『君の膵臓をたべたい』ネタバレ!タイトルの意味とは?ロケ地や原作紹介など
その衝撃的なタイトルから和製ホラーを連想させた、『君の膵臓をたべたい』。
略称は「キミスイ」。原作小説は発売直後からタイトルと内容のギャップが大反響を呼び、2016年本屋大賞第2位、雑誌「ダ・ヴィンチ」BOOK OF THE YEAR2015第2位など、累計発行部数260万部を突破し、ベストセラーの仲間入り。そんな話題作の映像化に挑んだのは『黒崎くんの言いなりになんてならない』などの月川翔監督、脚本は『アオハライド』などの吉田智子が担当!
ここでは、映画でも登場した「星の王子さま」との関係性や原作との違いなど、気になる疑問を一気にご紹介致します!ネタバレを含みますのでまだ御覧になっていない方はご注意くださいね!
目次
映画『君の膵臓をたべたい』あらすじ【ネタバレ無】
この物語の主人公の一人である【現在の僕】こと志賀春樹(小栗旬)は、【過去の僕】(北村匠海)の景色を白黒の世界から色のついた世界へ導いてくれた高校時代のクラスメイトで、もう一人の主人公でもある【君】こと山内桜良(浜辺美波)のアドバイスにより【君】との思い出が詰まった母校で高校教師となっていた。だが教師として「自分に本当に向いているのか」と悩み始めて、退職届けまでも準備をしていたある日、学校の図書館が老朽化により閉鎖されることが決定される。
まだ【過去の僕】(北村匠海)の景色が白黒だった頃、この母校で図書委員を務めていた実績を買われ、昔の【過去の僕】にどことなく似た空気を持つ生徒、栗山(森下大地)とともに蔵書の整理をすることになった。久々に図書館へと足を運んだ時に、突然懐かしい【君】の笑い声と微笑む顔が目の前に現れ、色鮮やかな景色に変わるきっかけとなった高校時代の【君】とのかけがえのない日々を思い出すのだった。
高校時代に人に対する興味を全く持とうとしなかった【過去の僕】は、クラスで孤立し、読書だけが唯一の楽しみだった。そんなある日、盲腸手術の経過観察で病院に来ていた【過去の僕】(北村匠海)は偶然にも【君】の日記「共病文庫」を拾ったことで、彼女が重い膵臓疾患を抱え余命僅かであることを知るーー。
しかし、そこから【過去の僕】と【君】の不思議な時間が進み始める。明るく積極的でクラスの人気者だった【君】と、読書に明け暮れクラス中の誰とも関わりを持とうとしない【過去の僕】。対照的な性格の二人だったが、次第に距離を縮めていった【過去の僕】と【君】は、恋人とも友人とも言えない不思議な関係になる。しかし、病魔とは違う別の悪魔が彼女に襲い掛かり、【君】は唐突に帰らぬ人となってしまう。
そんな予想外の悲しみから12年経った現在。図書館での蔵書整理作業中に【現在の僕】が偶然見つけたある手がかりをきっかけに、忘れていた宝探しを思い出し【君】が本当に伝えたかった想いの詰まった宝物を見付ける。【君】が大切に想っていた人たちへの12年越しの内容が明らかになっていくーー。
映画『君の膵臓をたべたい』あらすじ【盛大なネタバレ】
病気を抱えた余命僅かの天真爛漫な少女と根暗な少年の交流を描いたラブストーリーという事で、大半の方は病死での死別エンドを予想される事でしょう。
しかしこの作品のラスト、ヒロインの「咲良」はなんと病死ではなく「通り魔に命を奪われてしまう」というあっけない最期を迎えます。「終わり」は誰にでも平等に、そして唐突に訪れるというのを痛感させられる展開です。
また、以下は映画オリジナルとして描かれたラストです。
