生粋のシネフィル!ブラッド・ピットの役者魂に浸るおすすめ映画10選!
ハリウッド俳優の中でも高い人気を誇るブラッド・ピット。高い演技力と映画への愛が非常に強く、常に第一線で活躍し続けています!
日本で大人気となった映画に多く出演している彼ですが、意外と知られていない名作にも出演しています。そんな彼が出演する映画の中から厳選して、紹介していきます!
目次
俳優ブラッド・ピットについて
出典:Wikipedia
ブラッド・ピット(Brad Pitt)の本名は、ウィリアム・ブラッドリー・ピットといいます。日本での愛称は「ブラピ」と言われることが多いです。出身は、アメリカ合衆国オクラホマ州で、1963年12月18日生まれの50代です。
身長は180cmとかなり高め。血液型は、おおらかな性格とされるO型です。そして、大のシネフィル(映画通)と言われています。俳優になったきっかけは、「大学卒業後に通常の仕事に就く準備ができていないとわかった。だから退学して俳優の道に進むことを決めた」とブラピ本人が語っています。
ミズーリ大学コロンビア校に入学し、ジャーナリズム専攻だったというブラッド・ピット。しかし、学位取得の2週間前に大学を中退してしまいます。この時すでに、映画に対する情熱や「演じてみたい」という思いを強く感じていたのでしょう。
持参金325ドル(日本円で約¥35,000程度)をもって衝動的にロサンゼルスに向かいます。その衝動的な行動が現在つながっているので、その時のブラッド・ピットの判断は正しかったということでしょう。
ブラッド・ピット出演おすすめ映画
それではお待ちかね、我らがスター「ブラッド・ピット」が出演するおすすめ映画を、撮影秘話とみどころを交えてご紹介していきます!
1. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
出典:映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』公式Facebook
あらすじ
現代のサンフランシスコのある一室で野心的な記者ダニエル・マロイ(クリスチャン・スレーター)は美しい髪を持つ麗しい美青年ルイ(ブラッド・ピット)に興味を持ち、インタビューを始める。その内容は驚くべきもので、ルイがヴァンパイアになった話から語られる。
ルイは18世紀末のアメリカ、ニューオリンズで人間として暮らしていたが、最愛の妻子を亡くし絶望の淵にいた。そこに現れた美しい青年レスタト(トム・クルーズ)に目を付けられてしまう。それからルイのヴァンパイアとしての壮絶な半生が始まる。
映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のネタバレあらすじ解説|美しく切ない吸血鬼を描く名作『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』での撮影裏話
■ブラッド・ピットは、この映画に出演するのではなく「観客の側で観ていたいんだ」と言って最初は断っていた。
■トム・クルーズはブラッド・ピットとの身長差を埋めるために上げ底ブーツを作らせて履いていた。
ブラッド・ピットの役者魂がうかがえる見どころポイント
ヴァンパイアになってもなお、優しさや愛を大切にしているシーンでは、人間の血液を吸うことができないために表情に憂いが見られます。人間っぽさを持つルイと、合理的に生きるために血を求めるレスタトの違いをしっかり演じきっているので、その表情の違いは注目です。
ヴァンパイアになり何百年という年月が経っても、ルイの人間味のある感情を失わずに演じるのは難しいことだと思うのですが、撮影中は心の底からルイになりきっていたのではないかと感じさせられます。
『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』は、ブラッド・ピットにとってターニングポイントとなった映画ですので、決して外すことのできない作品です。是非、最初に観てください!!
基本情報
上映時間:124分 監督: ニール・ジョーダン 出演者:トム・クルーズ、ブラッド・ピット、キルティン・ダンスト他 受賞歴:1994年サターン衣装デザイン賞 1995年MTVムービー・アワード 最優秀男優賞・ブレイクスルー演技賞 1995年英国アカデミー賞 撮影賞・プロダクションデザイン賞 公開日: 1994年12月10日 |
2. セブン
出典:映画『セブン』公式サイト
出典:映画『セブン』予告編
あらすじ
退職を間近に控えた殺人課のベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、転勤してきたばかりの若手刑事ミルズ(ブラッド・ピット)が猟奇的な連続殺人事件を追うことになる。死体が増えるにつれて見えてきたのはキリスト教の「七つの大罪」になぞらえたものだった。
犯人は誰なのか。犯行動機は何なのか。捜査を進めていく中で見えてきた戦慄の真相と、驚愕の事態が襲ってくる……。
映画『セブン』の見所をネタバレ解説|サマセットの最後のセリフに込められた意味とは?『セブン』での撮影裏話
■同じ時期に『アポロ13』と『セブン』への出演オファーがあったが、セブンを選んだ。
■ミルズが雨の中で犯人を追うシーンの撮影中に、足を滑らせて車のフロントガラスを腕で突き破るほどのケガを負ってしまう。骨にまで達していたがギプスをつけて撮影を続行した。
ブラッド・ピットの役者魂がうかがえる見どころポイント
サスペンスホラーの分野の中で自制心を失っていくことを描いた『セブン』は怖いけど何度も観たくなってしまう映画です。殺し方が残忍で目を覆いたくなってしまいますが、シーンのあちこちに隠されたヒントをミルズとサマセットが協力して見つけていく展開に引き込まれていきます。
ブラッド・ピットが若手の熱血さ溢れる刑事をうまく演じて、「ベテランパートナーの言うことなんて聞かない」という言葉とは裏腹に、助言されたことは忠実にこなしていきます。その様子がどこか大型犬のような気位と忠誠心を持ち合わせたように演じているのです。
最後の自制心が壊れてしまったシーンでも、きっちりと魂がぬけたような雰囲気を出しています。始まりから最後まで表情がどのように変化していくか、ブラット・ピットの演技に要注目です。
基本情報
上映時間:126分 監督: デビッド・フィンチャー 出演者:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロー他 受賞歴:第22回サターン賞 脚本賞・メイクアップ賞 1996年MTVムービー・アワード 作品賞・最優秀悪役賞 1996年MTV Movie Award for Most Desirable Male 公開日: 1996年1月 |
3. ファイト・クラブ
あらすじ
自動車会社勤務の主人公、僕(エドワード・ノートン)は、全米を飛び回り車のリコール調査をしている。ある日、機内でタイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)と名乗る男と出会う。ふとしたことからタイラーと殴り合いをしていると見物人が出始める。
そうしているうちに見物人は増えていき、酒場の地下でファイト・クラブという拳闘をする秘密集会を仕切ることになった。殴り合うことへの興味やスリルを求めて多くの男たちが口コミで増えていくのだった。しかし、その秘密集会が徐々にテロ行為を行うようになってしまう。
僕は、なぜそんな状況になったのかわからずにいたが信じられない事実に気づく……。
『ファイト・クラブ』でのブラッド・ピットに関わる撮影裏話
■タイラーの役になりきるために、前歯を除去して撮影に挑んでいた。
■最初に僕とタイラーが殴り合うシーンで、最初は殴るふりをするだけだったのに、本番直前になって監督から実際に殴るよう指示が出て、実際に殴り合った。
ブラッド・ピットの役者魂がうかがえる見どころポイント
主人公の僕が弱気で自分をうまく表現できない役に対して、タイラーは強くてかっこよく、賢い男で自信家、しかも自由奔放という役どころです。それをかなりハードに演じています。ただ強い男というだけでなく、セリフを言うときの声に強弱をつけ、人を惹きつけるような自信家な面と優しさを表現していました。
常に先を読んで行動することを得意としているように堂々と演じきっています。上半身を見せるシーンが多いことから肉体もしっかり鍛えていて、強さを持ち合わせていることを外見からも感じられます。カリスマ的な存在感を示すシーンは必見です!
基本情報
上映時間:139分 監督: デビッド・フィンチャー 出演者:ブラッド・ピット、エドワード・ノートン、ミート・ローフ他 受賞歴:1999年エンパイア賞 英国女優賞 2000年オンライン映画批評家協会賞 DVD賞・DVDコメンタリー賞・DVD特別編賞 公開日:1999年12月11日 |
4. オーシャンズ11
あらすじ
詐欺師でカリスマ的な窃盗を行うダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)は、窃盗罪でニュージャージーの刑務所に4年間服役後、仮出所となる。その足でラスティ・ライアン(ブラッド・ピット)に会いに行き、「ベラージオ」・「ミラージュ」・「MGMグランド」というラスベガスの3大カジノのお金が集まる地下巨大金庫の現金強奪計画の話をする。
1億5000万ドルという大金を盗み出すという、前代未聞の現金強奪計画のために各方面の犯罪スペシャリストたちを集める。強固なセキュリティシステムであるため、ミスは許されない。そんなとき、ダニーは金以外にも盗もうとしている物があった……。
『オーシャンズ11』での撮影裏話
■オーシャンズたちの忙しさを強調するために、ラスティー役のブラッド・ピットは常にファーストフードを口にしているシーンが多い。(撮影しながら食事をするしかなかったという話もある)
■ブラッド・ピットは撮影前にクルーにあるイタズラのメモを渡していた。そこには「ジョージ・クルーニーを呼ぶときは役名で呼ぶこと」と書かれていた。
ブラッド・ピットの役者魂がうかがえる見どころポイント
ラスティーは、オーシャンの右腕的存在であり、社交的で交友関係が広くて経験豊富という設定であったので、服装や笑顔の見せ方がこれまでの映画とは違っています。にこやかで人懐っこい感じを前面に出しているので友好的な印象を強く感じるのですが、犯罪が絡むような場面、特にいかさまを見抜くようなシーンでは視線が鋭くなるのがかっこいい!
こうして表情や視線の使い分けが難なくできるのはブラッド・ピットしかいないのではないかと思わされます。ダニーと他の仲間たちとの仲を取り持つシーンは、ブラッド・ピット持ち前の表情づくりのうまさがより一層出ています!
基本情報
上映時間:117分 監督: スティーブン・ソダーバーグ 出演者:ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ他 受賞歴:2003年ピープルズ・チョイス・アワード 映画女優賞 2003年ALMA Award for Favorite Movie Actor – Supporting Role 公開日: 2002年2月2日 |
5. Mr.&Mrs. スミス
出典:Amazon.com
あらすじ
ジョン(ブラッド・ピット)とジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)は、別々の組織の暗殺者として働いている。ある時、コロンビアのボゴタで出会い2人は意気投合、相手の正体を知らぬままに付き合い結婚する。
ところが、数年後に倦怠期を迎え、カップルカウンセリングを受ける。そんなある日、2人は組織から同じ標的の暗殺をすることになり、そこで初めてお互いの正体に気づく。目撃者があった場合は48時間以内に相手を抹殺しなければならない。2人の戦闘は、お互いの組織を巻き込み大事になっていく……。
『Mr.&Mrs. スミス』関わる撮影裏話
■『Mr.&Mrs. スミス』の撮影中、ブラッド・ピットは『オーシャンズ12』の撮影のために、3ヶ月間抜け出している。
■ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは、この作品での共演がきっかけで結婚した。
ブラッド・ピットの役者魂がうかがえる見どころポイント
何度も観たくなる人が多い映画の1つ。ブラット・ピットは、夫婦関係を表すシーンと暗殺者としてのシーンを表情でうまく使い分けています。倦怠期を迎えた夫婦の時は、穏やかさ重視で柔和な表情が多いでのですが、暗殺という仕事が絡んでくると視線が鋭くなり見せかけの表情を作り豹変します。
最も素晴らしいのは、アンジーとの息の合った格闘シーンと夫婦力を合わせて敵に回してしまった組織との対決のシーン!鋭さと穏やかさを交互に出しながら妻をかばい、強さを前面に出しているところです。
表情の使い分けや、身のこなしと仕草において、強さを強調して今まで以上に男性っぽさを出してセリフ以上の変化を見せているところは素晴らしい演技力と言えるのではないでしょうか。
基本情報
上映時間:118分 監督: ダグ・リーマン 出演者:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ビンス・ボーン他 受賞歴:2005年ティーン・チョイス・アワード 映画部門 アクション映画女優賞・ケンカ賞・うそつき賞・アクション・アドベンチャー/スリラー映画女優賞 2006年MTVムービー・アワードファイト賞 公開日: 2005年12月3日 |
6. ジェシー・ジェームズの暗殺
あらすじ
南北戦争が終結した直後のアメリカでは、無法者集団として知られるフランク・ジェームズ(サム・シェパード)が率いる一味が犯罪と逃亡を繰り返しながら生きていた。
フランクの弟ジェシー・ジェームズ(ブラッド・ピット)に憧れを抱いている青年、ロバート・フォード(ケイシー・アフレック)が彼らに近づき、一味に加わり、自分を右腕にしてほしいと訴える。
フランクは断ったがジェシーはロバートを受け入れる。ジェシーはロバートを住まわせ、生活や行動を共にする。
大喜びのロバートだったが、次第にジェシーへの憧れとは別な感情を持つようになる。
その頃、ジェシーは以前の仲間からの裏切りや疑念、焦りの感情に襲われていた。それを目の当たりにしたロバートは自分を売るために恐ろしい行動を起こそうとする……。
『ジェシー・ジェームズの暗殺』での撮影裏話
■ブラッド・ピットが、原作本にほれ込んで映像化を強く希望し制作にも携わった。
■ジェシーを演じる上で、強い熱意のもとに創り上げたリアリティ感を出して、原作者ロン・ハンセンに「ジェシー・ジェームズがそこにいる」と言わしめた。
ブラッド・ピットの役者魂がうかがえる見どころポイント
自信たっぷりで仲間から絶大な信頼を受け、一味を率いていた時と、自分が狙われているという危機を感じ思わず涙を流すシーンでは、表情が一瞬にして変わります。男泣きするということは精神的に相当追い詰められた状況です。それを見事に演じきっています。
その後は裏切ろうとしている仲間をじわじわ追い詰めていくのですが、そのやり方が少ないセリフでも、的確に相手にダメージを与える視線と表情で表現しているのです。
笑顔を作ってはいても目が笑っていないというオーソドックスなやり方もその1つですが、作りこんでいるような形ではなく、シリアスでブラッド・ピットの中にある感情を表に出したかのようなある種の恐怖を感じます。今までの作品の中で一番の凄みが感じられます。名演技としか言えません!
