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映画『アントマン&ワスプ クアントマニア』のネタバレ解説!なぜエンドクレジットの最後にあの人物が登場した?

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アベンジャーズ随一の最小ヒーロー・アントマンが帰ってきた!

サノスとの激闘を終えてすっかり平穏な日々を送っていたスコットの新たなる敵は、マルチバースを支配してきた強大な敵・征服者カーン。圧倒的な力を有する宿敵を前に、あいも変わらず気の抜けたコミカルな演出を交えながら、三度アントマンが世界を救う戦いに挑みます。

これまでのアントマンとはまた世界観が異なる量子世界を舞台にした新たな試みに挑んだ『アントマン&ワスプ クアントマニア』についてネタバレありで解説をしていきます!

映画『アントマン&ワスプ クアントマニア』について

アントマン&ワスプクアントマニア
出典:Ant-Man and The Wasp: Quantumania 公式Twitter

映画『アントマン&ワスプ クアントマニア』(原題:Ant-Man and the Wasp: Quantumania)は2023年2月17日に日米同時上映を果たした映画です。

映画『アントマン』シリーズとしては3作目にあたり、マーベル・シネマ・ティック・ユニバース(以下MCU)シリーズとしては31作目の作品です。MCUにおけるフェーズ5の括りの記念すべき一作目にもあたるとされており、本作がMCUの新たな戦いの始まりを描いていると言っても過言ではありません。

今回監督を務めたのは『アントマン』『アントマン&ワスプ』を担当してきたペイトン・リード氏が再登板。三度、アントマンの活躍を映像化します。

10秒で分かる!映画『アントマン&ワスプ クアントマニア』の簡単なあらすじ

出典:ディズニー・スタジオ公式YouTubeチャンネル

アベンジャーズとしてすっかり有名人となったアントマンことスコット・ラング(ポール・ラッド)。平和な日々を送っていた矢先に、娘のキャシー(キャスリン・ニュートン)の開発した装置によって、ホープ(エヴェンジェリン・リリー)らとともに量子世界へと吸い込まれてしまいます。

ミクロよりも小さな世界にも住人たちがおり、そこではかつてジャネット(ミシェル・ファイファー)との因縁がある征服者カーン(ジョナサン・メジャース)がピム粒子の力を持つスコットたちのことを待っていました。

なんとかして量子の世界から出ようとするカーンはキャシーを人質にとって、量子世界から逃れることのできるエネルギーコアの回収をスコットに命じます。

世界を軽々と滅ぼしてしまうことのできるカーンによって迫られるスコットは、果たして娘を救うのか。それとも世界を救うのか。スコットはついに決断します──。

映画『アントマン&ワスプ クアントマニア』のネタバレあらすじ

ここからは映画『アントマン&ワスプ クアントマニア』のネタバレを含みながらあらすじを紹介します。物語の核心に触れているので、未鑑賞の方はご注意ください。

【あらすじ①】量子世界に吸い込まれてしまうスコットたち

アントマン&ワスプクアントマニア
出典:マーベル・スタジオ公式Twitter

サノスとの戦いを経て、すっかり有名人となったスコット・ラング(ポール・ラッド)は、パートナーであるホープ(エヴェンジェリン・リリー)らと共に順風満帆な生活を送っていた。

しかし、娘のキャシー(キャスリン・ニュートン)がこっそりホープやハンク(マイケル・ダグラス)らの協力を経て開発した、量子世界の地図を製作するために量子世界へ信号を送る装置が事件を起こす。

なんらかの危険性を知っていたジャネット(ミシェル・ファイファー)の制止も間に合わず、装置は暴走し次々と周囲の物体を吸収し、スコット、ホープ、キャシー、ジャネット、ハンクの5人はたちまち量子世界へと吸い込まれてしまうのだった。