大人になり、咲良に”向いているよ”と言われた教師になった【僕】は「やっぱり自分にこの仕事は向いていない」と、辞職を考えていました。しかし、ある事をきっかけに母校の図書館で咲良の遺書を2つ発見します。1つは、【僕】の友人「ガム」くんと結婚する事になった咲良の親友・「恭子」へ。そしてもう1つは【僕】へ。
【僕】への遺書には、劇中ラストまで一切明かされなかった【僕】の本名が「志賀春樹」であること。咲良は【僕】の一人で生きていくという強い姿勢に憧れていた事。そして、最後にこう書かれてありました。
「そうだね、君は嫌がるかもしれないけど…私はやっぱり、君の膵臓をたべたい」
この遺書を読んだ【僕】は、辞職届を破り、再び教師として前向きに生きていく事を決意します。そんな【僕】を、制服姿の咲良が見守っているのでした——。
『君の膵臓をたべたい』のキャスト紹介
【僕】/北村匠海
学生時代の【僕】こと志賀春樹を演じるのは、男性アーティスト集団EBiDANのメンバーであり、ダンスロックバンド・DISH//のリーダーである若手注目株の北村匠海(きたむらたくみ)さんです。
小学校3年生の時にスカウトされスターダストプロモーションに所属。
9歳でCMデビューを果たしました。2008年6月には『DIVE!!』で映画にも初出演し、池松壮亮が演じる役の幼少期を演じました。その後も音楽活動やテレビドラマ・映画にも数多く出演し、多彩な才能を垣間見せる事になりました。
また憧れの俳優は小栗旬さんであり『TAJOMARU』では小栗の役の少年時代を演じ、『信長協奏曲』では共演する機会もあった縁のある関係で、自然と目標になる俳優になったと言います。今回の作品でも青年期と成人期で共演する形となりました。
山内桜良/浜辺美波
【君】こと山内桜良を演じるのは、2011年に行われた第7回『東宝シンデレラオーディション』ニュージェネレーション賞を受賞した浜辺美波(はまべみなみ)さんです。
同年公開の映画『アリと恋文』主演で女優デビュー。2015年のスペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の本間芽衣子を演じて一躍注目を浴びるようになりました。
その後も人気麻雀漫画『咲-Saki-』の実写テレビドラマ化作品で主人公の宮永咲役を演じ、2019年には同タイトルの劇場版も公開されました。
「浜辺美波」はとても素敵な名前ですが、実は本名。
本人もこの名前は大変気に入っているらしく、「なかなか海っぽい、夏っぽい名前です」「本名にするか芸名にするかの選択肢があったんですけど、父がつけてくれた名前で、すごく自分でも気に入っていたので、是非このままで」と語っています。
親友・恭子/大友花恋
劇中で嫉妬深い桜良の親友、滝本恭子を演じるのはファッションモデルや女優と幅広く活躍する大友花恋(おおともかれん)さんです。
雑誌の読者モデルに自ら応募する程この業界に憧れており、小学校6年生の時に母親へ頼み込み参加したオーディションで見事研音に合格しました。
ドラマデビュー作の『悪魔ちゃん』で先生役と生徒役で共演した北川景子さんとは、今回同役で過去パートの恭子と現代パートの恭子で共演しています。
元カレ・隆弘/桜田通
クラスの学級委員で桜良の元カレ、タカヒロを演じているのはアミューズ所属の俳優、桜田通(さくらだどおり)さんです。
2006年にはミュージカル『テニスの王子様』で主役の越前リョーマ役を演じ、その後も数多くの映画やドラマに出演し、趣味のギターを生かしたライブ形式のファンイベント『Sakura da Festa』を毎年開催し、作詞・作曲を手掛けるなど活躍の場を広げています。
