驚きのゲストも出演!映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』ネタバレ解説

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驚きのゲストも出演!映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』ネタバレ解説

 

今や大人気の映画シリーズとなっている映画『ワイルド・スピード』が新たなステージに突入したのが『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』!

本作の原題が『Fast & Furious Presents:Hobbs & Shaw』となっている通り、今作の主人公はドミニクではなく、ホブスとショウの二人。シリーズでも初となるスピンオフ映画となっているので、これまでのシリーズとはまた違った試みに挑戦する映画と言えるでしょう!

この記事では、映画『ワイルド・スピード/ スーパーコンボ』をネタバレ有りで解説していきます。

世界中が大熱狂!映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』について

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は『ワイルド・スピード』シリーズの第9作目となる作品です。そもそも『ワイルド・スピード』ってなんなの?というポイントから抑えていきましょう。

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そもそも『ワイルド・スピード』シリーズとは

ワイルド・スピード/スーパーコンボ ネタバレ
出典:ワイルド・スピード公式Twitter

『ワイルド・スピード』シリーズは、2001年に公開された『ワイルド・スピード(原題 The Fast and The Furious)』から連なる映画シリーズ。ド派手なカーアクションを映画の目玉に据えたシリーズとなっており、毎回映画ならではの車を使った度肝を抜く過激なシーンが登場しています。

当初はストリート・レースで活躍する傍ら、強盗団としても犯罪を重ねていたドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)と、そんな彼に勝負をしに現れる青年ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)が車を通して友情を育み、様々な困難に立ち向かっていくという内容でした。

シリーズを追うごとにキャラクターも続々と増えたり、時には亡くなってしまい減ったりとしており、中でも主役の一人であるブライアンを演じるポール・ウォーカー氏がクランクアップ前に交通事故死してしまったことを受け、『ワイルド・スピード SKY MISSION』ではCGによる合成処理などを駆使して、キャラクター自体を送り出す感動的な物語を描いています。

そんな感動的な作品でもある『ワイルド・スピード SKY MISSION』に初登場したキャラクターがデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)。外交保安部に務め、ドミニクとも交友の深いルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)のPCのハッキングをしに現れるところから物語は始まります。初登場時から因縁のあるホブスとショウ。そんな二人をまさかの主役に据えた作品が『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』だったわけです。

アクション映画を得意とするデヴィッド・リーチ監督

ワイルド・スピード/スーパーコンボ ネタバレ
出典:デヴィッド・リーチ監督自身の公式Twitter

『ワイルド・スピード』シリーズの監督は作品によってバラバラで、近年はシリーズ毎に違う監督を起用しています。おかげで毎回新鮮なカーアクションが楽しめることも魅力の一つなのですが、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』も同様。シリーズ初の起用となるデヴィッド・リーチが監督を務めています。

デヴィッド監督と言えば『ジョン・ウィック』『アトミック・ブロンド』『デッドプール2』など近年話題となったアクション映画で監督を担当している今注目の人物の一人。元々自身もスタントマン出身ということもあってか、異様な長回しを駆使したり、身近な道具を使った奇抜なアクションを見せてくれたりと、ケレン味のあるアクションに興奮するファンも多いです!

そんなデヴィッド監督がきってのカーアクションシリーズに携わったらどうなるのか?その答えが『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』で観ることができます!

【ネタバレなし】映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』あらすじ

ワイルド・スピード/スーパーコンボ ネタバレ
出典:ワイルド・スピード公式Twitter

MI6でスパイとして働いていたハッティは、任務で輸送していたある物をブリクストンの襲撃に遭遇。ブリクストンによって奪われてしまうのだったーー。

その頃、元FBI特別捜査官のルーク・ホブスは、ロサンゼルスで娘と暮らしていた。時を同じくして、ロンドンでは殺し屋のデッカード・ショウが優雅な生活を送っていた。対照的な生活を送る二人の元にそれぞれ、行方をくらましてしまったハッティの保護をするように協力要請が入るのだった。なんとハッティが輸送していたのは全人類の半分を滅ぼすことができる新型のウイルス兵器だったのだ。合流したホブスとショウだったが、会うなり口論となり決裂。早速単独行動を始めてしまうのだった。

