これぞ男のロマン ! 西部劇映画おすすめ15選 | 酒、タバコにガンマン大集合!

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「男のロマン」って憧れちゃいますよね!でも、周りを見渡しても”男のロマン”を感じ、あこがれてしまうような男性にはそうそう出会えないもの。

そんな時は、西部劇映画に浸るのはいかが?
西部劇には、酒にタバコが大好きなアブない男がたくさんいます。賞金稼ぎ、アウトロー、流れ者、カウボーイ、さらにはアンチヒーローなど、危険な香りのする男がたくさん登場します。選りすぐりの名作西部劇の中から、本当の男のロマンを見つけていきましょう。

おすすめ西部劇映画

1. 荒野の七人

「男の魅力がプンプン」

西部劇映画

出典:『荒野の七人』公式Facebook

あらすじ

メキシコの村イズトラカンでは、毎年収穫期に盗賊に襲われ、村人はひもじい思いを強いられていた。ある年、村人は盗賊たちと戦うことを決心する。銃を買うために、送られた使者は、町で凄腕のガンマン、クリス(ユル・ブリンナー)とヴィン(スティーブ・マックイーン)の二人を目撃する。使者は二人に銃の撃ち方を教えるように懇願するが、「打ち方を習うより、ガンマンを雇った方がいい」と言われ、たった20ドルで7名の腕の立つガンマンを集める。
そして、ついに再び村へ強奪にやってきた盗賊たちを一時退かせることに成功する。その後、ガンマンたちと村人は交流しながら、少しずつ結束を高め、ついに決戦の日がやって来た。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント


出典:『荒野の七人』公式Facebook

たった20ドルで、命を賭ける曲者ぞろいの7人のガンマンたちの生きざまにしびれる本作。
仲間を集めるために、それぞれのガンマンの腕を観ることのできるシーンがあり、彼らの所作一つひとつとってもアブない男の魅力がプンプンします。必ず、感情移入できる男が見つかるはずです。

自分の誇りのために戦う者、愛する女性のために戦う者、仲良くなった村人を守るために戦う者と様々ですが、ガンマン一人ひとりの”ダンディズム”がほとばしり、”男のロマン”とはこういうものだととらえることができます。
壮絶な戦いを強いられるクライマックスのシーンは最高です。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • 金銭ではなく、プライドや誰かのために戦う正義の味方が活躍する姿が見たい方
  • 腕利きのガンマンがたくさん出てきて活躍するアクションが好きな方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • ひねりのきいたどんでん返しの結末を期待する方
  • 一対一の緊迫した雰囲気が西部劇の醍醐味だと考えている方

基本情報

上映時間:128分
監督:ジョン・スタージェス
出演者:クリス・アダム(ユル・ブリンナー)、ヴィン(スティーブ・マックイーン)
他受賞歴:アカデミードラマ・コメディ映画音楽賞:エルマー・バーンスタイン
公開日:1961年5月3日

2. リオ・ブラボー

「正義とプライドの銃声」

西部劇映画

出典:『リオ・ブラボー』公式Facebook

あらすじ

腕利きの保安官チャンス(ジョン・ウェイン)は、殺人犯ジョー(クロード・エーキンス)の身柄を確保した。しかし、町の権力者でジョーの兄バーデット(ジョン・ラッセル)の妨害に遭い、町に閉じ込められてしまう。
チャンスの味方は、以前早打ちで鳴らしていたが、今はアル中の保安官補デュート(デーン・マーチン)、片足が不自由で年を取ったスタンピー(ウォーター・ブレナン)、幌馬車の護衛をしていた若いコロラド(リッキー・ネルソン)それに、紅一点、女賭博師のフェザーズ(アンジー・ディキンス)だけだった。
孤立した彼らは、連邦保安官が来るまで正義とプライドを賭けて一味と戦うことになる。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント


出典:『リオ・ブラボー』公式Facebook

保安官チャンスのリーダーシップに注目です。一見頼りなさそうに見える仲間たちを強いリーダーシップで一つに束ね、知恵を絞って悪党と戦う姿はまさに”男の中の男”です。また、ライフルをあたかも拳銃のように扱う様は、たくましさを感じます。
そして、アル中のデュートは身心がボロボロでも、自分の尊厳のために復活せんとする姿や、老いぼれのスタンピーは、足が不自由でも懸命に力を尽くす、そんな彼らは決してかっこよくないけれど、罪人を守り通そうとする姿に心が揺さぶられます。
さらに、クライマックスの銃撃シーンは、ダイナマイトも登場し、緊迫する展開は男たちへのロマンを十分に感じることができるでしょう。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • かっこ悪くてもたくましさを感じるキャラクターが観たい方
  • 完璧なヒーローではなく、少し人間的な弱みがある悩めるヒーローの生きざまが観たい方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • 天下無敵のヒーローが大活躍することで、気分的にスカッとしたい方
  • 中心人物が皆かっこよく悪を叩き潰してしまうことを期待している方

基本情報

上映時間:141分
監督:ハワード・ホークス
出演者:チャンス(ジョン・ウェイン)、デュート(デーン・マーチン)他
公開日:1959年4月22日

3.  許されざる者

「本当の男を呼び覚ますのは誰だ?」

西部劇映画
出典:『許されざる者』公式Facebook

あらすじ

ビッグ・ウインスキーという町の酒場で、カウボーイが娼婦の顔を切り刻んだ事件が起こる。カウボーイたちは保安官に突き出されたが、保安官は、七頭の馬を引き換えにすることでこの事件を終わらせてしまう。それに不満に思った娼婦たちが、1000ドルの賞金をカウボーイ二人の首にかけた。
その情報を聞いた若きカウボーイのキッドは、伝説のアウトローのウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)を賞金稼ぎに行こうと誘う。マニーは、妻に先立たれ二人の子供とともに貧困に苦しんでおり、子供の将来のためにその話に乗る。
賞金を三等分するということで、マニーの古い友人のネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)も加わり三人で、ビッグ・ウインスキーを目指すことになる。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント


出典:『許されざる者』公式Facebook

ウィリアムの変化に注目です。久しぶりで満足に馬に乗れない姿、頼りない父親が幼い子供を食べさせるために頑張る姿は、父親の方は胸を打たれるはずです。
そして酒場で行われる決闘シーンでは、怒りに満ちたウィリアムの姿に、観る者の背筋が凍ることでしょう。愛すべき者のために立ち上がった、普段は穏やかな男が、激怒するのはこんなときだとわかります
鑑賞後はやや疲れるかもしれませんが、良質な映画を観たことと、本物の男のロマンに出会えたことで、西部劇世界の素晴らしさに気づくこと間違いありません。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • 困難な状況を打開しようとするキャラクターが好きな方
  • 爽快なガンファイトが観たい方
  • 芸術性の高い西部劇が観たいと思っている方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • 銃撃戦がたくさんあり、迫力のあるアクションシーンが見たいと思っている方
  • 主人公が目的を果たし、ラストが皆でハッピーエンドになることを期待している方

基本情報

上映時間:131分
監督:クリンント・イーストウッド
出演者:ウィリアム・マニー(クリンント・イーストウッド)、ネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)他
受賞歴:第65回アカデミー賞/作品賞/監督賞/助演男優賞/編集賞
公開日:1993年4月24日

4. 3時10分決断のとき

「一番大切なものは?それは、心に秘めた男の生き方」

西部劇映画
出典:『3時10分決断のとき』公式Facebook

あらすじ

牧場経営者のダン(クリスチャン・ベール)は、南北戦争で負傷し、片足が不自由な上嫌がらせを受ける日々に耐えていた。
そんなある日、ベン(ラッセル・クロウ)率いる強盗団に襲撃された駅馬車を発見し、中に生き残っていた賞金稼ぎを助ける。
ベンによって大きな被害を受けていた鉄道関係の重役たちは、捕らえたベンを縛り首にするために「3時10分 ユマ行き」の汽車に乗せようとする。護衛役としてダンも加わることになる。しかし、ベンの手下どもが奪還を企てていた。
護送する一向に報奨金がかけられ、ダンに次々と銃弾が飛んでくることになる。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント


出典:『3時10分決断のとき』公式Facebook

ダンが男の誇りを賭けて、犯罪者を護送するところが最大の見どころです。ダンめがけて弾丸が雨のように降り注ぎますが、ダンは、強盗団のリーダーのベンに助けるのならば命と金の保証をすると言われても頑なに拒否します。
信念をそこまで貫くのは、借金を抱え、妻や子供に軽蔑されている自分の尊厳を取り戻したいがためです。皮肉にもダンの気持ちを理解したのは、唯一ベンだけでした。二人の間に生まれたささやかな友情が作品を引き立てます。観る者は、極悪非道なアブない男のキラリと光る魅力を十分に感じとることができるでしょう。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • 魅力的なチョイ悪おやじの生き様を観たい方
  • スケール感の大きい男の生き方を学びたい方
  • 家族のために頑張る男が観たい方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • 主人公よりも、悪役に男としての魅力があることに違和感を覚える方
  • 主人公のかっこいい生き方を中心にしたストーリーを期待している方

基本情報

上映時間:122分
監督:ジェームズ・マンショート
出演者:ベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)、ダン・エヴァンス(クリスチャン・ベール)他
公開日:2009年8月8日

5. ダンス・ウィズ・ウルブス

「男は、オオカミと踊る」

西部劇映画

Amazon.co.jp 

あらすじ

南北戦争中、北軍の中尉ジョン・ダンバー(ケビン・コスナー)は、足を負傷し自暴自棄になり囮になった。このことがきっかけとなり北軍は勝利し、英雄としてサウスダコタに赴任する。
そこで、先住民族スー族の「蹴る鳥」(グラハム・グリーン)たちと出会い、交流を深めていく。そして、その部族で生活していた白人女性の「拳を握って立つ女」(メアリー・マクドネル)と深く愛し合うようになる。ダンバーは、白人による先住民族への迫害に疑問を持ちはじめ、心は軍隊から離れスー族へ傾いていく。
そんなとき、先住民族のポニー族が、軍隊と連携して、スー族を襲う。ダンバーはスー族の戦士となり、仲間を守るために戦い始める

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント


出典:『ダンス・ウィズ・ウルブス』公式Facebook

戦争でやけになった自殺願望のアブない男ダンバーが主人公です。彼は新天地で心許せる人たちと出会い、交流していくことで生きがいを見つけるようになります。アブない男が少しずつ人間性を取り戻していくところに共感するでしょう。
先住民族独特のタバコは神秘的で、アブない男の気持ちを優しく包んでいきます。アブない男には、本当にタバコがよく似合うのです。
先住民族のアブない男の代表「蹴る鳥」と「風になびく髪」の二名はダンバーと友情を育んでいきます。ラストシーンでは二つの友情の深さに目頭が熱くなるでしょう。
彼らの絆の強さから理想の男の姿を見ることができます。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • 先住民にもスポットを当てた西部劇が観たい方
  • 人との関わりの中で頼りない人間が変容し、たくましく成長する様が見たい方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • 正義が悪を倒すことで、物語の終わりに爽快感を感じたい方
  • 深い人間ドラマよりも、単純明快な西部劇が観たい方

基本情報

上映時間:181分
監督:ケビン・コスナー
出演者:ジョン・ダンバー(ケビン・コスナー)、拳を握って立つ女(メアリー・マクドネル)、蹴る鳥(グラハム・グリーン)他
受賞歴:第63回アカデミー賞/監督賞/作品賞/脚色賞/撮影賞/作曲賞
第48回ゴールデングローブ賞/ドラマ部門作品賞/監督賞/脚本賞
公開日:1991年5月18日

