映画ファンを魅了するガイ・リッチー監督おすすめ映画10選|長編デビュー作でいきなり大ヒットの「鬼才」!
「鬼才」の異名を持つ映画監督ガイ・リッチー。イギリスを代表する映画監督の1人で、脚本家としての実力も認められています。
2021年に日本では『キャッシュトラック』『ジェントルメン』の2作が公開されたので、「最近名前を聞いた」「予告を見てちょっと気になっていた」という方も多いのではないでしょうか?
独特なユーモアやストーリー構成、スピーディーなテンポ感などが作風の特徴で、特にイギリスのギャングやマフィアを描くクライム映画が彼の真骨頂。「ガイ・リッチーのクライム映画なら間違いない」という映画ファンも多いです。
今回はガイ・リッチー映画をあまり見たことがない方や、どの作品が面白いか知りたい方のために、2021年現在までに公開された映画の中から、おすすめ映画10選を紹介したいと思います!!
目次
ガイ・リッチーのプロフィール
ガイ・リッチー(Guy Ritchie)は1968年9月10日、イギリス、ハートフォードシャー州ハットフィールド生まれの映画監督・脚本家。
少年時代に実在の銀行強盗の逃走劇を描いた映画『明日に向って撃て!』を見て、映画監督を志しました。15歳で学校を辞め、雑用係として映画スタジオで働き出したガイ・リッチーは、才能を発揮してCMやMVを手がけるようになります。
1995年に初めての短編映画『The Hard Case』を制作し、続いて手がけた長編映画デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998年)がいきなり賞賛を浴び、大ヒット。英国アカデミー賞・観客賞をはじめとする数々の映画賞を受賞するなどして、世界から注目を集めました。
大量の登場人物を軽快にさばき、バラバラで複雑に絡まった要素がスルスルと解けていく洗練された手腕で多くの映画ファンを魅了しています。また、スタイリッシュさや粋なユーモアもガイ・リッチー作品の魅力。
本記事では、そんなガイ・リッチーが監督を手がけたおすすめ映画を紹介します。
【2021年版】映画好きファンなら見逃せない!ガイ・リッチーのおすすめ映画10選
2022年には監督を務めるスパイ・スリラー映画『オペレーション・フォーチュン:ルセ・ド・ゲール』が公開予定のほか、今後、自身の過去作品のドラマ化を手がける予定です。
そんなガイ・リッチーが監督を手がけた、2021年までのおすすめ映画10選を紹介していきます。
1.キャッシュトラック(2021年)
あらすじ
LAにある現金輸送専門の警備会社フォーティコ・セキュリティ社では、特殊な訓練を受け、厳しい試験をくぐり抜けた警備員たちが現金輸送車を運転する。
パトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)、通称“H”は、試験をぎりぎりで合格した新人だ。しかし、彼の乗ったトラックが強盗に襲われると、驚くほど高い戦闘スキルを見せて阻止する……。彼は一体何者なのか?周囲がHに疑いの目を向ける中、ある強盗計画が進んでいた。
ガイ・リッチー監督映画としての見どころ
2021年10月8日日本公開の、アメリカのアクションスリラー。2004年のフランス映画『ブルー・レクイエム』を原作とし、ガイ・リッチーはイヴァン・アトキンソン、マーン・デイヴィスと共同執筆で脚本も手がけました。
「ワイルド・スピード」シリーズなどへの出演で知られ、ガイ・リッチー作品ではお馴染みの俳優ジェイソン・ステイサムのかっこいいアクションにスカッとします!ガイ・リッチー作品の中ではシリアスな作風です。渋くてダークな世界観と、小気味好いテンポ感も魅力。ガイ・リッチー好きなら見逃せません。
最強の男ジェイソン・ステイサムのおすすめ映画15選!アクション映画に引っ張りだここんな人におすすめ
- かっこいいアクション・銃アクションが好きな方
- 最新のガイ・リッチー×ジェイソン・ステイサム作品が見たい方
- ジェイソン・ステイサムが好きな方
こんな人には向かないかも
- 人がバタバタ死ぬようなアクション映画が嫌いな方
- ユーモアたっぷりの映画を見たい方
2.ジェントルメン(2020年)
あらすじ
ロンドンの暗黒街に激震が走った。大麻の栽培・販売で財を築いたアメリカ人マリファナ王・ミッキー(マシュー・マコノヒー)が引退し、ビジネスを売却するという噂が流れたのだが、その利権総額はなんと500億円。
噂を聞いた目の色を変えた一流のワルたちが群がってくる。ユダヤ人大富豪、私立探偵、チャイニーズ&ロシアン・マフィア……。くせ者たちのスリリングな騙し合いが始まった!
ガイ・リッチー監督映画としての見どころ
2020年に各国で公開され、日本では2021年5月7日に公開されたアメリカ・イギリスのアクションクライム映画です。ガイ・リッチーは監督&脚本を手がけ、原案はイヴァン・アトキンソン、マーン・デイヴィスとの共同でした。
『インターステラー』のマシュー・マコノヒー、『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナムをはじめとする豪華で渋いキャストが勢揃い。そんな本作は、しばらく「映画化作品」などを監督していたガイ・リッチーが、「オリジナルのクライム映画」へ原点回帰したと映画ファンを喜ばせませした!
粋な小ネタやユーモアがたっぷりの、“ガイ・リッチー節”さく裂映画。実はもともとテレビシリーズとして企画されていたという『ジェントルメン』は、すでにテレビドラマ化が決定しており、ドラマ版でもガイ・リッチーが監督・脚本を担当します。
こんな人におすすめ
- ユーモアたっぷりなクライム映画を見たい方
- ガイ・リッチーの原点的な魅力を持つ映画を楽しみたい方
こんな人には向かないかも
- スタイリッシュなクライム映画の魅力がイマイチわからない方
- 登場人物が多い作品が苦手な方
3.アラジン (2019年)
出典:Amazon
あらすじ
アグラバーの町で猿のアブーとともに暮らす、貧しい青年アラジン(メナ・マスード)。ある日彼は、市場で泥棒の疑いを掛けられていた女性を助ける。実はその女性は変装して王宮から抜け出していた王女ジャスミン(ナオミ・スコット)だった。2人は次第に惹かれあっていく。
一方、王国支配をたくらむ大臣ジャファー(マーワン・ケンザリ)は、魔法のランプを手に入れようとしていた……。
ガイ・リッチー監督映画としての見どころ
1992年のディズニーのアニメーション映画『アラジン』をもとにした実写リメイク作品です。脚本は、ティム・バートン監督の映画『チャーリーとチョコレート工場』などで脚本を手がけたジョン・オーガストが執筆。世界的大ヒットを記録しました。
まさかガイ・リッチーがディズニー映画を監督するなんて、誰が思ったでしょう。ガイ・リッチー本人も「自分がディズニー映画を作るなんて思っていなかった」と話していました。
ランプの魔人を演じたウィル・スミスは「彼は『アラジン』のイメージと雰囲気に、見事にエッジを効かせているんだよ!」とコメント。その言葉通り、ガイ・リッチー感は薄いものの、脚本や原案も手がける彼だからこそできた「新しいアラジン」に仕上がっています。オリジナル要素が見どころです!
