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映画『オールド』の魅力とあらすじをネタバレ解説|ホラーなのに感動すると話題の作品

ゴクラクテン

 

このビーチでは1日が一生分に値する――。人々を襲う謎の老化現象を描いたタイムスリラー『オールド』。題材はちょっぴりB級映画のようにも思えてしまいますが、時間と共に老化していく登場人物を観るだけでゾワッとした恐怖を覚えます。

身近に起こりそうな生々しさもあり、「心霊が登場するホラーより怖い」という意見も挙がっているほど!誰しもが恐れる“老化”を題材として扱った、全く新しいタイプの作品です。

サスペンスを得意とするM・ナイト・シャマランのキラリと光った演出にも要注目。まるで自分がビーチに取り残された一員と錯覚するほどの出来栄えですよ!!

本記事はネタバレを含みますので未鑑賞の方はご注意くださいね。『オールド』鑑賞後に読むことを強くオススメします!

M・ナイトシャラマン監督最新映画『オールド』について

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出典:映画『オールド』公式Facebook

2021年アメリカ・日本で公開された映画『オールド』。2010年に発表されたグラフィックノベル(※日本でいうところのアメコミ※)『Sandcastle』に影響を受けて制作されたのだそう。

今までビーチでのホラーと言えば人食いサメのイメージでしたが、本作はその概念を覆す設定になっています。

「その場所にいるだけで人間が老化していく」というシチュエーションに恐怖を集中させ、謎解き要素を交えながら物語が進んでいく展開がとにかく面白い!そして“老化”という誰もが怯える現象を取り扱っているのも魅力的なポイントですね。

監督は『シックス・センス』や『サイン』でお馴染みのM・ナイト・シャマラン。ホラーやサスペンス、スリラーを得意としており、2年ぶりの新作映画となりました。

時折ファンタジーな作品も手掛け『スチュアート・リトル』や『レティ・イン・ザ・ウォーター』と、サスペンス映画とのギャップを見せているのも◎シャマランの描くハートフルな世界観もチェックしてみてくださいね!

10秒で分かる!映画『オールド』の簡単なあらすじ


出典:ユニバーサル・ホラー公式YouTubeチャンネル

キャパファミリーは夏季休暇を利用してリゾートへ来ていた。母のプリスカ(ヴィッキー・クリープス)がネットで検索し、予約をした施設はまるで夢のような楽園!子供達は大はしゃぎし、楽しい旅行になるはずだった。

しかしプリスカは病気を患っており、そのことから夫・ガイ(ガエル・ガルシア・ベルナル)との離婚を心に決めていた。このリゾートへ訪れたのは「家族最後の旅」にするつもりだったのである。

施設側の人間の図らいで、一家はプライベートビーチへ送迎してもらうことに。他ファミリーも混じり、夏のひと時を過ごしていた。

だがビーチを出ようとすると失神する者が出るなど、妙な現象が発生し始める。そして子供達にも異変が起きていて、彼らの体がみるみるうちに成長していたのだった……。

映画『オールド』のネタバレあらすじ

【あらすじ①】キャパファミリーの夏

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出典:映画『オールド』公式Facebook

キャパファミリーはネットで予約をしたゴージャスなリゾート地に訪れていた。格安ながらサービスは申し分なく、あまりの豪華さには子供達も大はしゃぎ。

姉のマドックス(アレクサ・スウィントン)と弟のトレント(ノーラン・リヴァー)はドリンクバーにてイドリブ(カイレン・ジュード)という幼き少年に出会う。彼はホテルマネージャーの甥っ子で、館内の手伝いをしているのだ。

2人の少年は急接近し、暗号で書かれた手紙をやりとりするほどの仲となっていく。

一見キャパファミリーは幸せそうに見えるが、母のプリスカ(ヴィッキー・クリープス)は腹部に腫瘍ができ、そのことからガイ(ガエル・ガルシア・ベルナル)との離婚を決心していた。

ガイは考え直してほしいと迫るが、腫瘍は大きく助かる可能性は低い。プリスカの決意は揺るがず、2人の喧嘩は子供達の耳へと届いていた。

【あらすじ②】プライベートビーチでの遺体

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出典:映画『オールド』公式Twitter

翌日朝食中に、ホテル従業員よりプライベートビーチの招待を受ける。喜んだ一家は送迎車へ乗り込み、早速海へと向かった。

車内には他ファミリーのクリスタル(アビー・リー)と夫のチャールズ(ルーファス・シーウェル)、娘のカーラ(カイル・ベイリー)、そして祖母の夫のアグネス(キャスリーン・チャルファント)も同席。いざ到着すると子供達は一斉にはしゃぎだす。

車には大量の食物が積まれ、運ぶのには一苦労。しかしそれでも楽しい時間であることには変わらず、各々の家族は有意義なひと時を過ごしていた。

するとそこでマドックスはビーチに有名なラッパー・セダン(アーロン・ピエール)が1人で座っていたことに気づく。「プライベートで来ているのだから声を掛けるのはよしなさい」とガイへ止められ仕方なく諦めるが、セダンの様子は少しおかしかった。

そしてトレントは海から流れてきた女性の遺体を発見してしまう。そこから徐々に、ビーチの空気は穏やかなものではなくなるのだった……。

【あらすじ③】ビーチでの30分は……

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出典:映画『オールド』公式Twitter

遺体で発見された女性はセダンの知人だという。泳ぎに行ってそのままとなってしまったそうだが、彼に一気に疑いの目が向けられた。

ほどなくして看護師のジャリン(ケン・レオン)と分析医のパトリシア(ニキ・アムカ=バード)夫妻もビーチに到着。突然の事態に困惑。遺体の件で助けを求めると、ここでは一切電波が通じないことが明らかになる……。

ビーチで囲まれた岩の間を抜けようとすると、失神して砂浜に戻されてしまった。異様な現象にざわつく中、アグネスの容態が急激に悪化。苦しみながら命を落としてしまうのだった。

人々を襲う怪奇現象はこれだけでは収まらず、子供達がどんどん成長していることに気づく。やたらとお腹を空かせ、幼い姿から大人の体へと明らかに変わっているのだ。

更に遺体は白骨化しており、博物館勤務のプリスカは「こんなに早く骨になることはない」とキッパリ。このことからビーチでの30分が1年分の時間に相当することが分かり、居れば居るほど老化が進んでしまうことが発覚する。

大人は成長しきっているため老化が遅く思えるが、子供の成長はスピードは速い。すっかりトレントは声変りをし、次第にカーラとの恋愛感情が生まれ始め……。

【あらすじ④】ビーチの脅威は留まることを知らない

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出典:映画『オールド』公式Twitter

気づけば男女の仲になっていた2人、子供を妊娠し大きなお腹のカーラの姿があったビーチでの30分は1年に相当するため、彼らを叱る暇もなくお産が始まってしまった。

無事に子供は生まれるも、この地の影響を受けた赤ん坊は耐えられず死亡。子供を失っていてもたってもいられなくなったカーラは、崖を登ってこの場を抜け出そうとする。しかし落下し、彼女も命を落とす羽目に。

立て続けにジャリンやパトリシアも絶命し、次々とメンバーが命を落としていく。

元々精神疾患を抱えていたチャールズは更に心を病み、所持していたナイフでセダンを刺殺。危険人物と隣り合わせになったまま、一同はこの場をやり過ごさねばならなくなった。

するとトレントとマドックスがビーチにあった一冊のノートに気づく。記されていたのは「険しい岩が深層部から伸びており、人間の老いを加速させる効果がある」とのこと。そして今までに亡くなった人々の名前が残されている……。

夜も更け、辺り一面が暗闇に。一家の老いは止まらず、ガイは目がほとんど見えず、プリスカは片耳が聞こえなくなった。そんなところに気が狂ったチャールズが現れ、再び一家を襲おうとする……。

