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SAWシリーズの新作!『スパイラル:ソウ オールリセット』あらすじネタバレ結末

たかなし亜妖

 

一世を風靡した大人気スリラー映画『SAW』シリーズより、4年ぶりの新作が登場です!

スピンオフ第2弾のタイトルは『スパイラル:ソウオールリセット』。シリーズではお馴染み、ビリー人形の頬のマークが特徴的なビジュアル・ポスターに、“オールリセット”という意味深な単語……。一体どのような点が今までの『SAW』と異なるのでしょうか?

本作の舞台はジグソウ事件から時間の経過した世界。新たなるゲームの仕掛け人は警官ばかりを狙い、見事に刑事たちを困惑させます。

ミステリー要素も強く、お約束の過激な描写も忘れない『スパイラル:ソウ オールリセット』。シリーズを通して鑑賞したファンはもちろんのこと、初見の方でも楽しめる内容となっていますよ。

ネタバレを含みますので、未鑑賞の方はご注意くださいね。ぜひ“最前列”で作品を鑑賞してから本記事を読むことを強くおすすめしています!!

ソウ シリーズ『ソウ(SAW)』シリーズを見る順番はこれだ!全9作品のあらすじと見どころを解説

映画『スパイラル:ソウ オールリセット』について

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式Facebook

2017年に公開されたスピンオフ『ジグソウ:ソウ・レガシー』より4年。遂にシリーズ待望の新作が公開されました。

制作国のアメリカでは、ハロウィンの時期にスクリーンへ登場するのがお約束。しかし度重なる公開月変更や延期が発生し、2021年5月にようやく母国で公開。その後日本へと上陸したのです。

『スパイラル:ソウ オールリセット』は前作のスピンオフと繋がりはなく、今までの『SAW』へ全く新しい視点を加えたストーリー。まさに従来の物語を“オールリセット”した内容となっているんだそう!

監督を務めるのはシリーズ2~4を担当したダーレン・リン・バウズマン。スリラーやホラーを得意としており、胸がドキリとするような刺激的な描写はお手の物。

従来の監督がメガホンをとったことにより、多くのファンからは期待の声が寄せられました。

10秒で分かる!映画『スパイラル:ソウ オールリセット』の簡単なあらすじ

出典: Asmik Ace公式YouTubeチャンネル

それは独立記念のパレードがあった日の夜のこと。ある1人の警察官・ボスウィック(ダン・ペトロニエヴィッチ)が強盗を追って地下道へ向かった。しかし強盗の姿は見えず、犯人のトラップに引っかかってしまう始末。

豚の仮面を被った何者かに襲われ、強制的に“ゲーム”へ参加させられる。そしてボスは脱出に失敗し、命を落とすのだった――。

一方で問題行動の目立つ刑事・ジーク(クリス・ロック)の元に、新米刑事のウイリアム(マックス・ミンゲラ)がパートナーとしてやってくる。

ペア結成後一発目の事件現場は何とも悲惨な地下鉄の事故。ホームレスの事故現場と聞いていたが、とても浮浪者が轢かれたとは思えないほど異質な証拠が残っているのだ。

まるで2人を、署を嘲笑うべく、この事件をきっかけに悲劇が次々と起こり始め……。

映画『スパイラル:ソウ オールリセット』のネタバレあらすじ

【あらすじ①】新たなるゲームの始まり

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

独立記念日の華やかなパレードが行われる中、一人の女性がスリの被害に遭ってしまう。咄嗟の悲鳴を聞きつけ、警察官のボスウィック(ダン・ペトロニエヴィッチ)は逃走する犯人を追った。

犯人が消えていったのはある地下道。男を見つけたと思えば人形のトラップが仕掛けてあり、まんまと罠にハマるボス。そして後ろから豚の仮面を被った謎の人物が現れ、彼は気を失った……。

目を覚ますと、天井から舌を固定されたまま吊るされるボスの姿が。近くにはテープレコーダーが設置されており「このまま舌を引きちぎって引き伸びるか、2分後にくる地下鉄に轢かれて死ぬか選べ」と謎の人物は“ゲーム”の説明を始めた。

どちらか決めきれることもなく、ボスは轢かれて死亡する。

一方で若者4人は、薬物を売って金を稼ぐ売人を襲撃する予定を立てていた。計画は見事に実行され、金を奪って車に乗り込むまでは良かった。いざ逃げようとすると辺り一面は警官に包囲されており、強盗グループはジ・エンド。

だが4人組のうち、1人の正体は刑事のジーク(クリス・ロック)。彼は潜入するため自らを犠牲にして単独捜査を行っていたのだ。

一見素晴らしい功績に見えるが、これは上司の指示を仰がず勝手に行ったこと――。上司のアンジー(マリソル・ニコルズ)に激しく叱責されてしまう。

【あらすじ②】犯人からの挑戦状

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

ジークの父親・マーカス(サミュエル・L・ジャクソン)は現役を退いた刑事で、アンジーの前に署長を務めていた。

マーカスは今もなお多くの人々に尊敬される存在のため、ジークはそのことを引き合いに出されるのを激しく嫌う。父と息子である自分を比べられたくなかったのだ。

正義感が強すぎるあまり「この署に信頼できるヤツなど1人もいない」と尖るジーク。そんな彼の元に、警察学校を首席で卒業したウイリアム(マックス・ミンゲラ)が現れた。

ずっとマーカスに憧れを抱いていたウイリアムは、彼とパートナーを組むことに。アンジーは早速2人へ地下鉄で起きたホームレスの死亡事件の現場へと向かわせた。

ジークは問題行動の多いことから雑務なような現場へしか派遣されなくなっていた。

しかし地下鉄に着くと悲惨な死体にテープレコーダーの破片、明らかにホームレスが死んだとは思えないような状況。死体も見事にバラバラで、身元確認が困難なほどである……。

署へ戻ると、ジーク宛に小包が届く。中には「遊ぼう」の文字と意味深なUSBが。再生すると見覚えのある渦巻き模様の画面、かつてのジクソウ事件を彷彿させるものだった。

更に渦巻きは裁判所の壁に書かれており、刑事らは急いで現地へ。

するとそこへも小包が置かれており、開封すると――。警官バッジと一枚の舌、すぐにボスのものだと理解した一同の間には、激しい緊張が走る。

【あらすじ③】被験者の秘密

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

ボスと仲が良かったジークはこの事件の指揮を取りたいと懇願する。しかし彼は一匹狼で署では孤立状態、仲間の賛同を大きく得られないでいた。

ジクソウ事件と非常に類似しているため捜査を進めるが、刑事らの協力はあまり見られない。

特に仲の悪いフィッチ(リチャード・ツェッピエリ)はジークの許可なく、ボスが追いかけたと思われる犯人の元へと向かった。

だがそこでも豚の仮面が置かれ、気絶させられるフィッチ。目を覚ますと“ゲーム”の被験者となっており、失敗した彼はあえなく死亡――。

その頃、マーカスが連日家に帰っていないことを気にするジーク。だがそんな彼に追い打ちをかけるべく、またも新たなUSBが届き……。渦巻きが映っている場所へ警察一同は向かった。

だが犯人の姿はなく、現地に遭ったのは前回と同様の小包。ゲームで失ったフィッチの指と警官バッジが入っており、またも1人やられてしまった。

なぜ警察官ばかりが?という疑問は湧くが、殺されている2人には被験者となる理由が隠されていた。

まずボスは優秀とされていたが、実は過去に捏造が複数見られたこと。そしてフィッチはジークの応援要請を無視し、職務怠慢であったこと……。

ジグソウのゲームにはいつも何らかの“秘密”が隠されている。事態が深刻化する中、一向に解決に向かわないことでジークは激しく悩むのだった。

【あらすじ④】犯人は署内にいる?

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

悲劇は終わらず、新たに届いた小包からパートナーのウイリアムが死亡したことが分かった。思い当たる場所へ行くと、そこは父と自分が過去に行っていた店の跡地。現在は肉屋に変わっており、そこでウイリアムの死体が発見された。

犯人をどうにかしてでも捕まえなければならない、強く決心するジークだがまたしても被害者が出てしまう。次の標的はアンジー、彼女は署内の罪を隠蔽していたことが被験者となる理由だった。地下室で殺され、防犯カメラの一部の録画が欠落していたことから、犯人は警察署のカメラを操作できる人物だということが明らかになる。

ジークが思いついた犯人は元パートナーのピーター(パトリック・マクマヌス)。彼の正義感により解雇に追い込まれた人物であったため、逆恨みで犯行に及んでいることを推測。ピーターのいる教会へと向かうのだが、ジークはここで何者かに気絶させられてしまう……。

目を覚ますと足を鎖で繋がれ、手元にはノコギリ。機転をきかせたジークは近くにあったピンで鎖を解除するが、目の前には吊るされて身動きのとれないピーターの姿が!

またしてもテープレコーダーが再生され、ピーターの生死はジークにかかっているという。

正義感の強い彼は元相棒を救おうとするが、設置されたゲームの機械は凄まじい威力で……。ピーターの縛りを解除できても、彼は出血多量で死亡してしまうのだった。

【あらすじ⑤】新たなるジクソウ

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

ジークは一人で歩を進めると、死んだはずのウイリアムと再会する。そう、ジクソウにあたる人物はウイリアム。自らの死を仕立て上げ、次々と警官を殺していたのだ。

彼の父親はピーターの“正当防衛”(と本人は主張しているだけ)によって殺害されていた。そして不正警察官を犯罪一層のためのさばらせていたマーカスを、真実から目を背けていたアンジーに大きな怒りを抱いていたのである。

だからこそジークの正義感の強さは、ウイリアムにとって都合が良いもの。「自分と不正警察官を排除してほしい。手を組もう」と誘うが、ジークはマーカスの居場所を尋ねる。

なんと何日も家へ帰宅していなかった父はウイリアムの手によって拘束されており、出血多量で余命いくばくかの状態だった。

ウイリアムはジークへ「オレを撃つか、父を救うか選べ」と迫る。彼の緊急通報によりSWATが来るまであと数分。

究極の選択を目の前に差し出されたジークは父を助け、更にパートナーと揉み合いになる。だがそうこうしているうちにSWATが到着してしまい、誤って彼らはマーカスを銃殺してしまった。

エレベーターに乗って逃げるウイリアム。ジークは父が殺され、目の前で逃亡する犯人を見ていることしかできないのだった……。

映画『スパイラル:ソウ オールリセット』のキャスト

ジーク/クリス・ロック

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

正義感が強すぎて一匹狼のジーク。荒っぽい一面もあり、署内では信頼がまるでありません。不器用がゆえになかなか周囲からの賛同を得られませんが、心根は決して“悪いヤツ”ではないのです。

けれども生まれ持った真っすぐさ、悪を許さぬ心が仇となって悲劇に次々と直面してしまいます。新星ジグソウの一件から彼はどうなってしまったのでしょうか……?

ジークを演じるのはクリス・ロック。56歳には見えぬ若々しさ、現役バリバリの超有名コメディアンです。ホラージャンルへの出演経験が少なかったため、本作で主演を務めることは「新しい道」を感じたそうですよ。

ウイリアム/マックス・ミンゲラ

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

登場後から怪しげな雰囲気が漂っていたウイリアム(笑)「こいつ、犯人っぽいな」とピンときた人も意外と多いのではないでしょうか?

彼もまたジークと同じ“正義”を持った人物ですが、根本が少々異なります。ジョン・クレーマーのような強い美学はあまり感じられませんでしたが、彼の脳内はどうなっているのか……。続編が気になるところですね。

ウイリアムを演じるのはマックス・ミンゲラ。2016年に脚本家デビュー、2018年に映画監督デビューを果たし、俳優業以外の活動も積極的に行っています。

マーカス/サミュエル・L・ジャクソン

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

ジークの父であるマーカス。現役を引退しましたが、ジクソウ事件に類似した事案が発生したことから、息子を心配していたのです。

彼もまた“被験者”の1人として選ばれてしまい、ゲーム以上の悲惨な死に方をして命を落とします。最後までジークに警察としての心、正義を揺るがさなかった点はとても素晴らしいものでした。最後まで生き延びられなかったことが残念でなりません。

マーカスを演じるのはサミュエル・L・ジャクソン。元々は名脇役として名の知れた俳優で、大ブレイクは40歳過ぎと遅咲き。70歳を超えた今も現役で活躍している俳優さんです。

アンジー/マリソル・ニコルズ

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

美しき副署長アンジー。“カッコいい女性”を代表するようなキャラクターですが、まさか警察官の不正を許していたとは意外過ぎるポイント。

ジークのことも見捨てずに指導を行っていたため、彼女の秘密には少々驚いてしまいましたね。

脱出不可なゲームの被験者となってしまい、見事に失敗。一瞬で命を奪われてしまうのでした。

アンジーを演じるのはマリソル・ニコルズ。テレビドラマに多く出演し、『24 -TWENTY FOUR-』シリーズなどでよく知られる女優さんです。

『スパイラル:ソウ オールリセット』の“リセット”された点とは?

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

『SAW』シリーズは『スパイラル:ソウ オールリセット』を除くと本編+スピンオフの全部で8作です。

本作を見ていると“リセット”され、シリーズに新たな視点が加わったことが容易にわかることでしょう。一体従来のシリーズとはどんな点が違うのか?一つ一つ解説していきますね。

リセットされた点①ちょっぴりポップさに溢れている!?

『SAW』と言えば禍々しい雰囲気にゾッとするようなシチュエーション、観ているだけでゾクゾクするビリー人形の風貌……。ダークなスリリングさが何よりの特徴だったと思います。

しかし本作はその部分が少々異なっていて、どこかポップな部分があるんですよね。

例えば序盤に使われていた車内のBGM。ノリノリなミュージックを耳にすると「あれ、今SAWを観に来ているんだよな……?」と良い意味で違和感を覚えるはず(笑)

クリス・ロックの持ち味をうまく活かし、作中へ盛り込んでいるのも今までとは違った雰囲気を感じさせてくれるのです。

またビリー人形は登場せず、豚の仮面の人形へと変わっているのですが……。目にスパイラル(渦巻き)が描かれており、ちょっぴり可愛らしい風貌になってしまいました(苦笑)

そういった点も「ポップだなぁ」と思わせてくれる理由ですね。

リセットされた点②新たなるジグソウの意思

最も恐れられた殺人鬼・ジグソウはゲームの被験者をランダムに選んでいたわけではありません。

シリーズを通して観ているファンなら分かりますが、彼は快楽殺人を行いたいのではなく、重い罪を犯した人間に罰を与えることが目的だったのです。

それにより“生きる意味”を見出させたり、大罪を償わせていたのですが……。本作の新たなジグソウであるウイリアムはどうでしょうか。

彼は自分の父親が殺されたことから、模倣犯になることを決めた人間です。要するに世の中全ての警察官への制裁ではなく、自分に悲劇をもたらした相手への復讐が目的というわけですね。

だからこそジョン・クレーマーが抱いていた美学とは大幅に異なるもの。「悪事を働いた人間への罰」という根本は同じですが、ジグソウの意思を継いだわけではありません。

全く新しいタイプのジグソウ、従来のシリーズとは在り方が違う部分が注目ポイントと言えるでしょう。

リセットされた点③主人公のキャラクター性が新しい

ジークというキャラクターもまた良く、“不良気質で心根が優しい熱血刑事”にも新しさを感じました。ただのおバカさんではなく不器用がゆえに空回り、けどアツい心を持って立ち向かう点には好印象です。

ただし口は悪く、“彼は完全なる善人”なのか?と思う部分も少しあり(笑)まだ人間的に完成されていない主人公を配置するのも、『SAW』シリーズにはなかった試みではないでしょうか。

物語の中盤から、悲しみのあまり暴れていたジーク本人も力が抜けてしまいます。キャラクターにフォーカスして、しっかりと人間味を感じさせてくれる描写も新鮮で◎

①で解説した「ポップ」さも、ジークのキャラあってのことですね(笑)彼の存在が『スパイラル:ソウ オールリセット』を盛り上げる一つのエッセンスとなっています。

『スパイラル:ソウ オールリセット』のみどころをご紹介!

スパイラル:ソウ オールリセット
出典:映画『スパイラル:ソウ オールリセット』公式サイト

ファンにはたまらない「あのシーン」を彷彿させる要素アリ

本作は全てがリセットされてしまったのか?と言いますと……そんなことはありません!

既存ファンには嬉しい、過去作のシーンを彷彿させる描写もつまっているため、観賞中に思わずワクワクしてしまうかも?

例えば『SAW1』では男が2人部屋の対角線上に繋がれており、糸鋸が置いてありましたよね。今回ジークが捕まってしまうシーンで、なんとこの描写が見事に再現されているのです!

他にも『SAW3』の精肉工場を思い出させるシーンなど、シリーズを通して観た方にはたまらない要素が炸裂。何もかもがリセットされておらず、小技を効かせてくる部分もまた魅力を感じてしまいますよ。

グロ描写は健在!救いようのないゲームがある意味みどころ?

過激なグロ描写は健在で、『SAW3』~『SAW5』あたりと匹敵するレベルの過激さです。映してほしくないパーツを“しっかりと”カメラに収めてくるあたりがもうニクい、ニクすぎます(笑)

しかも今回の犯人はウイリアム、復讐心からゲームを始めているのでハナから被験者に救済措置を与えようなど思っていません。どう考えても脱出不可能なゲーム、今までのジグソウの意思とは大幅に異なっている点はある意味みどころでしょう。

ゲームもなかなかスケールが大きく、「これは本当に素人が設置したのか?」と驚くレベル(笑)気合の入った過激なシーンは必見ですね。

えっ、ここで!?続編を匂わせる衝撃のラスト

どうやら『スパイラル:ソウ オールリセット』には続きがあるようで、非常に中途半端なところでエンディングを迎えます。このままではジークに災難が降りかかったまま終わり、ですからね。

彼がどうなってしまうのは気になりますし、ウイリアムの動向も目が話せません。新たなるジグソウの暴走は止められるのでしょうか?そしてジーク自身がゲームを最前列で見る立場へと移行するのか……。予想のつかぬ終わり方になっていますよ。

ちなみに次作でシリーズ10作目を迎えるため、もしかすると次で“本当のラスト”になるかもしれません……!

まとめ

4年ぶりにスクリーンへ登場した『SAW』シリーズ。新たなるジグソウの登場やテイストの異なるストーリーは我々の心を大きく惹きつけることでしょう。

シリーズ初見でも十分に楽しめる内容ではありますが、やはり全て鑑賞済みだと世界観がより味わい深くなるものです。『スパイラル:ソウ オールリセット』をきっかけに、過去作を遡るのも良いですね。

ただのグロだけでは終わらせない、力強さを感じる作品ですよ。“リセット”された『SAW』をぜひその目でご確認くださいね。

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たかなし亜妖
たかなし亜妖

フリーライター&シナリオライターの映画好きサブカル女子。ライター歴は一年半くらいでまだまだひよっこ。 「感動よりも恐怖を、お涙よりもスリルを!」を基準に映画を選ぶ人。ホラー、スリラーサスペンス、鬱になりそうな作品が特に好き。でもハッピーな気分になれる海外ドラマも好き。キャラクターものもアニメも好き。要するにかなりの雑食です。