そんなホブスは、ついにハッティを発見。保護しようとするホブスに対して、ハッティは逃げようとするが、そこに駆けつけたショウは、彼女が彼の妹であることが判明する。ハッティの保護に成功し、一件落着かと思われたのも束の間。ウイルスを求めて再びブリクストンが襲いかかってきたのだった。実はウイルスは、ハッティの体内にあるのだった

人間離れした力を持ったブリクストンを前に成す術なく、3人は逃走に踏み切るーー。

映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』キャスト

ルーク・ホブス / ドウェイン・ジョンソン

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出典:ワイルド・スピード公式Twitter

アメリカの外交保安部の捜査官を務める筋骨隆々な捜査班のリーダーを務めるのが、ルーク・ホブス。『ワイルド・スピード』シリーズには、5作目の『ワイルド・スピードMEGAMAX』から登場しています。当初はドミニクたちの敵として登場したものの、今ではドムたちのファミリーと協力関係を結ぶまでの仲になっています。

そんな、ホブス役を務めるのは、今や大作映画に引っ張りだこのドウェイン・ジョンソン。プロレスラーとして活躍したのち、本格的に俳優活動をスタート。『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』のスコーピオン・キング役を皮切りに、『ヘラクレス』『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』『ランペイジ巨獣大乱闘』など数々のハリウッド映画で主演を務めてきました。

プロレスラー時代は“ザ・ロック”というリング名であったことから、日本では“ロック様”の愛称でも親しまれています。
作中ではホブスの故郷がハワイであることが描かれていますが、実際にドウェイン・ジョンソンのルーツにサモア系の血も含まれており、その体に彫られたサモア系の刺青は自前のものとなっています。

デッカード・ショウ / ジェイソン・ステイサム

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出典:ワイルド・スピード公式Twitter

元々はイギリス軍の秘密諜報部に在籍し、現在は凄腕の殺し屋となっている危険な男がデッカード・ショウ。『ワイルド・スピード』シリーズには、7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』から登場しています。『ワイルド・スピード EURO MISSION』でドミニクたちによって弟が倒されたことに怒り、復讐のためにファミリーを追い詰めるも敗北。続く『ワイルド・スピードICE BREAK』にて、強引にファミリーに協力させられ、不満に思いながらも味方として活躍してくれました。

そんなショウを演じるのが、イギリス出身の俳優、ジェイソン・ステイサム。元々は水泳の飛込選手、そしてモデルという経歴の後に俳優デビューをしました。『トランスポーター』シリーズや『アドレナリン』シリーズなどでの活躍をきっかけに人気アクション俳優の一人として、台頭。近年も『MEG ザ・モンスター』など国際的に活躍しています。

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ハッティ・ショウ / ヴァネッサ・カービー

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出典:ワイルド・スピード公式Twitter

イギリスの諜報機関であるMI6の捜査官がハッティ・ショウ。今回の映画で初登場となったキャラクターです。名前の通り、彼女もショウ家の一人であり、デッカード・ショウの妹。彼女が任務で輸送中出会った世界を滅ぼす力を秘めたウイルスを、ブリクストンに奪われてしまったことをきっかけに全ての事件が始まります。華奢な身体でありながらも、ホブスにも負けじと肉弾戦を繰り広げられるほどの実力者です。

そんなハッティを演じるのは、舞台女優出身のヴァネッサ・カービー。ドラマ『ザ・クラウン』や映画『ミッション・インポッシブル/フォールアウト』などにも出演したことでも知られる女優です。ステイサム同様、彼女もイギリス出身です。

