誰でも一度は憧れちゃう!教師と生徒の恋愛映画特集
学校生活の中で生徒たちを導いてくれる“先生”という存在は、すごく大人に見えるもの。先生との恋愛にあこがれを抱いている女子も少なくありません!
今回はそんな女子たちにピッタリな「男性教師との恋愛」が劇中に描かれている映画を、笑って泣けてときめけるラブコメ映画と、胸を締め付けられるような本格ラブストーリー映画のふたつに分けてご紹介いたします。たくさんときめきたい、シリアスな物語に浸りたいなど、今の気持ちに合った一本を探してみてください!
目次
胸キュンできる教師との恋愛映画
早速紹介しますのは、ちょっぴり笑える胸キュン要素がたっぷりのラブコメ映画です。どれもハッピーな気持ちで観られますので、つらいことがあった時にもおすすめの作品となっています。先生の大人な魅力に酔いしれてみてください!
1.センセイ君主
「先生と私の恋愛バトル勃発!」
あらすじ
幸田ももこの同名少女漫画が原作の本作。
佐丸あゆは(浜辺美波)は、単純でちょっぴりおバカな女子高生。素敵な恋愛を求めて次から次へと男の子に告白するも、ことごとく振られて8連敗中。牛丼屋さんでやけ食いするがお金がないことに気づいて困っていたところを、知的なイケメン弘光由貴(竹内涼真)に助けられる。
翌日、怪我で入院してしまった担任の先生の代わりに臨時でやってきたのは、その弘光だった。「これは運命かも?」と感じたあゆはは弘光に近づくも、冷たくあしらわれてしまう。
しかし、弘光の笑顔や優しさに完全に恋をしてしまったあゆはは、「先生を落としてみせます!」と宣戦布告し、弘光も「落としてみなよ」と不敵な表情で挑発する。そこから奇想天外なアプローチを繰り返すあゆはに呆れ気味の弘光だが、だんだんとあゆはとのやり取りを「楽しい」と感じるようになっていく。
そんな時に音楽の臨時講師として弘光の幼馴染である柴門秋香(新川優愛)が赴任してきて、弘光に気があるようなそぶりを見せ始める。
ここがイチオシ!教師との恋愛映画胸キュンポイント
『センセイ君主』に出てくる弘光先生は、とてもひねくれものです。理屈っぽいところがあり、はじめは理解不能なアプローチをするあゆはを相手にしませんが、徐々に天真爛漫な彼女に心を開いていきます。弘光先生の凝り固まった概念をほぐしてくれたあゆは。移り気だったあゆはに奇跡のような恋愛を教えてくれた弘光先生。ふたりの出会いはまさに運命なのです。
コメディ要素が強くて終始明るくハッピーな作品ですので、落ち込むことがあった時にぜひ観ていただきたい作品です。
こんな人におすすめ
- 少女漫画の王道な展開が好きな方
- 体を張るヒロインが好きな方
こんな人には向かないかも…
- コメディ要素が強すぎる作品が苦手な方
- 理屈っぽい先生が苦手な方
2.近キョリ恋愛
「大嫌いだったはずなのに…」
出典:Amazon.com
あらすじ
本作は、みきもと凜原作の同名少女漫画が原作。
無表情でクールな女子高生、枢木ゆに(小松菜奈)は常に成績トップの天才だが、英語だけが不得意だった。そんな彼女の学校に赴任してきた英語教師、櫻井ハルカ(山下智久)。ルックスが良く親しみやすい性格で女子生徒からは大人気だった。しかし、ゆにはその美貌を認めつつも彼の強引な態度や軽い雰囲気に苦手意識を持っていた。
ある日、ゆには櫻井から補習を命ぜられ、毎日放課後にふたりきりで過ごすこととなる。同じ時間を過ごしているうちにだんだんと嫌悪感は薄れていく。そんな時、自分の感情を表す癖を櫻井に見抜かれてゆにはひどく心を揺さぶられてしまう。そんなゆにの異変に従兄弟である数学教師の明智数馬(新井浩文)が気づき、情緒不安定になっているからと強制的に補習を終了させた。
はじめは最悪の印象だったはずなのに、ふたりきりの補習が終了したことで寂しさを感じたゆには、親友にそのことを打ち明けると「それは恋だ」と指摘され、自分の気持ちに気づく。恋愛指南書に後押しされて、ハルカに想いを告げるゆに。
そのひたむきさにハルカも心を動かされ、ふたりの恋が始まっていく…
ここがイチオシ!教師との恋愛映画胸キュンポイント
