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『世界の中心で愛を叫ぶ』を手がけた行定勲監督のおすすめ映画特集!

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社会現象とまで言われた映画『世界の中心で愛を叫ぶ』を手掛けた行定勲監督。
『GO』や『北の零年』など数々のヒット映画を作ってきました。感動の暖かい涙や胸が苦しくなるような切ない涙など、私たちを泣かせてくれる行定勲監督は1968年8月3日に熊本県熊本市で生まれました!黒澤明監督の『影武者』の撮影現場を見て映画制作の道を志すように
高校卒業後、東放学園映画専門学校に入学し、在学中に制作会社に入社。様々な映画やドラマの助監督として活躍し、1997年に『OPEN HOUSE』で初監督を務め、「第2回みちのく国際ミステリー映画祭in盛岡」にて新人監督奨励賞を受賞し注目を集めました。
行定勲監督を一躍有名にした作品が『GO』です。日本アカデミー賞作品賞など数多くの賞を受賞し、脚光を浴びました。
「愛」と「死」を描く行定映画の魅力を存分に味わってみて下さい!

行定勲監督のおすすめ映画特集

1. GO

映画『GO』
出典:Amazon.com

あらすじ

在日韓国人の高校生、杉原(窪塚洋介)は毎日喧嘩に明け暮れていた。暴力団の息子の加藤(村田充)にケガをさせたものの、それを機に親しくなった杉原は加藤に誘われて参加したパーティーで桜井(柴咲コウ)と出会う。好意を寄せ合い親密になっていく二人。そんなある日、親友のジョンイル(細山田隆人)が日本人高校生に殺されてしまうショックを受けるものの、敵討ちに行くことを断った杉原。在日韓国人と地元の日本人の対立が深まる中、杉原は桜井に自分が在日韓国人だということを打ち明けた。杉原を拒絶した桜井は杉原の前から姿を消してしまう…

行定勲監督のトリビア。『GO』のちょっといい話

・Mr.childrenの桜井和寿さんは『GO』のファンで、あの名曲「youthful daysは杉原と桜井をイメージして作った曲だそうです。

これが行定映画!みどころはここ!

在日韓国人というとっつきにくい役どころを見事に演じきった窪塚洋介さん。
劇中にはインパクトが強いセリフもたくさん飛び出します。クセの強い役者さんがクセの強い役を演じるとこんなにも魅力的になるんだ!と感動すら覚えます。迫力のある喧嘩シーンから淡い恋の一幕まで幅広く夢中にさせてくれる映画です。

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2. 世界の中心で、愛をさけぶ

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』
出典:Amazon.com

あらすじ

サク(大沢たかお)の婚約者の律子(柴咲コウ)は引っ越しの荷造り中に17年前のカセットテープを見つける。それを聞いた律子は書置きを残し家を出る。律子が自分の故郷、四国の高松に行ったことがわかったサクは律子を追いかけた。初恋の相手、アキ長澤まさみとの思い出の地へ

高校2年の夏、サクとアキは淡い恋をした。純粋な想いを通わせる日々を送る中、無人島に一泊旅行に行くことに。しかし、旅行の帰りにアキの様子が急変する。不治の白血病だとわかった
病魔と闘いながらも懸命に生きるアキ。そんなアキを見てサクはオーストラリアのケアンズへの旅行を計画する。病院を抜け出し、空港に向かったのだが…

律子を探している道中、蘇る記憶。サクと律子は隠されていた「真実」を発見する。

行定勲監督のトリビア。『世界の中心で、愛をさけぶ』のちょっといい話

・ロケ地となった香川県高松市庵治町。行定監督が観光交流館や王の下沖防波堤などをめぐっていく中で見つけた空き地がこの地を選んだ要因になったそうです。
観光交流館の敷地内には行定監督が綴った、「ここから始まり、ここから続いてゆく」という言葉が石碑になっています。

これが行定映画!みどころはここ!