ブリクストン・ロア / イドリス・エルバ

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出典:ワイルド・スピード公式Twitter

ハッティ同様、今回の映画で初登場となるキャラクターがエティオン所属の戦闘兵がブリクストン・ロア。かつてはMI6に所属しており、デッカード・ショウとは同僚であり、かつて殺されかけたという因縁のある人物。瀕死のブリクストンは肉体を改造され、相手の動きを予測できる目を持っていたりと人間離れした能力を手に入れます。世界平和という目的のためにも、人類の滅亡を企み、危険なウイルスを強奪します。

今回のヴィランの役割を担うブリクストンを演じたのは、俳優のイドリス・エルバ。『パシフィック・リム』『マイティ・ソー』シリーズ、『スター・トレック BEYOND』など近年話題となったハリウッド大作のキャストとして名を連ねています。俳優としての仕事だけでなく、DJやミュージシャンといった顔も持つ、器用な方です。

マルガリータ / エイザ・ゴンザレス・レイナ

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出典:エイザ・ゴンザレス・レイナ本人Twitter

ホブスとショウが、ブリクストンとの決戦を前にロシアで協力を求める相手がロシアンギャングを統率しているマルガリータ。デッカード・ショウとはなにやら過去に因縁があるようですが、その詳細は明らかになっていません。彼女も今回の映画が初登場のキャラクターです。

マルガリータを演じるのは、モデルや歌手としても活躍する女優のエイザ・ゴンザレス。役者としてのブレイクのきっかけは、こちらもアクション映画の『ベイビー・ドライバー』。その後『アリータ:バトル・エンジェル』など大作映画に参加するようになります。

ディンクリー / ケヴィン・ハート

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出典:ケヴィンハート本人Twitter

飛行機内で口論の末に一触即発となるホブスとショウの喧嘩を止めたのが、航空警察官として登場したディンクリー。サモアへの航空券の手配までしてくれたりと、二人のフォローと映画のコミカルなシーンを演出してくれました。登場したシーンはわずかでしたが強烈な印象を残したキャラクターでした。
そんなディンクリーを演じたのは、コメディアンとしての活動から俳優ケヴィン・ハート。こんなチョイ役で出演させるには惜しいぐらいの俳優なのですが、それもそのはず、『セントラル・インテリジェンス』や『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』でドウェイン・ジョンソンと共演したことをきっかけとした友情出演となりました。

ロック / ライアン・レイノルズ

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出典:ライアン・レイノルズ本人Twitter

ホブスの友人として今回『ワイルド・スピード』シリーズに初登場となったのがCIAの捜査官であるロック。ホブスとは親しい間柄のようですが、妙な馴れ馴れしさや口数の多さはちょっと異質。今回、ホブスを事件に関わらせるきっかけを作ったのもこのロックです。

本編のアクションシーンでは一切活躍はしなかったのですが、エンドロールでは実は戦闘能力を秘めていることを思わせるシーンも用意されていました。

そんなロック役を務めるのは、こちらもサプライズ的な登場となっているライアン・レイノルズ。『デッド・プール』『名探偵ピカチュウ』など昨今、大ヒット作で主演を務めてきていますが、監督のデヴィッド・リーチが『デッド・プール2』を制作した縁もあり、まさかの登場となりました。

【ネタバレ】『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』解説!

ここからは『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の結末も含めた展開について、解説していきます。

「家族」のストーリー

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出典:ワイルド・スピード公式Twitter

『ワイルド・スピード』ではこれまで“ファミリー”の活躍を描いてきたシリーズでしたが、ドミニクたちが登場しない本作でも、今までとはまた一味違った家族の物語が描かれます。

ホブスにとっては故郷の仲違い中の兄、そして母親たちと再会することで和解します。こうして、多くの味方を得たことで故郷の仲間たちと共にブリクストンたちを迎えうつのです。

一方のショウは、実の妹であるハッティの命がかかった状況を打破するべく戦います。窮地に陥ったハッティをなんとか救うことが出来、最後にはショウ一家が揃うところで映画が終わります。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』という映画は、それぞれが手の届くところに居たはずのファミリーの存在を、改めて見つめ直す。そんな映画であったことが分かります。