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- ディズニー映画が好きな方
- ガイ・リッチーが手がけたディズニー映画が見てみたい方
こんな人には向かないかも
- おとぎ話が苦手な方
- ガイ・リッチー“らしさ”が強い映画を見たい方
4.キング・アーサー(2017年)
あらすじ
両親を殺され、スラムの売春宿で貧しく孤独に生きてきた青年アーサー(チャーリー・ハナム)。実は彼は、かつてのイングランド王の一人息子だった。
アーサー王(エリック・バナ)の弟ヴォーティガン(ジュード・ロウ)が謀反を起こし、殺害したのだ。やがて聖剣エクスカリバーを手にした彼は、父に代わって王の座を奪還する指名に気付く。
ガイ・リッチー監督映画としての見どころ
アーサー王伝説をモチーフとした、アメリカ・イギリス・オーストラリア共同制作のアクション映画です。ガイ・リッチーは共同執筆の脚本と製作としても携わりました。
実は本作は興行収入的に失敗し、赤字を出してしまった作品。しかし、ジュード・ロウの美しさとスピーディーで激しいアクションは、ガイ・リッチーだからこそ魅せられた要素でしょう。
『ジェントルメン』などのクライム映画のような、二転三転する捻りのあるストーリー展開ではないという点では、ガイ・リッチーファンには物足りないかもしれません。しかしながら、中世ヨーロッパが舞台のゲームに入り込んだかのような、美しい美術と映像は見る価値ありです。
こんな人におすすめ
- ガイ・リッチー独特のテンポ感&アクションを楽しみたい方
- 美しく臨場感ある映像を体験したい方
こんな人には向かないかも
- 興行的に失敗した映画に興味が持てない方
- ガイ・リッチー独特のストーリー運びを期待する方
5.コードネーム U.N.C.L.E.(2015年)
出典: 映画『コードネーム U.N.C.L.E.』公式Facebook
あらすじ
東西冷戦さなかの1960年代。アメリカのCIA(中央情報局)は、普段は敵対するロシアのKGB(ソ連国家保安委員会)と手を組み、核兵器を広めようとする組織を阻止することになった。
任務を任されたのは、CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)。唯一の手がかりは、失踪したドイツ人科学者の娘(アリシア・ヴィキャンデル)。考え方もやり方も違う2人は、彼女を守りながら世界を救えるか!?
ガイ・リッチー監督映画としての見どころ
アメリカ・イギリスのスパイ・アクション映画です。1960年代に放送されたドラマ『0011ナポレオン・ソロ』を原案としており、ガイ・リッチーは共同執筆による脚本と製作も手がけました。見どころは、60年代のファッションや音楽をふんだんに使った雰囲気と、最高にクールな男たち!
主演は『マン・オブ・スティール』などDCEU映画でスーパーマンを演じるヘンリー・カヴィルと、『君の名前で僕を呼んで』で主人公エリオ(ティモシー・シャラメ)が恋に落ちるオリヴァー役のアーミー・ハマー。相性最悪でかっこいいこのコンビには、世界中に熱狂的ファンがいます。
こんな人におすすめ
- スタイリッシュなスパイ映画を見たい方
- 60年代のファッションや音楽を楽しみたい方
- 相性最悪なイケメンコンビの活躍が気になる方
こんな人には向かないかも
- ガイ・リッチー節が炸裂する映画を見たい方
- ハードボイルドなスパイ映画を期待する方
6.シャーロック・ホームズ(2009年)
あらすじ
1890年、ロンドン。探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は、相棒で同居人のジョン・ワトソン医師(ジュード・ロウ)と共に、5人の女性を殺害したブラックウッド卿(マーク・ストロング)の新たな殺人を阻止する。ブラックウッドは警察に捕まり死刑判決が下るが、シャーロックが面会するとブラックウッドは「さらに3人の止められない死が起こり、世界が変化するだろう」と言う。
ブラックウッドの死刑が執行された3日後、アイリーン・アドラー(レイチェル・マクアダムス)がホームズの元へ訪れ、ルーク・リオドンという男の捜索を依頼する。リオドンは、ブラックウッドが仕掛けたある計画の鍵だった……。
ガイ・リッチー監督映画としての見どころ
イギリスの作家アーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを原作とした映画。ガイ・リッチーは監督のみ担当しました。
「シャーロック・ホームズ」シリーズは何度も映画化されていますが、本作は「アベンジャーズ」シリーズなどMCU映画でアイアンマンを演じるロバート・ダウニー・Jrがシャーロック・ホームズを演じていることでも有名です。
ガイ・リッチーは、原作の要素をちりばめつつアクション満載のエンタメ作品に仕上げたため、ホームズファンからは批判の声もありました。しかし、スピーディな展開とドラマ性の融合には、ガイ・リッチーの技術力を感じさせられます。
アカデミー賞では作曲賞、美術賞にノミネートされるなど評価され、2011年には続編『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』が公開されているほか、第三弾の製作が発表されています。
こんな人におすすめ
- 一味違うシャーロック・ホームズを見てみたい方
- ガイ・リッチーの描くシャーロックとワトソンを見たい方
- ロバート・ダウニー・Jrのイギリス英語を聞きたい方
こんな人には向かないかも
- 原作ファンで、イメージを崩されたくない方
- ガイ・リッチー節が強い映画を見たい方
7.ロックンローラ(2008年)
出典:Amazon
あらすじ
ロンドンは、最大の市場がドラッグから不動産業へ変わった。犯罪者たちが不動産業を始める時に頼るのは、ただ1人、レニー・コール(トム・ウィルキンソン)だ。裏社会で顔が利く彼は、電話一本で面倒な手続きを省略できるのだ。
そんなレニーに騙されて多額の借金を背負ってしまったギャングのワンツー(ジェラルド・バトラー)に、ミステリアスな女会計士が接近する。やがて、ロンドンの犯罪社会は、互いに騙し合う混沌とした混戦状態に陥っていく。
ガイ・リッチー監督映画としての見どころ
ガイ・リッチーが監督&脚本を手がけたイギリスのクライムアクション・コメディ。『300』のジェラルド・バトラー、『フル・モンティ』のトム・ウィルキンソンをはじめ、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のイドリス・エルバ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディなどなど、超豪華な俳優の共演が実現しているのが見どころのひとつです。
まさに「ロックンロール!」なかっこよさとユーモア、小気味良いテンポ感など、ガイ・リッチー節も炸裂しています。あっちへこっちへ振り回される作風は『ジェントルメン』にも共通しますが、もっと瑞々しくてコメディタッチ。そして、トム・ハーディが可愛いです。
こんな人におすすめ
- 「これぞガイ・リッチー!」な映画を見たい方
- コメディタッチなガイ・リッチー作品を見たい方
こんな人には向かないかも
- ハード・シリアスなクライム映画を見たい方
- 登場人物が多い作品が苦手な方
8.リボルバー(2008年)
出典:Amazon
あらすじ
すご腕のギャンブラーのジェイク(ジェイソン・ステイサム)は、カジノ王マカ(レイ・リオッタ)の罠にはまってる7年間の刑務所暮らしをしていた。刑務所の中であらゆるペテンの技術を学んで出所した彼は、マカのカジノに乗り込み、大金を巻き上げることに成功する。
しかし、マカは逆上し、百発百中の殺し屋ソーター(マーク・ストロング)にジェイクの殺害を命じる。
ガイ・リッチー監督映画としての見どころ
出典:Amazon
こちらもガイ・リッチーが監督&脚本を手がけた、イギリス・フランスのクライム映画。『キャッシュトラック』でも主演のジェイソン・ステイサムが主演を務めています。
哲学的な格言が多用されており、宗教や数秘術の要素を背景においた、難解なストーリーが特徴です。様々な解釈ができる、考察しがいのある映画となっています。
たくさんのピースがちりばめられ、やがて少しずつひとつにまとまっていくストーリー構成が見事。後半はガラリとテイストが変わり、“ガイ・リッチーらしい映画”とは一味違う作品に仕上げられています。珍しくロン毛のジェイソン・ステイサムが見られる映画です。
こんな人におすすめ
- 映画について自分なりに考察したい方
- ちょっといつもと違うガイ・リッチーのクライム映画を見たい方
こんな人には向かないかも
- ストーリーが難しい映画は苦手な方
- 何パターンも解釈ができる映画は嫌いな方
9.スナッチ(2000年)
出典:Amazon
あらすじ
フランキー・”フォー・フィンガー”(ベニチオ・デル・トロ)率いる強盗団は、アントワープのダイヤ商から86カラットの大粒ダイヤモンドを盗み出すことに成功する。ニューヨークのボスに届ける途中、小粒のダイヤモンドを売りさばくためにロンドンに寄るが、ある裏切りが行われようとしてた。
一方、ロンドンには裏ボクシングのプロモーターを営むターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)と、相棒のトミー(スティーヴン・グレアム)がいた。彼らは天才的なボクサー・ミッキー(ブラッド・ピット)と出会う。
ガイ・リッチー監督映画としての見どころ
ガイ・リッチー長編2作目となる、イギリス・アメリカのクライム・コメディ。ひとつの大粒ダイヤモンドを巡る群像劇です。ガイ・リッチーは監督&脚本を手がけています。たくさんの要素が複雑に絡み合い、予測を越えた展開を見せる、ガイ・リッチー最高傑作。ぶっ飛んだキャラクターたちも魅力です。
主演はやっぱりジェイソン・ステイサム。ほか、『パブリック・エネミーズ』のスティーヴン・グレアム、『セブン』のブラッド・ピットなど、豪華キャストが大勢出演しています。
一作目で大ヒットを飛ばしたガイ・リッチーの元へはハリウッドからオファーが殺到していましたが、彼はもう一度ロンドンで同じスタッフとキャストのもと、低予算のギャング映画を撮ることを選びました。
さらに、ブラッド・ピットは電話で「一作目(『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』)の大ファンだ、次回作にぜひ出演させてくれ」とガイ・リッチーに直談判したのだとか!
生粋のシネフィル!ブラッド・ピットの役者魂に浸るおすすめ映画10選!こんな人におすすめ
- ガイ・リッチー節炸裂!な初期作品を見たい方
- ぶっ飛んだキャラクターを演じるブラピを見たい方
こんな人には向かないかも
- 登場人物が多い作品が苦手な方
- 古い映画が苦手な方
10.ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年)
出典:映画『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』公式Facebook
あらすじ
ロンドンの下町で盗品を売って小金を稼ぐエディ(ニック・モラン)、ベーコン(ジェイソン・ステイサム)、トム(ジェイソン・フレミング)、ソープ(デクスター・フレッチャー)の4人組。ギャンブルで作った借金を返すために、隣人のマフィアの情報を盗んでマリファナ工場から大金と大麻を強奪することに成功する。
ところが、奪った麻薬を売ろうとした相手は、そのマリファナ工場のボスだった!
ガイ・リッチー監督映画としての見どころ
イギリス・アメリカのクライムアクション映画です。ガイ・リッチーの長編映画初監督作品にして、イギリスの年間興行成績1位を記録したヒット作。脚本も手がけたガイ・リッチーは、一気に大注目を集めました。
大量の登場人物が入り混じりカオス状態になるけれど、全てのピースが巡り巡っていつの間にか綺麗にハマり、うまくまとまっている構成がやはり秀逸。テンポの良さ、かっこよさ、ユーモア、そして音楽まで、とにかく最高です。
ガイ・リッチー製作総指揮によるテレビシリーズ「ロック、ストック…」シリーズも作られています。「ガイ・リッチーといえば『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』!」という人も多いです!
こんな人におすすめ
- ガイ・リッチーを世界に広めた初期作を見たい方
- ガイ・リッチーの代表作を見たい方
こんな人には向かないかも
- 登場人物が多い作品が苦手な方
- 古い映画が苦手な方
まとめ
鬼才ガイ・リッチー監督のおすすめ映画10選を紹介しました。ガイ・リッチー作品の魅力は、きっと一度見ればわかるはず。ハマり人にはバッチリハマります。
しいてベスト3をあげるなら、長編デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、2作目『スナッチ』、そして豪華キャスト共演の『ロックンローラ』です!気になった作品があれば、ぜひ今すぐ各動画配信サービスでマイリスト登録してくださいね。
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