【2023年】クリスマスに必見のおすすめ映画ランキング48!ジャンル別で選べる
12月が来ると一気に町中がクリスマスムードになり、いつもとはちょっと違う雰囲気で輝きます。しかし今年はコロナウイルスの感染予防で、家族や友人、恋人同士で家でクリスマスを楽しむという方が多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、クリスマスシーズンに観たい映画を5つのジャンルに分けて紹介していきます!!
- 【映画好き1,000人にアンケート】王道のクリスマス映画TOP7
- 家族•子供と一緒に!心が温まるクリスマス映画
- 恋人同士で観たい!愛が深まるクリスマス映画
- キラキラ王道のクリスマス映画に飽きた方へおすすめのクリスマス映画
子供と一緒に観る映画、恋人と、友人となど…おすすめの映画を紹介していきますので、ぜひあなたの気分に合った1本を見つけてくださいね!
目次
映画好き1,000人にアンケート!王道のクリスマス映画TOP7!
まずはじめに紹介するのは、「クリスマスといえばこれ!」と最初に思いつくような王道クリスマス映画。クリスマスを味わうには、これを観ておけば失敗しないと言い切れるほどの名作です。
この映画を選出したのは、映画好きの一般男女1,000人の方々。アンケートの様子を見たい方は、以下のボタンを押すとご覧いただけます。(新たなページは開きませんのでご安心ください。)
アンケートの対象は、映画好きの一般男女1,000人。
■性別
■職業
そして、下記の質問にご回答いただきました。
- 「これは面白かった」と思ったクリスマスがテーマの映画は?
- ①を選んだ理由、やおすすめのポイントは?
- クリスマスに観たい映画を探す時、何を1番重視しますか?
第1位『ホームアローン』【533票】
「ひとりぼっちで大奮闘!」
言わずと知れたクリスマスの定番コメディ映画。メインは少年と強盗たちのドタバタな奮闘劇ですが、家族の大切さを再確認させてくれる作品であり、子役の演技力と可愛さに癒されます。
クリスマスに一家でパリへ旅行に行くはずだったところ、手違いで家族に置き去りにされて家に独りぼっちとなってしまった少年が、訪れる強盗たちから家を守る為大奮闘!老若男女問わず誰でも楽しむ事が出来る娯楽映画です。
第2位『素晴らしき哉、人生!』【230票】
「失って初めて大切なことに気付く」
物語の始まりはニューヨークのクリスマス・イブ。とある青年が自殺をはかり、瀕死の彼を助けるかどうか、天使たちが何やら相談しているところから始まります。街中から彼の無事を願う人々の願いが届き、2級天使のクラレンスは、翼をもらう為青年を救う使命を担います。
頭もよく働き者、友人も多く持つジョージというその青年は、とてつもなくツイてない男。いつも損な役回りに当たってしまい、遂には自殺というところまで追い込まれてしまいました。天使のクラレンスは自殺寸前のジョージの前に現れ、「ジョージが存在しないもしもの世界」を見せてくれて――。
「どんなに不運でも、自分の人生は価値のある素晴らしいものだったんだ」という主人公の気付きを経て、とにかく幸せで温かい気持ちになれるヒューマンドラマです。
映画『素晴らしき哉、人生!』の名台詞から学ぶ人生の大切さ
第3位『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』【217票】
「不気味でハッピーなクリスマス」
出典:映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』公式Facebook
ファンタジー映画の鬼才、ティム・バートン監督が原作・原案から手掛けたダークメルヘン・ファンタジー。
陰気で暗い雰囲気の漂うハロウィン・タウンに住むジャック・スケリントンは、人を怖がらせたり驚かせるのが大好き。ある日、森で「クリスマス」という明るく楽しい世界の存在を知り、自分たちもこの街でクリスマスを行いたいと試行錯誤していく。
ダークで不気味でどこか不思議な雰囲気なので、小さいお子さんにとっては少々怖いかもしれませんが、ラストは本物のサンタクロースが現れハッピーな展開となります。「思いやり」の大切さを教えてくれる映画。家族で是非観て頂きたい一本です!