子供を逃がし、抵抗する夫婦。無事にチャールズを撃退することに成功した。

【あらすじ⑤】治験の誤算

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出典:
映画『オールド』公式Facebook

カーラを失って悲しみに暮れるクリスタルも死亡、ビーチに残されたのはキャパファミリーのみとなった。束の間の家族の時間を過ごすが、両親は遂に寿命がきてしまう。中年となった子供達だけが残され、2人は脱出をほぼ諦めかけていた。

だがそんな時、イドリブからもらった暗号の手紙を読んでいないことに気づく。そこには「叔父さんはサンゴが嫌い」と意味深な文が書かれており、2人はビーチの中にあるサンゴのトンネルを目指した。

トンネルは長く、すぐには抜けられない。そしてマドックスのカーディガンがサンゴに引っかかってしまう……。

今までの様子を上から監視していた調査員は、今回の“治験”が失敗と報告する。

実はこのビーチではなんらかの病気を抱えた人間を集め、大手製薬会社による実験が行われていたのだ!これにより新薬の開発や効果の検証をし、新たな被験者を集め続けようとしていた。

けれども今回の治験は失敗に終わり、マドックスとトレントは生還してホテルへ戻る。ビーチに残されていたノートを観光に来ていた警官へ渡し、一斉に捜査が入る事態へ陥る。

無事に助かった2人はリゾートから脱出し、親戚の元へ向かうのだった。

映画『オールド』のキャスト

プリスカ/ヴィッキー・クリープス

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出典:映画『オールド』公式Twitter

自分の命が尽きることから離婚を考えていたプリスカ。夫との関係は悪化しつつありますが、心の底は彼を愛しているのです。悩みを一人で抱え続け、本音を口に出せずにいる状態でした。

ビーチでの脅威に晒されながらも子供を守り、凶暴化したチャールズを撃退するなどの勇敢な姿を見せます。最後は夫との気持ちを確かめ合い、浜辺にて寿命を迎えるのでした。

プリスカを演じるのはヴィッキー・クリープス。2008年から活動しており、出演本数が急増中の注目すべき女優さん!デビュー時からブダペスト短編映画祭でヤングスター賞を受賞するなど、その実力は本物です。

ガイ/ガエル・ガルシア・ベルナル

オールド ガイ
出典:映画『オールド』公式Twitter

妻も子供をも愛しているガイ。彼女との離婚は納得いっておらず、家族を想う気持ちは誰よりも強かったのでしょう。

プリスカと本音を確かめ合った上で死亡。悲しき最期ではありますが、愛する妻と共に逝けたのはある意味幸せだったのかもしれません……。

ガイを演じるのはガエル・ガルシア・ベルナル。6歳で子役デビューして以来、後にメキシコを代表する俳優へと昇り詰めました。『リメンバー・ミー』などあらゆる有名作品へ出演していますよ。

マドックス/アレクサ・スウィントン/トーマサイン・マッケンジー/エンベス・デイヴィッツ

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出典:映画『オールド』公式Twitter

弟想いでちょっぴりお姉さんなマドックス。夫婦が離婚の危機であることも知っており、非常に複雑な感情を抱いていたのです。

ビーチでは決してパニック状態へ陥ることはなく、冷静に大人たちのサポートをしました。トレントと協力をして行動的するシーンには素晴らしき姉弟愛を感じましたね!

最後は50代の姿で生還しましたが、この後の生活はどうなってしまったのか……。気になるばかりです。

マドックスは3人の女優が演じており、アレクサ・スウィントン(11歳時)、トーマサイン・マッケンジー(16歳時)、エンベス・デイヴィッツ(50代~)!