【あらすじ②】量子世界の住人たちとの遭遇

アントマン&ワスプクアントマニア

出典:マーベル・スタジオ公式Twitter

スコットとキャシーは離ればなれとなったホープたちと合流しようと、右も左もわからない量子世界をさまよっていたが、そこで反乱軍の面々と遭遇し、量子世界で抑制された生活を送る人々の存在を知る。

反乱軍と親しくなったのも束の間、ジャネットの名前を聞いた途端に、反乱軍の態度はガラッと変わる。事情も分からず混乱するスコットたちだったが、そんなスコットたちを目的に突如として反乱軍のアジトは何者かの襲撃にあってしまうのだった。

一方のホープたちは、量子世界で長らく暮らしていたジャネットに案内されクライラー卿の元を訪ねる。穏便に元の世界に帰ろうと考えていたジャネットだったが、思った通りの協力が得られないと悟る。ホープたちは、クライラー卿の飛行艇を盗んで逃亡するのだが、どうにも隠し事をしているジャネットに対し、ホープやハンクは真実を問いただしていく。

【あらすじ③】征服者カーンとの対面

アントマン&ワスプクアントマニア
出典:マーベル・スタジオ公式Twitter

かつてジャネットは量子世界でカーンという男と遭遇していた。彼の壊れた乗り物を修理するために協力していたものの、いざ乗り物が完全に復旧しかけた時に、カーンがかつて多くのマルチバースを破壊して回っていた存在だったことを知る。

カーンの危険性に気づいたジャネットは、ピム粒子を用いて乗り物のエネルギーコアを使用不能にすることに成功する。しかし、乗り物こそ動かせないものの、スーツが復活したカーンはすでに圧倒的な力を有していた。

以来カーンは量子世界を次々と制圧していき帝国を築いていき、ジャネットらはそれに対抗するべく反乱軍を結成したのだった。

そんなカーンに、スコットとキャシーは捕らえられてしまう。キャシーの命を人質にとられたスコットはカーンの命令に従い、巨大化したエネルギーコアをもとのサイズに戻してしまうのだった。

【あらすじ④】カーンとの全面対決

アントマン&ワスプクアントマニア出典:マーベル・スタジオ公式Twitter

ついに量子世界から逃れる力を手に入れてしまったカーン。しかしそんなカーンを止めるべくスコットたちはカーンの築いた基地へと乗り込んでいく。

カーンに捕らえられたままだったキャシーも牢から脱出し、カーンの基地の内部で反乱軍のリーダー的存在であるジェントーラなどの協力を経て、反乱軍を鼓舞することに成功する。ついにカーンの軍団とアントマンらと反乱軍の全面対決が始まった。

反乱軍が優勢かと思われたものの、ついに前線へとカーンが現れ、事態は急転する。圧倒的な力を持つカーンの前にアントマンやワスプでも歯が立たないでいた。

しかし、そこに現れたのがハンクが育てていた特殊なアリたちだった。量子世界で進化したアリたちは圧倒的な群勢を率いて、カーンの基地を制圧。あまりの数のアリたちに加え、配下のM.O.D.O.K.の裏切りに遭い、カーンはついに倒されてしまう。

【あらすじ⑤】元の世界への帰還

アントマン&ワスプクアントマニア
出典:マーベル・スタジオ公式Twitter

ついにカーンの基地を制圧したスコットたち。あとは元の世界へと帰るだけだったのだが、ゲートを開いたのも束の間、実は生きていたカーンによってスコットだけが量子世界へ取り残されてしまう。

スーツの力が切れてしまったカーンとアントマンの戦いは互角だったが、再び量子世界へ戻ってきたワスプの援護のおかげで、今度こそカーンを消滅させることに成功する。スコットは助けに来てくれたホープに感謝し、二人は抱擁し合う。

そんな二人を助けるべく量子世界から元の世界へと戻れるゲートへと導くキャシーの手助けもあり、スコットは無事元の世界へ戻ってきた。

スコットに元の平穏な日常が戻る。しかし、カーンが今後世界に危機が訪れることを示唆していたことを思い出す。果たしてカーンを倒したことは正解だったのか。不安を感じながらも、スコットは家族と共に参加し損ねたキャシーのバースデーという幸せを噛みしめるのだった

映画『アントマン&ワスプ クアントマニア』の登場人物・キャスト

スコット・ラング(アントマン) / ポール・ラッド

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出典:Ant-Man and The Wasp:Quantumania 公式Twitter

バツイチで無職の前科者だった男が、ある事件をきっかけに偶然アントマンのスーツを手に入れて、超人的なパワーを発揮。成り行きで度々世界を救う戦いに巻き込まれ、ついにはアベンジャーズの戦いにも身を投じるまでになりました。

現在はサノスとの戦いで一躍有名となったことで、本の出版などその知名度を活かした活動をしており、一般に知られていなかったヒーローたちの戦いを、半ばどこまで本当なのかわからないほどの内容を絡めながら、広める役割を担っています。

普段はマイペースでお調子者の性格をしていますが、ひと度娘のキャシーのこととなると話は別。囚われたキャシーを自由にするという約束を反故にしたカーンに対してはマジギレする姿も見せています。

スコット・ラング役はもちろんこれまでのMCUシリーズと同様にポール・ラッド氏が続投し演じています

ホープ・ヴァン・ダイン(ワスプ) / エヴァンジェリン・リリー

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出典:Ant-Man and The Wasp:Quantumania 公式Twitter

天才科学者ハンク・ピムの娘であり、自らも優秀な物理学者で、父の研究パートナーを務めていました。知的で気が強く身体能力も抜群で、『アントマン&ワスプ』からは、自身もスーツを着用してワスプとなって敵と戦います。

現在はスコットと良きパートナーとなっており、ピム・テックから発展させた財団を父から引き継ぎ運営しています。

アントマンと同じく体のサイズを自在に伸縮させることができるうえ、アントマンにはない飛行能力を有しています。

ドラマ『LOST』(2004)などに出演経験のあるエヴァンジェリン・リリー氏がこれまでのシリーズと同様にホープ役を演じています

カーン / ジョナサン・メジャース

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出典:Ant-Man and The Wasp:Quantumania 公式Twitter

過去・現在・未来……とすべての時間とすべてのマルチバースへと行ける乗り物に乗って量子世界へと現れた男。ジャネットと出会い、共に乗り物の修復作業に取り組んだものの、実はその正体は量子世界へと追放された存在であり、かつてはありとあらゆる時間や世界を葬り去ってきた存在。

乗り物を起動するためのエネルギーコアをピム粒子の力によって使用不能にされてしまったため、量子世界から逃れるべく、スコットたちに接近しました。

特殊なスーツを着用することで、対象を消してしまう光線を発したりと、量子世界からは出られないながらも量子世界を征服するほどの力は持っており、量子世界で帝国を作っていました。

ドラマシリーズ『ロキ』に続いて、ジョナサン・メジャース氏がカーン役を演じています。

キャシー・ラング / キャスリン・ニュートン

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出典:Ant-Man and The Wasp:Quantumania 公式Twitter

スコットの愛する娘であり、かつてはまだ幼い子どもだったものの、スコットが5年もの間、量子世界から戻れなかったためすっかり成長した姿となりました。

現在はハンク・ピムの研究を手伝っており、正義感に厚く警察にも反抗的な態度も厭わない性格から、ピム粒子を使って騒動を起こし留置場に入れられたり、自身もアントマンのスーツを携帯していたりと、“2代目アントマン”のような状態にあります。ただし実力はまだまだなようでスコットに戦闘のコツを指南される場面もありました。

キャシーが量子世界を監視する装置を作ったことをきっかけに、みんなを量子世界へ引き込んでしまい、今回の事件のきっかけを作った人物でもあります。

『名探偵ピカチュウ』(2019)などに出演経験もあるエヴァンジェリン・リリー氏が、これまで演じてきたエマ・ファーマン氏からバトンを受け取り、成長したキャシー役を演じています。

ジャネット・ヴァン・ダイン / ミシェル・ファイファー

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出典:Ant-Man and The Wasp:Quantumania 公式Twitter

ホープの母親であり、かつてはワスプとなってハンク・ピムと共に活動していましたが、ある事件をきっかけに量子世界に閉じ込められ、長い間量子世界で生活をしていました。シリーズ第2弾『アントマン&ワスプ』でついに量子世界から救出され、再会を果たしました。

量子世界に居た頃に実はカーンと遭遇しており、迂闊にもカーンが力を取り戻す協力をしてしまったことにより、責任を感じていました。一時は反乱軍としてカーンと戦っていたのですが、その戦いの途中で量子世界から救出されており、同胞を置いてきたことに対する罪悪感も感じていました。

『スカーフェイス』(1983)、『危険な関係』(1988)などで知られるミシェル・ファイファー氏がこれまでのシリーズと同様にジャネット役を演じています

ハンク・ピム / マイケル・ダグラス

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出典:Ant-Man and The Wasp:Quantumania 公式Twitter

ホープの父親であり、アントマンやワスプのスーツを創り出した天才科学者です。身体を縮小させるピム粒子を発見したことで、自ら“アントマン”となった過去を持ち、妻のジャネットと共に活動していましたが、任務中に量子の世界で離ればなれとなり、極秘テクノロジーの開発の末、ついに『アントマン&ワスプ』でジャネットと再会しました。

『ウォール街』(1987)のゴードン・ゲッコー役にて名を知られるようになったマイケル・ダグラス氏がこれまでのシリーズ同様にハンク・ピム役を演じています

ダレン・クロス(M.O.D.O.K.)/ コリー・ストール

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出典:Ant-Man and The Wasp:Quantumania 公式Twitter

ハンク・ピムの元助手であり、シリーズ第1作目『アントマン』ではアントマン・スーツを元に作ったスーツを着て「イエロー・ジャケット」としてスコット・ラングと戦ったかつての宿敵。

戦いの末、スーツが破壊され量子世界へと送られてしまったダレンは、肉体が異常なバランスで縮小しながらも生きており、カーンによって回収された後、改造されてM.O.D.O.K.へと生まれ変わりました。

ダレン・クロスを演じたのは『アントマン』に引き続きコリー・ストール氏。巨大な頭部という奇抜なデザインをコリー氏の顔で再現されています。

クライラー卿 / ビル・マーレイ

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出典:Ant-Man and The Wasp:Quantumania 公式Twitter

量子世界のコミュニティである“アクシア”を統治しているジャネットの旧友です。ともにカーンと戦った反乱軍の仲間であり、一時はジャネットとも親しい仲だったようです。

『ゴーストバスターズ』などで知られるビル・マーレイ氏がクライラー卿を演じています。出番はわずかながら豪華なキャスティングとなりました。

映画『アントマン&ワスプ クアントマニア』の気になる疑問を解説!

征服者カーンとは何者なのか?

アントマン&ワスプクアントマニア
出典:マーベル・スタジオ公式Twitter

『アントマン&ワスプ クアントマニア』で登場した征服者カーンとは何者だったのでしょうか。その答えはDisney+で配信されているドラマシリーズ『ロキ』の中に手がかりがあります。

『ロキ』で実はカーンは先行して登場しており、“在り続ける者”というキャラクターとしてロキの前に現れました。

“在り続ける者”はそこで自身の出自を語っており、かつてマルチバースを発見したことで別の世界の自分……変異体が存在することを知ります。変異体同士で協力して、宇宙の発展をさせていったカーンでしたが、やがて支配欲に駆られた邪悪な個体も出現し、全面戦争が起こったそうです。

“在り続ける者”は地震の時間軸を切り離すことで、時間の流れを管理して、これ以上マルチバースが広がるのを防いでいたのですが、ロキはこの“在り続ける者”を殺してしまいます。

これにより切り離された時間軸は無防備となり、複数いるとされたカーンの変異体たちがロキたちの世界へと関与できるようになってしまいました。

『アントマン&ワスプ クアントマニア』で登場したカーンも、そんな“在り続ける者”の変異体とされる一人であることが予想され、エンドクレジットで登場した無数のカーンたちもそんないろんなマルチバース世界のカーンなのでしょう。

エンドクレジットの後になぜロキが出てきた?

アントマン&ワスプクアントマニア
出典:『Loki』公式Twitter

エンドクレジットの最後には別の個体と思われるカーンの姿と、ロキとメビウス・M・メビウスがサプライズで登場しました。なぜ彼らは登場したのでしょうか。

前述の通り、カーンとの因縁は実はドラマ『ロキ』の第一シーズンで先行して描かれていました。“在り続ける者”を殺してしまったことにより、無数のカーンの危険に晒されることとなったわけですが、それに対抗するべくロキはカーンの調査を行なっているようでした。

『ロキ』のシーズン2は2023年夏にDisney+にて配信されることも発表されており、今回のエンドクレジットの映像はその予告を兼ねているという見方もできるでしょう。

また、今後のMCUシリーズではアベンジャーズシリーズの新たな作品として『Avengers:The Kang Dynasty(原題)』が2025年に公開予定であることも発表されており、カーンがタイトルに名を連ねている通りまだまだカーンの活躍が予想されます。

実は『アントマン&ワスプ クアントマニア』の脚本を務めたジェフ・ラブネス氏が今作の脚本家に決定したことも報じられており、フェーズ5はカーンとの戦いが軸になってきそうなことが予想できます。

実は人気キャラクターのM.O.D.O.K.とは?

カーンに負けじと強烈なインパクトを残したキャラクターが、なんといってもM.O.D.O.K.でしょう。殺すために設計された可動式有機体という意味である“Mental Organism Designed Only for Killing”の頭文字から命名されたキャラクターでしたが、MCUシリーズではカーンによって改造されたダレンとして登場しました。(ちなみに日本語では「猛烈に大虐殺を行う機械生命体」の略称となっています。)

もともとその奇抜な姿からマーベルコミックシリーズでも人気や知名度の高いキャラクターで、今回の『アントマン&ワスプ クアントマニア』の登場以前からグッズ化やゲームへの出演なども多数経験があり、先行してM.O.D.O.Kが主人公のアニメーションが制作されているほどでした。

出典:Hulu公式YouTubeチャンネル

原作ではアベンジャーズと敵対する組織“A.I.M”の首領であり、組織の計画の実験台にされたことをきっかけに、超人的な頭脳や特殊能力を獲得したという設定を持っていました。

そのため、今回の『アントマン&ワスプ クアントマニア』での登場は、原作を知っている人にとってはまさかの登場となっており、大きなサプライズとなっていました。

満を持してのM.O.D.O.K.の登場は嬉しい一方で残念なのは、今回カーンを倒すためにダレンが自らを犠牲にして死んでしまったことでしょう。せっかくの大物キャラクターをまさか今作一本で使い捨てしてしまうのか、という点は惜しいです。ぜひなんとかして再登場の機会を与えてあげてほしいですね。

まとめ

カーンとの本格的な戦いの始まりを描くことになった『アントマン&ワスプ クアントマニア』は今後のMCUの展開においてもかなりの重要なポジションにあるといえるでしょう。

従来の明るいアントマンのテンションはそのままに、不思議な量子世界の造形や今回も無数のアントマンたちの登場など映像的な見所も用意された挑戦作にもなっています。

MCU作品としても、アントマンシリーズの最新作としても、本作単品としても見ごたえのある『アントマン&ワスプ クアントマニア』をぜひ、いろんな視点から楽しんでみてください。

この記事を書いた人
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ネジムラ89

缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を執筆中。古今東西関係なくアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるようにやっていきます。