聖櫃≫』でマリオンと再会し、ヨリを戻すことになっていた2人。

しかし3作目ではマリオンとのその後について一切触れられなかったり…と謎が残っていましたが、結婚式の1週間前にインディが逃げ出し、マリオンは別の人と結婚していたというちょっとした後日談も明かされました。

インディが結婚しかけていたことには驚きですが、関係の終わり方は何とも納得してしまいますね。

本作でマリオンの息子役マット・ウィリアムズを演じたのは、『トランス・フォーマー』シリーズでお馴染みのシャイア・ラブーフ。

夢を追いかけて学校を中退した後は、バイク修理で生計を立てている、というどこまでも夢に貪欲な姿勢がどことなくインディ・ジョーンズを彷彿とさせる青年です。

4作目に当たる『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』では宇宙人・失われた都市などスピリチュアルな要素がふんだんに描かれており、これまで『未知との遭遇』『E.T』『宇宙戦争』など数々の宇宙外生命体を描いてきたスピルバーグ監督お得意のテーマとなっています。

欲深くも、人知を越える力を手に入れ支配しようとした人間に訪れる結末とは?

東京ディズニーランドシーにあるインディ・ジョーンズのアトラクションのモチーフにもなった本作品の予測不能なストーリー展開、見事なまでの陰影デザインに注目です!

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5.『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年)

出典:インディージョーンズ公式Twitter

あらすじ

舞台は60年代の末頃、東西(アメリカ・ソ連)は我先にと宇宙への到達を目指す、宇宙開発にしのぎを削っていた。本作はそれを背景に物語が進む。

数多の大冒険を繰り広げてきたインディは旧友の娘ヘレナによる”歴史を変える秘宝”の話をきっかけに一世一代の大冒険のため立ち上がる。その秘宝の名は”運命のダイヤル”。それは”ヒトの想像を超越する異能”を持つと言われており、勝ち取れば、冒険家のインディの生涯を黄金に飾る神品であった。

しかし、彼の冒険をくじく強大な敵影の存在。それは同じく運命のダイヤルを狙う元ナチスの科学者フォラーだった。インディーとフォラーによる、神品の苛烈な争奪戦が今始まる。

みどころ

国家間の宇宙開発競争が激化する歴史的な時代の狭間で、冒険人生からは身を引いたはずのインディーが歴史を改変するほどのパワーを持つ秘宝をめぐって再び冒険へと戻るという、彼の新たな試みを描いていることに注目です!

元ナチスの科学者であり、宿敵フォラーとの緊迫の銃撃戦やカーチェイスといったシーンは目が離せません! 引退のブランクがあるインディーは、果たして運命のダイヤルを手にすることはできるのでしょうか?…

まとめ

40年という長い年月を超えてなお愛され続ける『インディ・ジョーンズ』シリーズ。

ストーリーを追いやすい、というのも理由のひとつではありますが本作品は基本的に舞台設定当時の国際情勢をもとに作られているため、時系列順での視聴がおすすめです。

約15年ぶりとなる2023年公開予定の新作に期待しつつ、シリーズをおさらいしてくださいね。

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