日本を代表する名優・役所広司の魅力にせまるおすすめ映画10選!

スポンサーリンク

話題になる日本映画に、かなりの確率で登場している「役所広司」。戦国武将から、極道もの、普通のおじさん、あらゆる役をこなしてしまう名俳優です。「きっとこの人はこんな役」という先入観無しに映画を見ることができるため、素直な心で観る者の気持ちをつかんで引き込んでくれます。

この人が出演するなら間違いない」と安心して、映画館に向かわせてくれる頼もしさ!
日本映画界は当然のことながら、世界も認める日本の名俳優、役所広司の魅力を堪能できるおすすめ映画10選のご紹介です。

役所広司について

役所広司
出典:Wikipedia

身長179cmのすらりとした容姿にダンディな雰囲気。俳優「役所広司」は、昭和の名優「仲代達矢」の主催する劇団「無名塾」出身です。長崎県諫早市に生まれ、高校を卒業後、区役所務めをしていた元公務員

テレビデビューはNHKの朝ドラ『なっちゃんの写真館』ですが、最もインパクトを与えたのが、同じくNHKの大河ドラマ『徳川家康』の織田信長役。これまで見たことのない個性的で迫力の信長が評判を呼びました。

映画出演の数は多数。それに伴う受賞歴もすごい数!まさに日本を代表する俳優といえます。圧倒的な演技力と、役の幅広さは誰もが認めるところ。脇役から主演まで、役所広司の魅力が溢れるおすすめの映画をご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

歴史の中の役所広司が見たいならこの映画!

役所広司といえば、歴史もののインパクトが結構強い気がします。ちょんまげから軍人まで、幅広い歴史の中で存在感を発揮できるのも役所広司の魅力です。

1. 日本のいちばん長い日

「壮絶な陸軍大臣の運命」
映画 日本のいちばん長い日
出典:『日本のいちばん長い日』公式サイト

出典:映画『日本のいちばん長い日』予告編

あらすじ

1945年7月、太平洋戦争末期。日本に決断の時が迫っていた。連合国から突き付けられたポツダム宣言受諾。降伏か、徹底抗戦かーー。紛糾する閣議の中、国民を案じた天皇(本木雅弘)の聖断を尊重し、閣議を動かす鈴木首相(山崎努)。

一方宣言受諾に反対し、クーデターをもくろむ青年将校(松坂桃李)たちは、玉音放送を阻止すべく活動し始める。それらの間で苦悩する阿南陸軍大臣(役所広司)。やがて受諾を決めた日本で、彼が下した自らの運命はーー。

役所広司出演映画『日本のいちばん長い日』のトリビア

  • 本木雅弘は昭和天皇役を躊躇していたが、樹木希林の後押しにより、引き受けることを決意した。
  • 『日本のいちばん長い日』は、太平洋戦争の中で昭和天皇を明確に描写した最初の日本映画。
  • 役所広司いわく「何度でもリメイクされなければならない映画」

役所広司出演映画『日本のいちばん長い日』のみどころ

ノンフィクション書籍を原作として、過去何度も映画化された作品です。やはり見どころは御前会議の濃密なやり取り。今回のリメイク版は、特に閣議でのやりとりに時間をかけたそうですが、まるでその場に参加しているかのような臨場感です。

ポツダム宣言受諾、天皇の玉音放送に至るまでの過程や裏側、どのような人達がどんなふうに関わっていたかを詳しく知ることができます。普段歴史の表側に名前が出ることのない「阿南陸軍大臣」という人物と生き様。軍人として人間としての両方の顔を、役所広司の圧巻の演技が魅せてくれます。

基本情報

上映時間:136分
監督:原田眞人
出演者:役所広司、本木雅弘、松坂桃李
受賞歴:
第39回日本アカデミー賞(最優秀助演男優賞 他多数各賞)
第40回報知映画賞(助演男優賞)
第58回ブルーリボン賞(作品賞、助演男優賞)
第89回キネマ旬報ベストテン(助演男優賞)
第70回毎日映画コンクール(美術賞)
公開日:2015年8月8日

2. 突入せよ!あさま山荘事件

「体験せよ!昭和の事件」
映画 突入せよ!あさま山荘事件
出典:Amazon.co.jp

 

あらすじ

1972年、雪に埋もれる軽井沢。連合赤軍を捜索中だった機動隊は、不審な足跡があさま山荘まで続いているのを見つける。すぐさま偵察に向かうが逆に襲撃を受け、連合赤軍が管理人の妻を人質に立てこもる事態になる。