『近キョリ恋愛』には、壁ドンやお姫様抱っこなど、女の子の胸キュンポイントがふんだんに詰め込まれています!特に教壇下での内緒のキスは、公開当時にも話題になりました。山下智久さん演じる櫻井先生は自信たっぷりで毒舌ですが、実はとっても生徒思いな性格です。櫻井先生がゆにの感情豊かな一面に気付いたように、ゆにもまた櫻井先生のそういった一面に発見していきます。そんな櫻井先生と、純粋で一生懸命なゆにの恋愛。観ていると、つい応援してしまいたくなってしまいます。
こんな人におすすめ
- ツンデレ教師を求めている方
- マイナスな印象からの恋に憧れる方
こんな人には向かないかも…
- アクの強いヒロインが苦手な方
- 少しリアルさに欠ける内容が苦手な方
3.ママレード・ボーイ
「親友にも言えない恋」
あらすじ
1992年から1995年に連載された、吉住渉原作の同名少女漫画の実写作品。
小石川美希(桜井日奈子)と松浦遊(吉沢亮)は、両親が離婚してお互いのパートナーを入れ替えて再婚をするという突拍子もない出来事から同居することとなる。その日から美希の日常は大きく変わっていく。昔好きだった同級生からの告白や、保健室での遊からのキス…そして、親友・秋月茗子(優希美青)の秘密の恋愛。実は茗子は英語教師、名村慎一(竹財輝之助)と中学3年生のころから交際していたのだった。
ふたりが交際していることが学校で知られてしまい、事態は大事になっていく。「どうして言ってくれなかったの?」と悲しくなる美希だが、茗子は「すべてさらけ出すのが親友?」と美希を突き放した。
ここがイチオシ!教師との恋愛映画胸キュンポイント
今までご紹介した作品とは違い、ママレード・ボーイでは主人公ではなく、主人公の親友が先生と恋をしています。つまり、先生と生徒の恋愛がメインの物語ではありません。しかし、つらい境遇を抱えている茗子を支えてくれている名村先生との絆は強く、お互いを思いやる気持ちはまさに本物の恋愛であり、いくつかの想いが描かれている本作の中でも特に大人びていて際立って見えるのです。
そして、親友である美希へ名村先生のことを打ち明けたくても、「先生を好きだなんて、もしかしたら否定されるかもしれない」と大切がゆえに言えずにいた気持ちにもとても共感できます。主人公の恋愛模様とともに、茗子と名村先生の恋の行方はどうなるのかにもぜひ注目して観てほしい一本です!
こんな人におすすめ
- 先生との恋愛によって、友情がどうなっていくのかにも興味がある方
- 教師と生徒の恋愛以外にもさまざまな展開を楽しみたい方
こんな人には向かないかも…
- メインストーリーとして教師と生徒の恋愛が観たい方
- 少女漫画ならではのありえない設定についていけない方
4.ひるなかの流星
「ふたつの違った恋の形」
あらすじ
やまもり三香による同名少女漫画が原作の作品。
両親の海外赴任のため、東京で暮らすこととなった女子高生の与謝野すずめ(永野芽郁)は、都会の喧騒に飲まれて居候先の叔父・熊本諭吉(佐藤隆太)の家に向かう途中で迷子になってしまう。疲れ果てて公園で休んでいると、真昼にもかかわらず流れ星を見つける。
その瞬間、疲れからか力が抜けて気を失ってしまったところを叔父の友人である獅子尾五月(三浦翔平)に助けられた。翌日転入先の学校へ初登校すると獅子尾が実はその高校の教師で、しかも担任だということを知り驚くすずめ。転校生で友達のいないすずめは、獅子尾のアドバイスを受けてクラスメイトの馬村大輝(白濱亜嵐)に友達になってほしいと頼み、彼と仲良くなる。馬村は無邪気で素直なすずめに次第に好意を抱くようになるが、すずめはピンチの時にいつも助けてくれる獅子尾に惹かれ、ふたりの距離は縮まっていく。
ここがイチオシ!教師との恋愛映画胸キュンポイント
『ひるなかの流星』に出てくる獅子尾先生は、人との距離が近く愛嬌のある性格なので、観ていると終始ドキドキさせられっぱなしです。しかし、そんな獅子尾先生はすずめのことを想いながらも、大人として節度のある行動をしなければと気持ちを押し込めようとします。その一方で不器用で女の子慣れしていない同級生の馬村くん。正反対ながら魅力的なふたりの男性に取り合われる展開は、まさに女の子にとっては憧れといえます。
ヒロインのすずめに嫌味がなく、感情移入がしやすいところもポイントのひとつ。ドキドキする相手と安心できる相手。すずめがどちらの恋を選ぶのかは必見です!