アクションコメディのパロディ

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出典:ワイルド・スピード公式Twitter

今回の『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』では、デヴィッド・リーチ監督が参加したことにより、これまでのシリーズになかった新しいカーアクションが目白押しの映画となっていました。クライマックスでは、飛んでいるヘリコプターに対して、車を連結させてまるで“綱引き”の様なことをやる、『ワイルド・スピード』らしくもあり、新鮮さも感じるぶっ飛んだ見せ場を見せてくれました。

一方で、様々な映画の引用とも言えるシーンもいくつか登場。ショウの車紹介のシーンで、登場するミニクーパーはステイサム自身も出演している『ミニミニ大作戦』を意識させるセリフが用意されていますし、ハッティのアクションはデヴィッド監督の過去作『アトミック・ブロンド』を彷彿とさせます。

今回はホブスとショウという、シリーズでも特徴的なキャラクター二人を主人公にする、バディアクションものの系譜にある作品であることも忘れてはいけません。『バッドボーイズ』『ラッシュアワー』『メン・イン・ブラック』といった数々の作品たちの最先端に今作があるのがこの『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』なのです。

犬猿の2人のバディ

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出典:ワイルド・スピード公式Twitter

前述の様な数々のバディ映画の一本であることは間違いないのですが、そんなバディ物の醍醐味である対照的なキャラクター性も、この映画ではふんだんに使用されています。いかにもガタイが良く行動も豪快で親しみやすいホブスと、普段はスーツとビシッとキメて睨みをきかせていかにも人当たりの悪そうなショウがどれだけ正反対の人物であるかは、冒頭の目覚めからのルーティンを描いたシーンで分かりやすく描かれます。

その後のブリクストンと迎える初戦でも、敵がロープを垂らしてビルを降りるのを、強引にロープを辿って追いかけるホブスと、エレベーターで勢いよく追いかけるショウの行動の違い、そして互いに移動中も敵意を向け合っているところがまた愉快です。

そんな犬猿の中の二人ですが、数々の戦いを経て、最後には絶妙な連携プレーでブリクストンや手下たちを追い詰めます。相手の動きを先取りできるブリクストンに苦戦を強いられるも、一人が殴られている間に、もう一方が攻撃を仕掛ければいいという、強靭な肉体を持っているからこそできる、すごくシンプルな解決作で状況を打破します。映画のクライマックスに、しっかり“二人だからこそ勝てた”という見せ場を用意してくれたところがまた粋ですよね。

残された謎……

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出典:ワイルド・スピード公式Twitter
無事ブリクストンを倒すことに成功した二人でしたが、実はそれで全てがめでたしめでたしでは終わりません。この物語にはまだ謎が残っています。

ブリクストンは巨大企業エティオンによって、改造されたことで絶大な力を得たわけですが、姿を見せていないボスによって自由を奪われており、敗北の際にはそのボスによってブリクストン自身の機能を停止させられてしまいました。

このボスの正体は結局映画の最後まで明らかにされていません。しかし、このキャラクターにはホブス、そしてショウとも関係のある人物であることは示唆されています。
果たしてこの黒幕の正体は我々の知っている人物なのか、はたまた新たな因縁をもつキャラクターなのか。その答えは今後も続いてくワイルド・スピードで明かされていくのかもしれません。

まずは2021年公開予定の最新作『ワイルド・スピード ジェットブレイク』に注目です。もしかすると、ここにもヒントが隠されているかもしれませんね。

まとめ

以上で一挙に『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の基本的な情報からあらすじ、魅力までを紹介していきました。これまでのシリーズとは違った新たな“ワイスピ”ワールドの可能性を切り開いた熱い一作となっているので、シリーズ中の一本としても、独立した一本の映画としても楽しめる傑作ではないでしょうか。

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缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナー兼アニメ映画ライター。アニメ映画情報マガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」をnoteにて配信中。その他いろんなとこでアニメ映画話を執筆中。古今東西関係なくアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるようにやっていきます。