映画『アントマン&ワスプ』あらすじネタバレ|MCUシリーズでも異色の1作
あの愉快でカッコいいお父さんヒーロー「アントマン」が帰ってきました!
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ではかなりヤバい展開になり、残されたヒーローやファンの気持ちもどん底になっているにもかかわらず、通常運転の『アントマン』ワールド(笑)
前作『アントマン』でスコットとちょっと関係が進展した、ピム博士の最強娘・ホープが新たなバディ「ワスプ」として大活躍します!
安定のお笑いを加えつつ、お宝争奪戦というMCUの中でも新たなシーンがたくさんあります!!
『アントマン&ワスプ』ネタバレあらすじ
『アントマン&ワスプ』は、2018年に公開された同シリーズの第2作品目で、MCUの作品としては記念すべき20作品目に当たります。
『アントマン&ワスプ』では、MCUファンに衝撃を与えた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』より前の時間軸から物語がスタートします。
これは監督であるペイントン・リードからもコメントがあり、『アントマン&ワスプ』の世界観に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の混乱を持ってきてしまうと大変だから、という理由があってのことだそうです。
確かに、『アントマン』の世界観に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』での絶望感を持ってきたら、混乱に陥って物語どころじゃなくなりますよね(笑)あの恐怖の指パッチン(デシメーション)が行われる以前の時間軸である『アントマン&ワスプ』は、どの様な物語を生み出していくのでしょうか。早速、『アントマン&ワスプ』についてネタバレ有であらすじをご紹介します。
舞台は、アントマンことスコット・ラング(ポール・ラッド)が、アベンジャーズの内乱を描いた『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でキャプテン・アメリカ側に”勝手に”ついたことが発覚してからのこと……。
【ネタバレあらすじ①】あの時、勝手にスーツを持ち出していたスコットと、量子トンネル
前作『アントマン』で量子世界から無事に帰還した、2代目アントマンことスコット・ラング(ポール・ラッド)を見たハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)と娘ホープ(エヴァンジェリン・リリー)は、量子世界にいったまま行方不明のジャネット・ヴァン・ダイン(ミシェル・ファイファー)を救い出せる、という希望を見出す。
以降は、ジャネットを救い出すため、量子世界への入り口である量子トンネルの研究に没頭していた。
一方、アベンジャーズの内乱『シビル・ウォー』で、アベンジャーズを国連の管理下に置くというソコヴィア協定に異を唱えたキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。
反対派の元に、ファルコン(アンソニー・マッキー)のスカウトにより加担することになったスコットは、無断でスーツを持ち出していた。
スコットは協定違反で逮捕されたものの、ドイツ政府との司法取引により、無事にアメリカへ帰国していた。しかし今回のこともあり、ウー(ランドール・パーク)をはじめとするFBIの監視のもと、自宅軟禁の生活を2年強いられることになっていた。
とはいえ、スコットと娘キャシー(アビー・ライダー・フォートソン)は互いに思う気持ちは変わっておらず、キャシーはスコットのもとをたびたび訪れており、自宅に作った秘密基地で一緒に遊ぶ姿もみせる。
さらに、軟禁生活が終了した後も、元泥棒仲間のルイス(マイケル・ペーニャ)達が経営し始めた警備会社で働くという道も決まっており、スコットは読書やドラムを叩いたりで時間をつぶし、軟禁生活から解放される日を待っていた。
しかし、軟禁生活が終了しようとする3日前の夜、スコットは奇妙な夢を見るのだった。
【ネタバレあらすじ②】奇妙な夢と”量子世界”との繋がり
スコットが見た夢、それは自らが再び量子世界へ飛び込む夢だった。そして、かくれんぼでクローゼットに隠れる少女と、その少女を見つけて抱きしめる女性の姿も見るのだった。
スコットはこの見覚えのない2人のことがわからずにいたが、量子世界の夢を見たことで、2年間絶縁状態だったハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)に連絡をとった。
その翌日、スコットは窓から入ってきた虫に刺され、気絶。その虫の正体は、2代目ワスプとなったホープだった。ホープはスコットを連れ去り、ピム博士の研究室へ連れていく。
スコットにはFBIに付けられた発信機があったため、あと2日で軟禁生活を終えることもあってか、帰宅することを望んだ。しかし、聞く耳を持たないピム博士親子。
そのうえ2年前、スコットが無断でスーツを持ち出し、失敗したことで同じくFBIに追われる身となってしまったピム博士親子は、スコットを責め立てるのだった。
タジタジになったスコットに、ピム博士はスコットが見た夢について話す。この夢は、ピム博士らが作った量子トンネルを起動したと同時に流れ込んだジャネットからのメッセージだったことが判明する。
量子世界への入り口が開いたことで、ジャネットと同じく小さくなり量子世界に入ったことのあるスコットが、ジャネットの意識を受け取ったのだった。
いまだにスコットを許せないピム博士親子だったが、ジャネット救出のために、ジャネットの精神と繋がっているスコットを再び仲間に引き込むことに決めたのだった。
【ネタバレあらすじ③】ラボと量子トンネルを巡る抗争!