こんな人におすすめ
- 三角関係を描いた映画が好きな方
- 大人な優しさが溢れだしているような先生にドキドキしたい方
こんな人には向かないかも…
- ふたりの男性に惹かれるヒロインに共感できない方
- 軽く見えてしまう先生が苦手な方
5.いきなり先生になったボクが彼女に恋をした
「彼女はいつも全力だった」
出典:映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』公式Twitter
出典:映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』予告編
あらすじ
恋人に振られて住むところも失ったイ・ヨンウン(イェソン)は、働いていた東京の会社からリストラを言い渡される。最後の仕事として行った出張先の沖縄にいると、会社でトラブルがありしばらく沖縄にいるように言われ、途方に暮れていた。そんな時に出会った川本(佐藤正宏)に臨時で韓国語の講師になってほしいと頼まれ、お酒に飲まれていたヨンウンは引き受けてしまった。何もわからないまま教壇に立ったヨンウンが出会ったのは、すごい剣幕で授業を受けているひとりの生徒、山城さくら(佐々木希)だった。
シングルマザーのさくらは、女手一つで息子を育てるために「韓国語が話せる」と嘘をついて旅行会社に就職してしまい、何としてでも韓国語を習得しなければならないと思っていた。そんな中、さくらは大事な商談で韓国語の通訳をするように会社から言われ、焦ってヨンウンに個人レッスンを依頼するのだった。
ここがイチオシ!教師との恋愛映画胸キュンポイント
『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』では、人生最大のピンチに陥ったヨンウンとわが子のために全力で生きるさくらが、語学講師とその生徒という関係から、お互いを大切な存在だと認めていく様子が大切に描かれています。燃えるような恋愛ではありませんが、ヨンウンのほんのりと温かい思いやりが、疲れた心を癒してくれるでしょう。
毎日を必死で生きている、頑張っている女性にこそ観てほしい作品です。
こんな人におすすめ
- 何事にも一生懸命で、毎日に少し疲れている方
- 国際恋愛に憧れる方
- 韓国語を勉強している方
こんな人には向かないかも…
- 韓流映画に似た演出が苦手な方
- 燃えるような激しい恋愛が観たいと思っている方
『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』の詳細を見る▷▷▷
しっとり切ない教師との恋愛映画
続いて紹介しますのは、切なく甘い本格的な恋愛映画です。禁断だからこその叶わぬ恋や、大人な先生に少しでも近づきたい女の子たちの心情に、心臓をぎゅっと掴まれる気持ちになることでしょう。切ない恋愛に浸りたい気分の時には、ぜひおすすめしたい作品たちです。
6.先生!、、、好きになってもいいですか?