6. シェーン

「瞬きできない、0.5秒のガンさばき」

西部劇映画

Shane | Paramount Pictures

あらすじ

舞台はアメリカのワイオミング。牧畜業者ライカー(エミール・メイヤー)と開拓者のリーダーであるジョー(ヴァン・へフリン)は、土地の所有権のことで対立していた。ある日、流れ者のカウボーイのシェーン(アラン・ラッド)がやってくる。
シェーンはジョーたちと交流を深めながら、いつの間にかジョーとライカーとの争いに引き込まれていく。
そして、ジョーの代わりに、殺し屋のウィルソン(ジャック・パランス)と戦うため酒場へたった一人で向かう

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント

シェーンは、世話になった家族の主人ジョーを助けるため、身代わりを努めようとします。そのため、ジョーを殴り倒し、力づくで彼を守り抜きます。この自己犠牲的精神がこの作品の主題となっています。
決闘の場所はやはり酒場です。そこには黒ずくめの殺し屋を中心に複数の敵が待ちかまえ、緊張が最高潮に達します。ほんの数十秒のガンファイトですが、アブない男のかっよさが十二分に表現されています。
そして、哀愁が漂う”ヒーロー”の立ち去り方は、不朽の名作にふさわしいラストシーンとなっています。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • 西部劇映画の定番・王道となる叙情的な作品を求めている方
  • 緊迫した決闘シーンにゾクゾクしたい方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • ハッピーエンドのエンディングを期待している方。
  • 長時間の銃撃戦や迫力のある爆破シーンなどのたくさんのアクションシーンが見たい方。

基本情報

上映時間:118分
監督:ジョン・スティーブンス
出演者:シェーン(アラン・ラッド)、ラジョー(ヴァン・へフリン)、イカー(エミール・メイヤー)他
受賞歴:第26回アカデミー賞:撮影賞(カラー部門)
公開日:1953年10月20日

7. トゥルー・グリット

「それは、復讐の時」

西部劇映画

Amazon.co.jp 

あらすじ

使用人チェイニーに父親を殺された14歳の少女マティは、腕利きの連邦保安官ルスターン・コグバーン(ジェフ・ブリッジス)に敵討ちの相談をする。大酒のみで風采の上がらないコグバーンは、マティの真剣な気持ちに心を動かされて、引き受ける。
仲間に、ラ・ビーフ(マット・ディモン)という男も加わるが、方針の相違により、離れていく。チェイニーを捜索する途中で、マティはチェイニーと遭遇し、捕まってしまう。
マティを人質に取られたコグバーンは、敵4人との真っ向勝負に挑んでいくが…。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント

この作品に出てくる二人のガンマンは、とてもおしゃべりで、おまけに飲んだくれです。そんな男たちなので腕が立つのかどうか疑ってしまいます。しかし、彼らは本物です。飲んだくれのおしゃべり野郎でも、いざとなると腕利きのアブない男に豹変し主人公マティを守り抜いていくところが最大の見どころです。

アブない男は亡くなっても、生前のかっこよさが伝説になります。時が過ぎ、世話になった二人をずっと大切に思っていたマティの心の中にいつまでも生き続けていきます。亡くなっても、人の心に永遠に生き続けるなんて、まさに理想の男の生きざまです。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • オリジナル「勇気ある追跡」を観た方で、現代風のリメイクと見比べてみたい方
  • だらしないがいざという時は決める!というキャラクターがすきな方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも

  • かっこよくて、たよりがいのあるヒーローが活躍する物語が観たい方
  • 主人公が少女では物語に感情移入することが難しいと思う方

基本情報

上映時間:110分
監督:ジョン・コーエン、イーサン・コーエン
出演者:ルスターン・コグバーン(ジェフ・ブリッジス)、ラ・ビーフ(マット・デイモン)他
公開日:2011年3月18日

8. 真昼の決闘

「たった一人のガンファイト」

西部劇映画

Amazon

あらすじ

保安官ウィル・ケイン(ゲイリー・クーパー)はエミイ(グレイス・ケリー)と結婚式を挙げ、引退して町を出ていくことになっていた。しかし一つの知らせが入る。昔逮捕したフランク・ミラーという悪党が正午の列車で町へ来て仲間とともにとウィルに復讐をするという内容だった。
ケインは、花嫁のエミイと一緒に町から逃げようとするが、思いとどまることにする。ケインは町の仲間に応援を頼むが、誰一人助けてくれる者はいなかった。結局助太刀する者は一人もいないまま、ケインは遺書を書く。
そして、いよいよ正午を迎えることになる…。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント

この作品は上映時間と物語の時間をぴったりと合わせています。ですから時間に追われる主人公の焦りをリアルに感じることができ、さらに主人公が孤軍奮闘し、遺書まで書いて敵と対峙しなければならない男の葛藤が非常によく理解できます
本当は町を逃げ出したいのですが、それは男のプライドが絶対に許しません。葛藤しながらも迎え撃つ敵に背を向けず、真っ向勝負する姿に”真の男”を見いだせることができます。
ラストの保安官バッチを投げ捨てる姿は男のロマンを感じる名場面です。この数秒間に、アブない男の哀愁を帯びたかっこよさと、儚さが非常によく表現され孤高のヒーローの理想がそこにあるのです。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • 孤高のヒーローが孤軍奮闘するストーリーが好きな方
  • ハラハラ、ドキドキが続いていく物語をリアルな時間と同時に見たい方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • モノクロの映像では、作品に没頭できず、見る気が失せると思う方
  • たくさんの銃撃やアクションシーンの数々にカタルシスを感じる方

基本情報

上映時間:85分
監督:フレッド・ジンネマン
出演者:ウィル・ケイン(ゲイリー・クーパー)、エミイ(グレイス・ケリー)他
受賞歴:第25回アカデミー賞/主演男優賞/歌曲賞
公開日:1952年9月17日

9. 荒野の用心棒

「荒野は、銃声の音しか響かない」

西部劇映画

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あらすじ

メキシコ国境にある町に一人のガンマンのジョーが流れてくる。その町ではバスクターとミゲルを頭とする二つの組織が勢力争いを繰り広げ、常に不穏な空気が漂っていた。
ジョーは早撃ちでバクスターの子分を射殺し、ミゲル側に取り入れるが、ジョーの二つの組織を壊滅させるための目論見がばれてしまい、ひどいリンチを受けたジョーは、友人を助けるために、敵に敢然と立ち向かっていく

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント

町に存在する二つの悪の組織を戦わせ壊滅させる手法はアウトローならではのずるがしこい作戦ですが、悪人を一掃するその作戦はとても爽快です。
また、主人公のキャラが際立っています。くわえたばこにポンチョ、あごひげに、薄汚れた黒のカウボーイハット。その個性的な姿にシビれること間違いなしです。この出で立ちこそが、男のロマンを一番感じるポイントです。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • 黒澤明監督の活劇が大好きで、西部劇版もぜひ観たいと思う方
  • 得体の知れないアンチヒーローが活躍するマカロニウエスタンが好きな方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • イタリアの西部劇なので、西部劇はメイドインUSAじゃないと嫌だと思う方
  • 残酷なリンチシーンがあるので、過激な暴力描写に耐性がない方

基本情報

上映時間:96分
監督:セルジオ・レオーネ
出演者:クリント・イーストウッド 他
公開日:1965年12月25日

10. ワイルド・バンチ

「男たちを迎えるガトリング砲の洗礼」

西部劇映画

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あらすじ

年老いたアウトローパイク(ウィリアム・ホールデン)が率いる「ワイルド・バンチ」という強盗団が銀行を襲いメキシコ国内に逃げ込むが、強奪した袋の中身は鉄くずだった。また、逃げた先の町で仲間のエンジェルが自分の恋人とメキシコ政府軍の将軍マパッチと一緒にいるところを見て逆上し、彼女を射殺してしまう。
これに怒ったマパッチは、アメリカの軍用機関車から武器を強奪してくるように命令する。しかし反発したエンジェルは強奪した武器を反政府ゲリラに横流しし、それを知ったマパッチは彼をリンチし、監禁する。
エンジェルを救うために、パイクたちは、200人の武装した軍隊に4人で立ち向かっていく…。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント

強盗団の活躍を主とした物語なので、アブない男しか出てきません。その代表の主人公パイクが仲間のために、命を賭けて戦うところがこの映画の一番の見どころです。やはり、仲間を決して裏切らないところに共感します。
友のため、負けると分かっていても、挑む姿に共感することでしょう。命を投げ出し、おびただしい数の弾丸を浴びながら絶命する姿にアブない男の誇りを感じとることができるでしょう。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • 仲間を見捨てない男たちが観たい方
  • 大量の銃弾が豪雨のように降り注ぐような激しい銃撃戦が見たい方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • 大量の血が流れ、おびただしい数の死体が横たわるシーンは見たくないという方
  • 主人公が正義の味方ではなく、年老いたアウトローであることに抵抗感を覚える方

基本情報

上映時間:137分
監督:サム・ペキンパー
出演者:ウイリアム・ホールデン、アレックス・ボーグナイン 他
公開日:1969年8月16日

11. 荒野の1ドル銀貨

「一ドルは、命よりも重い」

西部劇映画

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あらすじ

南北戦争が終わり、ゲイリー・オハラ(ジュリアーノ・ジェンマ)と弟のフィルは、釈放された。自由になった兄弟は、別々の道を歩むことになるが、二人は運命のいたずらによりイエロー・ストーンという町で、敵対関係に陥ってしまう。
その際兄弟はマッコリーとアンダーソン一味に射殺されてしまう。しかし、ゲイリーは胸に入れた”1ドル銀貨”のおかげで一命をとりとめる。
そして、怒りに燃えたゲイリーは、一味に復讐の弾丸を浴びせ始める

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント

主演のジュリアーノ・ジェンマはこの作品をきっかけに、甘いマスクとアクロバティックなアクションで世界的なスターへと成長しました。持ち前の運動神経を生かしたアクションや素早いガンファイトが彼の魅力です。
重く暗い感じがアブない男のイメージでしたが、ジェンマは、太陽のような明るい笑顔で、アブない男にのイメージを一新しました。
今までの西部劇のヒーローは、重く暗いイメージでしたが、ジェンマは、太陽のような明るい笑顔で、ヒーローのイメージを一新しました。色男でかっこいいアクションを披露する男に誰もがあこがれを抱くことでしょう。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • アクロバティックなアクションとガンファイトが大好きな方
  • アメリカ産の西部劇に飽きて、雰囲気の違うものを観たいと思っている方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • 残酷なリンチシーンや暴力シーンがどうも苦手だという方
  • アメリカ的な広大な荒野や地平線が見えるような、大自然の中で展開する物語が見たい方

基本情報

上映時間:95分
監督:カルヴェル・ジャクソン・パジェット
出演者:ゲイリー・オハラ(ジュリアーノ・ジェンマ)他
公開日:1965年8月8日

12. ジャイアンツ

「広大な荒野 さまよう小さな人間」

西部劇映画

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あらすじ

広大な土地を持つ牧場主ジョーダン(ロック・ハドソン)は、名家の娘レズリー(エリザベス・テイラー)を妻に迎え、テキサスに戻る。牧場には、ひねた心を持っている若い牧童のジェット(ジェームズ・ディーン)が密かにレズリーに思いを寄せていた。
唯一の理解者であるラズの遺言により、ジェットは土地を手にする。ジェットはその土地で油田を掘り当て、大金持ちになるも、心の隙間を埋めることはできなかった。そして月日は流れ、互いの立場が逆転したジョーダンとジェットは再会する。そして、男同士のプライドが激突することになるのだが…。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント

この作品には、背が高く金持ちのジョーダン、若い雇われ牧童ジェットが対立軸をつくり物語を引き立てます。ひねくれ者のジェットは、飲んだくれの嫌われ者で、正真正銘のアブない男です。
二人の人生はともに厳しいものとなり、理想通りになりません。
物語の後半で、ジョーダンは差別主義者と対決します。相手に徹底的にぶちのめされるのですが、とてもかっこよく見えます。家族の尊厳を守るためぶちのめされても、何度も立ち上がっていく姿に、思わず声援を送りたくなるでしょう。
このシーンに男のロマンを感じること間違いありません

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • ガンファイトだけの西部劇はつまらない、スケールの大きい深い人間ドラマが見たい方
  • 広大な草原、牧場、砂漠などダイナミックな自然を背景とした映像が見たい方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも..

  • 壮絶なガンファイトやアクション、そして、緊張感のある対決が見たい方
  • 上映時間が201分もあるので、長時間の鑑賞はどうもつらいと思う方

基本情報

上映時間:201分
監督:ジョージ・スティーブンス
出演者:ジョーダン・ベネディクト2世(ロック・ハドソン)、レズリー(エリザベス・テイラー)他
受賞歴:第39回アカデミー賞/監督賞
公開日:1956年12月22日

13. 帰らざる河

「人生と河の流れは、二度ともどらない」

西部劇映画

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あらすじ

開拓者のマット(ロバート・ミッチャム)は酒場専属の歌手ケイ(マリリン・モンロー)に預けていた息子を引き取り新しい土地での生活を始める。
ある日マットと息子は、ケイとその婚約者が近く河を漂流しているところを助けるも、その婚約者は、馬と拳銃を盗んで逃走してしまう。彼ら三人は先住民族から狙われることになり、逃げるために「帰らざる河」の下りはじめるのだが…。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント

主人公のマットがケイと息子の3人で「帰らざる河」を下るのですが、先住民族や猛獣に襲われたり、激流の中を進むなど手に汗握るシーンの連続です。その危険に立ち向かうアブない男マットは勇敢に立ち向かいます。
相手役は、「モンローウォーク」等でセクシー女優として世界的に有名なマリリン・モンローです。酒場では超セクシーな衣装をまとい、すばらしい歌声を披露します。しかし、河をくだるジーンズ姿のモンローは、めちゃくちゃキュートです。アブない男マットとキュートなケイの恋の駆け引きも非常にロマンチックで見どころです。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • マリリン・モンローのファンの方
  • 名曲が挿入されているので、ミュージカル的な映画が好きな方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • ガンファイトをたくさん見たい方
  • 物語の展開がゆっくりな作品は、つらいと思う方

基本情報

上映時間:91分
監督:オットー・プレミンジャー
出演者:マット(ロバート・ミッチャム)、ケイ(マリリン・モンロー)他
受賞歴:公開日:1954年8月24日

14. ジャンゴ 繋がれざる者

「鍵をはずせ!」

西部劇映画

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あらすじ

3/1公開『ジャンゴ 繋がれざる者』オンライン限定予告 – YouTube

黒人奴隷のジャンゴ(ジェイミー・フォックス)は、賞金稼ぎシュルツ(クリスト・ヴァルツ)の探している相手の顔を知っていたため、彼に助けられる。ジャンゴの才能に気づいたシュルツは、彼に銃の扱い方を叩きこみ、賞金稼ぎとして育て、相棒にする。
シュルツによって自由になったジャンゴは、賞金稼ぎで金を貯め、妻を買い戻すことを決意する。金を貯め妻がとらわれている農場主カルビン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)のところへ向かう。しかしそこは、黒人に対する差別が非常に激しいミシシッピだった…。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント

映像がとてもスタイリッシュです。主人公のジャンゴがとてもカッコよく、相棒のキング・シュルツも、ちょうどいいちょい悪オヤジ感をかもし出しています。
二人ともアウトロー的な汚れ感がなく、高級スーツを身にまとい、涼しい顔で敵を倒していきます
賞金稼ぎのキング・シュルツとジャンゴの戦い方は対照的で。意識して見比べると楽しいでしょう。スタイリッシュで、おしゃれです。二人のアブない男の暴れっぷりにガンマンの理想を見ることができます。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • とにかくかっこいいスタイリッシュなアクションシーンと音楽を体験したい方
  • クエンティン・タランティーノ節が全開の物語なので、彼の作品が好きな方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • 西部劇の主役が黒人であることに違和感を覚える方
  • 物語が、二転三転し、目まぐるしく変わる西部劇にはついていけないと思う方

基本情報

上映時間:165分
監督:クエンティン・タランティーノ
出演者:ジャンゴジェイミー・フォックス)、キング・シェルツ(クリスト・ヴァルツ)、カルビン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)他
受賞歴:第85回アカデミー賞/脚本賞/助演男優賞
公開日:2013年3月1日

15. マグニフィセント・セブン

「俺たち7人の流儀で裁く」

西部劇映画

映画『マグニフィセント・セブン』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

あらすじ

『マグニフィセント・セブン』日本語吹替版トレーラー① – YouTube

ローズクリークの町は、冷酷非道な悪漢バーソロミュー・ボーグという男に支配されていた。困り果てた町の人々は腕利きのアウトロー7人を雇うことにする。どのガンマンも殺し屋や賞金稼ぎなど戦闘のスペシャリストだ。
小遣い稼ぎ程度の軽い気持ちで集まった7人だが、町の人と交流し、団結することにより心変化し、プロの戦闘集団として7人の強い個性が絡み合い、戦闘能力を高めていく。
そして、いよいよ決戦の時。7人のガンマンは超人的なテクニックで悪党を迎え撃つ。

西部劇映画として男のロマンを感じるポイント

この作品は、黒澤明監督の『七人の侍』とジョン・スタージェス監督の『荒野の七人』の原案をさらに現代風アレンジし面白さに磨きをかけた作品です。
賞金稼ぎをデンゼル・ワシントン、ギャンブラーをクリス・プラット、スナイパーをイーサン・ホークなどそうそうたる名優が個性的な人物を演じています。向こう見ずな男だけを集めた7人の戦闘集団が、非常に魅力的で頼もしく、シビレます

一対一の戦い、ダイナマイトが炸裂する中での激しい銃撃戦、ガトリング砲の登場など、エンターテイメント性が非常に高いものになっています。そして、7人のガンマンの戦い方に一工夫があり、アクション映画として相当レベルの高い作品に仕上がっています。冒頭からラストまで、どの場面においても男のロマンを十分に感じる仕掛けが随所に施されています。

この西部劇映画はこんな人におすすめ

  • 緊迫感のある決闘シーンや迫力のある銃撃戦などを見て、アクション映画として満足したい方
  • 主人公たちが、アイディアを凝らし作戦を練り、協力して敵を迎え撃つ姿が見たい方

この西部劇映画はこんな人には向かないかも…

  • ジョン・スタージェス監督の”荒野の七人”が大好きで、他の作品を認めることができない方
  • 登場人物が、あまりにも強すぎるので、人間的な弱さをリアルに表現する物語が観たい方

基本情報

上映時間:133分
監督:アントワーン・フークワ
出演者:賞金稼ぎ(デンゼル・ワシントン)、ギャンブラー(クリス・プラット)、スナイパー(イーサン・ホーク)他
公開日:2017年1月27日

まとめ

西部劇は単なるガンファイトや派手なアクションだけの映画ではありません。各作品には、アブない男の深い人間ドラマがあり、一人ひとりの人間模様がしっかり描き込まれています。
今回は、特にドラマ性の高い作品を「アブない男の西部劇映画おすすめ15選」にまとめまてみました。

是非、酒やタバコをゆっくりとたしなめながら、ヒーローに同化し、日常を忘れ、西部劇の世界にどっぷりと浸かってください。そして、作品から感じた男のロマンを活力にし、明日からの人生をより豊かなものにしていきましょう。

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