ホープとスコットは、早速任務にあたる。
量子トンネルを作るために必要不可欠な部品を手にするため、闇マーケットのディーラー、ソニー・バーチ(ウォルトン・ゴギンズ)に接触するホープ。
しかしバーチはFBIとの繋がりがあり、ホープは素性を見破られてしまう。抗争にまで発展するも、ホープはワスプ・スーツで物の見事にバーチ一味を蹴散らす。
バーチらを倒したものの、今度はゴーストのごとく物体をすり抜ける謎の人物と遭遇。ホープの手から装置の部品を奪って逃げたのだ。更に驚くべき事に、”ゴースト”の狙いは部品だけでなくピム博士の縮小されたラボもだった!
未完成のアントマンスーツをピム博士に渡されスコットが応戦するも、”ゴースト”はラボを奪い、姿を消した。
【ネタバレあらすじ④】移動式ラボを取り戻せ!
ラボを失ったピム博士は、かつてS.H.I.E.L.D.時代の研究室のパートナーだったビル・フォスター(ローレンス・フィッシュバーン)を尋ねた。ビルとピム博士は、意見の不一致から絶縁状態だった。
何とかビルの交渉に成功したピム博士たちは、ビルの助言によりラボの位置を把握する。スコット達は、早速その場所へ向かおうとしたその時、何者かの通報によりピム博士親子を追ってきたFBIが大学にやってきた。
なんとか逃げ出したスコットたち。スコットは、ラボの正確な位置を割り出すためにアントマンスーツを利用できないか提案する。
スコットは、かつてのアントマンスーツを処分しておらず、小さくして隠していたのだった。その隠し場所がなんと、娘キャシーからもらったトロフィー!しかも、キャシーはそれを劇の発表のために学校に持っていっていた。
どうにかこうにか旧アントマンスーツを取り戻したスコットたちは、”ゴースト”がいる場所へと向かった。
なんとゴーストの正体は若い女性エイヴァ・スター(ハナ・ジョン=カーメン)という人物だった!
ガラス張りの部屋で寝ていたゴーストは、侵入したスコットとホープに気づき、ピム博士と共に捕らえてしまう。更に、エイヴァの横にはビルの姿もあった。
【ネタバレあらすじ⑤】ゴースト・エイヴァの秘密
エイヴァの父はかつてS.H.I.E.LD.でピム博士と働いていた学者だった。しかし、ピム博士との口論が原因でクビにされてしまい、以降は独自に量子学の研究をしていた。
そんな折、エイヴァの父が独自に開発していた量子トンネルが暴走し、エイヴァの父と母はその場で死亡。エイヴァはその事故によって身体の分子が一度分解されてしまい、それ以降はゴーストのように身体が物をすり抜けてしまう体質になったのだ。
ビルはそんな彼女を引き取り、自分の子供のように育てながら治療するすべを探し続けていた。しかし研究むなしく、エイヴァは自分の身体を保つ力が不安定になり、さらにエイヴァ自身も精神的にも追い詰められていった。
しかしビルとエイヴァは、量子世界に閉じ込められたジャネットのエネルギーを使い、身体の分解を抑えられるのではないかという結論に至る。そして、ピム博士が開発していた量子トンネルを利用しようとしていたのだった。
この話を聞いたピム博士は、ジャネットを救い出せなくなると考え、協力を拒む。
機転を利かせて脱出に成功した3人は、ラボを奪い返すことにも成功するのだった。
【ネタバレあらすじ⑥】ラボを守れ!量子世界の秘密が明らかに!
ラボを取り戻したスコットたちは、早速ジャネットを救い出すために量子トンネルを動かす。
……とその時、どこか手慣れた手つきでシステムを動かすスコットの姿が。更に、突然口調が女性の物に変わった。この奇妙な姿に唖然とするピム博士親子。
しかし、これはジャネットによる交信だった!スコットを介して居場所を伝えてきたジャネットを救うチャンスは、1度のみ。
一方で、スコットたちが脱出の折にエイヴァのエネルギー安定装置を破壊したことで、エイヴァは寿命が後数週間であることをビルに告げられる。エイヴァも急ぎ、ジャネット探しへと向かった。
更にラボを追うのはエイヴァだけではなかった。序盤でコテンパンにされたバーチ達も動き出したのだ。
ラボを巡る激しい攻防戦、そしてジャネットを救いに量子世界へ飛び込んだピム博士。
果たして、ピム博士はジャネットを量子世界から救い出すことはできるのか?エイヴァの命は助かるのか?
感動の結末を見逃すな!
『アントマン&ワスプ』登場人物紹介
『アントマン&ワスプ』の登場キャラクターは、前作『アントマン』に引き続きのキャスト陣が続投のほか、新たな敵キャラクターまで盛りだくさん!
全員が個性豊かなキャラクター性を持つだけでなく、人物ひとりひとりに対しての背景も国描かれています。
今回は『アントマン&ワスプ』に登場する重要キャラクターとキャスト陣を簡単に紹介します。
2代目アントマン(スコット・ラング)/ポール・ラッド
無事に窃盗犯から卒業したものの、「シビル・ウォー」に参戦したおかげで2年間の自宅軟禁を強いられ、更に壊れたアントマンスーツに翻弄されながらも、無事に任務を果たしていく2代目アントマンことスコット・ラング。
スコットを演じているのは、アメリカ出身の俳優ポール・ラッドです。
ポール・ラッドを一躍スターダムにのし上げたのは、2004年航海のの『俺たちニュースキャスター』という映画。これをきっかけに、コメディ俳優としての出演オファーが増えていったのです。
『アントマン&ワスプ』では、コメディ俳優としての手腕が光った、感動するはずなのに大笑いな”あの”シーンが見ものですよ!(笑)
ホープ・ヴァン・ダイン/エヴァンジェリン・リリー
ピム博士とジャネットの愛娘で、ワスプスーツをジャネットから引継ぎ、2代目ワスプになったヒロイン、ホープを演じるのは、カナダ出身の女優エヴァンジェリン・リリーです。
フライトアテンダントの職歴もあるエヴァンジェリン・リリーは、2001年から女優活動をスタートしており、2004年にはドラマ『LOST』の準主役ケイト役で大ブレイク!
日本でも大人気となった『ホビット』シリーズの出演も果たしています。
『アントマン&ワスプ』でも、驚異的な身体能力は健在!ワスプスーツを身にまとい、華麗に空中を舞いながら戦います。スコットとの関係にも注目です!
ハンク・ピム博士(初代アントマン)/マイケル・ダグラス
前作『アントマン』ではスコットを2代目アントマンに任命。今作『アントマン&ワスプ』では量子トンネルを作り、妻ジャネットを救い出そうと奔走しているハンク・ピム博士を演じているのは、アメリカ出身の俳優兼プロデューサーのマイケル・ダグラスです。
マイケル・ダグラスは、幼い頃から父親のもとで映画製作を学んで以降助監督から俳優へ、更にはプロデューサーへと活躍の幅を広げている人物です。
今作の『アントマン&ワスプ』では、ピム博士の妻ジャネットに対する深い愛情を垣間見ることができます。
ジャネット・ヴァン・ダイン(初代ワスプ)/ミシェル・ファイファー
ホープの母でピム博士の妻であり、パートナーの初代ワスプことジャネット・ヴァン・ダインを演じているのは、アメリカの女優ミシェル・ファイファーです。
1990年と1999年の「ピープル」誌において、「世界で最も美しい人物」に選ばれる彼女は、御年なんと61歳!
ミシェル・ファイファーは、2人の妹も女優をしているという女優姉妹!
1980年『マンハッタン・ラプソディー』で映画デビューを果たしたのちは、出演するごとにだんだんと人気を集めていきます。
結果、数々の映画でアカデミー賞への受賞やノミネートを果たしていきます。
ビル・フォスター/ローレンス・フィッシュバーン
ピム博士のかつての同僚であり、エイヴァの育ての親としてエイヴァの治療方法を改名していたビル・フォスターを演じたのは、アメリカの俳優ローレンス・フィッシュバーンです。
ラリーとも呼ばれることもあるローレンス・フィッシュバーンは、12歳のことに昼ドラ枠出演やオフ・ブロードウェイと呼ばれる、比較的小さな劇場の舞台に立っていました。
18歳の時に『地獄の黙示録』に出演し、1988年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演の『レッドブル』で共演を果たし、広く名前を知られることになります。
また、日本でもヒットした『マトリックス』三部作にもモーフィアス役で出演しています。
実は、ローレンス・フィッシュバーンは日本のアニメの大ファン!『マトリックス』に出演を承諾したきっかけも、日本のアニメの実写版みたいな雰囲気にしたいという監督の話を聞いて自ら飛びついた、というエピソードまであるくらいです!
エイヴァ・スター/ハナ・ジョン=カーメン
ピム博士のモバイル研究所と量子トンネルと盗もうとする”ゴースト”を演じるのは、イギリスの女優ハナ・ジョン=カーメンです。
2011年にテレビゲームの声優を勤めて以降、数々のテレビシリーズに出演した ハナ・ジョン=カーメンは、2016年に『ゲーム・オブ・スローンズ』を始め、『レディ・プレーイヤー1』(2018)にも出演を果たしています。
ハナ・ジョン=カーメンは、なんとダンスを数多く学んでいたこともあり、エイヴァでも切れの良い動きを見せてくれます。
ルイス/マイケル・ペーニャ
スコットの元泥棒仲間で親友、そして話がいつも脱線しがちな三枚目キャラクター。社長業にいそしむルイスを演じているのは、アメリカの俳優マイケル・ペーニャです。
マイケル・ペーニャを有名にした映画作品は、2004年公開の『クラッシュ』と『ミリオンダラー・ベイビー』です。
『アントマン&ワスプ』でも、ルイスの長ぜりふは必見ですよ!どんな発言が飛び出すのか、楽しみですよね!
キャシー・ラング/アビー・ライダー・フォートソン
スコットの愛娘キャシーを演じたのは、アメリカ出身の子役アビー・ライダー・フォートソンです。
アビー・ライダー・フォートソンは、2014年の女優デビューを経て、前作『アントマン』のキャシー役で大ブレイク!
『アントマン&ワスプ』では、キャシーの父に対する思いと、自分のパートナーになりたいという気持ちを見ることができます。スコットとホープのぎこちない関係を後押ししてくれる、最大の理解者へと成長しています。
ジミー・ウー/ランドール・パーク
スコットを監視するFBI 捜査官であるジミー・ウーを演じるのは、アメリカの俳優兼コメディアンのランドール・パークです。
ランドール・パークは韓国系アメリカ人で、俳優だけでなく、コメディアンとしても活動している人物です。
俳優だけでなく、短編映画では脚本や演出を行っていて、マルチな才能を発揮。
2014年に朝鮮民主主義人民共和国の独裁政治を揶揄したコメディ映画『ザ・インタビュー』で朝鮮労働党第一書記金正恩を演じたことでも、大いに話題を集めました。
ソニー・バーチ/ウォルトン・ゴギンズ
『アントマン&ワスプ』のメインヴィランである、ブラックマーケットのディーラー、ソニー・バーチを演じるのは、アメリカ出身の俳優ウォルトン・ゴギンズです。
1990年代からテレビや映画で端役として出演が多かったものの、2002年から2008年にかけてのテレビシリーズ『ザ・シールド ルール無用の警察バッジ』でシェーン・ヴェンドレル刑事役を6年勤めあげています。
2010年以降もテレビシリーズ『JUSTIFIED 俺の正義』でレギュラー出演を果たしており、2011年にはエミー賞へノミネートされたほか、2012年の『ジャンゴ 繫がれざる者』では、レオナルド・ディカプリオらと共演を果たしています。
『アントマン&ワスプ』ネタバレ | 2つの必見ポイント
『アントマン&ワスプ』では、前作『アントマン』で得たヒントをもとに、量子世界への秘密に踏み込んでいくことがひとつの大きなポイントになっていきます。
また、『アントマン&ワスプ』では、今後のMCUの展開において重要な出来事を追っているだけでなく、今後の伏線も非常に多いのです。
ここからは、『アントマン&ワスプ』を鑑賞する際に、特に押さえておきたいポイントを2つご紹介していきます。
ポイント① 笑いも二倍!爆笑必須を覚悟せよ
『アントマン&ワスプ』でもコメディ要素は欠かせません。むしろ、前作『アントマン』に比べて爆笑ポイントが多い作品となっています。
今作『アントマン&ワスプ』の監督は前作でもおなじみ、コメディ映画を中心に活躍しているペイントン・リード監督です。
さらに、主演のポール・ラッド、そしてルイス役のマイケル・ペーニャの続投だけでなく、今作ではFBI捜査官ウーを演じるランドール・パークもコメディ出身者!
前作よりもコメディ俳優が増えていてかつ、さらに前作ラストに登場していたと思われる巨大化したアリまでもが笑いを誘発します。
ネタバレ解説でも触れた、スコットとジャネットの精神がつながるシーンは、特に爆笑必須ですよ(笑)
ポイント②今後のMCUの展開に必須!? 量子世界の秘密が明らかに?
今作『アントマン&ワスプ』では、謎に包まれていた量子世界へと、その道のプロフェッショナルであるピム博士が潜入していきます。
前作『アントマン』では、量子世界の原理を駆使して、ピム粒子を作っています。そこでわかっていたのは、
パワーはそのまま、物質のサイズを変化させることが可能
最小に慣れるのは原子(量子)レベルまで可能
ということでした。
しかし今回、ジャネットが30年間量子の世界に生きながらえることができた理由も判明し、さらに量子世界には文化のようなものも存在することが作中で表現されています。
ジャネット自身も「量子世界に飛び込んで以降、環境に適応した」と話しており、更にエイヴァの治癒も行っています。
そして、今作『アントマン&ワスプ』では、スコットが量子世界に取り残されたまま、サノスのデシメーションが行われます。
どうしてスコットがデシメーションを回避できたのか、どうやってサノスを倒すのかも、量子世界が導くのです。
まとめ
今回は、『アントマン&ワスプ』についてネタバレ込でご紹介しました。
『アントマン&ワスプ』は、前作『アントマン』であまり明らかにならなかった量子世界の秘密が半分以上明かされており、さらに『アベンジャーズ/エンドゲーム』への繋がりを大いに予感させる展開となっています。
更にエンドロールでは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』とうまくシンクロし、時系列的にも着地点をうまく揃えています。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見る前に、『アントマン&ワスプ』の内容をふまえてから鑑賞すると、より楽しく鑑賞することができますよ。