第4位『シザーハンズ』【198票】
「クリスマスの切ないおとぎ話」
人造人間と人間の少女の恋愛というちょっぴりファンタジックで切ないおとぎ話。「誰もが笑顔になれる完璧なハッピーエンド」を求めている方にはおすすめできませんが、観終わった後にしっとりと心地の良い余韻が残る物語が好きな方にはおすすめのクリスマス映画です!
色鮮やかな街並みやファッションも魅力的ですが、一番のみどころは「雪」。両手がハサミであるが故に、愛する人を抱きしめる事さえできない。けれど純粋で健気に少女を想い続けた心優しい人造人間エドワードが魅せるラスト、クリスマスの夜に降る切なくも美しい雪の演出は必見です。
ダークファンタジーの金字塔ティム・バートン監督のおすすめ映画特集!第5位『グリンチ』【129票】
「人を思いやる気持ちの大切さ」
終始クリスマスが舞台となっているファンタジー映画です。
舞台は妖精の世界。そこに住む妖精たちは、クリスマスが大好きで毎年盛大にお祝いをしていました。そんな中、全身を謎の緑色の毛で覆われたグリンチは、その見た目のせいで周りからよくない目で見られ、街を出て山でペットとふたりで暮らしていました。
すっかりひねくれてしまったグリンチは、気に入らないクリスマスを台無しにしてやろうと街に降りていきますが、とある少女との出会いを経て改心していきます。人を思いやる気持ちの大切さに気付かせてくれる、心温まる作品です!
第6位『恋人たちの予感』【188票】
「ニューヨークの幸せなクリスマス」
「男女の友情は成立するのか?」というテーマが軸になった物語。
「体の関係を意識して友情は成立しない」というハリー(ビリー・ワイルダー)と「友情は成立する」というサリー(メグ・ライアン)は意見が見事に分かれ、大学生時代の初対面は印象最悪。
そんな二人は、5年後、10年後と偶然の再会を果たし、次第に「友人同士」として体の関係を抜きに何でも言い合える関係へと絆を深めていきます。しかし、ある夜ひょんな事から一線を越えてしまい――。
クライマックスのシーンは大晦日ですが、クリスマスシーズンもしっかり描かれていますし、ニューヨークの街並みがキラキラしていてとっても綺麗!素直になれないもどかしいカップルがハッピーエンドを迎えるまでを見守りたい方にはおすすめの作品です。
第7位『ラブ・アクチュアリー』【122票】
「クリスマスに溢れるハッピーな物語」
舞台はクリスマス前のロンドン。様々な人たちの「愛」の形を描いたオムニバス形式の物語です。今夜だけは「クリスマス」が背中を押してくれる…そんなちょっぴりほろ苦い、けれどラストでは幸せに浸れるハッピーな映画になっています。
イルミネーションもキラキラと綺麗なのでTHE・クリスマスな映画を探している方におすすめ。ヒュー・グラントやコリン・ファースといった豪華なキャスト陣も見逃せません!
家族•子供と一緒に!心が温まるクリスマス映画15選
次にご紹介するのは、心が温まるクリスマス映画。
アニメーションから実写映画まで、子供の夢を決して壊さない、夢と希望溢れる作品を集めました。家族で団らんしたい方や、心がほっこりした映画を探している方にオススメです。
キリスト教徒の多い欧米では、クリスマスを家族と過ごすという認識が一般的。そのため、家族を題材にしたクリスマス映画は季節関係なく人気なんですよ。
クリスマスの主役とも言える「サンタクロース」が登場する作品もこちらに含んであります。子供と一緒に観られる映画を探しているママ・パパさんだけでなく、純粋な心を取り戻したい大人の方々にもおすすめの心温まる作品をご紹介します!
1.『ポーラー・エクスプレス』
「サンタクロースを信じられなくなった人へ贈る物語」
クリスマス・イブの夜。サンタクロースを信じられなくなった子供たちの前に、大きな蒸気機関車「ポーラー・エクスプレス」が現れ、サンタのいる場所へ子供たちを連れて行くというファンタジックな冒険映画。主演として車掌の声優を務めるのは、『フォレスト・ガンプ』や『グリーン・マイル』などで知られるトム・ハンクス。
大人が観ても心温まる、クリスマスにぴったりの作品です。
2.『三十四丁目の奇蹟』
「大切なのは信じる心」
舞台はニューヨーク・マンハッタンのクリスマス。サンタクロースは本当にいるのか?というクラシックなテーマを描いたハートフル・コメディ映画です。
マンハッタンの三十四丁目にある百貨店で、客引きの為のサンタ役を引き受ける事になったのは、自分をクリス・クリングル(※サンタクロースの別名)と名乗る不思議な老人。サンタ役を通じて街中の人気者となったクリスでしたが、彼を良く思わない男の逆恨みによって「果たして彼は本当にサンタクロースなのか」という裁判沙汰にまでもつれこんでしまう。
果たして彼は本物のサンタなのか、それとも――?
裁判がメインとはいっても、小難しい要素は一切ありません。一番のテーマは「信じる事の大切さ」。決してファンタジーすぎず、けれど子供の夢を壊すこともしない絶妙な脚本は、子供も大人も楽しめるストーリーとなっています。
3.『東京ゴッドファーザーズ』
「クリスマスに起こる奇跡の連鎖」
出典:Amazon.co.jp
『パプリカ』や『千年女優』を手掛けた今敏監督の長編アニメーション作品。
クリスマスの夜、赤ん坊を拾った事をきっかけに次々と事件に巻き込まれていくホームレス3人。不思議な事に、そこから奇跡のような偶然が重なり合い、3人は事件に巻き込まれながらそれぞれが抱える自分自身の問題に向き合っていく事になる――。
ラストまで駆け抜けるテンポ感と偶然が繋いだ奇跡の連鎖がとても気持ちよく、「人と人との繋がりの大切さ」を教えてくれるヒューマンドラマです。
4.『ホワイト・クリスマス』
「ともに戦争を生き抜いた男たちの友情物語」
監督はアカデミー賞受賞の『カサブランカ』を手掛けたマイケル・カーティス監督。舞台はヨーロッパのクリスマス・イブ。
ブロードウェイでミュージカルのプロデューサーとして大成功した2人の男が、かつて第二次世界大戦を共に生き抜いた上官の経営する経営難の宿を救う為、集客を狙って宿でショーを催そうと奮起する物語。
時にすれ違ったり絆を再確認しながら迎えるラストは、多幸感と共にホロリとさせられます。
5.『アーサー・クリスマスの大冒険』
「近代的なサンタの世界」
出典:映画『アーサー・クリスマスの大冒険』公式Facebook
『ひつじのショーン』を手掛けるアードマン・アニメーションズ と『スパイダーマン』で知られるソニー・ピクチャーズ アニメーションの共同制作映画。
クリスマスにソリでプレゼントを配達していた非効率的な時代は進歩し、今やプレゼント配達が全てシステム化された、ハイテクなサンタの世界。
そんなサンタの世界で、ある一人の子供への”配達漏れ”が起こっている事が発覚する。「たった一人くらい」と渋る父親サンタの反対を押し切り、なんとかプレゼントを届けようと奮闘する子供サンタの冒険劇!笑いあり、涙あり、子供も大人も楽しめる映画です!
6.『クロース』
「なぜサンタクロースはサンタになったのか」
こちらはNetflixオリジナル作品です。
なぜ、サンタクロースはクリスマスに子供たちへプレゼントを配るようになったのか。サンタクロースの生い立ちをユーモアと優しさたっぷりに描いた作品。手書きアニメーションのエモーショナルな美しさも見逃せません。
とある郵便配達員とおもちゃ職人の出会いが奇跡を起こし、荒れてしまった街の人々を、彼らの心を優しく溶かしていきます。人を思いやる気持ちの大切さを教えてくれる、子供にも大人にもおすすめしたい一本です。
7.『シャザム!』
出典:DC公式Twitter
スーパーマンやバットマンなどのヒーローを生み出してきたDCコミックスから、新たなヒーローが登場。
幼い頃に母親と離ればなれになり孤児となった少年ビリー・バットソンは、新たな里親であるバスケス夫婦に迎え入れられます。そんな夫妻のもとで暮らすフレディをいじめから救おうとした矢先、ビリーは異世界へと迷い込み、ヒーロー“シャザム”になる力を手に入れます。
思わぬパワーを手に入れたビリーは、フレディとともにその力を使って、子供ならではのいろんなことを始めてしまいます。
もし、少年がスーパーヒーローになる力を手に入れたら……という物語を楽しく、時に熱く描いた新時代のヒーロー映画となっています。悲惨なサンタクロースの扱いもコメディとして最高です!
8.『サンタ・カンパニー クリスマスの秘密』
出典:Amazon.co.jp
サンタの仕事に従事する子供達の冒険譚。
横浜に暮らしている少女のノエルは、父親が仕事で忙しいせいで孤独に過ごさなければいけないクリスマスが大嫌い!しかしそんなある日、ノエルが家に帰ると、サンタクロースが所属する“サンタ・カンパニー”という会社に通じているのを発見します。
クリスマスの裏側を知ったノエルは、サンタ・カンパニーへ入社することを決めるのですが、それがある事件へと発展していくことになります。
クリスマスの裏話的な仕掛けが面白いのはもちろん、意外にもバトル要素まで盛り込まれているのが本作の驚きのポイント。60分強でタイトに楽しめる長編作品としてもオススメの一本です。
9.『ジングル・オール・ザ・ウェイ』
出典:Amazon
クリスマスを舞台に、あのアーノルド・シュワルツェネッガーがプレゼントの争奪戦に挑む!
運動器具会社の社長であるハワードは、仕事第一で家族サービスをおざなりにしています。しかし8歳の息子ジェイミーの空手の段の授与式に行くという約束を破ってしまったことをきっかけに、大人気のターボマン人形をクリスマスプレゼントに贈る約束をします。しかしこのターボマン人形の人気は桁違い。ターボマン人形はどこも品切れ状態だったのです。なんとしてでもプレゼントを入手するべく、ハワードは多くの大人たちと時に奪い合い、時に協力しあう地獄のクリスマスを体験することになります。
プレゼントを購入するという素朴な出来事がとんでもないスケールの冒険譚になるという、笑って楽しめるクリスマスコメディの傑作です。
10.『クリスマス・キャロル』
出典:Amazon
クリスマスストーリーとして世界的に知られる名作をディズニーが映像化!
クリスマスイブを迎えた19世紀のロンドンで、嫌われ者で冷たい性格の老人スクルージは、甥からのディナーへの誘いも断り、クリスマスを孤独に忌み嫌っています。しかし、かつて仕事の相棒だったマーレイの幽霊が現れたことをきっかけに、スクルージは過去、現在、未来の時空を超えた旅へと出ることになります。壮大な旅を経て、冷酷なスクルージにも心境の変化が生まれていく物語です。
その物語の存在こそ知っていながらも、意外と詳しい内容を知らないという人も多い物語ですが、これを見れば問題なし。3DCGアニメーションを使って原作を忠実に再現しています。素朴になりかねない内容を、カメラワークやユーモラスな演出で見応えのある映画に仕上げてくれています。
11.『サンタを救え!クリスマス大作戦』
出典:Amazon
イギリス生まれのサンタクロースの世界を舞台にした3DCGアニメーション映画。
サンタクロースの暮らす北極の町で、クリスマスを台なしにしようとする悪いやつらがサンタクロースを捕まえてしまうという事件が発生!クリスマスの手伝いをする妖精の一人である発明好きのバーナードが、みんなを救うために、タイムマシンの機能を備えたソリを使って事件の解決に挑もうとするのですがうまくいかず、バーナードは何度も時間を遡りやり直そうとしていきます。
クリスマス映画でありながら、タイムリープ物に挑むという一風変わったファミリームービー。同じ時間軸に何人ものバーナードが現れる展開は面白く、さらにはミュージカル要素も兼ね備えています。
12.『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』
ご存知トーベ・ヤンソンが生み出した人気シリーズ「ムーミン」のパペットアニメーション映画。本来であれば冬の間は冬眠するはずのムーミン一家。しっかり冬支度に備えた家族の面々ですが、好奇心の強いムーミンは、一人春を待たずに目覚めます。
さらには、冬も活動するヘムレンさんが現れて、ムーミン谷の面々にクリスマスの存在を教えてくれます。まだ見ぬ“クリスマスさん”を迎え入れるため、ムーミンたちははじめてのクリスマスの準備を始めます。
ムーミン谷の面々の独特の発想や発言、さらにはちょっと不気味な氷姫やモランといった登場人物が登場したりと、どこかシュールで神秘的なムーミンワールドをこれ一本で存分に楽しむことができます。
ムーミンの吹き替えには宮沢りえさん、そしてナレーションを神田沙也加さんが担当しているところにも注目です。
13.『アナと雪の女王/家族の思い出』
世界的な大ヒット作である『アナと雪の女王』のスピンオフ作品として制作されたクリスマスエピソード!
アナと氷の力を自在に使えるようになったエルサは、アレンデール王国の人々を招いてパーティを開くことにします。しかし、集まった人々は、それぞれの家族に受け継がれている“伝統のクリスマス”を過ごすために早々に帰ってしまいます。しかし、少女時代に離ればなれに暮らしてきたアナとエルサは自身の家の伝統のクリスマスを知らないことに気づきます。
そんなやり取りを見ていたのが、雪だるまのオラフ。オラフは、二人のために住人たちのクリスマスの過ごし方を調べ始めます。
オラフを主人公に据えて、コミカルなストーリーが展開され、最後にはホッコリしたラストが待っているハートフルコメディになっています。
14.『くるみ割り人形と秘密の王国』
E.T.A.ホフマンによる童話や、チャイコフスキーが作曲したバレエ音楽などでも知られる『くるみ割り人形とネズミの王様』を美麗な現代のグラフィクで実写映画化。
愛する母を亡くしてしまったことをきっかけに心を閉ざした少女クララが、くるみ割り人形によって、秘密の王国へと誘われます。鍵を奪っていったネズミを追いかけていった先で出会ったホフマン大尉によって、4つの王国を巡るクララは、その先で亡き母と王国の関係、そしてクララに関わるある秘密を知っていくことになります。
幻想的な映像と、洒落た音楽が彩る物語が美しい映画。古典的な物語を新鮮な気持ちで楽しむことができる、クリスマスを舞台に繰り広げられる冒険譚です。
15.『映画妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』
10年代に冬の風物詩として映画館を賑わしてきた映画妖怪ウォッチシリーズにも、クリスマスにちなんだエピソードを含む作品が登場。
妖怪となってしまったケータ、8年後の世界でかつての飼い主エミちゃんに会うジバニャン、実家のコマ母ちゃんのもとに里帰りしたコマさん、そしてサンタクロースの当番が回ってきてしまったUSAピョン。それぞれのショートストーリーがオムニバス的に展開していくのですが、これらの物語はエンマ大王のあるエピソードへと繋がっていく5本立ての劇場版です。
人気キャラクターが続々と登場することはもちろん、一見繋がっていない物語のひとつひとつが最後にひとつの物語に収束していく仕掛けが見事な映画となっています。
恋人同士で観たい!愛が深まるクリスマス映画11選
やはり、クリスマスは夫婦や恋人同士で過ごす方が多いのではないでしょうか?お次は、クリスマスが舞台の恋愛映画を紹介します!