純愛ものの代表作品と言っても過言ではありません!少年時代のサクが叫ぶ「助けてください!」は耳に残り続け、何度見ても涙が出ます。サクとアキの甘酸っぱすぎる青春時代は誰もが夢見たような、胸がキュンとなる場面ばかりで、温かい気持ちにさせてくれます。
ずっと続くと思っていた幸せな日々が一転し、病気と闘うアキ、それを受け入れることができないサクの苦しい日々。それでも貫く純愛に涙が止まらなくなります。

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3. 遠くの空に消えた

映画『遠くの空に消えた』
出典:Amazon.com

あらすじ

田舎にある馬酔村は空港建設に強く反対していた。そんな村に空港建設の責任者の父、雄一郎(三浦友和)と亮介(神木隆之介)は引っ越してきた。都会的な亮介はクラスの女子にもてはやされ、人気者の地位を奪われた公平(ささの友間)は亮介にケンカをしかける。
肥溜めに二人で落ちてしまい引き分けになったのだが、そんな中二人は空に向かって呪文を唱えているヒハル(大後寿々花)に出会う。
一方村では空港建設反対を巡り、大人たちの醜い争いが次々と起こり子供たちまで巻き込んでいった。激化する大人たちのせいで心のより所を壊されてしまい、ヒハルが大けがを負う事件が起こった。絶望するヒハルのために亮介と公平が立ち上がる!

行定監督のトリビア。『遠くの空に消えた』のちょっといい話

・この映画は監督だけでなく脚本も行定勲さん!神木隆之介さんと大後寿々花さんが大人になってしまう!と焦ってシナリオを仕上げたそうです。
・「観る人によって好き嫌いがはっきり分かれることを覚悟して作った作品」話しており、作品に深い愛情を注いでいます。
・ちなみに亮介と公平が落ちた肥溜めは、泥に小麦粉を混ぜ、コーヒーで茶色く色付けされたいい香りの肥溜めだったそうですよ。

これが行定映画!みどころはここ!

子供たちの希望を描く、青春ともファンタジーともいえるこの作品。
信じているかどうかが問題なんだ」というセリフには考えさせられるものがあります。大人になった今、無理だと決めつけてしまうことを純粋にまっすぐに信じて、そのままで終わらせない子供たち。子供たちの底知れぬパワーと愛が溢れた作品です

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4. 今度は愛妻家

映画『今度は愛妻家』

出典:Amazon.com

あらすじ

かつては売れっ子カメラマンだった俊介(豊川悦治)。今となっては仕事もなくなり、家事もせず女性にもだらしないダメ亭主に世話を焼くさくら(薬師丸ひろ子)はとうとう愛想を尽かしてしまった。箱根旅行に行ったまま帰ってこないさくらに一人の時間を楽しんでいた俊介も苛立ち始める。そんな中突然帰ってきたさくらは離婚記念の写真を撮ってほしい、言い出した…

行定勲監督のトリビア。『今度は愛妻家』のちょっといい話

・オカマの文太を演じた石橋蓮司さんは、「オカマの役は嫌いだから女優としてやらせてくれ」とおっしゃったそう。女優石橋蓮司のデビュー作となり、ライバルは嵐子を演じた水川あさみさんとのこと!

これが行定映画!みどころはここ!

大人の恋愛映画です。切ない真実に気付いた時、涙が止まらなくなるはず!大切な人に想いを伝えるということがどれだけ重要か伝えることができないという現実がどれだけ苦しいか、失ってからじゃ遅いのです。時代背景も絶妙であらゆるところに伏線が散りばめられています。そういうことだったのか!と後で気付くことも多く、何度観ても新しい発見ができるのではないでしょうか。一回だけなんてもったいない!二度、三度、観たくなる作品です。

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5. パレード

映画『パレード』
出典:Amazon.com

あらすじ

5人の若者がルームシェアをしているアパートの近くで連続通り魔事件が起こる。ある日突然やってきたのはサトル(林遣都)と名乗る正体不明の金髪の男。全員が勘違いを起こす中、未来(香里奈)が泥酔して連れ込んだ男だとわかり、ホッとする。そんな中サトルを連続通り魔事件と関係があるのではないかと疑う未来。真面目な会社員直樹(藤原竜也)に一蹴されるが、不審な行動を続けるサトルの正体を追っていた。大学生の亮介(小出恵介)、無職の琴美(貫地谷しほり)、5人の若者が持つ心の闇とは…?

行定勲監督のトリビア。『パレード』のちょっといい話

・行定監督は『パレード』の話を受けた瞬間、願いが叶った!と思うほど、原作の映画化を望んでいたそう。原作者の吉田修一さんも行定勲さんが監督だと聞いて、これはもう大丈夫だ!と思ったほど、お互いの信頼関係がある作品です。
・アパートの世界観にとてもこだわり、主演は5人の俳優ではなく、物語の舞台でもある「リビングルーム」も含めた6人だと思って撮影したそうですよ。

これが行定映画!みどころはここ!

一緒に生活を送っているものの、どこか冷めた空気が流れるアパートの一室。みんなが上辺の付き合いを楽として深くは関わり合わないようにしている様子は現代特有のものではないでしょうか。
5人が抱える心の闇、傷ついた者同士の人間関係、自分では抑えられない心の奥底に眠る衝動。複雑な感情が交じり合うミステリアスな雰囲気が常に漂う作品です。人間の知られざる一面や新たな世界を覗かせてくれますよ!

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6. ナラタージュ

映画『ナラタージュ』
出典:映画『ナラタージュ』公式Twitter

出典:映画『ナラタージュ』予告編

あらすじ

葉山(松本潤)から電話がかかってきたのは、泉(有村架純)が大学2年の春だった。演劇部の引退公演を手伝ってほしい、という頼みを泉は引き受ける。そして高校の卒業式の日のことを思い出す。週に一度の演劇の練習を共にしている小野坂口健太郎)から交際を申し込まれていたが、泉は妻がいる葉山への想いを断ち切れずにいた。公演が終わり、改めて小野から交際を申し込まれた泉は、心のバランスを崩していたこともあり交際を受け入れることに。気持ちがすれ違っていく中、葉山への想いが溢れてしまった泉と、妻がいる身でありながら泉を受け入れた葉山。二人の想い、葉山から贈られた懐中時計の本当の意味とは…?

行定勲監督のトリビア。『ナラタージュ』のちょっといい話

・原作者の島本理生さんは渡部篤郎さんをイメージして葉山を書いていたそう。
・葉山役にハマる俳優が見つからず、キャスティングが難航する中、プロデューサーからの提案により、マッチするか不安に思いつつも松本潤さんで検討。それが見事にハマり自分の想像を超えるキャスティングになった!と話しています。
・泉役は有村架純さんでぴったりだったそうですよ。

これが行定映画!みどころはここ!

行定勲監督らしい切ないラブストーリーです。好きになってはいけない相手だとわかっていてもどうしようもなく想ってしまう。一生で一度の全てを捧げた恋。結婚しているのに泉を受け入れた葉山は不倫をしたということなのに、なぜか責める気持ちになれません
葉山はずるい!と思いつつも、こんな先生がいたらきっとみんな好きになってしまいます!世の女性は大人な男性に惹かれる時期が一度はあるはず。今まさにそんな時期の女の子も、そんな時期もあったなぁと感じる女性も、はたまたそういう女心を知りたい男性たちも、この映画で恋に浸ってみて下さい!

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7. リバーズ・エッジ

映画『リバースエッジ』
出典:映画『リバーズ・エッジ』公式Twitter

出典:映画『リバーズ・エッジ』予告編

あらすじ

ハルナ(二階堂ふみ)の交際相手、観音崎(上杉柊平)は山田(吉沢亮)のことをいじめていた。観音崎から心が離れつつあったハルナは密かに山田を助けていた。そんなハルナに山田は宝物を見せると言い河原に連れて行くと、そこには人間の死体が隠されていたこの死体を宝物とする人物がもう一人。モデルのこずえ(SUMIRE)だ。秘密を共有することとなった3人の関係が始まりだす。

行定勲監督トリビア。『リバーズ・エッジ』のちょっといい話

・岡崎京子さん原作の『リバーズ・エッジ』、映画化の話を持ってきたのはなんと二階堂ふみさん。原作のファンだった二階堂ふみさんが、行定勲監督に「この話に興味があります」と話し、同意を確認後、自分で岡崎京子さんに話したそうです。

これが行定映画!みどころはここ!

生きてる心地がせず、どこかぽっかりと穴が空いてしまっているような、そんな空虚感をみんなで必死に埋め合っているような印象を覚えます。思わず目を背けてしまうような、重く暗い描写もあります。しかし観てしまう。引き込まれてしまう。孤独に狂った若者たちが何を求め、何に苦しんでいるのか。人間の狂気を惜しみなく映し出したこの作品。覚悟してご覧いただきたい…!

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まとめ

恋愛もののイメージが強い行定勲監督ですが、どんどん作品の幅が広がっています原作者や出演者の気持ちをしっかり読み取ることができる行定監督だからこその世界観と信頼関係を作品からも感じることができるはずです。何かに躓いた時、ストレスが溜まった時、疲れてしまった時、泣いてすっきりしませんか?泣きたいときにはいつだって行定勲監督作品がすぐそばにいますよ。

この記事を書いた人
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