ガムくん・一晴/矢本悠馬
クラスメイトで唯一名前を呼んでくれるガムくんこと一晴を演じるのはソニー・ミュージックアーティスツ所属の矢本悠馬(やもとゆうま)さんです。
2003年、映画『ぼくんち』で子役としてデビュー。演技未経験であったが、「やる気のない演技」が逆に評価されてオーディションに合格しました。
専門学校卒業した後、大人計画に研究生として参加し、翌年には同研究生の仲間とともに「劇団こまつな」を旗揚げします。現在ではソニー・ミュージックアーティスツに所属し大河ドラマ・連続テレビ小説などに出演する勢いのある俳優です。
現在の”僕”/小栗旬
【僕】の12年後を演じたのはトライストーン・エンタテイメント所属の小栗旬(おぐりしゅん)さんです。
小学6年生時にオーディションを受け合格した後は様々な作品のエキストラなどを務め、1998年ドラマ『GTO』で連続ドラマに初めてレギュラーとして出演。2007年のドラマ『花より団子2リターンズ』にて花沢類を演じて一躍ブレイク。その他にもドラマ、アニメの声優、映画、ラジオのパーソナリティ、ファッションモデルと幅広く活躍されていらっしゃいます。
現在の滝本恭子/北川景子
桜良の親友、滝本恭子の12年後を演じるのはスターダストプロモーション所属の北川景子(きたがわけいこ)さんです。
17歳の時に地元の神戸でモデル事務所にスカウトされ芸能界に入ります。その後「Seventeen」のモデルをこなし2003年には「ミスSEVENTEEN」に選ばれました。同年、テレビドラマ『美少女戦士セーラームーン』の 火野レイ(セーラーマーズ)役で女優デビューします。今でも『戦士会』として当時のメンバーとの誕生日会を毎年開催するなどのエピソードは有名です。
現在のガム君・一晴/上地雄輔
出典:JAPAN MUSIC ENTERTAMENT公式サイト
12年後のガムくんこと一晴を演じたのはジャパン・ミュージックエンターテインメント所属の上地 雄輔(かみじ ゆうすけ)さんです。
1999年に俳優として芸能界デビュー。2007年に『クイズ!ヘキサゴンII』で「おバカタレント」としてブレイクし、2008年に同番組の出演者だった、つるの剛士さん・野久保直樹さんと共に音楽ユニット羞恥心のメンバーとしても活動の幅を広げるようになりました。
『君の膵臓をたべたい』の4つの謎※ネタバレ有
それでは、『君の随想をたべたい』に隠された4つの謎を解説していきます!ネタバレを含みますのでまだ観ていない方はご注意ください!
【ネタバレ①】「君の膵臓をたべたい」の意味とは?
『君の膵臓を食べたい』初めにこのタイトルを見たときはホラー映画?ゾンビ映画?と思ってしまう方もいらっしゃるかも知れません。
実際に劇中でも桜良が春樹に対してこのセリフを言った際に「カニバリズム(人間が人間の肉を食べる行動)にでも目覚めたの?」とツッコミを入れるぐらいです。
タイトルにもなっている「膵臓を食べたい」というセリフは劇中二度登場します。そしてそれぞれに二通りの意味があり、一つ目は桜良目線の、同物同治(悪い部分と同じ部分を食べれば身体が良くなる)という考え方です。
もう一つは春樹目線で、桜良の死後、その臓器を食すと死んだ者の魂が食した者の中で生き続けると言うもの。
同じ時間を過ごしていくうちに互いに惹かれあっていく二人なのですが、恋愛感情以上に自分にはない対照的な相手に対しての尊敬や憧れが芽生え、春樹は桜良に、桜良は春樹になりたいという感情が「君の膵臓を食べたい」と言わせているのです。
【ネタバレ②】「星の王子様」のメッセージとは?
