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俳優の魅力を引き出すのがうまい!大友啓史監督おすすめ映画7選!

ひとっとび編集長

大友啓史監督は、1966年生まれ、岩手県盛岡市出身。慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後1990年にNHKに入局されました。その後、アメリカにて脚本や映像演出を学び、帰国後朝の連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ、『ハゲタカ』『龍馬伝』等の演出をされ、映画「ハゲタカ」で映画監督デビューをされました。2011年4月、NHKからの独立後は枠にはまらない表現を大事にされ、大胆なテーマに切り込むことも増えたそうです。

大友監督の最大の特徴といえば、その撮影手法の「長回し」(一つの長いシーンを細切れに撮影するのではなく、通しで撮影する手法)。この手法によって、キャストの演技を越えた表情を引き出されます!

今回は、そんな俳優の魅力を最大限に引き出す大友啓史作品を年代順にご紹介していきます!

1.ハゲタカ

映画○○
出典:Amazon.com

あらすじ 

かつて、企業を買いたたくことで日本中を震撼させ「ハゲタカ」と揶揄されていたファンド経営者の鷲津政彦(大森南明)は、海外を拠点に活動していた。ある日、ともに企業を再生させた盟友である柴野健夫(柴田恭兵)が鷲津を訪れる。柴野は過去の実績を評価され、日本を代表する大手自動車に役員として再び企業再生の役割を担っていたが、中国系ファンドからの買収を阻止すべく鷲津を頼ったのだ。中国系ファンドの代表である劉一華(玉山鉄二)は、アカマ自動車のTOBを宣言し、鷲津はホワイトナイトとしてアカマ自動車の買収阻止に動き出す

キャストの魅力を引き出す!『ハゲタカ』大友啓史監督撮影裏話

・今作の封切り当時、世界的に経済が揺れ動いていた時代でした。そんな中、大友監督は「金融」を題材に扱いたいとテーマに決められ手掛けたそうです。原作の『バイアウト』は実はあまり有名ではない作品でしたが目をつけた監督によって映画化、今では原作もシリーズでヒット作となっています。

・撮影で使用されるお札は全てなんと本物!!文字通り宙を舞う「お金」を管理するのは大変だったみたいです。

ここに注目!この映画の注目ポイント

大友啓史大友啓史監督 映画デビュー作!

大友監督が手掛け、当時センセーショナルなテーマで話題を呼んだドラマ『ハゲタカ』の舞台から4年後を描いた本作品。キャスト・スタッフも再集結、鷲津役も大森南明の続投となりました。

「金」にまつわる人間の“きたなく揺れ動く感情”の描写がとにかくリアル!キャストによる内から滲み出る感情を表現する演技もそうですが、それを緊迫感溢れる映像に仕上げているのも大友監督の手腕というべきでしょうか。

また、同時に日本の資本主義に対する名言も多く聞かれるのが本作品の特徴。「強くなれ。強くならなきゃ人を殺してしまう。それが資本主義だ」という鷲津のセリフの真意は、是非ご自身で確かめてみてください!

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2.るろうに剣心

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あらすじ

舞台は幕末、戦乱の時代に1人の暗殺者・緋村剣心(佐藤健)という男がいた。狙った獲物は決して生きて帰さず、あまたの剣客をも恐れさせるその腕前から「人斬り抜刀斎」という異名まであった。

それから時代は明治と移り変わり、剣心は以前とは異なり「不殺(ころさず)の誓い」を掲げ流浪人として旅をしながら穏やかな日々をすごしていた。そんな中、とある事件に巻き込まれていた剣術道場の門下生の神谷薫(武井咲)と出会う。剣心は薫との出会いをきっかけに、東京でおきている騒動に巻き込まれていく

キャストの魅力を引き出す!『るろうに剣心』大友啓史監督撮影裏話

・大友監督曰く、今作は時代劇ではなく「刀のアクション」。そのため、アクション俳優ではなくキャストが「芝居」として斬り合いに望んでいるとのことです。斬り合いは人間力のぶつかり合い。そのため、「アクション」よりも「ドラマ」を演出したかったそうです。

・原作は誰しも知る作品だったため、原作のファンの期待を裏切らないためにも、監督からキャストへの舞台づくりも必要だったようです。しかし結果的に、剣心を演じられるのは「佐藤健」だけ!大友監督はそう確信されたそうです。

ここに注目!この映画の注目ポイント

原作は大人気漫画の『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(和月伸宏)。

アクションシーンは注目してほしいところのポイントのひとつ。ここでも、大友監督特有の「長回し」の手法によって撮影がされてます。いわゆる「殺陣」の長いシーンを、通しで何度も何度も撮影をし、疲れや脱力感も自然に表現されていて、鬼気迫る演技につながっています。さらに、スタントマンによる演技に頼るのではなく、キャストが練習を重ねて「殺陣」のシーンに臨まれたそうです。大友監督の編集によってスピード感に溢れ、またディテールに至るまでダイナミックに仕上がってますので、原作ファンの方も、十分に楽しめる映画ではないでしょうか?