それぞれの風貌が似ていて、気づけば「あれ?成長している!」となることもしばしば。全員女優として活動するタレントさんです。

トレント/ノーラン・リヴァー/ルカ・ファウスティーノ・ロドリゲス/イーモン・エリオット

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出典:映画『オールド』公式Facebook

序盤は可愛らしい男の子だったトレント。イドリブと遊ぶ姿はとても愛らしいものがありました。

ビーチに来ると急成長、気づけば声変りも始まって最も変化が分かりやすかったキャラクターだと思いませんか?男らしく最後まで諦めずに走り回り、無事に生還することができました。

マドックス同様、これから姉弟はどう生きていくのか……。元に戻れる方法があるのなら、彼らを救ってあげたい気持ちでいっぱいになりますよね。

トレントも3人の俳優が担当しており、ノーラン・リヴァー(6歳)ルカ・ファウスティーノ・ロドリゲス(11歳)/イーモン・エリオット(50代~)。難しい役どころをそれぞれの俳優さんが演じ切りました。

映画『オールド』の怖いポイント3選!

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出典:映画『オールド』公式Twitter

タイムスリラーはジワジワと追い詰められていく緊張感がたまらず、張り詰めた空気に先の読めぬ展開が視聴者の興味をそそります。

「万が一自分もこんな目に遭ったら?」とリアルに想像をさせるのが『オールド』の魅力の一つ。本作のゾッとする怖いポイントを厳選してご紹介いたします!

ポイント①演出の仕方が怖い!

ホラーやミステリー、スリラーは物語だけでなく、BGMや視覚的な工夫を凝らすとより一層恐怖度が増すもの。『オールド』その部分を徹底的にこだわり、視聴者を巻き込むような丁寧な作品作りがなされています。

ビーチに集められた観光客たちをぐるりと舐め回すようなアングル、ガイ視点から見た視力を失った目、そしてプリスカの片耳が聞こえなくなるシーン……。我々が“傍観者”で終わらず、視覚で、聴覚で生々しさを表現し、まるでその場にいるような錯覚に陥るのです……!

映画館で観ると特に感じるのですが、突然片耳の音が聞こえなくなるシーンは、音響がブツッと途切れ、激情が「シーン」といった状態に。これには筆者も思わず、背筋にゾクリとした違和感を覚えてしまいましたね。

少々画面酔いが気になりますが、観光客らと同じ視点でグルグルとアングルが変わる演出も非常に新鮮。M・ナイト・シャマランのセンスがとても目立っていて◎です!

ポイント②豹変するチャールズが怖い!

当初は頼りになると思っていた医者のチャールズも、話が進むにつれて段々と精神を病んでいきます。元々精神疾患を抱えていたようですが、不安定さが増していくのを観続けるのはとても辛く思いました。

塞ぎこんでしまうタイプの“病み”ではなく、攻撃的な方へ豹変してしまったチャールズ。頼れる医師が急激に要注意人物になってしまった瞬間です。

逃げられないシチュエーションで凶暴な人物と過ごすなんて、想像するだけで恐ろしいはず……。序盤から彼がマズイ方向へ向かうフラグは立っていましたが(苦笑)、実際に狂った姿を目の当たりにすれば、誰もが恐怖を感じてしまいます。

豹変し周りが見えなくなる人間が最も危険ですからね。そんな人間の様にもゾクリとくるものがありました。

ポイント③製薬会社の存在そのものが怖い!

優し気なふりをして何らかの疾患を抱える人々に近づき、治験を行う……。そんなことを当たり前に行っている製薬会社の存在がまず怖いですよね!

似たような組織が登場する『キャビン』というホラー映画があるのですが、そこでも被験者(キャビンの場合は若者)を集め、終始監視する様子が描かれていました。

少々頭のネジがぶっ飛んでいる組織は確実に“狂っている”ことは間違いはありません。しかしそこへ従じている人間が当然のことのように存在している事実が怖いのです。

『オールド』は自然が作り出した怪奇現象モノかと思いきや、思いきり人間が仕組んだという点にとびきりのホラー感を覚えます……。

映画『オールド』の見どころを紹介!

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出典:映画『オールド』公式Facebook

ホラー&スリラー好きにはたまらない「お約束」もアリ!

ホラーやスリラー映画好きなら誰しもが分かる「あるあるポイント」。『オールド』の設定などは非常に斬新ですが、期待を裏切らないあるある要素もきちんと含んでいるんですよ!

