ジョニー・デップのおすすめ映画21選!意外な撮影裏話もあわせて紹介!
ジョニー・デップの真骨頂と言えば、変幻自在の演技力!パイレーツ・オブ・カリビアンのジャック・スパロウで飄々とした人物を違和感なく演じたと思えば、シザーハンズ、フェイクでは全く違う表情を見せる名俳優と言えます!
そんなジョニー・デップは1963年6月9日生まれ、アメリカのケンタッキー州出身。本名はジョン・クリストファー・ジョニー・デップ2世といい、身長178㎝、血液型はO型。
ジョニー・デップは高校を中退し、元々ミュージシャンを目指し芸能界に入ったものの、1984年「エルム街の悪夢」に出演したのをきっかけに映画俳優としてのキャリアをスタートさせました。
そして、演技力の高さから数年で1990年「クライ・ベイビー」の初主演を演じることになったのです。
ジョニー・デップ主演の「シザーハンズ」は大ヒットを記録し、ゴールデングローブ賞で主演男優賞にノミネートしました。今回はそんな超大物俳優ジョニー・デップが出演している映画を21本厳選して紹介します!
ジョニー・デップ主演のおすすめ映画21本
1.シザーハンズ
出典:Amazon.com
あらすじ
老いた発明家は1人の人造人間・エドワード(ジョニー・デップ)を生み出す。しかしエドワードは両腕がハサミという不完全な姿のまま世に送り出されてしまう。その発明家は両腕を作り出すも、発表の寸前に亡くなってしまった。
エドワードは屋敷に一人取り残されるが、ある日化粧品のセールス・ペグ(ダイアン・ウィースト)が訪れた。温和なペグはエドワードに同情して、連れて帰ることにした。エドワードは持ち前のハサミで植木の手入れ、ペットのトリミング、女性のヘアカットなど、ハサミを上手に活かし、人気者になっていくのだが…。
ココがスゴい!「シザーハンズ」・ジョニー・デップの撮影裏話!
・ティム・バートン監督は当初ジョニー・デップのことを全く知らないでいましたが、あまりの名演技っぷりに監督とタッグを組むことになりました(後にいくつも名作を生み出してきました)
・ファンサービス旺盛で知られるジョニー・デップはアメリカTVアニメでエドワード役を再現してあげました
ジョニー・デップのみどころポイント!
周りとは違い、一人取り残されて育ったジョニー・デップことエドワードは純真で悪意から最も遠い存在です。今も昔も「ハサミ男」は完全なるフィクションであり、ジョニー・デップのほうにも相当な演技力が求められたはずですが、そんな苦労をつゆほども感じさせない自然さはさすが、名俳優の証です。
最初とは対照的に、「ある事件」をきっかけにエドワードを責め立てた住人を恐れるエドワード。キム(ウィノナ・ライダー)のボーイフレンドから受ける嫌がらせ。など数々の不幸が襲い掛かり、見る人が助けに行きたくなってしまいます。
しかし、そんな中でもキム、キムの母ペグ(ダイアン・ウィースト)、ある警察官が見せる優しさは必見です。その優しさを受け取るジョニー・デップ演じるエドワードの名演技からも目が離せません!
基本情報
上映時間:105分
監督:ティム・バートン 出演:ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー、ダイアン・ウィースト 受賞歴:なし 公開日:1990年12月7日 |
2.ギルバート・グレイプ
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あらすじ
ギルバート(ジョニー・デップ)は食料品店で働く、しっかり者。そんなギルバートは知的障害を持つ弟アーニー(レオナルド・ディカプリオ)、過食症で引きこもりのボニー(ダーレン・ケイツ)と二人の姉妹を支えて、生活していた。
そのために小さな町から出られずにいて、ギルバートはどうにもできない悩みを抱えていた。
そんなある日トレーラーが故障し、町にしばらく滞在しなければいかなくなった女性・ベッキー(ジュリエット・ルイス)と出会い、自由気ままな生活に憧れを抱いたのだが…。
ジョニー・デップが魅せる‼「ギルバート・グレイプ」撮影裏話!
