セクシーさが魅力的!ジュード・ロウのおすすめ映画特集!
魅力的な容姿に加えて、類まれなる演技力で見る人を虜にするジュード・ロウはまさに”世界のセクシー代表”と言わんばかりのオーラが出ています。「アルフィー」、「ホリデイ」で女性を魅了する傍ら、「オスカーワイルド」、「シャーロックホームズ」で男性をも惚れそうになるほどの演技力を見せつけています!
今回は、そんな彼のおすすめ映画をご紹介していきます!
ジュード・ロウのおすすめ映画
おすすめ映画をご紹介する前に、まずは彼についてご説明いたします。
男女問わずファンを魅了してやまないジュード・ロウは1972年12月29日生まれ、イギリスのロンドン出身です。ジュード・ロウは12歳の頃には俳優の道を志し、演技を始めました。生まれ持った容姿と努力で17歳にはテレビドラマに出演。その時には高校を中退しており本格的に俳優の道を進み始めました。そして1993年「ショッピング」で映画デビューを果たし、その翌年にはローレンス・オリヴィエ賞新人賞にノミネートされ徐々にその名を拡げていきました。
「リプリー」、「ガタカ」で名声を獲得したジュード・ロウは2004年にはピープル誌で「最もセクシーな男性」に選ばれ名実ともにセクシーな俳優として、その名を轟かせました。そんなジュード・ロウは私生活でもセクシーな一面が見え、その女性遍歴は文字に起こそうとすると長文になってしまうほどのプレイボーイでもあります。しかし、ジュード・ロウは映画に対してはとても真摯に取り組んでおり、その真面目な姿勢が数々の名作へとつながっています。
今回はそんな、まだまだ現役なジュード・ロウの作品を厳選して8つご紹介します‼
1.オスカー・ワイルド
出典:Amazon.com
あらすじ
作家として成功しているオスカー(スティーブン・フライ)は地位、名誉だけでなく美しい妻、子どもにも恵まれていた。何不自由ない生活を送るオスカーは30歳を迎えてから、自分に同性愛の衝動があるのを認める。
そんなある日、16歳差もある貴族アルフレッド(ジュード・ロウ)に一目ぼれをする。二人はお互いに惹かれ合い、徐々に恋仲になっていった。わがままなアルフレッドの言いなりになり、快楽にふける二人を尻目に、アルフレッドの父親に二人は訴えられてしまった…。
ジュード・ロウの「オスカー・ワイルド」撮影裏話
・映画のモデルとなったオスカー・ワイルドは実在し、同性愛を理由に収監されていた過去があります
「オスカー・ワイルド」のジュード・ロウによるみどころ!
ジュード・ロウの初期に近い作品であるために、本作品に出てくるジュード・ロウはエネルギッシュな若さに溢れています。作中ではオスカーを振り回す、自分勝手な”小悪魔風”ジュードが見られました。男女関係なく相手を翻弄するのはさすがのジュード・ロウの色気です。オスカーの目の前で他の男性を誘惑する挑戦的なアルフレッドから目が離せないオスカー。
本作品は同性愛をテーマにしていますが、アルフレッドの美少年っぷりにメロメロになる人は少なくないはずです。しかし、そんなアルフレッドは傲慢な父に辟易し、理想の父としてアルフレッドを心から愛していると伝えるシーンは純粋な若者として映り、印象に残ります。
基本情報
上映時間:118分
監督:ブライアン・ギルバート 出演:スティーブン・フライ、ジュード・ロウ、マイケル・シーン 受賞歴:なし 公開日:1997年10月17日 |
2.ガタカ
出典:Amazon.com
あらすじ
「我々は母なる自然に手を加えようとするが、母もそれを望んでいるように私は思う」。高度に発達した遺伝子操作によって、劣等遺伝子が全くない「適正者」を生み出せることになった。適正者は身体能力、IQともに優れていた。その反面、自然妊娠で生まれた「不適正者」は適正者から差別され、社会的にも上下が決まっていた。そんな不適正者のヴィンセント(イーサン・ホーク)は叶えられるはずのない将来の夢、宇宙飛行士になりたいと日々悶々としていた。しかし、ある日ヴィンセントにDNAブローカーの仲介で適正者ジェローム(ジュード・ロウ)の遺伝子が手に入れられることになったと伝えられるが…。
「ガタカ」のココがスゴい!ジュード・ロウ撮影裏話!
・リアリティのある設定から、あのNASAに2011「現実的なSF映画」1位に選ばれました
ジュードロウ「ガタカ」のみどころポイント!