例えば序盤と終盤に登場するホテルのマネージャー。笑顔がステキで接客もバッチリ、更には「私はあなたたち一家が気に入った。プライベートビーチへご招待します」と驚くべき親切っぷり。「なんて良い人なんだ」と視聴者は思ったことでしょう。

けれどもこの手の映画のお約束と言えば、“親切な人間ほどヤバイ”ということ(笑)実際に正体は製薬会社のドンでしたからね、しっかりとあるあるな要素を満たしてくれています。

そしてスリラー映画に多いのが“有識者は必ず死ぬ”展開!

『オールド』での有識者と言えば看護師のジャリンでした。非常に冷静でみんなをまとめ、目の前にある問題と正面から向き合っていた人物です。

知識も豊富で性格も良し、けれども退場は意外とあっさり……(笑)素晴らしいキャラクターは生き残れないお約束も守られていて、多数の映画を観慣れている人でも楽しめるかと思います。

展開が早すぎず、遅すぎないテンポの良さ

話の店舗が悪いとマンネリして飽きてしまいがち。スリラー映画は序盤の駆け出しが好調でも、後になってからダレてしまうケースが非常に多いものです。

『オールド』は展開が早すぎず、かといって遅すぎないちょうど良いスピードで物語が進みます。

肝心のビーチへ辿り着くまでに時間をかけ、「それぞれの一家に何らかの疾患を持っている者がいる」ことをきちんと説明しています。ラストに登場する警官や途中参加するジャリンら夫妻の紹介もあり、物語の運び方が丁寧なのも良いですね。

また全員死んで終わり……の空気が流れたかと思いきや、意外なひっくり返しがあったのも退屈しない点ではないでしょうか?

ところどころ設定にツッコミどころがあることは否めませんが、終始飽きずに鑑賞ができる作品ですよ。

徐々に取り戻していく家族愛に思わず涙

ビーチへ訪れた際、夫婦は離婚寸前の危機でした。プリスカは別れを心に決めていますし、ガイをそれをうまく受け入れられていない感じ。表向きは幸せそうでも、蓋を開けてみると……といった状態だったのです。

しかしビーチでの被害に遭ったことで、バラバラになりかけていた家族は一つになりました。子供達も成長し、良心顔負けの頼もしさを持つほどに成長したのです。そしてプリスカとガイは初めて心の奥の感情を明かし……。ようやく2人が分かり合う瞬間を迎えられましたよね。

夜の海で体を寄せ合う家族を見ていると、ホロリと涙が溢れそうに。『オールド』は恐怖だけでなく、家族愛を描いた物語でもあるのです。

あれ、こんなところに!?監督が出演しているシーンが……

気づいた方も多いと思いますが、M・ナイト・シャマラン監督本人が一家を運ぶ運転手役として出演しています(笑)車内のミラーに反射した顔が怪しさ満点で、「この後絶対まずいことが起きるんだろうな」というニオイをプンプンさせているんです。

台詞が一言だけのチョイ役ではなく、意外と映っているシーンが多いのでぜひ注目してほしいところ!監督のちょっとした遊び心がうかがえますね。

まとめ

アメコミにインスパイアされ制作された『オールド』。迫りくるリアルな恐怖と止められぬ怪奇現象、衝撃のラストにはきっと息をのんでしまうはず。ただ怖いだけではなく家族愛といった重要なテーマも含んで、味わい深い作品となっています。

世界観の構築も素晴らしく、思わず夢中になること間違いなし。夏の終わりにゾッとするスリラー映画を観て、残暑を楽しく乗り切りませんか?本作は海の映像もキレイで、吸い込まれるような映像美も魅力的ですよ。ぜひ楽しんでご鑑賞くださいね!

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映画は邦画・洋画を問わず、気になったものをどんどん観ていくタイプ。「シックス・センス」を映画館で観たのをきっかけに、オチのある映画が大好きに。ボードゲームを遊ぶのが趣味で、国内外のゲームについて紹介している「ゴクラキズム」というブログを運営中。