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【ネタバレ有】映画『SMILE』!不敵な笑みが伝染する恐怖、その正体はいかに?

たかなし亜妖

不気味な笑みを浮かべたビジュアル・ポスターが印象的な『SMILE』。
日本上陸前からSNSにて注目を集め、公開を今か今かと心待ちにしていたホラーファンが多いと思います。

作品はスクリーン上映ではなくVOD配信限定となり、配信日に即鑑賞したなんて声もあるほど。「笑顔」をテーマ取り扱う斬新さが大きな話題を呼びました。

なぜ怪しげな笑顔を浮かべながら死んでいくのか?死が連続する理由とは?……そして、被害に遭った人々が恐れる「それ」の正体とは?

今回はホラー映画好きも納得の完成度、『SMILE』をネタバレありで解説していきますよ!物語の結末だけではなく見どころや、元ネタとなった作品もご紹介。筆者の観点から見た恐怖ポイントも解説しますので、どうぞ最後までご覧くださいね。

映画『SMILE』について


映画『SMILE』公式サイト(英語)

2022年秋アメリカにて公開された『SMILE』。

公開初週から観客が押し寄せ、週末3日間での興行収入ランキングで1位を獲得。約2,200万ドル(日本円で約29億4,432万)を記録し大ヒットを飛ばします。

本国のSNSでは予告編が出回り、ひたすら不気味な笑みを浮かべる人間の姿にみんな大注目。今か今かと公開を心待ちにする声が絶えませんでした。

日本では劇場未公開でVOD配信(iTunes、Amazonプライムビデオ、U-NEXT)限定ですが、多くの人が『SMILE』という作品に触れています。

後述しますが本作はとあるショートフィルムを長編化したもの。監督はどちらの作品もパーカー・フィン氏が担当し、今回が初となる長編物語への挑戦なんだそう!

批評家からは「パーカー・フィン長編デビューにふさわしい作品となった」、「恐怖演出が安っぽくなく素晴らしい」などと高い評価を受けています。

10秒で分かる!映画『SMILE』の簡単なあらすじ

パラマウント・ピクチャーズ公式YouTubeチャンネル

精神科で働く心理カウンセラーのローズ(ソシー・ベーコン)。患者の男性と面談した際、彼は奇妙な呟きを繰り返しています。

「自分も死ぬ、家族も死ぬ、彼女も死ぬ、みんな死ぬ……」

さほど気に留めなかったローズはカウンセリングを終え、次の患者のもとへ向かいました。

女子大生のローラ(ケイトリン・ステイシー)は大学の教授が目の前で自殺をした姿を目のあたりにしてから、“人のようで人でないものが見える”とひどく怯えていたのです。

彼女が言う“それ”は笑顔を浮かべているそうで、カウンセリング中に突如発狂。ローラは怪しげな笑みを浮かべたまま顔を切って自殺をしてしまいました。

ショッキングな現場に直面したローズ、あの笑顔が脳裏にこびりついて消えません。患者の自殺をきっかけに、彼女の周りでは不可解な出来事が次々と起こるのです……。

映画『SMILE』のネタバレあらすじ

以下は本作のネタバレあらすじです。核心に触れていますので未鑑賞の方はご注意ください。

【あらすじ①】錯乱の末に自殺、トラウマとなった出来事


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片付けられていない部屋、散らばる薬物。ローズ・コッター(ソシー・ベーコン)の母親がベッドに倒れている。ドアには立ち尽くして呆然とした幼きローズの姿……。

成人し、心理カウンセラーとして働く彼女は母が精神疾患によって自殺した過去を思い出していた。

すぐに仕事へ戻り、カール(ジャック・ソシェ)という男性患者とのカウンセリング開始。するとカールは「家族も、彼女も、自分もみんな死ぬ」と妙な呟きを繰り返す。

鬱病を患う彼をなだめ、ローズは長い勤務を終えようとしたところ急患が運ばれてくる。彼女は退勤することをやめ、大学の教授の自殺を見てしまったという女子大生ローラ(ケイトリン・ステイシー)のもとへ。