不適正者の苦悩だけでなく悩める適正者の葛藤、悩みが色濃く映し出されるシーンは本作品のみどころです。ジェローム演じるジュード・ロウは最高に名高い遺伝子を有しており、水泳選手として将来有望と周りから期待されていました。しかし、そんなジェロームは実は心が弱く、神経衰弱し自殺を図ってしまいます。ジュードの演じる、その壊れやすいガラスのような切ない演技に心を奪われる人も少なくないはずです。
ジェロームは自殺未遂の影響で下半身不随となり、やがて自身のDNAを不適正者であるヴィンセントに譲ります。ジェロームの世話を条件にDNAを受け取ったヴィンセントは宇宙飛行士の夢が現実的なものになり目指します。その努力を見るジェロームはいつしか自分の夢と重なり応援していきます。そしてヴィンセントの危機を救うためにジェロームが下半身不随の状態で螺旋階段を一生懸命上っていくシーンは熱がこもっていて、涙が出てしまうシーンです。ジュードは優雅な役だけなくカッコイイ泥臭さも備えている俳優だと思わされる作品です。
基本情報
上映時間:106分
監督:アンドリュー・ニコル 出演:イーサン・ホーク、ジュード・ロウ、ユマ・サーマン 受賞歴:なし 公開日:1997年10月24日 |
3.リプリー
出典:Amazon.com
あらすじ
お金も友達もいない青年リプリー(マット・デイモン)はピアノを弾くためにジャケットを羽織っていた。そんな最中、とある大富豪から息子ディッキー(ジュード・ロウ)と同じ大学の友人と勘違いされる。動揺したリプリーは瞬間的に友人のフリをした、そして友人のディッキーを連れ戻すよう言われた。そしてイタリアに向かったリプリーはディッキーに会い、連れ戻すよう伝えるはずが仲良くなってしまった。親密になり、ディッキーは連れまわしバカンスをエンジョイしていた。しかし、いずれディッキーはリプリーに飽きてしまい、リプリーに暴言を浴びせて追い出してしまうのだが…。
ジュード・ロウが魅せる‼「リプリー」の撮影裏話!
・原作が小説で、その小説の内容に沿って作られたリプリーは主人公リプリーのそのあとを描いた作品も作られていました
ココが見逃せない‼ジュード・ロウのみどころ
自分勝手で傲慢、尊大。だけれども、人を惹きつける魅力のあるジュード・ロウ演じるディッキー。持ち前の美貌と強引さで恋人だけでなく、他の女性すら虜にしてしまうディッキーのカッコよさはこの映画「リプリー」のみどころと言えます。どんでもなくお金持ちで傲慢なのに、着いていきたくなるようなジュード・ロウの演技は、ジュード・ロウにしかできないと思えてくるほどの完璧さがあります。
そんなディッキーの人柄に振り回されるのは女性だけではありません。リプリーもディッキーに首ったけになってしまいます。しかし、他の友達が来てリプリーを疎ましく思ったディッキーは罵詈雑言の嵐をリプリーにぶつけます。本作品はそんな無茶苦茶なディッキーに見る人も振り回されてしまうシーンが満載です。
ジュード・ロウのファンならぜひチェックしておきたい映画と言えます!
基本情報
上映時間:140分
監督:アンソニー・ミンゲラ 出演:マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー 受賞歴:1999年英国アカデミー賞助演男優賞、ブロックバスター・エンターテインメント・アワード助演男優賞、他多数 公開日:1999年12月25日 |
4.アルフィー
出典:Amazon.com
あらすじ
美味い酒と美しい女。この二つがあれば人生完璧と考えるアルフィー(ジュード・ロウ)は運転士として働いている。しかし、真面目に働く社会人アルフィーは実はプレイボーイとして沢山の女性と関係を持っていた。狭いアパートに住みながら、洋服にだけは気を遣い、女性の好みに合わせた格好をチョイスしてデートに繰り出す。
アルフィーは沢山の女性と関係を持つが、どの女性にも深入りせず浅い関係をキープしていた。”結婚は人生の墓場”と考えるアルフィーはそんな自分の生活に満足していたのだが…。
ジュード・ロウの「アルフィー」の撮影裏話!
・この映画に出演するシエナ・ミラーはジュード・ロウと婚約していました
ジュード・ロウの必見!みどころ集
英国一の色男・ジュード演じるアルフィーの”女たらしっぷり”がこの映画最大のみどころです。
カッコイイ洋服に身をまとったカッコイイアルフィーが女性をオトしている様は男性なら憧れ、女性なら惚れてしまう雰囲気があります。
他の女性だけでなく、親友の彼女にも手を出したアルフィーはその彼女が結婚すると聞いて、おいて枯れるような寂しさを唐突に感じます。そんな最中にアルフィーは肺結核を患い、一時的な入院生活を余儀なくされます。そこで出会った老人に「人生で一番大事なのは愛する女性と出会うことだ」と諭されます。
退院したアルフィーは次は”運命の相手”を見つけようとします。しかし、今まで遊んできた女性に次々と置いてかれ、自分の人生について考えだします。そんなアルフィーの改心と情けなさは冒頭のアルフィーとはまるで別人のようで、演技の緩急が自然なジュード・ロウの演技力には驚いてしまいます。
基本情報
上映時間:103分
監督:チャールズ・シャイア 出演:ジュード・ロウ、マリサ・トメイ、オマー・エップス 受賞歴:なし 公開日:2004年10月22日 |
5.ホリデイ
出典:Amazon.com
あらすじ
映画の予告編制作会社を経営するアマンダ(キャメロン・ディアス)は恋人の浮気を知ってしまいストレスを抱えていた。その一方で新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)は恋人であった相手が他の女性と婚約したことを知り、落ち込む。そんな二人は気晴らしをしようと、互いの家を交換できる「ホーム・エクスチェンジ」というサイトで偶然出会い、互いの家を交換し、休暇に出かけた。
「ホリデイ」ジュード・ロウの撮影裏話!
・ジュード・ロウは他に大物俳優が居たのにも関わらず、一番楽しかったシーンは娘役の若い女優二人と共演したとことと答えていました
・ジュード・ロウは共演したキャメロン・ディアスと友達になり、撮影が終わってもコンタクトを取り合っているそうです
ジュード・ロウ、「ホリデイ」のみどころ
ジュード・ロウ演じるグラアムは、アマンダがホームエクスチェンジでアイリスの家に訪れた時に出会った、アイリスの兄です。今回のジュード・ロウは生粋の女たらしではなく、涙もろくて優しいパパとして出演します。
そんなジュードパパことグラアムはアマンダと惹かれ合うことになりますが、グラアムはアマンダにシングルファーザーであることを知らせます。そのためにグラアムは真剣な交際を踏み切れずにいました。
そんなアマンダもロスに帰ろうとするが、自分の感情を抑えきれずにグラアムの下に戻るシーンは必見です!ジュードはどんな困難があろうとも跳ね除けてしまうほどの魅力があるみたいです。
そんな二人がグラアムの家で娘と遊ぶシーン、教会の近くの散歩など見ていて心温まる場面が盛りだくさんなので、心優しいジュードパパを見たい人はこの映画をぜひ見てください!
基本情報
上映時間:135分
監督:ナンシー・マイヤーズ 出演:キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット 受賞歴:なし 公開日:2006年12月8日 |
6.シャーロックホームズ
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あらすじ
ロンドンで探偵を生業にしているホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)と良きパートナーであり同居人のワトスン(ジュード・ロウ)の二人は様々な事件を解決していた。そんなある日、二人は女性の連続殺人を起こしたブラックウッド卿を捕まえて警察に突き出した。そこから、数か月後ワトスンは結婚を控え、ホームズとのルームメイトは終わりへと近づいてきた。その一方でホームズは意味深長なセリフを言い残して、処刑されたブラックウッド卿を不審に思い始めた。
知られざる撮影裏話!「シャーロックホームズ」のジュード・ロウ
・ジュード・ロウは原作のホームズとはかけ離れたロバート・ダウニー・Jrに興味をもって出演していました
・そんな二人はすぐに意気投合して、ジュードは「これまで僕が出会った中で一番面白い人」とダウニーのことを評価していました
みどころ満載!「シャーロックホームズ」のジュード・ロウ
ジュード・ロウ演じるワトスンの強さとたくましさに目を奪われるのがこの映画「シャーロックホームズ」です。元軍人、医者という肩書を持っているワトスンは死体の監察医として腕を振るうだけじゃなく、敵の首を絞め、刃物で切りつけ、銃を放つなど敵を完膚なきまでにボコボコにします。その姿は頼もしく、男の”カッコよさ”があります。さらに強さを発揮するシーンはそこだけじゃなく、婚約を元に同居生活を終える時のシーンもあります!共同生活を続けたいホームズはワトスンの気を引こうと、結婚は不幸と言ったり、簡単な事件なのにワトスンの推理を求めたり、ワトスンの婚約相手に嫌がらせをしたりと可愛いわがままをします。思わず笑ってしまうこのシーンも、ジュードことワトスンの魅力からのものなので、しょうがないかもしれません。
基本情報
上映時間:128分
監督:ガイ・リッチー 出演:ロバート・ダウニー・Jr、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス 受賞歴:第82回アカデミー賞作曲賞、美術賞、他多数 公開日:2009年12月25日 |
7.アンナ・カレーニナ
出典:Amazon.com
あらすじ
大臣の夫カレーニン(ジュード・ロウ)、幼い息子セリョージャがいるアンナ(キーラ・ナイトレイ)は日々充実した生活を送っていた。そんなある日、破綻寸前な兄夫婦の関係を修復するため一人モスクワへ向かった。
アンナはモスクワで青年将校ヴロンスキーと出会い、舞踏会でまた再会を果たします。ヴロンスキーの優しさとその容姿を忘れないでいるアンナはヴロンスキーにダンスを求められ、応じてしまった。その情熱的なダンスは、二人を友人以上の仲にするには充分な熱意があった。
映画「アンナ・カレーニナ」ジュード・ロウ、撮影裏話
・「新しいことをしたい」と語るジュード・ロウはカレーニンの持つ簡潔さが難しいと言っていました
・役に人間性を与えるため、ジュード・ロウと監督は打ち合わせを繰り返していました
「アンナ・カレーニナ」、ジュード・ロウが魅せるみどころ!
色男として世間を魅了するジュード・ロウが浮気をされてしまうという、世にも珍しいキャスティングなのがこの映画「アンナ・カレーニナ」です。そんなジュードを想像できない方は、今すぐこの映画を見るべきです。
ジュード・ロウ演じるカレーニンは真面目で優しい役柄なため、アンナの浮気を許そうとする威厳ある父としての姿勢はまた別の魅力があります。年老いて、大人の渋さが加わったジュード・ロウにマッチしたキャスティングと言えます。浮気をされたのにも関わらず、ヴロンスキーを受け入れ慰めるカレーニンの背中は大きな存在感があり、”みんなの頼れる父”って感じが漂ってきます。
もちろん、作中の雰囲気も見どころの一つです。上流階級の世界がテーマなので華やかな洋服、豪華で装飾豊かなお城と美しい場面がたくさんあります。そのシーンに出てくるカレーニン、アンナ、ヴロンスキーたちは自然に溶け込んでいて本物と見間違えるかもしれません。
基本情報
上映時間:130分
監督:ジョー・ライト 出演:キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン 受賞歴:なし 公開日:2012年9月7日 |
8.Dr.パルナサスの鏡
出典:Amazon.com
あらすじ
2007年のロンドンの街にて、1000年以上生きているというパルナサス博士(クリストファー・プラマー)は、イマジナリウムという怪しい鏡を出し物にして旅芸人の一座を率いていた。
イマジナリウムとは、鏡の中に入った者自身の欲望が形になって現れるという不思議な装置。博士は永遠の命を手に入れることと引き換えに、娘ヴァレンティナ(リリー・コール)が16歳になったら悪魔のMr.ニック(トム・ウェイツ)に差し出す、という契約を交わしていた。
ある日ヴァレンティナは、橋で首つりをしていたトニー(ヒース・レジャー)という青年を助ける。トニーは一座に加わり、巧みな話術を生かしてつぎつぎとイマジナリウムにお客を呼んだ。そしてついにヴァレンティナの16歳の誕生日が目前に迫ったとき、Mr.ニックは博士に一つの賭けを提案する。
賭けに勝てば、ヴァレンティナを差し出さなくても良いというものだった。
「Dr.パルナサスの鏡」のみどころポイント!
トニーを演じたヒース・レジャーが撮影の最中に亡くなってしまい完成があやぶまれましたが、ヒースの代役としてジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルといった面々が鏡の中のトニー役を代わる代わる務めているところが話題となった作品です。
鏡の中のトニーが場面によって違うことで、返って夢の中のようなつじつまのあわなさを演出する結果となっています。テーマパークのアトラクションのような鏡の中の世界で、自分の欲望はどんな風に具現化されるのだろう…と想像しながら観るのも楽しいかもしれません。
まとめ
今回はジュード・ロウの色気漂う映画を8つ選りすぐって紹介させて頂きました‼
”女たらし”として女性を次々とたぶらかす役だけでなく、優しいパパ、情けない男、威厳ある父と様々な役をこなすジュード・ロウは映画に対する実直な姿勢を感じます。そしてアラフィフにさしかかったジュード・ロウは、持ち前の美しさにダンディな渋さも加わって、これからどんな役をやるのか気になってしまいます。
ぜひ、この8つの映画でジュード・ロウの虜になってみてください!