出典:集英社
劇中にも重要なキーワードとして登場している「星の王子様」の本。物語の序盤に桜良が【僕】に貸してくれた大切な本ですが、その内容はこの物語にも密接に関係しています。
「星の王子さま」の作中にキツネとの対話のシーンでこんなシーンがあります。
劇中でも【僕】が桜良からのメールを読んで、「そうか僕たちは仲良くなってたんだ」とつぶやくシーンがありますし、キツネとの別れのシーンで王子が「相手を悲しくさせるのなら、仲良くなんかならなければ良かった」と言うシーンなどがあります。それは桜良が親友の恭子を悲しませないために、最後まで死に至る病気である事を隠していることにも当てはまるのではないでしょうか。
また、上記の別れのシーンで王子が言った「仲良くなんかならなければ良かった」に対してキツネは「いやある。心で見なくちゃ、ものごとは良く見えないのさ。肝腎なことは目には見えないんだよ」と言うのですが、桜良が亡くなって12年後の春樹は母校の国語教師になっており、劇中冒頭のシーンで「星の王子さま」を授業の教材に使い「大切なものは目に見えない」という箇所を黒板に書きながら生徒たちに解説をしています。
ここからも桜良との悲しい別れを経験した春樹の思いとリンクしていると言えるのではないでしょうか。
【ネタバレ③】桜良の膵臓の病気とは?
実を言うと原作者である住野よる氏はTwitterで桜良の膵臓の病気は「架空の病気」とつぶやいています。
劇中では春樹が「膵臓の機能が停止した場合、人はエネルギーを得られなくて死ぬ。」と言っていますが、実際はインスリンや消化酵素の投与をキッチリするなど適切な処置をしていれば、そこまで不治の病と言うわけでも無さそうです。
ですが実際に劇中では桜良のポーチにインスリンや血糖測定器、鎮痛薬や胃薬などを携帯している事が確認出来ます。不治の病に位置づけされているぐらいですので、一般的な膵臓の疾患ではなく、他の臓器などにも影響する膵臓癌である可能性があるのではないでしょうか。
そんな重い病気なのに、膵臓や糖尿病に悪影響であるケーキバイキングへ行ったり、ホテルでは飲酒をするなど「死にたくない」と言っているわりに矛盾している行動もあります。
これについては、原作者の住野よる氏が言っているようにあくまでも「架空の病気」という背景がありますので、本来なら悪影響となるバイキングや飲酒も、フィクションとして作中では”良し”として見逃されているのでしょう。
【ネタバレ④】衝撃のラスト!作者が伝えたかった事とは?
桜良が死んだあと、「残り少ない彼女の命だけは世界が甘やかしてくれると信じきっていたんだ。世界は差別をしないんだ」という春樹のセリフがあります。この言葉から、いつどんなことが起きて死ぬかはわからない。明日病気で死ぬかもしれないし、刺されて死ぬかもしれない。と春樹が考えていたことが伺えます。
劇中でも桜良が春樹に対して「私も君も、もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ」とあります。このことからも「今を大切に生きるべき」と監督が作品に込めたメッセージになっていると考えられます。
膵臓の病気で自分の余命があと僅かだと感じていた桜良は懸命に「今」を大事に生きていました。春樹も桜良との時間の中で少しずつ人と関わることの大切さに気付いていきます。病気で死ぬまでは彼女が生きていられると思い込んでいた油断を覆される悲劇が待っています。
桜良の死因が膵臓の病気ではなく、通り魔事件が死の理由になったのには「今を大切に」というメッセージだと感じられます。
病気であろうと無かろうと、人間はいつどのようにして死ぬのかはわからない。作者が本当に伝えたかったのはそういった所なのでしょう。
『君の膵臓をたべたい』原作との違い【ネタバレ】
出典:東宝株式会社公式サイト
映画オリジナルのラスト