カウンセリング室へ入るとローラはひどく怯えていた。彼女は自分の精神がおかしくないと主張し、例の事件が起きて以来変な幻覚を見るようになったと言う。

  1. 人のようで人でないものが見える
  2. “それ”は色々な姿になる
  3. 人間の仮面を被っているようだ
  4. “それ”は自分へ向けて邪悪な笑顔を浮かべる

説明されてもいまいちピンとこないローズ。必死に説明するローラは彼女の背後を見た瞬間、急に発狂。苦しみ暴れ狂う姿を見てローズは電話でSOSを呼び、振り返ると部屋で怪しげな笑顔を浮かべながら立ち尽くすローラの姿が……。

そのまま割れた花瓶の破片を使い、顔、クビを引き裂いて自殺。院内は大騒ぎになるのだった。

【あらすじ②】奇妙な出来事が次々に起こる……


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院内で死者が出たためローズは2人の刑事に事情聴取される。刑事の片方は彼女の元恋人であるジョエル(カイル・ガルナー)。結局「大学生が狂っていたのだろう」という推測で終わったが、ローズは腑に落ちない様子。

自宅に戻っても不気味な笑顔が忘れられず、あの出来事は彼女にとって大きなトラウマとなってしまった。

実の姉ホーリー(ジリアン・レイサー)とその夫グレッグ(ニック・アラポグルー)との食事会も楽しめず、2人の発言に対して反抗的な態度を取ってしまうほど。

心に余裕がない状態が続き、後日ホーリーへ昨夜の件を謝罪するが、窓の外を見るとローラのような人物が見える……。彼女の不安を煽るかのように、次はカールがあの笑みを浮かべて「お前は死ぬ」と言いながら暴れる始末。

その後も自宅では誰もいないのに警報ブザーが鳴り、飼い猫が姿を消し、度々死んだはずのローラの姿が見え、ローズは精神的に追い詰められていく。

【あらすじ③】ヒントは他者の自殺を目の当たりにすること?


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追い詰められる中、ローズは呼ばれていたホーリー息子のバースデーパーティーへ。おもちゃ屋で買ったプレゼントを渡すと、中からは失踪した飼い猫の死体が現れ会場は悲鳴の嵐。

なぜこんなことが起きたか分からないローズもパニックになり、参加者の一人にローラの幻影が映る。発狂したローズはひっくり返って倒れ、ガラステーブルに突っ込んで大けがを負った。

婚約者のトレバー(ジェシー・T・アッシャー)は愛するパートナーの精神状態を心配していたがややお手上げ状態。ローズが言う発言を理解できず、関係が良好だった2人は口論になり険悪なムードに。

真実を確かめるべくローラとのカウンセリング内容の録音を聞くと、要所要所に謎の呼吸が入っていた。

またローラが見てしまった教授の真相を明かすために教授の妻の元を訪問。ジャーナリストと偽って調査に入ると、彼の書斎には不気味な笑顔を浮かべた絵がズラリと並ぶ。

妻曰く、教授はある女性の自殺を見てから変な幻影を見るようになったとか。ローラと教授の共通点「誰かの自殺を目の当たりにする」にヒントを得たローズは、ジョエルに依頼して真相を追うことに。

【あらすじ④】伝染する恐怖と笑顔、追い詰められるローズ


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教授が見たという女性・アンナも誰かの自殺を見た後に死んでいたことが発覚。アンナの前で自殺を図った男性も例の笑みを浮かべており、証拠が映像に残っている。

ローズが帰宅するとトレバーは彼女の精神状態を心配し、カウンセラーを自宅に招いていた。その件についてローズは怒りを露にし、ますます険悪な状態に……。

さらにホーリーの元を訪ね、プレゼントの誤解を解こうとするが見事に失敗。現場写真を持ち込み、常人には理解のできぬ発言を繰り返し余計不信感を与えてしまった。

実の姉を決別し、車内に戻ると首が折れたホーリーがドアにぶつかってきた!……が、これはローズが見た幻覚。実際に姉は死んでおらず、“それ”は確実に彼女に近づき、悪夢を加速させるのだった。

