ユアン・マクレガー出演のおすすめ映画ランキングTOP5！主演から脇役まで演じこなす名役者

出身国イギリスの映画からハリウッド映画まで、国境を跨いでグローバルに活躍する名優ユアン・マクレガー。

色気のあるスタイルと端整な顔立ちのハンサムなマスクに、どこか癖のある雰囲気も醸し出していて、主役の品格とバイプレイヤーの気質の両方兼ね備える洋画俳優界のオールラウンダーな俳優です。

そんな稀有な俳優であるユアン・マクレガーの魅力をお伝えするため、彼の28年の俳優キャリアの中から出演5作品を厳選してみました！！

洋画を語る上で避けては通れない名優ユアン・マクレガーについて知れば、あなたも映画通に一歩近づけるはず！映画の話題になった時にユアン・マクレガーを語れば、映画ファンとして一目置かれる存在になれるのでは？！

ユアン・マクレガーについて

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ユアン・マクレガー(Ewan Gordon McGregor)のプロフィール

英国スコットランド・クリフにて、教職に就く両親の元に生まれたユアン・マクレガーは、1971年3月31日生まれの50歳。スターウォーズなどへ出演していた俳優の叔父の影響もあり、幼い頃より俳優を志すようになったそうです。

本格的に俳優の道へ歩みだしたのは高校生の頃で、1987年、当時通っていた高校を中退し、俳優の勉強をしながらスコットランド・パースのシアターでスタッフ兼俳優として働いていました。

1988年、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校へ入学。1990年の同学校の芝居の公演会にて一人芝居を披露し、それを観ていた映画関係者にスカウトされ、そこからプロの役者の世界に進出して行く事になります。

キャリアの転換点になったのは1992年にTVドラマの主役として抜擢されてからのようですね。その後も続けて別のTVドラマにも主演として出演し、彼の名がイギリス国内で認知されるようになりました。

映画俳優として初出演した作品が、1993年に発表された『ビーイング・ヒューマン』。この年より、映画を中心とした俳優活動が始まります。1994年には後に3度タッグを組む事になる映画監督・ダニー・ボイルの作品、『シャロウ・グレイブ』に出演し、大きな注目を浴びました。

そして1996年、ダニー・ボイル監督とのタッグ2作目になるヒット作『トレインスポッティング』の主役に抜擢されます。麻薬中毒者の若者という難しい役を見事に演じ切り、作品の支持も手伝って一気にスターダムへと駆け上がったユアン・マクレガー。今作で知名度と代表作を手にした彼は、勢いをそのままに複数の映画への出演を毎年コンスタントに担う事となりました。

また、2011年には、映画『パーフェクト・センス』で俳優を目指すきっかけとなった叔父のデニス・ローソンと共演を果たしています。30年越しの共演に、ユアン・マクレガーも感慨深いものがあったに違いありませんね。

主役～脇役までこなせる万能俳優・ユアン・マクレガーの魅力が存分に発揮されている映画を本記事でお伝えできればと思いますので、ぜひチェックしてみてください！

ユアン・マクレガー出演の映画一覧

ユアン・マクレガー出演のおすすめ映画ランキングTOP5！

１.シャロウ・グレイブ

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ルームシェアをして暮らしている若者、ジャーナリストのアレックス(ユアン・マクレガー)、会計士のデヴィッド(クリストファー・エルトン)、医師のジュリエット(ケリー・フォックス)。暮らしに慣れ、飽きが来た3人は、4人目の同居人を迎え入れようと様々な人物と面接を試みてみる事になった。

しかし、面接に来るのは自分達のようなイケてる若者ではなく、ダサい人ばかり。からかうような質問をして追いかえす日々が続く。そんな中、ジュリエットが面接した小説家を自称する男性、ヒューゴ(キース・アレン)が3人の目に留まり、新たな同居人として迎え入れる。

奇妙な事に、与えた部屋からずっと出てこないヒューゴ。心配をして3人が部屋へ入ると、そこには息絶えたヒューゴの姿と麻薬、そして大金が有るのだったーー。

ユアン・マクレガーがダニー・ボイル監督とタッグを組んで送り出すスリラーです！

部屋で謎の死を遂げた同居人が残したお金を巡って、3人の若者がどんどん壊れて堕ちてゆくいく様をスリリングに描いている怪作で、主人公のお調子者のアレックスをユアン・マクレガーが演じています。

２.トレインスポッティング

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スコットランド・エディンバラに住むヘロイン中毒の青年レントン(ユアン・マクレガー)は、同じくヘロイン中毒のスパッド(ユエン・ブレムナー)、アルコール依存症で暴力的なベグビー(ロバート・カーライル)、スポーツ万能のトミー(ケヴィン・マクキッド)とよく行動を共にしていた。