・作中でギルバート役のジョニー・デップは母親役のダーレン・ケイツに対して心無い発言をしていたので、撮影終わりに謝っていました
・名作として全世界に知れ渡り、日本でも劇場舞台として公演されました
ココが見逃せない‼ジョニー・デップのみどころ
ギルバート演じるジョニー・デップは家から出て自由に生きたいと思う反面、家族を支えるのは自分しかいないという使命感もあり日々やるせない気持ちに支配されています。
しかし、そのことを表に出さず、知的障害のアーニーが街を騒がしても、怒らず優しくする”兄”としての姿は必見です。そんな深い心理をも演じるジョニー・デップの凄さには驚かされます。
そして、悩みとイライラが募りに募ったギルバートは初めてアーニーを怒鳴ってしまい…その怒りにまでたどり着く一連の過程は違和感がなく、実在する家族問題とまで思わされます。
基本情報
上映時間:118分
監督:ラッセ・ハルストレム 出演:ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス 受賞歴:なし 公開日:1993年12月25日 |
3.フェイク
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あらすじ
ジョー・ピストーネ(ジョニー・デップ)はFBIの潜入捜査官としてマークしているマフィアを対象におとり捜査を始めた。スパイとしてマフィアの組織に潜入したジョーは名前をドニー・ブラスコと偽り、マフィアの一員レフティとそのマフィアの情報を集め、成果を上げていった。
同時にマフィアの組織内でも評価が上がり、リーダーにもドニーの腕が見込まれる。そしてドニーはレフティと次第に親密になり、組織外でも交友を重ね一人の友人として認識するが、自分の真実と偽りの身分の二つに悩まされることになった…。
「フェイク」ジョニー・デップの撮影裏話!
・DVDが売れ、「フェイク」は長らく絶版状態にありました
・実話を基にして作られていました
ジョニー・デップの必見!みどころ集
名俳優ジョニー・デップが演じるドニーとマフィア映画のドン、アル・パチーノが演じるレフティのアツい男の友情がみどころです。身分を偽ったおとり捜査で着々と成果を上げつつも、レフティと仲良くなり次第に悩みが募っていくシーンは息を吞むほどの演技力で、目が離せなくなります。さらにマフィア組織にいる間は盗聴器を常につけ、疲れて家に戻るため妻とは関係が悪化し、精神的に追い詰められたドニーの表情は違和感がなく、同情をよせてしまいます。
そして、やっと仕事から解放されることになったドニーは、その功績から昇進、表彰を受けますが、素直に喜べません。そんな複雑な感情を演じたジョニー・デップを見てしまうと、舌を巻くことになるでしょう。
基本情報
上映時間:127分
監督:マイク・ニューウェル 出演:アル・パチーノ、ジョニー・デップ、マイケル・マドセン 受賞歴:なし 公開日:1997年2月28日 |
4.ネバーランド
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あらすじ
完成した作品の反応が良くなく、新聞で酷評され失意の底に沈んだ劇作家ジェームス(ジョニー・デップ)は公園で散歩をしていた。その最中、ジェームスは未亡人シルヴィア(ケイト・ウィンスレット)と4人の息子たちと出会う。
頻繁に会ううちに子どもたちとも打ち解けるのだが、ジェームスは父親を亡くし落ち込んでいる三男ピータ(フレディ・ハイモア)を気に掛ける。ジェームスはピーターに空想にふけり、物語を描く楽しさを教え、その物語をきっかけにとある物語のアイデアを思いつくのだった…。
「ネバーランド」のジョニー・デップ撮影裏話!
・2012年にこの映画がモデルとなり、ミュージカルが公演されました
・この映画がきっかけとなり、ジョニー・デップはフレディ・ハイモアなどの俳優を推薦して別の主演映画に呼んでいました
「ネバーランド」ジョニー・デップ見逃せない、みどころ‼
世界的にも有名な「ピーターパン」の原作ともいえる実話を元にしたのが、この映画「ネバーランド」です。
冒頭、酷評された劇作家ジェームス演じるジョニー・デップが落ち込むさまはさすがの一言です。ジョニー・デップの切ない、悲しい演出はもはや彼の独擅場と言っても過言ではありません。
そんなジェームスは公園で出会ったシルヴィアとその子どもたちと打ち解けて次第に明るくなります。自分の悲しさと姿を重ねて、不憫に思ったジェームスは三男ピーターを励まします。子どもたちが不幸に見舞われたときも大人としての優しさを包んだジェームスからは父の姿を感じてしまいます。
初期では良い兄を演じたり、純粋な性格を演じたりとキャリアを積んだジョニー・デップは”父”という演出すらもものにしたと思わされる、見逃せない映画です。
基本情報
上映時間:100分
監督:マーク・フォースター 出演:ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、ケイト・ウィンスレット 受賞歴:2004年ナショナル・ボード・オブ・レビュー作品賞、他多数 公開日:2004年11月24日 |
5.チャーリーとチョコレート工場
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あらすじ
世界中で愛されているお菓子はウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)が生み出していた。そのお菓子工場は完全非公開を貫き、誰も知っている人がいなかった。
しかし、ある日ウィリーは「大人気チョコレートの中に5枚だけチケットを入れる。そのチケットは工場を見学できるもの」と発表し、世間を賑わせた。
そんな最中、家族思いの少年チャーリー(フレディ・ハイモア)は偶然にもチケットを見つけた。そして他にもチケットを見つけた個性的な子どもたち4人もいて、工場内のごたごたに巻き込まれることになった…。
ジョニー・デップの知られざる撮影裏話!
・作中に出てくるチョコレートの川は本物で、撮影後半は悪臭を放って居たのにも関わらず、ジョニー・デップ、各俳優たちは名演技を披露していました
・日本で作中に出てくるウォンカバーが実際に販売され、その中に5枚だけチケットが入っていました
みどころ満載!「チャーリーとチョコレート工場」ジョニー・デップ‼
ジョニー・デップの変人演技を世に知らしめた作品がこの「チャーリーとチョコレート工場」です。
燕尾服とハットという目立つ格好を身にまといながらも、ウィリー・ウォンカことジョニー・デップの変人っぷりはその服装に負けるどころか圧倒しています。子供じみた性格と下品な言葉を繰り出す、独特さはもはやジョニー・デップにしか演技できないと思わされるほどの自然さがあります。
しかし、変人だけでなく、実は悲しい過去を持つウィリー・ウォンカの複雑な背景もペーソスに包んで見事に演じ分けるその演技力はもはやジョニー・デップの専売特許と言ってもいいでしょう。ぜひ見逃さないでください。
基本情報
上映時間:115分
監督:ティム・バートン 出演:フレディ・ハイモア、ジョニー・デップ、デイビッド・ケリー 受賞歴:なし 公開日:2005年7月15日 |
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6.パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち
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あらすじ
18世紀、キャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)はカリブ海の港町を訪れ、騒ぎを起こす。捕まえようと躍起になっている兵と戦い、身を隠すのだが、落ち着いたと思ったら、次は海へ落下したエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)を助けだし、その隙を突かれ兵に捉えられる。
エリザベスは提督の娘であるがためにジャックの投獄を取りやめようとするが、努力虚しくジャックは投獄されてしまった。そして、その夜、海賊船ブラックパール号が港に停泊し、エリザベスは海賊たちに捕まってしまうのだった…。
本作のジョニー・デップ撮影裏話
・海賊的ファッションをよりよくするために、ジャック役のジョニー・デップは自身の指輪など私物を身に着けていました
・作中のジョニー・デップの額の傷が段々と広がるのですが、それはジョニー・デップが考えたいたずらだそうです
ジョニー・デップが魅せるみどころ!
海賊と海賊、海賊と兵士が繰り広げるアクションシーンが「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」の最大のみどころと言えます。1対1で真剣なアツい戦いを見せることもありますが、海賊らしい複数人によるごちゃごちゃとした混戦も見ていて面白く、瞬きすら忘れるシーンになっています。
その中でも、ジャック・スパロウ演じるジョニー・デップは飄々とした軽さと身のこなしで混戦であろうとも臨機応変に戦っています。行動もしゃべり方も海賊の中でひときわ異彩を放っているジャックは戦闘シーンでも目立っていて、ついつい目で追ってしまいます。
そんなジャックを演じるジョニー・デップの演技力からは目が離せません!
基本情報
上映時間:143分
監督:ゴア・ヴァービンスキー 出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ 受賞歴:2004年MTVムービー・アワード男優賞 公開日:2003年7月9日 |
7.アリス・イン・ワンダーランド
あらすじ
13年前、不思議の国に迷い込んだアリス(ミア・ワシコウスカ)は19歳へと成長し、婚約パーティを控えていた。貴族の子息から求愛されたアリスは困惑し、その場から逃げ去った。
そんな最中、13年前に見たことのある白ウサギを見つけ、追うことにした。そして、また不思議の国に迷い込むことになった。しかし、以前の不思議の国と打って変わって暗い世界になっていた。アリスはその世界を救う救世主として預言書に書かれていたのだった…。
ジョニー・デップの「アリス・イン・ワンダーランド」撮影裏話!
・撮影中にカップケーキのお皿を頭にのせるなどして、いたずらして場を和ませていました
・マッドハッター役のジョニー・デップはディズニーランドでなりすましドッキリをして一般人を驚かしていました
ジョニー・デップによるみどころ
「アリス・イン・ワンダーランド」は2010年という、まだ3Dを用いた映像が完璧でない時代に完成度の高い映像を造り上げました。
ワンダーランドの世界観が何も違和感なく実写で映っている光景に驚きます。ですが、その異質な世界観でマッドハッター演じるジョニー・デップも違和感なく、ワンダーランドの住人として振舞っています。
わずかに狂っているマッドハッターはワンダーランドの住人として自然に溶け込んでいて、それを実現したジョニー・デップの圧倒的な演技からは目が離せません。
基本情報
上映時間:109分
監督:ティム・バートン 出演:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ 受賞歴:なし 公開日:2010年3月5日 |
9.シークレット・ウィンドウ
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あらすじ
売れっ子小説家であるモート・レイニー。妻と離婚調停中などのプライベートな問題でスランプ状態に陥っていた。
そんな中、ジョン・シューターと名乗る男が現れ、「自分の作品を盗んだ、盗作だ」と盗作疑惑の言いがかりを付けられる。
全く寝耳に水だった話に動転するモートだったが、シューターが証拠に置いていった作品「シークレットウィンドウ」は確かに以前自分が書いた短編作品と同じだった。
しかしなぜかシューターが書いたとされるその小説は、ラストだけが自分が書いた作品と違っていた。
事態が呑み込めず困惑するモートだったが、シューターから世間にその事実を公表しろと脅迫され徐々に日常生活が狂ってゆく。
ジョニー・デップによるみどころ
スティーヴン・キング原作。ミステリー色が強く、酷い殺戮描写などはありませんが、少しずつ恐怖と不安でおかしくなって追い詰められてゆく主人公はまるでホラー映画で獲物にされた人のようです。
シューターの素性を調べたりアクションを起こすと不吉な事件が身の回りで起きだすなど、観ている側も疑心暗鬼になってくる映画です!
また、イケメン俳優ジョニー・デップのファンも楽しめると思います。
ティム・バートン作品、パイレーツオブカリビアンとは全く趣の違う演技が観れるのも注目ですね!
一体誰が自分を追い詰めているのか?
本当の敵が明らかになる時、サイコホラーの輪郭が見えてきます…。
9.妹の恋人
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あらすじ
自動車整備工場に勤める青年ベニー(エイダン・クイン)は、幼い頃に両親の死によって心を病んでしまった妹ジューン(メアリー・スチュアート・マスターソン)を支えながら、12年間2人だけで暮らして来た。そんなある日、友人の従兄弟であるサム(ジョニー・デップ)を引き取ることになり、ベニーは彼をジェーンの世話役として使うことにする。
サムは読み書きができない文盲で、バスター・キートンやチャップリンに憧れる寡黙で風変わりな青年だった。そんなサムにジューンは自然に心を開いて行き…。
『妹の恋人』ジョニー・デップの撮影裏話!
・パントマイムなどの動きで気持ちを伝えようとするサムを演じるにあたり、ジョニー・デップは自らコーチを雇って役作りをしました。
・ジューン役を演じたメアリー・スチュアート・マスターソンの出演が決まったのは、撮影の数日前でした。なぜなら、ジューンの役は当時ジョニー・デップと付き合っていた女優ウィノナ・ライダーと予定されていたからです。2人が別れてしまったため、ウィノナは起用されませんでした。
ジョニー・デップのみどころポイント!
1993年公開のヒューマンラブストーリー。撮影当時29歳のジョニー・デップの爽やかなイケメンっぷりはもちろんのこと、その確かな演技力も見どころです。
彼が演じたのは、バスター・キートンやチャップリンのモノマネをしたり、口数少なく気持ちをパントマイムで表現したりといった、風変わりだけれど魅力的な青年・サム。のちに海賊やマッドハッターなどおとぎ話のエキセントリックな登場人物に扮するジョニー・デップの演技の原点とも言えるキャラクターのひとつでしょう。
ジョニー・デップは本作でゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされています。
10.エド・ウッド
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あらすじ
1950年代のハリウッド。映画監督を夢見る青年エド・ウッド(ジョニー・デップ)は、性転換手術をテーマにした映画の企画を自分にやらせてくれと売り込むがうまくいかない。そんなある日、往年の俳優ベラ・ルゴシ(マーティン・ランドー)に出会い、彼を出演させることを条件にプロデューサーの同意を得ることに成功する。
そうして、エドは脚本・監督・主演を務める映画『グレンとグレンダ』でデビューするのだが…。
『エド・ウッド』ジョニー・デップ&監督の撮影裏話!
・メガホンをとったティム・バートン監督は、「史上最低の映画監督」と呼ばれるエド・ウッド作品のファンを公言しています。バートンは給料を拒否し、本作では報酬を得ませんでした。
・ジョニー・デップは監督からオファーされて10分以内に快諾しました。ちょうど映画に悩んでいた彼は、この役を「演技への情熱を活性化させるチャンス」だと捉えたのです。
・本物のエドの妻キャシー・ウッドが撮影現場に訪れた際、ジョニー・デップは破天荒なシーンを撮影中でした。ティム・バートン監督は緊張したのものの、彼女は「旦那そっくりだわ」と言ったそうです。
ジョニー・デップのみどころポイント!
1994年公開の、前編モノクロによる伝記映画。実在の「史上最低の映画監督」と呼ばれる故エド・ウッドの監督人生を、ティム・バートン監督が愛を込めて映画化した作品です。
エド・ウッドが女装家だったため、主演ジョニー・デップも美しい女装姿を披露して話題になりました。ジョニー・デップは彼をチャーミングな愛すべきダメ男として見事に演じており、気づけば主人公を好きにさせられてしまいます。
興行的に成功した作品ではないものの、「ジョニー・デップの最も過小評価されている作品」とも言われる隠れた名作です。
11.デッドマン
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あらすじ
19世紀のアメリカ西部のある町。仕事を求めてここへやって来た会計士ウィリアム・ブレイク(ジョニー・デップ)は、ある娘を助けたことで事件に巻き込まれ、胸に銃弾を受け瀕死の状態で逃げ出した。追われながらも森へ逃げ込んだ彼は、インディアンのノーボディ(ゲイリー・ファーマー)に助けられる。
ブレイクの名を聞いたノーボディは、イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクだと思い、敬意を払う。そうして、胸に弾丸を抱えた男と、無口なインディアンの不思議な逃亡の旅が始まる。
『デッドマン』ジョニー・デップや撮影の裏話!
・役者を想定してから脚本を書くことで知られるジム・ジャームッシュ監督が脚本を手がけており、本作もジョニー・デップとゲーリー・ファーマーをイメージして書かれました。
・ジム・ジャームッシュの大ファンであるジョニー・デップは、ほとんど脚本も読まずに出演を決めました。
・音楽を手がけたニール・ヤングは、ラフ映像を見ながらほぼ即興でエレキギターを演奏し、「好きなところを使ってくれ」と言って帰っていったそうです。
ジョニー・デップのみどころポイント!
1995年公開の『デッドマン』は、実在の詩人ウィリアム・ブレイクの引用を多用したモノクロ西部劇です。幻想的なまでにクールな映像、魂を揺さぶる音楽、そして心に響く詩の引用が印象的な映画。
主演ジョニー・デップの持ち味とかっこよさが存分に発揮された本作は、「例えストーリーの良さがさっぱりわからなくても、ジョニー・デップがかっこいいことだけはわかる」とさえ言える映画に仕上がっています。
12.スリーピー・ホロウ
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あらすじ
1799年、ニューヨーク。市警の捜査官イカボッド(ジョニー・デップ)は、郊外の村スリーピー・ホロウへ向かう馬車に乗っていた。異様な雰囲気が漂うこの村で、連続首なし殺人事件が起きていたのだ。
イカボッドは村の長老たちに、20年前に村付近で死んだドイツ人騎士の幽霊の「首なし騎士」が出ているのだと聞かされる。科学捜査の結果を重視するイカボッドはただの迷信にすぎないと思っていたが…。
『スリーピー・ホロウ』ジョニー・デップ&撮影の裏話!
・ニューヨークに実在する町スリーピー・ホロウが舞台の物語ですが、撮影は全てイギリスに巨大なセットを作って行われました。
・当初、ティム・バートン監督はモノクロで撮ろうかと考えていましたが、スタジオに反対され断念しました。『エド・ウッド』でモノクロに挑戦した結果、興行的にうまくいかず、「ほれ見たことか」と言われたのだそうです。
・ティム・バートン監督は、ジョニー・デップを起用した理由のひとつとして、「彼はあまり文句を言わずに色々チャレンジしてくれるから」と話しています。実際、1998年のクリスマスイブは一日中、葉の中を引きずられる撮影をしていたとか。そんな過酷なシーンが本作にはいくつか登場します。
ジョニー・デップのみどころポイント!
1999年公開のファンタジー・ホラー映画。アカデミー賞で美術賞を受賞している本作は、とにかくこだわり抜かれたダークで幻想的な映像美が見どころです。
主演のジョニー・デップは、最先端の技術と感性を持ちながらも少々気が弱い刑事を好演しました。役のイメージにぴったりのハマり役で、薄暗い映像の中でかっこよさが際立っています!
13.スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
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あらすじ
19世紀のイギリス・ロンドン。腕の良い理髪師のベンジャミン・バーカー(ジョニー・デップ)は、ターピン判事(アラン・リックマン)に妻子を奪われたうえに無実の罪を着せられ、オーストラリアへ流刑にされてしまう。
15年後、脱獄した彼は、「スウィーニー・トッド」と名を変えフリート街に戻った。ラヴェット夫人(ヘレナ・ボナム=カーター)のパイ屋の2階で理髪店を営みつつ、ターピンへの復讐の機会を伺いはじめる…。
「スウィーニー・トッド」ジョニー・デップの撮影裏話!
・ジョニー・デップは、自ら役のイメージを作り撮影に挑みました。目元のメイクはトッドの疲労や眠らないことを表し、白髪は彼の大きな怒りを表現しています。
・ジョニー・デップは、実際に歌唱するミュージカルは初挑戦でした。オファーを受けて劇中歌のデモテープを作って製作チームに送ったのち、ボイスコーチをつけることなく自分でボーカルを仕上げたそうです。
ジョニー・デップのみどころポイント!
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2008年公開のファンタジー・ホラー・ミュージカル映画。ティム・バートン監督と主演ジョニー・デップの6度目のタッグとなりました。ジョニー・デップはアカデミー賞主演男優賞賞にノミネートされるなど、彼の演技と作品自体が世界的に高く評価されています。
ティム・バートンが描く暗鬱とした世界観が、やはりよく合うジョニー・デップ。トッドを狂気たっぷり、そして切なく演じる姿はもちろんのこと、見事な歌声にも注目です。
14.パブリック・エネミーズ
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あらすじ
1933年、大恐慌時代のアメリカ。銀行強盗のジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)は紳士的な態度と大胆な手口で、スターのようにもてはやされていた。FBIはデリンジャーを「パブリック・エネミー(公共の敵)NO.1」として指名手配し、メルヴィン・パーヴィス捜査官(クリスチャン・ベール)をシカゴ支局へ赴任させる。
そんなある日、ジョンはビリー(マリオン・コティヤール)という美しい女性と運命的な出会いを果たし…。
『パブリック・エネミーズ』ジョニー・デップの撮影裏話!
・ジョニー・デップは、自身が演じた実在のジョン・デリンジャーとの間に、強盗を犯して同じ刑務所で過ごした継父の存在などを通して「ある種のつながり」があると感じたと語っていました。また、子供の頃からどこか彼に憧れていたとも話しています。
・撮影にはデリンジャーが投獄された本物の刑務所や、強盗中に実際に使用した車なども使用されました。そして撮影中ジョニー・デップは、ディリンジャーが滞在していたのと同じ部屋に滞在していたそうです。
ジョニー・デップのみどころポイント!
2009年公開の本作は、実在の犯罪者ジョン・デリンジャーを主人公としたノンフィクション本を原作としたアクション大作です。
ジョニー・デップは、独自の美学を貫きスターのような存在だった伝説の銀行強盗デリンジャーを、気品たっぷりに演じました。スーツをビシッと着こなし、片手に銃を持つ世紀の強盗。その色気にやられます。
15.ダーク・シャドウ
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あらすじ
イギリスからアメリカに移り住んだ裕福なコリンズ家に生まれたバーナバス(ジョニー・デップ)は、魔女アンジェリーク(エヴァ・グリーン)にヴァンパイアにされたうえ、生き埋めにされてしまう。
1972年、バーナバスは200年の時を経てふとしたきっかけで解放されるが、コリンズ家はすっかり落ちぶれていた。そこでバーナバスは末裔たちとともにコリンズ家の再建を図ろうとするのだが…。
『ダーク・シャドウ』ジョニー・デップの撮影裏話!
・ジョニー・デップは子供の頃から原作テレビシリーズの大ファン。本作には自ら製作としても参加しています。
・バーナバスを演じるにあたり、ジョニー・デップは緑茶をたくさん飲み低糖質の果物を食べるというダイエットに取り組み、体重を140ポンド(約63kg)まで減量しました!
ジョニー・デップのみどころポイント!
2012年公開の、ジョニー・デップ主演×ティム・バートン監督によるファンタジー・ドラマ。ジョニー・デップ扮するヴァンパイアの妖艶な姿、そして200年眠っていたせいで世間とズレてしまうバーナバスの真面目&コミカルな演技が見どころです。
ダークで奇妙、かつコミカルな世界観は、ティム・バートン好きやジョニー・デップ好きには必ず刺さることでしょう。ヘレナ・ボナム=カーターも出ているので、特に『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』が好きな方には絶対おすすめです。
16.トランセンデンス
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あらすじ
科学者ウィル(ジョニー・デップ)は、人類の未来のために意識をもったスーパーコンピューター「PINN」の研究開発をしていた。そのさなか、反テクノロジーを唱える過激派テロ組織に襲われてしまう。
妻のエヴリン(レベッカ・ホール)は、死の間際に彼の意識をPINNにアップロードする。そうしてコンピューターの中で人工知能として蘇ったウィルは、あらゆる情報を超高速で処理し、驚異的な進化を遂げていく…。
『トランセンデンス』のジョニー・デップ&映画の裏話!
・映画『トランセンデンス』で描かれた舞台は2021年です。
・監督を務めたウォリー・フィスターは、製作総指揮として本作にも参加しているクリストファー・ノーラン監督作品で撮影監督を多く手掛けた人物です。監督デビュー作となった本作でも、フォルムを使用した美しい映像作りに徹底的にこだわっています。
・本作でジョニー・デップが着用しているメガネは、彼の私物のひとつである「オリバーピープルズ MP-2」のブラウンです。
ジョニー・デップのみどころポイント!
2014年公開のSF・サスペンス大作。「超越」を意味する『トランセンデンス』と題された本作では、人類を超越したジョニー・デップを見ることができます。スタイリッシュで未来的なSF作品の主演はなかなか珍しく、ちょっと新鮮です。
また本作ではエキセントリックなキャラクターではなく、真面目で頭が良い善人であるが故の狂気を発するキャラクター、ウィルを熱演しているというのも新鮮で、見どころのひとつ。監督のデビュー作ということもあってかSF映画としての批評家からの評価は高くありませんでしたが、ジョニー・デップ好きなら必見です。
17.ブラック・スキャンダル
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あらすじ
アメリカ・ボストンで生まれた幼なじみの3人の男。1970年代、彼らはこの街でギャングのボス、FBI捜査官、政治家として権力を握っていた。
ある時、マフィア浄化に取り組むFBI捜査官のコノリー(ジョエル・エドガートン)は、ギャングのボスであるホワイティ(ジョニー・デップ)に、共通の敵であるイタリア系マフィア「アンジュロ・ファミリー」を協力して倒そうと提案する。名声を望む政治家のビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)も手を組み、アメリカ史上最悪の汚職事件へと発展していく!
『ブラック・スキャンダル』ジョニー・デップの撮影裏話!
・ジョニー・デップは、実在のジェームズ・ “ホワイティ”・バルジャーを演じるにあたり、彼の映像を見て役作りを行いました。また本人に会うことも希望したものの断られてしまったため、バルジャーの法的代理人や古い仲間の何人かに協力を仰ぎ、演技を見た感想を述べてもらうことに。彼らはジョニー・デップの演技を絶賛しました。
・ジョニー・デップは、付き合いのあったエアロスミスのギタリストであるジョー・ペリーからボストンのアクセントを拾い、役作りに活かしたと語っています。
ジョニー・デップのみどころポイント!
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2015年公開の『ブラック・スキャンダル』は、ノンフィクション本を原作に、全米を震撼させた汚職事件(=ブラック・スキャンダル)を描いたクライム伝記。
残忍なギャングスターを演じたジョニー・デップは、別人としか思えない見事な演技を披露。演技派俳優へ原点回帰したと、初期のジョニー・デップファンや映画ファンの間で話題になりました。髪が薄くてもジョニー・デップはかっこいいのです!
18.オリエント急行殺人事件(2017年)
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あらすじ
私立探偵のエルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)が乗る寝台列車オリエント急行の車内で、殺人事件が発生する。12カ所を刺されて死亡していたのは、その前日にポアロに身辺警護を依頼してきた大富豪エドワード・ラチェット(ジョニー・デップ)だった。
動く密室である列車の中、乗り合わせた乗客と車掌の13人が容疑者となるのだが、13人全員の証言を聞くと、確かなアリバイが確認された。ポアロは彼らの証言を元に推理していくのだが…。
『オリエント急行殺人事件』ジョニー・デップの撮影裏話!
・ジョニー・デップはデレク・ジャコビに叫ばなければならならいシーンがあり、「デレク・ジャコビに叫ぶなんでできないよ」と言ったそう。結局撮影されましたが、ケネス・ブラナー監督に「彼に謝っておいてくれ」と頼んだそうです。
・ジョニー・デップが何かを食べるシーンが好きなファンは多いです。この作品でも彼がケーキを食べるシーンがあり、ケネス・ブラナー監督は「多くの俳優が食べるシーンを恐れているが、彼は全く恐れていない」と言っていました。
ジョニー・デップのみどころポイント!
2017年公開の本作は、言わずと知れたアガサ・クリスティの同タイトル小説を原作とした映画のリメイクです。
ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、ジュディ・デンチなどなど、超豪華なオールスターキャストの中、被害者となるエドワード・ラチェットを演じたジョニー・デップ。中盤で殺されますが、不思議なオーラを纏ったキャラクターを怪演し、一際強い存在感を示しました。
19.グッバイ、リチャード!
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あらすじ
大学教授リチャード(ジョニー・デップ)は、突然医者から余命180日だと宣告された。大きなショックを受けたその矢先、追い討ちをかけるかのように妻ヴェロニカ(ローズマリー・デウィット)に不倫を打ち明けられる。
リチャードは自暴自棄になるが、やがて冷静になり、残りの人生を自分のために謳歌すると決意。授業中に酒やマリファナを楽しむなどルールに縛られない破天荒な彼の言動は、周囲にも影響を与えていくが……。
『グッバイ、リチャード!』ジョニー・デップの撮影裏話!
・ジョニー・デップは突然の余命宣告を受けるシーンで、娘のローズが7歳の時に大怪我をして、医者から「手術を乗り越えられるか分からない」と言われた時の感情を思い出したそうです。
・ジョニー・デップはインタビューにて、「(一部略)この映画を通して恐怖からみんなを救い、最終的に“クソくらえ、例え死ぬことになろうとも生きる”と思ってもらえれば嬉しい」と語っていました。
・この映画のエンディングには「ベティ・スーに捧ぐ」とのクレジットが。これは、2016年に亡くなったジョニー・デップの母親です。
ジョニー・デップのみどころポイント!
2018年公開のこのドラマ映画で、ジョニー・デップは主人公を演じました。今回は彼にしては珍しく、「どこにでもいる普通のおじさん」という雰囲気のキャラクターで、素顔のジョニー・デップに近いとも話題になりました。
しかし、徹底した役作りに定評のあるジョニー・デップの実力と隠しきれない魅力は、後半になるにつれて発揮されていきます。映画自体は、重く難しいテーマを扱っていますが、ブラックかつコミカルで愛おしい物語です。
20.ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
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あらすじ
アメリカからイギリスに戻ってきた魔法動物学者のニュート(エディ・レッドメイン)は、アメリカ合衆国魔法議会が捕らえていた“黒い魔法使い”ことグリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃げ出したことを知る。
恩師のダンブルドア(ジュード・ロウ)と再開したニュートは、彼に「黒い魔法使いを倒せるのは君だけだ」と言われてしまう。そこで、黒い魔法使いを追って仲間の魔法生物と共にパリへやって来るのだが…。
「ファンタビ2」ジョニー・デップの撮影裏話!
・ハリポタシリーズの生みの親J.K.ローリングの大ファンでもあるジョニー・デップは、この抜擢を大喜びしていました。
・基本的な人物設定以外はジョニー・デップ自身が役作りをしました。そして、彼のアイデアや役作りに関して、J.K.ローリングは一切文句を言わず、注文もつけなかったそうです。
ジョニー・デップのみどころポイント!
2018年に公開されたファンタジー映画。「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフである「ファンタスティック・ビースト」シリーズの2作目です。
ジョニー・デップは、闇の魔法使いのなかでヴォルデモートの次に強力だと言われているゲラート・グリンデルバルドを演じました。シリーズ1作目にもカメオ出演して話題になりましたが、2作目ではより活躍する姿を見れます。
華やかでかっこよく魅力的なジョニー・デップのグリンデルバルドは、シリーズファンからも絶賛されました。しかし残念ながら訴訟騒動が原因で降板となり、続編からはマッツ・ミケルセンがこの役を引き継ぎます。
21.MINAMATA-ミナマタ-
出典:映画『MINAMATA-ミナマタ-』公式Twitter
あらすじ
1971年、アメリカの写真家ユージン・スミス(ジョニー・デップ)は、かつては名声を誇ったが、今は酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな中、日本人翻訳者のアイリーン(美波)から、熊本県水俣市にあるチッソ工場がもたらす「水俣病」の被害を撮影してほしいと頼まれる。
水俣市を訪れたスミスの目に映ったのは、水銀におかされた人々とその家族の姿、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側ーー。そんな光景を前に、スミスはシャッターを切り続ける。しかし、やがて彼自身にも思わぬ危険がおよび……。
『MINAMATA-ミナマタ-』ジョニー・デップの撮影裏話!
・ジョニー・デップは主演だけでなく、プロデューサーとしても参加しており、その決定に迷いはなかったとコメントしています。
・実在の主人公ユージン・スミスの元妻アイリーン・スミスは、ジョニー・デップの演技には「ユージンがいる」と思えた瞬間があった、とコメントしています。
ジョニー・デップのみどころポイント!
出典:映画『MINAMATA-ミナマタ-』公式Twitter
2021年9月23日日本公開の映画『MINAMATA-ミナマタ-』は、ジョニー・デップが実在の写真家W・ユージン・スミスを演じたドラマ映画です。1970年代の熊本県水俣市を舞台に、「公害の原点」とも言われる水俣病(水銀中毒)を記録した彼の姿を描いています。
決して過去の話ではなく、今もまだ苦しむ人がいるこの水俣病問題。そして、アーティスト、W・ユージン・スミスの生き様と信念。生々しく心を揺さぶるメッセージ性の強いストーリーを、ジョニー・デップの迫真の演技が世界へ伝えます。真田広之、加瀬亮ら日本人キャストとの絡みも注目ポイントです。
まとめ
今回はジョニー・デップが出演している選りすぐり映画21選を紹介しました!
どの映画にも個性的なジョニー・デップが出演しており、どれが本当のジョニー・デップか分からなくなってしまうほどの変幻自在な演技力があります。
弟を献身的に支える一家の大黒柱である兄、一人ぼっちで育ってきた心優しいい臆病な青年から軽いノリと掴みどころのない海賊、幼稚なスーツ姿のお菓子大好きな工場長と演じられない役はないと言わんばかりの多彩っぷりです。しかしジョニー・デップ自身は気さくな人柄で知れ、ファンサービスにも快く対応する人気のある俳優です。
ジョニー・デップに興味がある、もしくは好きならば、ぜひチェックしてみて、どのジョニー・デップが自分にとってお気に入りか決めてみてださい!
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