ジョエルの協力もあり、調査が進んだところ2人は刑務所に収容されているロバート(ロブ・モーガン)の面会へ行く。どうやら彼は続く負の連鎖から生き残った人物らしい。

“それ”は人が持つトラウマをターゲットに、人と人とを伝いながら伝染していくものだと説明するロバート。自殺を見ることで呪いが連鎖するため、断ち切る方法は「誰かを殺す」。それも、なるべく残酷な方法でないと効果がないようだ。

【あらすじ⑤】“それ”の連鎖は断ち切れるのか


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話を受け入れられないローズは殺害などできるわけがない、と反論。するとロバートは彼女に例のものが取りついていることを知り、ローラのように発狂。面会は強制終了となった。

自身が死ぬか、殺人を犯すか。

二つに一つで混乱状態へ陥ったローズの前には、以前来訪したカウンセラーマデリーン(ロビン・ワイガート)の姿が。けれども会話の最中彼女を名乗る人物から電話があり、目の前にいる人物が“それ”であることが発覚。ローズは気絶し、さらに追い詰められた状態で病院へ向かった。

カールを刺し殺す幻覚を見るが、実際に行動へ移す直前の状態まで陥っている。誰かに伝染させないためにもジョエルへ連絡し、自分自身を隔離。実家が存在していた廃墟へ向かい、この世にはいない母と対面。死んだ母は助けてはくれなかったことを嘆くが、ローズはランプを投げつけて存在を燃やす。

無事に恐怖から逃れジョエルの自宅へ向かうと、そこには不気味な笑みを浮かべた彼が……。驚くローズだが――、実は廃墟の中の流れは全て幻想。実際は家の前に佇んでいただけで、まだ“それ”は消えていなかったということ。

“それ”は彼女の中に入り込む。そしてジョエルが到着する頃には、ローズが灯油を浴びている……。マッチに火をつけ、負の連鎖は終わらないのだった。

『SMILE』の登場人物・キャスト

本作では多数のキャラクターが登場しますが、物語の中心を担うのはローズとジョエルの2名。

また呪いの伝染については刑務所に収容されるロバートがカギを握ります。今回はこの3人にフォーカスし、キャラクター像やキャストについて細かく紹介していきますね!

ローズ・コッター/ソシー・ベーコン


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母の死をきっかけに心理カウンセラーの道を目指したローズ。肉親を助けられなかった過去を悔やみ、彼女にとって幼き頃の出来事がトラウマとなってしまいました。

“それ”は心の傷に漬け込み、伝染していくもの。母親の件とローラの件二つの出来事が重なり、彼女は悪意に飲み込まれていくのです……。

ローズ自身に何も非はなく、ただただ伝染の恐怖に巻き込まれた立派な被害者。周りから理解を得られず、負の連鎖を止められぬまま餌食となった悲劇のヒロインと言えましょう。

ローズを演じるのはソシー・ベーコン。ケヴィン・ベーコンとキーラ・セジウィックの娘で、2005年に父が手掛けた作品でデビュー。今回は自身初となる主演を務め、今後もさらなる活躍が期待される女優さんです。

ジョエル/カイル・ガルナー


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ローズの元カレジョエル。婚約者がいる彼女に近づくクズキャラかと思いきや、捜査に協力してくれるほどのお人よしぶりを見せます。

彼女への気持ちが残っていたのも力を貸した理由の一つだと思いますが、ジョエルはなんだかんだ“イイヤツ”なのかもしれません(笑)

唯一ローズの味方をしていたものの最後は彼女の自殺を目の当たりにします。優しさが自身の首を絞めたのか、次の被害者となってしまうのでした。

ジョエルを演じるのはカイル・ガルナー。テレビドラマへの出演が目立ち、代表作は『ヴェロニカ・マーズ』。リメイク版『エルム街の悪夢』や有名シリーズ『スクリーム』などホラー映画への参加も多いのが特徴です。