急遽、対応に向かうことになったのが警視庁の佐々淳行警視正(役所広司)。彼の前に立ちはだかる様々な難題と連合赤軍の攻撃は、苦難を極める。極寒の中、数日間に及ぶ佐々たち警察と連合赤軍との戦いが始まるーー。

役所広司出演映画『突入せよ!あさま山荘事件』のトリビア

  • 実在する人物の名前や会社名などは、ほとんど架空のものに変更されている。
  • 事件は軽井沢で起こったが、映画の中の攻防戦のロケは新潟県で撮影された。
  • 役所が演じた主人公で佐々警視正本人が、エキストラで出演している。

役所広司出演映画『突入せよ!あさま山荘事件』のみどころ

昭和史の1つの大きな事件として語られるあさま山荘事件を、警察側で指揮した佐々を中心にして描かれた物語です。報道やドキュメントとして客観的に見る機会しかなかった事件を、警察側から佐々の目を通して、主観的に体験することができるのが見どころ。

機動隊がカップヌードルを食べて、寒さと空腹をしのいだことから、これをきっかけに爆発的なヒット商品となったという、有名なエピソードなども盛り込まれているのも印象的です。

基本情報

上映時間:130分
監督:原田眞人
出演者:役所広司、宇崎竜童、天海祐希
受賞歴:無し
公開日:2002年5月11日

3. 十三人の刺客

「これぞエンターテインメント時代劇」映画 十三人の刺客出典:Amazon.co.jp

あらすじ

江戸時代後期、明石藩主松平斉韶(稲垣吾郎)は、暴虐な振る舞いにより家臣たちは苦慮し、切腹するものまで現れた。しかし斉韶は将軍の身内にあたる。簡単にお咎めを受けることはない。斉韶の老中就任を阻止するために、幕府は内密に斉韶の暗殺することを決意。

命を受けた御目付役の島田新左衛門(役所広司)は、腕のたつ刺客たちを集める。しかし不審な動きを察知した斉韶側も、対抗するべく動き始める。命をかけた新左衛門たち13人は、300人の軍勢に勝てるのかーー

役所広司出演映画『十三人の刺客』のトリビア

  • 「駒ヶ根」という地名が出てくるが、実は昭和の大合併で出来た名前で、当時は存在しなかった。
  • 役所広司と三池監督の出会いは、他の映画の打ち上げパーティーだったが、役所広司は司会をしていた三池監督のことをバーテンダーだと思っていた。

役所広司出演映画『十三人の刺客』のみどころ

稲垣吾郎演じる暴君斉韶の狂気に満ちた暴君ぶりが見どころですが、その暴君に黙ってついていかなければならない、家臣たちの悲劇が心痛です。それに対するように、役所広司演じる新左衛門の人間性が渋い!

時代とはいえ、命をかけて信じることができる人物と、暴君との対比ぶりが面白いです。何度もリメークされている名作ですが、優れたエンターテインメント性だけでなく、そんなところにもこの映画の人気の秘密があるのではないでしょうか。

基本情報

基本情報:141分
監督:三池崇史
出演者:役所広司、山田孝之、伊勢谷友介
受賞歴:
第34回日本アカデミー賞(優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞)
第65回毎日映画コンクール(監督賞、男優助演賞、録音賞)
シッチェス・カタロニア国際映画祭(観客賞、最優秀美術賞) 他多数
公開日:2010年9月25日(日本)、2011年4月29日(アメリカ合衆国)、2011年5月6日(イギリス)

女性に翻弄される役所広司を見たいならこの映画!

4. 失楽園

「昭和の読み本」
映画 失楽園
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

職場を異動になり、一線から退いた久木(役所広司)は、毎日の時間を持て余すようになった。そんな時、書道の教師凛子(黒木瞳)と出会う。彼女に惹かれた久木は、凛子にアプローチを重ねる。始めは戸惑っていた凛子だったが、久木の情熱にやがて凛子も心を動かされ、2人は愛し合うようになる。

しかしお互い妻と夫がある不倫の関係。情事を重ね、燃え上れば燃え上るほど、事態は深刻になってゆく。そして行き詰った2人が選んだ行先はーー。

役所広司出演映画『失楽園』のトリビア

  • 原作は「渡辺淳一」が、実際にあった近代作家「有島武郎」の心中事件をモチーフにして書いた。
  • 官能的なヒロイン役は、最初から黒木瞳が有力候補だったが、事前に行われた原作の読者によるアンケートでも圧倒的に黒木瞳が断トツだった。

役所広司出演映画『失楽園』のみどころ

公開当時は、原作共に刺激的な性描写で話題になった映画です。タイトルの『失楽園』のその言葉自体が流行語になるほどの社会現象を巻き起こしました。不倫が特に注目されるこの物語ですが、濃密な恋愛や結末などを考えると、どこか江戸時代の読み物みたいな気もします。

江戸時代の庶民の中に起こった事件や出来事を書いた“世話物”と、ちょっとエロい“春本”を合体させたような感じ。失楽園のような話は江戸庶民も武士たちもけっこう好きそうな世話物です。役所広司はやっぱり時代を超えるということでしょうか。

基本情報

上映時間:119分
監督:森田芳光
出演者:役所広司、黒木瞳、寺尾聰
受賞歴:
第21回日本アカデミー賞(最優秀主演女優賞)
第71回キネマ旬報ベストテン(主演男優賞)
第40回ブルーリボン賞(主演男優賞)
第52回毎日映画コンクール(美術賞、音楽賞) 他多数
公開日:1997年5月10日

5. Shall We Dance?

「美しくなっていった普通のおじさん」
映画 Shall we ダンス?
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

仕事も順調、家庭も円満なサラリーマン杉山正平(役所広司)は、日常に何か物足りないものを感じていた。ある日、電車の中からダンス教室の看板と、そこの窓辺にいた美しい女性岸川舞(草刈民代)に目をとめる。

勢いのままに、家族にも内緒でダンス教室に飛び込んだ杉山は、戸惑いながらも、普段接することのない個性的な仲間たちと共に、ダンスの世界にのめり込んでいく。熱心な杉山に優しいまなざしを注ぐようになった舞。一方、夫の行動に疑問を持ち始めた妻はーー。

役所広司出演映画『Shall We Dance?』のトリビア

  • 撮影当時、本格的なダンスホールが国内でほとんど残っていなかった。登場するダンスホールは、当時大阪の梅田に残っていた数少ないダンスホール。(現在閉鎖)
  • 映画のために、役所広司は本当のダンス教室に3か月通っていた。

役所広司出演映画『Shall We Dance?』のみどころ

役所広司は、実力派ですので、元々かっこいいおじさんのプロダンサーの役も難なく出来るはずです。しかし、ダンスなんてやったこともない普通のおじさんを、絶妙に楽しく見せてくれるのが素敵なところ。
孤軍奮闘するおじさんが、だんだん素敵になっていく様は、メイクや衣装では醸し出せません。美しくなっていく普通のおじさんの、健気さと努力と素敵さが、一見地味な日本映画を世界中を魅了した映画にしたのでしょう。

基本情報

上映時間:136分
監督:周防正行
出演者:役所広司、草刈民代、原日出子
受賞歴:
第20回日本アカデミー賞(最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞)、
第51回毎日映画コンクール(ファン大賞、監督賞、脚本賞、助演女優賞) 他多数
公開日:1996年1月27日(日本)、1997年7月11日(アメリカ合衆国)

6. うなぎ

「男はうなぎが話し相手だった」
映画 うなぎ
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

一通の手紙により、妻の不倫を知った山下(役所広司)は、逆上の末に妻を殺してしまう。数年後仮出所した彼は、町で理髪店を営みながら、昔飼っていたうなぎだけを話し相手に静かに暮らしていた。

ある日うなぎの餌を探しにいった川べりで、倒れている女性を発見する。自殺未遂だった彼女は山下のおかげで一命をとりとめる。桂子(清水美砂)と名のるその女性は、山下の理髪店で働きたいと言い出す。しぶしぶ承知する山下だったがーー。

役所広司出演映画『うなぎ』のトリビア

  • タイトルは始め原作そのままの『闇にひらめく』だったが、制作発表の場で『うなぎ』に変更するという異例の形だった。
  • カンヌ映画祭の授賞が決まった時、受賞するわけがないと関係者たちがとっとと帰国していたため、受賞式に間に合わなかった今村監督に代わって、休暇中だった役所広司が代役を務めた。

役所広司出演映画『うなぎ』のみどころ

役所広司の凄いところは、いろんなタイプの顔を見せてくれるところではないでしょうか。どんな役をやっても同じ人にしか見えないという俳優も中にはいますが、これほど特殊な人間の、どれ一つとして重なる役所広司がいないというのが、凄いところだと思います。

殺人を犯し、刑務所暮らしの末、仮出所後うなぎを話相手に暮らす理髪店のおやじ。この映画もかなり特殊な人物設定。『うなぎ』も含め、女性に翻弄され、また人との関わりによって、変わっていく自分というものを、客観的に見せてくれます。

基本情報

上映時間:117分
監督:今村昌平
出演者:役所広司、清水美砂、柄本明
受賞歴:第50回カンヌ国際映画祭パルム・ドール、第71回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・ワン
公開日:1997年5月24日(日本)、1997年5月12日(フランス)

コミカルな役所広司を見たいならこの映画!

7. THE有頂天ホテル

「まるで舞台のようなコメディ映画」
映画 THE有頂天ホテル
出典:東宝公式サイト

あらすじ

「ホテル・アバンティ」の大晦日は大忙し。大勢の宿泊客とイベント副支配人の新堂(役所広司)はてんてこ舞い。そんな新堂の目の前に別れた妻がやって来た。妻は再婚相手といっしょだったが、再婚相手の夫はなんとコールガール(篠原涼子)と浮気ーー。

そのような騒動や出来事が、ホテルのあちこちで展開する。クセのあるホテルの従業員や人騒がせな宿泊客。彼らが引き起こすそれぞれの冗談めいた顛末が、大晦日のホテルの中で繰り広げられる。

役所広司出演映画『有頂天ホテル』のトリビア

  • タイトルの有頂天ホテルは、ハリウッド映画の名作『グランド・ホテル』と『有頂天時代』に由来している。
  • ワンカットワンシーンにこだわった舞台を思わせる演出
  • 豪華キャスト共演の映画だが、エピソードごとの話なので、意外と絡んでいない俳優たちが多い。

役所広司出演映画『有頂天ホテル』のみどころ

スター勢ぞろいともいうべきこの作品は、日本映画でも類を見ない大ヒットの1つとなりました。舞台を思わせる歌あり笑いありのドタバタは、そのタイトルから見られるように、まるで往年のハリウッドのミュージカルコメディを想像させます。

観客というより、客席を十分に意識した喜劇のような映画は、なかなか日本ではむずかしいような気がします。しかし三谷幸喜作品をそれを難なく実現してくれます。シリアスな役が多い役所広司にはめずらしいコメディ映画ですが、副支配人としてそうそうたるメンバーをまとめていく姿が見どころです。

基本情報

上映時間:136分
監督:三谷幸喜
出演者:役所広司、松たか子、佐藤浩市
受賞歴:第30回日本アカデミー賞(優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀主演男優賞、優秀助演男優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀照明、優秀美術、優秀録音、優秀編集)
公開日:2006年1月14日

8. タンポポ

「真面目な表情が笑える」映画 タンポポ出典:Amazon.co.jp

あらすじ

長距離運転手のゴロー(山崎努)とガン(渡辺謙)は、あるラーメン屋に立ち寄った。店主であるタンポポ(宮本信子)が土建屋のビスケン(安岡力也)に言い寄られているところに出くわし、助けようとしたが、結局返り討ちにあう。
それをきっかけにタンポポと親しくなるが、彼女は性格が良くやる気はあるものの、作るラーメンは恐ろしくマズイ。行列のできるラーメン屋を目指して、ゴローの厳しい指南と、タンポポの必死の修行が始まる。

役所広司出演映画『タンポポ』のトリビア

  • 公開当時、日本での評価はあまり高くなかったが、海外で高く評価された。後年マニアックな映画ファンに人気のコメディ映画の定番。
  • 2009年、この映画のオマージュとして『ラーメン・ガール』というアメリカ映画が制作されている。

役所広司出演映画『タンポポ』のみどころ

この映画の面白さの1つとして、主要ストーリーとはまったく関係ない食に関するエピソードが、所々に挟まれます。役所広司も「白い服の男」として情婦と共に何度か登場し、いろんな食べ物を食べるのですが、かなりエロティックな雰囲気を漂わせた食べ方をするのが、わけもなく面白い。

この役は、コメディ色の強い人だと絶対に面白くないです。真面目で鬼気迫った役所広司の「白い服の男」だからこそ笑えるのです。最後の死に際は何度見ても笑えます。

基本情報

上映時間:115分
監督:伊丹十三
出演者:山崎努、宮本信子、役所広司
受賞歴:無し
公開日:1985年11月23日

静かな役所広司を見たいならこの映画!

9. バベル

「言葉少なくむずかしい」
映画 バベル
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

アメリカ、モロッコ、日本の3つ国の違った場所で、それぞれ事件は起きる。遊牧民の兄弟が手に入れたライフルで事件を起こす「モロッコ」での出来事。ベビーシッターの役目であるメキシコの不法就労者が、主人夫婦の旅行中に起こす子供を巻き込んだ「アメリカ」での事件。

そして、日本ではぎこちない親子関係に悩む、ろう者の高校生千恵子(菊池凛子)と、父親安二郎(役所広司)。そこに母の自殺の一件が絡んで…。やがて繋がりを見せていく3つの物語。

役所広司出演映画『バベル』のトリビア

  • バベルとは旧約聖書で“混乱”という意味を表している。
  • 監督は日本好きで、日本での撮影にこだわり、ゲリラ撮影までした。
  • 役所広司の役名安二郎は、世界的に有名な「小津安二郎」からとられた。

役所広司出演映画『バベル』のみどころ

アメリカ映画でありつつ、旧約聖書の故事を背景に作られたむずかしい内容であることもあり、好き嫌いの評価がはっきりと分かれるタイプの映画ではないでしょうか。この映画は、バベルの旧約聖書での意味から、“バラバラの言語によって、心が通じない”というのがテーマです。

そのせいもあってか、役所広司の役である父親は寡黙。言葉よりも雰囲気で魅せるむずかしい設定です。それができる俳優を選んだというのが、監督のコメント。納得の配役といえますね。

基本情報

上映時間:142分
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
出演者:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、役所広司
受賞歴:
カンヌ国際映画祭(監督賞)
ハリウッド映画祭(作曲賞、キャスティング賞)
ゴッサム賞(アンサンブル演技賞)
ゴールデングローブ賞(ドラマ部門作品賞)  多数
公開日:2006年10月27日(アメリカ合衆国)、2007年4月28日(日本)

10. 眠る男

「美しい日本の情景」
映画 眠る男
出典:Amazon.co.jp

あらすじ

温泉町である一筋町。老夫婦の家には、山で転落事故に遭って以来、っと意識不明のまま眠り続けている息子拓次(アン・ソンギ)がいた。彼の元にはいろいろな人が訪ねてくる。同級生で幼馴染の上村(役所広司)もその一人で、眠ったままの拓次にいろいろなことを話しかけていた

そんな折、ふと上村は、子供の頃拓司といっしよに遊んだ山小屋のことを思い出す。本当にあったのかどうかもわからないその山小屋に、上村は無性に行ってみたくなったーー。

役所広司出演映画『眠る男』のトリビア

  • 群馬県制作の初の地方自治体制作映画として、全国的に注目された。
  • 東京岩波ホールでの上映は、半年間という単館上映の興行収入の新記録を樹立。
  • 町の廃校を撮影所として使用したことが、町の再生モデルとして、自治省の特別表彰を受けた。

役所広司出演映画『眠る男』のみどころ

日本の風景の美しさをしみじみ感じさせてくれる映画はいくつかありますが、『眠る男』もその1つではないでしょうか。激しい展開やエンターテインメント性を求める映画ではありませんが、観る人によって様々なものを感じ、受け取ることができると思います。

美しい風景と、役所広司含む、登場人物たちが醸し出す落ち着いた日常感が、静かで優しい気持ちにさせてくれます。時間の流れを普段よりゆっくりと感じさせてくれる映画が時々ありますが、『眠る男』もそんな映画です。

基本情報

上映時間:103分
監督:小栗康平
出演者:アン・ソンギ、役所広司、平田満
受賞歴:
第20回モントリオール世界映画祭(審査員特別大賞)
第47回ベルリン国際映画祭(国際芸術映画連盟賞)
第38回毎日芸術賞 他多数
公開日:1996年2月3日

まとめ

映画の紹介をしていて、驚くべきは映画賞の受賞歴の多さ!日本だけに留まらず、世界的にも評価を受けている俳優であることを、つくづく実感します。どの映画を見ても同じ人に見えないというのは凄いこと。いくつもの顔で、様々な人物を活き活きと画面の中に存在させてくれます。「役所広司」は日本映画の面白さを担う、無くてはならない存在といえるのではないでしょうか。

スポンサーリンク
Top