「止められない恋をした」
出典:映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』公式Twitter
あらすじ
原作は1996年から2003年まで連載された、河原和音による少女漫画『先生!』。
島田響(広瀬すず)は、親友である千草恵(森川葵)に担任の関矢正人(中村倫也)の下駄箱にラブレターを入れてきてほしいと頼まれる。しかし、響がラブレターを入れてしまったのは、社会科教師の伊藤貢作(生田斗真)の下駄箱だった。間違いに気づいた響は、ラブレターを返してもらおうと伊藤のいる社会科準備室へ行く。返されたラブレターは言葉の誤りなどを伊藤によって添削されていた。もちろん文句を言う千草だが、響はその日から伊藤のことが気になっていく。
そんな時に、美術教師の中島幸子(比嘉愛未)が伊藤に告白するところをクラスメイトの河合浩介(竜星涼)とともに目撃してしまう。中島を振る伊藤に、中島に好意を抱いていた浩介は激怒し殴りかかろうとする。「伊藤先生を殴ったら私があんたを殴る!」と浩介を止める響は、そこで初めて伊藤に恋をしていることに気づいた。抑えきれずに「先生のことを好きになってもいい?」と伊藤に告白する響だが、「俺はやめておけ」と先生からは断られてしまう。
胸がぎゅっ!となる教師との恋愛映画ポイント
お互い想い合っているけれど、響の将来や立場を考えてあえて突き放す伊藤先生の心情を思うとすごく切なく感じられます。「先生のことを好きになってしまった…」と実際に悩んでいる方にも、共感できる場面が多くある作品になっているのではないでしょうか。変わり者と呼ばれる伊藤先生ですが、実は生徒想いで分かりにくくも優しく、大人の魅力がたっぷり詰まっています。
こんな人におすすめ
- 実際に先生に恋したことがある方
- 美しい映像作品が好きな方
こんな人には向かないかも…
- じれったい恋愛映画が苦手な方
- ベタすぎる展開に飽きてしまう方
『先生!、、、好きになってもいいですか?』の詳細を見る▷▷▷
7.天使の恋
「今の私を好きになってくれる人」
出典:Amazon.com
あらすじ
携帯小説から実写映画化された本作。
17歳の小澤理央(佐々木希)は、14歳の時に性犯罪の被害に遭い、妊娠、堕胎を経験する。その後すっかり荒んでしまった彼女は、援助交際をしたり友人たちにもそれを斡旋したりしながら荒稼ぎしていた。
ある日、同じ苗字の小澤光輝(谷原章介)と出会った理央は、彼に一目ぼれをする。光輝は日本史専攻の大学教授だった。何としてでも光輝に近づきたい理央は、彼の大学へ講義を聞きに行き、勉強を教えてほしいと頼みこむ。光輝とのふたりきりの勉強会。理央は光輝に、次の歴史のテストで100点を取ったらデートをしてほしいとお願いし、一生懸命に自分を想ってくれる理央に光輝も惹かれていく。
恋を自覚した理央は、援助交際をしてきた過去を恥じて、もうしないと友人たちにも宣言する。やがてふたりは付き合うようになるが、光輝は理央の前から突然姿を消した。
胸がぎゅっ!となる教師との恋愛映画ポイント
大学教授と女子高生の恋愛ということもあって、禁断さには少し欠けるかもしれません。
しかし、暗い過去を持つ理央が光輝に出会い、普通の女の子としての純粋な心を取り戻していく様子が丁寧に描かれており、心が揺さぶられる作品となっています。恋愛って幸せなことばかりではないけれど、それでも素敵なものだと実感し、観終わった後はしばらく余韻から抜け出せなくなるかもしれません。
こんな人におすすめ
- ドラマティックな展開が好きな方
- とにかく泣ける映画に出会いたい方
- 知的で寡黙な大学教授に憧れを抱いている方
こんな人には向かないかも…
- 携帯小説原作の映画が苦手な方
- ギャルっぽい荒んだヒロインが受け入れられない方
8.パロアルト・ストーリー
「青春って、うまくいかないもの」
出典:Amazon.com
あらすじ
2010年にフランコが出版した短編小説集『Palo Alto』が原作となっており、ジア・コッポラの長編映画初監督作品。
サンフランシスコの高校に通うエイプリル(エマ・ロバーツ)は、所属しているサッカー部のコーチであるミスターB(ジェームズ・フランコ)と交際しているのではと噂されていた。彼女がミスターBの家に、彼の元妻との息子のベビーシッターとして通っていたからだ。そんな彼女に、同じ学校に通っているテディ(ジャック・キルマー)は好意を寄せている。
あるホームパーティでエイプリルとテディは距離を縮めるが、予期せぬ邪魔が入りふたりの関係はうまくいかず、やけになったテディは飲酒運転をして捕まり保護観察処分を受けることとなる。そんな時にエイプリルはミスターBにキスをされ、告白される。
胸がぎゅっ!となる教師との恋愛映画ポイント