ロバート/ロブ・モーガン


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呪いを止めるべく殺人に手を染め、現在は収容されているロバート。ローズに取りついていることが分かると態度が一変。例の存在にひどく怯え、そのまま面会が強制終了に……。

彼の話で“それ”の真相が暴かれるため、物語のカギを握る重要人物です。ロバートを演じるのはロブ・モーガン。彼と言えば、やっぱりマーベルシリーズのターク・バレットの印象が強いですよね。

あまり映画やドラマに詳しくない方でも観たことがあるのではないでしょうか?『グレイハウンド』や『ドント・ルック・アップ』など有名映画にも多数出演しています。

映画『SMILE』の元ネタは同監督のショートフィルム!

パラマウントUK公式YouTubeチャンネル

『SMILE』は同監督、パーカー・フィン氏が手掛けた短編映画『Laura Hasn’t Slept(ローラは眠れない)』が元ネタです。2020年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で特別上映され、審査員特別賞を受賞。

好成績をおさめたことから配給会社パラマウント・ピクチャーズが監督へ長編映画化の話を持ちかけたのだとか。約10分の中に不気味な恐怖と緊張がみっちりと詰め込まれ、非常に完成度の高い作品に仕上がっていますよ。

例の不気味な笑みもあり、グロテスクな怪物も登場。『SMILE』鑑賞後に『Laura Hasn’t Slept』を観れば、さらに面白さが倍増することでしょう。

パラマウントの公式YouTubeチャンネルにも動画がアップされていますが、字幕付きはU-NEXTのみ。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

映画『SMILE』はホラー初心者でも観られるのか?恐怖ポイントをご紹介


映画『SMILE』公式Twitter(英語)

SNSを中心に注目を集める『SMILE』ですから、ホラーが苦手でも挑戦してみたい……!なんて声もきっとあるはず。けれども結論から申し上げますと、恐怖系作品が全くダメな人にはあまりおすすめできません。

なぜなら本作はビックリ演出の宝庫(笑)グロテスクなシーンも多いため、初心者向けの映画ではないからです。個人的な意見にはなりますが、ある程度ホラー作品を見慣れている人向けだとは思いますね。

それでも挑戦してみたい場合は、以下の恐怖ポイントを心得ておくと観る覚悟が決まるかも……?

『SMILE』の恐怖ポイント①インパクト大の不気味な笑顔

本作のタイトルにもなっている「笑顔」ですが、予告編やビジュアルポスターを見ても分かる通り、とにかく超不気味。一度目にすれば頭を離れない怪しい気な表情の嵐、ローズがトラウマを覚えるのも納得です。

にっこりとした顔を向けられるだけでもう怖い。その恐怖は各キャスト陣の演技力の高さを恨めしく思うほどでしょう。

『SMILE』の恐怖ポイント②隠さず見せるグロ描写

人々が“ウッ”と感じるシーンを見せず、想像力を掻き立たせて恐怖を与える手法もホラー映画では多く見られるもの。しかし、『SMILE』はグロ描写を包み隠さずに表現。最後に登場する“それ”もハッキリと映り、嫌悪感を覚えるような気持ち悪さがたまりません。

臓物が出るようなエグさはないので表現はどれもシンプルなものの、ド直近さが逆に恐怖を増長させているのです。

『SMILE』の恐怖ポイント③心臓が跳ね上がるビックリ要素の玉手箱

近頃はサスペンスやミステリーに近いホラー作品が多い中、『SMILE』は王道の脅かし系演出が満載。

気を抜いているとドーンとやってくるシーン、前置きがあってのビックリシーンなど、なかなか心臓を休ませてはくれない見せ方が何よりの魅力でしょう。

開始直後から突然きますので(笑)もったいぶらないところも◎です。

『SMILE』の恐怖ポイント④結局怖いのは人間か?孤立していく主人公

“それ”の恐怖に取りつかれたことにより、ローズは精神的に追い込まれ余裕をなくしていきます。

仕事ができて婚約者との関係が順調な心理カウンセラーだったはずが、例の件ですっかり孤立。身内からも理解を得られず社会から引き離され、心を閉ざしていく彼女。見ていて心が痛くなりました。

もしこの出来事が自分に降りかかってきたら……と考えれば、誰もがゾッとすること間違いなし。“それ”も確かに怖いのですが、一番の恐怖はそれぞれの登場キャラクターから感じることから思います。

映画『SMILE』の見どころを紹介


映画『SMILE』公式Twitter(英語)

ここまで説明すれば分かる通り、『SMILE』は“伝染系”ホラーのニューカマーと言えましょう。テイストは少々王道をいく作品なので、他作品と差別化できるような見どころが気になる人もきっと多いはず。あくまで筆者個人的の感想ですが、注目してほしい見どころをご紹介します!

恐怖の輪廻、断ち切る法則。王道の中にある斬新さがイイ!

あらすじを読まず、予告編だけを観ると『SMILE』がどんなテイストのホラーなのかあまり想像がつかないかもしれません。

言ってしまえば本作は呪いを伝染させるといった王道ジャンルの一つで、そこへ「不気味な笑顔」や「謎解き」などのエッセンスを投入した映画なのです。

ベースは王道を貫きながら要所要所で新鮮さを感じさせるため、観ていてマンネリ感は一切なし。主人公ローズの行動力もあり、サスペンス的謎解きシーンも満載です。

ただ脅かしているだけのホラーとは異なるので終始ハラハラドキドキ鑑賞できることでしょう。

登場する「笑顔グッズ」、イヤな部分を突いてくる小細工最高!(笑)

にっこりと笑った口角がプリントされた「笑顔グッズ」が作中には度々登場します。

グッズから何かが起きる……ということはないものの、不気味な笑顔のあとにこれらが映し出されるため、妙な小技がきいていて非常に憎い!普通に観ていれば可愛く、何の疑問も抱きませんがカットの挿入の仕方に悪意がありますね(笑)

パーカー・フィン氏はちょっとした小細工が好きなのか、『SMILE』も『Laura Hasn’t Slept』もわざとミスマッチなEDテーマにするなど遊び心が溢れています。

ぜひ本作はエンドロールまで観ましょう。ロリポップには筆者もついつい失笑してしまいましたので……。

複雑化する人間関係。“分かり合えない”ことの悲しさ

ローズの孤立については恐怖ポイントでもお話しましたが、『SMILE』は複雑化した人間関係の描写も絶妙です。

事件が起こる前から姉のホーリー夫婦とはあまり折り合いがついていないというか……。2人の図々しさと勢いに、ローズは少し圧倒されている感じでしたね。

婚約者と何もかも順調かと思ったら中盤で不満をぶちまけ、いくら捜査のためと言えど元カレとくっつき、実の姉とも最終的に決別。

悲しいかな、“それ”に取りつかれる前からいつ歪んでもおかしくない関係だったことが伺えます。『SMILE』からは恐怖だけでなく、彼女の満たされない、理解されない心の寂しさを感じました。

まとめ

日本上陸前から話題となっていた『SMILE』。

鑑賞後も不気味な笑みが本当に頭から離れません。トラウマ必須の物語、きっとホラーファンならたまらないことでしょう。怪物も登場、スプラッターもありと様々な層にも“刺さり”やすいのが本作最大の特徴です。

ぜひショートフィルムと併せてお楽しみくださいね。

この記事を書いた人
たかなし亜妖
たかなし亜妖

フリーライター&シナリオライターの映画好きサブカル女子。ライター歴は一年半くらいでまだまだひよっこ。 「感動よりも恐怖を、お涙よりもスリルを!」を基準に映画を選ぶ人。ホラー、スリラーサスペンス、鬱になりそうな作品が特に好き。でもハッピーな気分になれる海外ドラマも好き。キャラクターものもアニメも好き。要するにかなりの雑食です。