ある時、レントンとスパッドは、友人のベグビーやトミー、家族に「ヘロインは自分を破滅させる」と促され、断薬する事を決意する。しかし、禁断症状の苦しみに加え、上手くいかない事が多い現実のストレスなどが重なり、人生への悲観から再び麻薬に手を出してしまうレントンとスパッド。

そして、恋人と破局したトミーまでもが薬物に手を出してしまい、4人の若者が破滅の舞台へと登り、踊り狂い出す。

ユアン・マクレガーの代名詞と言える作品が今作になります！

ダニー・ボイル監督との2作目で、コアな映画ファンからも支持され続けている名作ですね。薬物、青春、犯罪を独特な描写で描いているセンセーショナルな作品で、ユアン・マクレガーは薬物中毒の若者を演じて人気を獲得しました。

なんと2017年には約20年ぶりに続編が発表され、当時大きな話題になったのも記憶に新しいですね！

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３.ブラックホーク・ダウン

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1993年10月3日、民族紛争が激化する東アフリカ・ソマリアに、米軍が派兵される。任務の目的は、最大勢力ババルギディル族を率いて交戦するアイディード将軍に仕える副官2名を捕縛する事。

短時間で終えるはずだったミッションは、ソマリア民兵の攻撃により2機のヘリ『ブラックホーク』が撃墜される事により長期化。紛争地域の真っ只中に取り残された米兵の生存者を救出するため、救出作戦を決行する米軍。

地上から向かった車両部隊はソマリア兵の猛攻に合い一時撤退、徒歩部隊もソマリア民兵に包囲され窮地に陥るーー。

ノンフィクション小説が原作の本作。原作者のマーク・ボグデンが脚本に参加するなど、リアリティ重視の撮影が行われました。ユアン・マクレガーは、電子機器等を操る特技下士官という専門職の兵士を熱演。リアルな戦場を駆け抜ける姿は痛々しくも流石の存在感ですね！

また、今も大活躍の俳優、ジョシュ・ハートネット、オーランド・ブルーム、トム・ハーディが出演しているのも注目ポイントです。

４.アメリカン・バーニング

出典：映画『アメリカン・バーニング』公式サイト

1996年のある日、作家のネイサン・ザッカーマン(デヴィッド・ストラザーン)は、同窓会へ出席するために地元ニュージャージー州へ帰省していた。そこで昔の友人であるジェリー・レヴォフ(ルパート・エヴァンス)と再開し、ジェリーの兄であるシーモア・レヴォフ(ユアン・マクレガー)が亡くなった事を知らされる。

シーモアはネイサンにとって憧れの存在で、その死に驚きを隠せない。ジェリーから聞かされた兄シーモアの波乱と苦悩に満ちた人生は想像を超える凄絶な物語であった。

シーモアは学校を卒業後、宗教観の違いから父に反対されるも、押し切って同級生のマドンナと結婚し一人娘を授かる。吃音省気味だったその女の子は、メレディス(ダコタ・ファニング)と名づけられた。頭脳明晰だったメレディスだったが、どこか変わった部分があり、学生になると反戦デモに参加するなど、奇抜な行動が目立ってゆく。

そんなある日、町の郵便局が爆破テロに見舞われ、店主が命を落とすという事件が起きてーー。

今作はユアン・マクレガーが主演しながら監督としてもメガホンを取った、映画人としての意欲作です！

原作はフィリップ・ロスが1997年に発表した小説『American Pastoral』で、栄光の学生時代を送った両親が、道を踏み外した娘によって人生を狂わされてゆくサスペンスドラマです。

5.ドクタースリープ

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40年前、雪山のホテルで起きた惨劇。父ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)により一家が襲われるというおぞましい事件の当事者であるダニートランス(ユアン・マクレガー)は、心に深い傷を負い、一目を避けるように生活を送っていた。

静かに暮らしていたある日、ダニーの周囲で児童を狙った連続殺人事件が起き、その事件を目撃したという不思議な力を持つ少女が目の前に現れる。事件が気になり少女と共に謎を追うダニーだったが、どうしたわけか40年前に惨劇に見舞われたあのホテルに辿り着く。

なぜまたあのホテルなのか？

不可解な現象に混乱するダニーを他所に、怨念と憎悪に満ちたホテルで、『シャイニング』の恐怖が再来するのであった。

1980年に発表された映画『シャイニング』の続編にあたる今作は、ミステリーとホラーの両方を持ち合わせた作品で、当時、父ジャック・トランスにより殺されかけた少年ダニーの成長した姿をユアン・マクレガーが主役として演じています！

今作だけでも楽しめますが、前作をおさらいしてから視聴するのもとてもおすすめです！

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まとめ

主演、助演など様々な顔を演じられる名優・ユアン・マクレガー。個人としてもヨーロッパ映画賞・男優賞を獲得したり、演劇への貢献が評価され大英帝国勲章を授与されるなど、誰もがその実力を認める大俳優だと言わざるを得ません。

年齢を重ね渋みも増してきた彼の今後の出演作にも大注目ですね。

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