『パロアルト・ストーリー』では、学校の教師との恋ではないものの、サッカーコーチと教え子であるミスターBとエイプリルの禁断といえる恋愛を描写する場面があります。大人なミスターBに惹かれる、大人にも子供にもなりきれないエイプリルのもやもやする心情が、この映画からはにじみ出ています。
派手な映画ではありませんが、若者たちの葛藤が繊細に描かれていて、エイプリルやテディたちのうまくいかない青春に引き込まれてしまうことでしょう。
こんな人におすすめ
- ゆっくりと語りかけてくるような作品が好きな方
- 青春時代を思い出してノスタルジーに浸りたい方
こんな人には向かないかも…
- マリファナや乱交など、洋画特有の過激な表現が苦手な方
- 抑揚のないストーリーに飽きてしまう方
9.ナラタージュ
「一緒にいてはいけない人」
あらすじ
島本理生による同名恋愛小説が原作。
映画業界に勤めている工藤泉(有村架純)。降りしきる雨の日、いつものように残業をしていて、壊れた懐中時計を見て過去に想いを馳せる。この懐中時計の贈り主は、彼女が高校生の時に恋をした相手、教師の葉山貴司(松本潤)だった。
葉山に誘われて高校時代演劇部に所属していた泉は、大学の時に葉山からの電話で演劇部OBとして学園祭の舞台の手伝いをしてほしいとお願いされる。高校時代、泉と葉山はただの教師と生徒という関係ではなかった。同じ時間を過ごし、卒業した日には口づけも交わした。たが、恋人というわけでもない。葉山は既婚者で、ある事件を起こしてしまった妻を待ち続けていたからだ。
恋人にはならなくとも、泉にとっては思い出として大切にしていた恋だった。しかし、葉山のお願いを引き受けて数年越しに再会したことで、泉と葉山の中で思い出だったはずの恋が動き出す。
胸がぎゅっ!となる教師との恋愛映画ポイント
『ナラタージュ』に出てくる葉山先生は、とても心が弱い人のように感じられます。自分を責め続けて泉に依存している、どこかずるい人。しかしその弱さを見て「守ってあげたい」と思ってしまう女性も多いのではないでしょうか。教師と生徒というだけでも禁断の恋ですが、さらに葉山先生は既婚者です。
大人になって再会したとしても、お互いに好きになってはいけないと戒める気持ちと自分では抑えられない気持ちがひしめき合い、どういった展開を見せるのか、ぜひ注目していただきたいポイントです。物語は淡々と進んでいきますが、内に秘めた熱情が胸を打つ作品となっています。
こんな人におすすめ
- 叙情的な物語を観たいと思っている方
- ひたすら切ない気持ちに打ちひしがれたい方
こんな人には向かないかも…
- エロティックな描写が苦手な方
- 明るい展開の恋愛映画が観たい方
10.エレジー
「身も心も愛した人」
出典:Amazon.com
あらすじ
大学教授であるデヴィッド・ケペシュ(ベン・キングズレー)は、地位も名誉も手に入れて自由な恋愛を楽しむ初老の男性。彼は教え子であり30歳ほど年の離れた女子大生のコンスエラ・カスティーリョ(ペネロペ・クルス)と出会い、その美貌にどうしようもなく惹かれてしまう。コンスエラを誘ったデヴィッドは思惑どおり彼女と一夜をともにし、彼女もまたデヴィッドの魅力に心を奪われ、やがて恋人同士となる。
いつからか本気でコンスエラを愛するようになっていたデヴィッドは、大きすぎる年の差からだんだんと不安を感じるようになっていく。
胸がぎゅっ!となる教師との恋愛映画ポイント
出典:IMDb
今回ご紹介する作品の中でも、最大の年の差恋愛が描かれた本作。愛を貫くことは本当に難しいものであり、彼らにもいくつもの障害やジレンマが襲います。
彼女には相応の若い男性が合うのではないかと悩む一方で、どうしようもなく止められない熱情が、静かに激しく描かれています。コンスエラに出会ったことで、だらしのなかったデヴィッドが確かに変わっていくところを観ていると、年の差なんて真実の愛の前では無意味なのだと感じさせられる作品です。ロマンティックで号泣必至の展開は見逃せません!
こんな人におすすめ
- 渋い初老男性に惹かれてしまう方
- 官能的な作品を観たい方
こんな人には向かないかも…
- 年の差があるすぎる恋愛映画に抵抗がある方
- 少し愛が重い男性が苦手な方
まとめ
教師と生徒の恋愛が描かれた映画10選をご紹介させていただきました。どの先生も惹きつける魅力を持ち合わせていて、何度でも観たくなる作品ばかりです。
このまとめを見ていただいたみなさまの中にも、実際に先生に恋をしている方や恋をしてみたいという方がいらっしゃるのではないでしょうか。その恋愛は障害が多く難しいものになるかもしれません。しかし、映画の中では夢を見たっていいんです。あなたの理想の「教師と生徒の恋愛映画」が見つかりますように。