基本情報
上映時間:160分 監督: アンドリュー・ドミニク 出演者:ブラッド・ピット、ケイシー・アフレック、サム・シェパード他 受賞歴:第64回 ベネチア国際映画祭(2007年) ボルピ杯(最優秀男優賞) ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 (2007年) 助演男優賞 シカゴ映画批評家協会賞 撮影賞 公開日: 2008年1月12日 |
7. マリアンヌ
出典:映画『マリアンヌ』予告編
あらすじ
1942年、モロッコの都市カサブランカで、秘密諜報員のマックス(ブラッド・ピット)とフランス軍レジスタンスのマリアンヌ(マリオン・コティヤール)は、ある任務を通して出会う。夫婦を装ってドイツ大使を狙うというものだった。その任務は成功し、ロンドンへと帰還するマックスはマリアンヌにプロポーズし、イギリスに連れ帰る。
幸せな結婚生活の裏にはある秘密が……。その秘密によってスリルある展開へと運命が揺れ動く。
『マリアンヌ』での撮影裏話
■ブラッド・ピットから監督に演技にリアリティーを求めたいとシーンを順番通り撮影していく「順撮り」を提案した。
■ブラッド・ピットにはフランス語で話すシーンがあり、マリオンがフランス語を教えるということがあったもよう。
ブラッド・ピットの役者魂がうかがえる見どころポイント
監督に「順撮り」を提案し、快諾して撮影を挑んだこともあり、ブラッド・ピットの感情の変化がよく体現されている映画です。
最初は仕事一筋の男性に見られる女性に興味を示さないような表情ですが、マリアンヌに恋心を抱いたシーンがどこかはっきりわかるほど、愛に満ち溢れた表情に変わります。特にマリアンヌを砂漠へ誘うシーンは見逃せません。
惜しみない愛情を彼女に捧げるラストシーンは、本当に涙が止まりません。
基本情報
上映時間:124分 監督:ロバート・ゼメキス 出演者:ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール、ジャレッド・ハリス他 受賞歴:第89回 アカデミー賞(2017年)衣装デザイン賞ノミネート 公開日: 2017年2月10日 |
8. ベンジャミン・バトン
出典:Amazon.co.jp
あらすじ
ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)は、1918年、ニューオーリンズの老人施設に捨てられていた80歳の体を持つ赤ん坊だった。長くは生きられないと思われたベンジャミンだったが、予想とは裏腹に、歳を取るとともに若返っていくという数奇な運命を辿っていく。老人施設で暮らしているベンジャミンは、ある時、入居者の孫娘であるデイジー・フューラー(ケイト・ブランシェット)に恋をする。徐々に、お互い惹かれ合うようになるものの、反対に流れる時間の流れは誰にも止められず・・・
「ベンジャミン・バトン」キュンキュン見どころポイント
もし愛した人が特別な運命を背負っていたとしたら・・・。互いに惹かれ合うも、避けられない過酷な運命に翻弄されるベンジャミンとデイジー。二人の間に普通の未来は存在しません。そう分かっていても、デイジーは「全て受け止めるから」と言います。一人で孤独な運命を背負ってきたベンジャミンを大切に想うデイジーの気持ちの強さに涙が出ます。
また、「永遠なんてない」と思っていたベンジャミンに、愛という形をもって「永遠はある」と教えたデイジー。孤独だったベンジャミンに注がれる、強くて深いデイジーの愛、必見です!
基本情報
上映時間:165分 監督:デヴィッド・フィンチャー 出演者:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット 受賞歴:第81回(2008年)アカデミー賞、美術賞・メイクアップ賞・視覚効果賞 公開日:2009年2月7 |
9. ワールド・ウォー Z
出典:Amazon.com
あらすじ
元国連職員ジェリー・レイン(ブラッド・ピット)は、子供を学校へ送っていたところいつもと明らかに様子が違う交通渋滞に巻き込まれる。暴走車との事故に巻き込まれ社外に出ると、そこには人が人に食らいつき襲う様子が。
街はパニックに陥り、家族はスーパーマーケットやマンションに逃げ込んだが、逃げたそこにもゾンビが…。逃げ場を失っていた一家の前に、隠れ家として家を開けてくれた一室の家族と出会うのだがーー。
「ワールド・ウォー Z」キュンキュン見どころポイント
この映画のもっとも恐ろしい点は、何と言ってもゾンビ。性を失い、目を大きく開き歯をむき出しにしたゾンビが、大群で襲ってくるのです。大群のゾンビが壁をよじ登り、車をも横転させるシーンは迫力満載です。
また、これらのシーンはCGが使われているのですが、本物さながらの迫力と怖さが伝わってきます。
10. マネー・ボール
出典:ソニー・ピクチャーズ公式
MONEYBALL – Watch The Official Trailer – In Theaters 9/23 – YouTube
あらすじ
ビリー・ビーンは高校時代から有名で、ニューヨークメッツから1巡目指名を受けるスター候補生。名門スタンフォード大学の奨学生の権利があったにも関わらず、ビリーはスカウトの言葉を信じ進学を辞めプロの道でいくことを決意する。
しかし成績は鳴かず飛ばず、チームも転々とし結果として散々なものに終わり27歳という若さで現役を引退するのだった。
その後はスカウトとして第2の人生を歩むビリーであった。
2001年、ビリー・ビーンはオークランド・アスレチックスのGM(ゼネラル・マネージャー)になっていた。オフにはチームの主力選手3人の放出が決まっていた。
資金難で弱いチームのため代わりの選手補強もままならい状態のアスレチックス。
トレードのために訪れたインディアンスのオフィスで、ある青年と出会う。
その青年はイェール大卒のスタッフ、ピーター・ブランドだった。彼が用いる方法を気に入ったビリーはブランドをアスレチックスへと引き入れたのだ。
それはブランドが提唱するセイバーメトリクスは、データ分析の統計から、客観的に選手を評価するというもの。
ビリー・ビーンと、ピーター・ブランドはセイバーメトリクスを使いチームの補強を進めるのだが……
野球映画「マネー・ボール」胸アツポイント
実話が基になっている映画です。相違点はピーター・ブランドの存在が違うなど着色は少しある程度ですがこの物語の大部分は、事実となっています。
ビリー・ビーンがとった方法、セイバーメトリクスが今では当たり前にあるものなので、いまいちピンと来ないかもしれませんが、スカウトの目と話題性だけでリストアップしていた当時の状態がうかがい知れて見ごたえのある物語となっています
そしてその方法で、チームが圧倒的な成績を収めていくのは感動するほどに胸が熱くなります。
そして、自身は絶対に試合を見ないというジンクスを必死に守り、孤独な試合時間を過ごすビリー役のブラッド・ピットの演技が孤独の漢と映りとてもかっこいいのも必見です!
基本情報
上映時間:133分 監督:ベネット・ミラー 出演者:ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)/ピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)/アート・ハウ(フィリップ・シーモア・ホフマン)/シャロン(ロビン・ライト)/スコット・ハッテバーグ(クリス・プラット) 受賞歴:なし 公開日: 2011年11月11日 |
まとめ
生粋のシネフィルなブラッド・ピットだけあって、セリフの言い回しだけでなく、それに関係する行動をかなり観察していることがわかります。行動心理に当たる部分をしっかり読み取って感じて体現できるというのは素晴らしい才能です。
今回、紹介させていただいた映画は、それがよくわかる作品ばかりです。時代背景や職業、相手との関係性などはまったく別ですが、役者魂を見せつけていると言っていいでしょう。ブラッド・ピット出演の王道作品以外の作品もとても素晴らしいものが多いです。ぜひ、休日にゆっくり堪能してみませんか?