小説と大きく違う点として、ラストの描写が挙げられます。咲良の死後の話は、原作では描かれていませんでした。つまり、北川景子が演じた恭子の結婚式のシーンは登場しませんし、手紙(遺言)を渡されて読むというシーンも存在しいないのです。
春樹は亡き桜良から「教師になりなよ」とアドバイスを受け教師になりましたが、生徒と向き合えている自信がなく、教師としての適応性に不安を感じ「退職願」まで用意していました。しかし教え子である森山に桜良との思い出を語っていくうち、ある事がきっかけで亡き桜良が残した「手紙(=遺書)」を発見します。
それを見た春樹は、桜良が亡くなってから距離を置いていた桜良の親友、恭子の結婚式に駆け付け、恭子宛の手紙を渡します。そして生前の桜良と練習した言葉「僕と友達になってください」を、12年越しに恭子へと伝えたのです。
自分がいなくなった後は、大事な親友(恭子)と【僕】(春樹)に友達になってほしい、という桜良の願いが12年の月日を超えて叶ったのでした。春樹は12年前の回想や桜良からの手紙を通じて、「教師であり続けること」を決意。
かつての自分と桜良の関係に似た生徒たちを微笑ましく見つめながら、前向きな気持ちを取り戻すのでした。
原作小説でしか見られない「手紙」の内容
咲良の死後が映画版で追加されていた一方で、あの手紙の内容は原作でのみ明らかになっています。 劇中では途中で終わっていた『共病文庫』ですが、原作では最後のページに桜良の遺書が描かれています。
劇中に登場した手紙の内容はそこから引用したもので、恭子にその遺書が伝わるのは、【僕】が共病文庫を桜良の母親から受け取った後。カフェで【僕】が恭子に『共病文庫』を差し出しています。
【僕】が桜良との待ち合わせ中にメールで送った「君の膵臓が食べたい」。劇中ではメール内容が桜良に届いているのか描かれていませんでしたが、原作では桜良がメールを開けていた事を【僕】が認識している描写があります。
届いたメール内容を見て喜ぶ桜良が本作で描かれたなかったことを残念に思うファンの声も多いため、次回映像化される機会があれば描かれることを期待したいです。
『君の膵臓をたべたい』印象的なロケ地紹介!
【キミスイロケ地①】東郷小学校旧校舎群
出典:東郷町観光協会公式サイト
こちらはアニメ『けいおん!』の舞台モデルとして使われていた事で、聖地としても有名な旧豊郷小学校です。現在では『けいおん!カフェ』になっており、豊郷町の観光案内所や売店など、観光スポットにもなっております。
撮影期間中、こちらでは何度かキャストの目撃がされています。後述の滋賀大学とともに学校のシーンが数多く撮影されていました。
【キミスイロケ地②】滋賀大学彦根キャンパス
出典:滋賀大学公式サイト
こちらの滋賀大学彦根キャンパスでも小栗旬さんや北川景子さんが目撃されており、授業や学校の撮影がされました。
【キミスイロケ地③】彦根市立西中学校
出典:Wikipedia
こちらの彦根市立西中学校でも学校の風景などを撮影されました。
学校内外での撮影が多かった為か、色々な校舎を使っていて編集で丁寧に繋ぎ合わせているのです。
【キミスイロケ地④】アルシオーネ・コート(現・ザ・ジョージアンテラス岐阜)
こちらは物語の最後に親友の恭子が結婚式をする式場で、アルシオーネ・コート(現・ザ・ジョージアンテラス岐阜)。ドイツ風の建造物で住宅街の中にあるものの回りとは違う厳かな雰囲気を放っています。
劇中のクライマックスシーンもこちらで撮影されており、12年越しに明らかにされる桜良の想いと、長い間交わる事のなかった春樹や恭子の想いが交わる名シーンにはうってつけの雰囲気のある撮影場所です。
まとめ
映画版『君の膵臓を食べたい』は、小説版の良いところを取り入れつつオリジナリティを活かし、大変素敵な作品に仕上がりました。「今あることが当たり前」ではなく、「今を大切に生きる」を感じたとき、あなたはきっと大切な人に会いたくなっているでしょう!