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3.プラチナデータ

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あらすじ

近未来の日本。国民すべてDNAを国によって管理する時代。そして、集められたDNA情報はプラチナデータと呼ばれ、絶対の国家機密とされていた。プラチナデータの導入により、DNAを根拠とした捜査が可能となり検挙率100%、冤罪率0%の社会が実現した。このシステムを開発したのは、天才科学者である神楽龍平(二宮和也)。そして、浅間玲司(豊川悦司)は神楽の指示にもとづき、将来的に犯罪を犯す可能性のある容疑者予備軍の身辺調査にあたっていた。神楽の「DNAが事件を解決する」という信念に疑念を拭いされない浅間であったが、この2人によって最新鋭の犯罪検挙システムは維持されていた。

そんな中起きるのが、DNA捜査システムを構築した天才的プログラマー蓼科早樹(水原希子)とその兄の蓼科耕作(和田聰宏)が殺される事件。その事件の容疑者として、DNA捜査システムによって抽出されたのが、神楽であった。

キャストの魅力を引き出す!『プラチナデータ』大友啓史監督撮影裏話

・原作は、ベストセラー作家の東野圭吾さんのサスペンス小説。数々の作品が映画化されていますが、今作は映画化を前提に書かれたそうです。また、文庫本が単行本が発売されると、すぐに映画化のオファーが各所から殺到。そんな中、大友監督による映像化が決定しました。

ここに注目!この映画の注目ポイント

注目すべき点は、やはり、「ニノ」と「トヨエツ」の異色のコンビ!ではないでしょうか。神楽が容疑者となり逃走を続けるようになってからは、「ニノ」は「トヨエツ」にずっと追われるわけですが、とにかくこのシーンがよく作り込まれています。頭脳派の神楽ってこんなに走れたの?ってぐらい必死に逃走しどんどんやつれていく、そんな「ニノ」を現場派の浅間がアクション交え、さらに追い詰めるわけです。もともと「トヨエツ」は現場派刑事が似合う俳優ですが、そこにどんどんやつれていく「ニノ」じわじわと追い詰めていく狂気すら感じさせる表情がまたいちだんとハラハラ、ドキドキさせてくれるんです。リアルの追求と緊迫感の演出に長けている大友監督だからこそ可能になる臨場感溢れるシーンですね。この変化は見逃せないポイントです!

4.秘密 THE TOP SECRET

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出典:Amazon.com

あらすじ

日本の近未来の世界、そこでは被害者の脳の記憶を呼び起こすことで犯人を特定する「MRI捜査」が行われていた。特殊脳内捜査チーム・通称「第九」では、その手法によって被害者の脳内を映像化し、迷宮入り事件を次々に解決していた。そこに配属された新人の青木一行(岡田将生)は、第九のリーダーの薪剛(生田斗真)のもと、とある事件の捜査を進めていく。その事件は、死刑囚の脳内を見て娘の遺体を探すものであったが、捜査が進むうちに、過去の同時刻に9人が自殺する事件への関連が浮上してくる。その事件は当時、薪を含むチームが捜査を行っていたが、青木は事件を解決するために「MRI捜査」として、薪の脳内、つまりは「秘密」とも向き合うことになる。

キャストの魅力を引き出す!『秘密 THE TOP SECRET』大友啓史監督撮影裏話

本編は2時間28分の大作!その制作には、5年の歳月がかけられたそうです。前作の『るろうに剣心』シリーズに入る前から脚本に取り掛かり、『るろうに剣心』シリーズの撮影中も今作の打ち合わせは進行していたそうです。それだけ大友監督にとって力の入った作品となっているそうです。

・今作は「死者の脳内を映像化する」といういかにも近未来的な設定です。一見、架空の世界を描いているようですが、現在でも脳科学の研究はかなり進んでいて、作品を仕上げる上でかなり踏み込んでリサーチを行なったようです。また、この脳科学について監督自らキャストにレクチャーを行われたとか。

ここに注目!この映画の注目ポイント

『秘密THE TOP SECRET』の最大のテーマである「他人の【脳内】=【秘密】を知る」ことに対する【苦悩】【しんどさ】【強いストレス】。これらはキャストによって演出されているわけですが、現実にこれを演じることはものすごくハードで、撮影でキャストが実際にも追い詰められどんどん痩せていったそうです。そのシリアスなシーンを、大友監督特有の「長回し」の手法によって実にリアルに表現しています。大友監督曰く、青木演じる岡田将生さんに役作りのために撮影前に柔道を習わせたそうですが、過酷な現場のために撮影終盤には目に見えるほど痩せていったとか。今作のテーマをキャストは全身で演技し、かなりリアルに演出されており、是非とも注目をしていただけたらと思います

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5.ミュージアム

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出典:映画『ミュージアム』公式サイト

出典:映画『ミュージアム』予告編

あらすじ

雨の日に起こる、連続猟奇殺人事件。その犯行はまるで見つけられることを前提としているような残忍かつ手の込んだ犯行ばかりであった。仕掛けたのは、カエルのマスクを被り自らをアーティストと名乗る「カエル男」(妻夫木聡)。カエル男を追うのは、警視庁捜査一課の沢村久志(小栗旬)。彼らによる捜査とは裏腹に、雨の日には次々と殺人が犯されていく。追えども追えども、カエル男の犯行は緻密に計画されており、常に警察の先をゆく。しかし、警察も次第にカエル男に近づく。被害者の間に共通点が見出され、そしてとうとう、沢村の妻・遥(尾野真千子)が次の犠牲者候補として浮かんでくる。一度狙ったターゲットは確実に仕留めるカエル男。沢村はカエル男を捕まえ、妻と子どもを救うことをできるのか。

キャストの魅力を引き出す!『ミュージアム』大友啓史監督撮影裏話

・原作は、漫画『ミュージアム』(巴亮介)。非常に過激な描写が特徴の漫画をどのように映像化するか、これは大友監督の挑戦でした。今までの数々の作品の経験を踏まえて、表情豊かに仕上げたそうです。

・妻夫木聡さんが演じた殺人鬼「カエル男」は今までにない役柄でした。大友監督は、妻夫木さんにそれを楽しんで演じさせたそうです。ちなみに、殺人鬼「カエル男」を妻夫木聡さんが演じたことは試写会時に初めて明かされました。

ここに注目!この映画の注目ポイント

大友監督曰く、「後味の悪さを感じてもらいたい。

大友監督が今作で何よりも大切にしていたキーワード。それは、「閉塞感」と「不安感」。映画は非日常をもたらすものではありますが、「スリル」や「ショック」といった要素をただ感じてもらうだけではなく、自然災害や事件が続く昨今、現実でも迫ってくる日常の「不安」を、見ているひとに共有してほしい。そんな思いで作られたそうです。

また今作も、キャストたちを得意の「長回し」で追い詰めます。沢村役の小栗旬さんは鬼気迫る演技で今までにない表情を見せますし、カエル男役の妻夫木聡さんに至っては、エンドロールまで誰が演じているのかわからない状態ですが、そのこともあいまってか役に没頭し、思い切った演技をされています。2人の振り切った演技によって、「このあとどうなるの!?最後はどうなるの!?」と見ている人まで不安で掻き立てられ追い詰められます。是非、このシチュエーションを楽しんでいただけたらと思います。

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6.3月のライオン 前編/後編

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出典:映画『3月のライオン』公式サイト

あらすじ

【前編】若き天才棋士・桐山零(神木隆之介)。彼は、9歳の時に交通事故で家族を失い、親代わりとなった棋士である幸田柾近(豊川悦司)に内弟子として引き取られ、中学生のときにプロ棋士となった。しかし、家に居場所を見出せなかった零は、下町のアパートで一人暮らしを始める。そんななかで出会ったのが、川本家の三姉妹。彼女たちの祖父が営む和菓子屋で安らぎを見出していく。

ある日、義理姉にあたる幸田香子(有村架純)は零のアパートを訪ねてくる。彼女は、父からプロを目指すのを諦めさせられ、そのことから父のいる家に帰らなくなっていた。プロとなった零の立場からすると、ただただ気まずく会いたくない存在。そんな香子はトップ棋士である後藤正宗(伊藤英明)と不倫関係にあり、零は次の後藤との対局で零が勝ったら、不倫をやめるよう告げる。零の戦いはいかに・・・

【後編】川本家で家族の一員のように食卓を囲むようになって1年。零は、タイトル戦の予選に挑むべく研究に没頭していた。そんな中、川本家に異変が起きる。次女ひなた(清原果耶)のクラスのいじめの発覚。そして、音信普通だった父親の突然の帰宅。何とかして三姉妹に恩返しがしたい零だったが、もともと不器用な性格のために空回りをしてしまい、結果的に三姉妹を傷つけてしまう。「自分には将棋しかないんだ」。かつて、将棋を指すことでしか自分の居場所を作ることができなかった零は、再び自分の殻に閉じこもってしまう。零は、果たして人間としても棋士としても大きく成長できるのか!?

キャストの魅力を引き出す!『3月のライオン』大友啓史監督撮影裏話

・「将棋」の舞台とは別のもう一つの舞台「食卓」ここで出てくる料理は、大友監督が全部味見をしてたとか。「幸せ」を演出するのに欠かせないのは「おいしい料理」。しっかり味見をして「OK」出されてたみたいです。笑

・そして今作でも、多くのシーンの撮影で「長回し」の手法が使われてます。前編に島と後藤が対局中に糖分摂取のためにお菓子を食べながら睨み合うシーンがありますが、苦しいぐらい食べる必要があって大変だったとか

ここに注目!この映画の注目ポイント

羽海野チカさんの大ヒット漫画が原作。

将棋のプロの世界が舞台ではありますが、「孤高の天才」が「愛」を見つけていく青春映画になります。将棋はものすごくシビアな世界で、プロのタイトル戦になると1局指すのにも何時間もかかり、その長時間の中で1手でも間違えば地獄を見る世界。ただでさえ自分の弱さが試される戦いの中、零はさらに「孤独」ともたたかってます。「自分が将棋を指し強くなった」ことで師匠の家族を壊してしまった負い目を感じながら、自分の居場所を「将棋を指すこと」で探していく。天才でありながらも繊細な1人の青年の成長を是非とも感じ取っていただきたいです。

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7.億男

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出典:Amazon.com

出典:映画『億男』予告編

あらすじ

一男(佐藤健)は失踪した家族の借金3,000万円を肩代わりし、借金返済のために働き詰めていた。ある日、一男は3億円の宝くじに当選し億万長者となる。しかし、ネットで検索すると、宝くじの当選者の億万長者は悲劇ばかりの人生を送っている、不安になって、総資産100億円の親友である九十九(高橋一生)に相談をした。九十九は一男をある豪華なパーティに招待する。その席で「奇跡の億万長者」としてもてはやされ、泥酔してその場で眠り込む一男だったが、翌朝、3億円入りのカバンは九十九と共にきれいさっぱり消えていた

家族を再生させるためには失った3億円が必要。親友を追いながら、「お金の価値を問う」日々が始まる。果たして彼は、お金とは何か、幸せとは何か、知ることができるのだろうか。

キャストの魅力を引き出す!『億男』大友啓史監督撮影裏話

・映画の舞台は日本だけでなくモロッコでも撮影されました。そのため長い時間に多くのスタッフが関わって作り上げられた作品となっていると大友監督もコメントされてます。ちなみにモロッコに出発したのは1月1日の朝だったとか。佐藤健さんと高橋一生さんは、空港が「初めまして」だったようです。

・そして今作の「長回し」では、モロッコで撮られた九十九が行う1回20分の落語のシーン。なんと通しで2回も撮影されたとかで、想像しただけで苦しいですよね。笑

ここに注目!この映画の注目ポイント

原作は川村元気さんの小説。川村さんはプロデューサー出身で『電車男』や『君の名は。』をプロデュースした人です。今作はそんな企画力溢れる川村さんの小説を大友監督によって映画化されたものになります。

今作は何と言っても、俳優陣がとにかく豪華。主役の2人以外にも、黒木華さんや藤原竜也さん、沢尻エリカさん他、個性派俳優が集まっています。その個性派俳優にキャラの濃い役を演じさせ、より一層、俳優のよさを引き出す。極上のエンタメ作品でありながら、「お金とは何か」という根本的かつ哲学的なテーマをさらりと考えさせてしまう。大友監督マジックが発揮されている一作です!

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おわりに 

以上、大友啓史監督 デビューから最新作までの厳選7選でした。大友監督の得意手法「長回し」によってキャストの魅力を最大限に引き出されていて、普段の俳優さんとは一味違う演技を見ることができるのではないでしょうか。手に汗握るシチュエーションの演出は、大友啓史ワールドの真骨頂!是非とも、実際にそのシチュエーションに浸ってみてください。

この記事を書いた人
ひとっとび編集長
ひとっとび編集長

映画の情報サイト『映画ひとっとび』の編集長。 映画を「なんとな〜く」探している方から、「この映画の考察が知りたい!」というマニアな方まで楽しめるサイトを目指しています! 皆さんの映画ライフがもっと充実するお手伝いができますように。