切ないものからハッピーなストーリーまで、クリスマスだからこそ観ておきたいイチオシ映画ばかりなので、キュンキュンしたい方やお熱い雰囲気に浸りたい方はこちらから探してみてください。
1.『ホリデイ』
「クリスマスに旅先で運命的な出会い」
出典:Amazon.co.jp
互いの家を交換するという「ホームエクスチェンジ」を題材にした恋愛映画。
恋人の浮気が発覚し、旅行でパーッとストレス発散したいアマンダ(キャメロン・ディアス)と、ダメ男に3年も執着してしまうようなネガティブ女性・アイリス(ケイト・ウィンスレット)がクリスマス休暇中にお互いの家を2週間限定で交換することに。
互いに旅先で様々な出会いを果たし、それぞれの恋愛を見つめ直し最終的にハッピーエンドを迎えるという気持ちの良い映画です!イケメン男子とのラブロマンスあり、ダメ男をふっきるスカッと展開ありで前向きになれる作品。
2.『あなたが寝てる間に…』
「クリスマスの朝に始まる予期せぬ人生」
出典:IMDb
運命の出会いはクリスマスの朝。両親を失い、孤独な改札係のルーシー(サンドラ・ブロック)は、ひっそりと憧れていたエリート弁護士が不良に絡まれ、線路に落ちてしまうのを間一髪助ける事に。しかし勘違いが勘違いを呼び、お相手の家族にフィアンセだと思い込まれて中々本当の事を言い出せなくなってしまう。
嘘で嘘を固めていく展開と聞くとあまり良い印象がありませんが、この物語はどこか心温まる幸せな物語に仕上がっています。孤独だったルーシーが家族の温かさに触れ、本当の愛を手に入れるまでの奇跡の物語です。
3.『アパートの鍵貸します』
「クリスマスのハッピーラブコメディ」
出典:Amazon.co.jp
舞台はクリスマスイブから大晦日にかけて。
アカデミー賞で作品賞を始めとする5部門を受賞した、ラブコメディ映画の傑作。監督を手掛けるのは『麗しのサブリナ』や『昼下りの情事』で知られるビリー・ワイルダー監督!
上司の不倫(情事)を手助けして昇進する為、主人公の男性が自分のアパートを不倫上司たちに”また貸し”するというストーリーですが、下衆なテーマと侮るなかれ。ジャック・レモンを始めとする出演者たちの演技はもちろん、時にシニカルで時にお茶目な、センスバツグンの台詞の数々。そしてアメリカの資本主義や文化もビリー・ワイルダー監督の手で秀逸に描かれており、ラストはなんとも粋な展開。笑いあり、涙ありのハッピーエンドな傑作ラブコメディです。
多彩な表現力が魅力的!ビリー・ワイルダー監督映画特集『麗しのサブリナ』他4.『セレンディピティ』
「クリスマスに掴んだ運命の恋」
クリスマスのニューヨークで出会うところから物語が始まります。
この映画は、とにかく「そんな都合いいことある!?」と突っ込みたくなるほど、偶然が偶然を呼び運命的な出会いを果たす男女の物語ですが、せっかくのクリスマスですから、これくらい現実離れしたおとぎ話もありでしょう。
偶然デパートで同じ手袋を手に取った事で意気投合した2人は、お互いに恋人がいる身であった為一つの賭けを行う事に。それは、「古本」と「5ドル札」にそれぞれの連絡先を書き、巡り巡ってそれが互いの手元に回ってきたら運命を信じる、というもの。果たして二人の運命の行方はどうなるのか――クリスマスから始まるロマンティックな奇跡を見届けてみませんか?
5.『わんわん物語』
「わんわん視点のロマンティック・コメディ」
クリスマスに始まりクリスマスに終わる映画。
ディズニーが手掛ける犬視点のロマンティック・コメディを描いたアニメーション映画。裕福な家庭で愛情いっぱいに育てられてきたコッカー・スパニエルのレディと、野良犬のトランプ。身分の違う2人がひょんな事で出会い、様々な障害を乗り越えながら次第に仲を深めてゆく姿に癒されます。
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6.『大停電の夜に』
「ロマンチックな大人の恋愛映画」
出典:Amazon.co.jp
上述した『ラブ・アクチュアリー』のしっとりとした邦画バージョンとも言えるような、複数人の過去・現在の「恋愛」を描いたオムニバス作品で、ラストにかけてそれぞれの物語がゆっくりと繋がっていきます。
クリスマスイブの夜に突如東京で大停電が起こる。キャンドルの仄かな明かりで照らされる都会に、ビル・エヴァンスのジャズが静かに鳴り響く――そんな大人のための恋愛映画。王道クリスマス映画のようなキラキラ輝く眩しさはありませんが、たまにはしっとりとした夜を過ごしたいという方にはおすすめです。
7.『NOEL-ノエル-』
「孤独な人々に向けてクリスマスが起こす奇跡」
出典:Amazon.co.jp
こちらも、『ラブ・アクチュアリー』をよりしっとりとさせた雰囲気のアンサンブル劇です。
事情がありそれぞれ孤独や悩みを抱えている人たちの元に、聖なる夜、奇跡が起こる――。人を愛する事の難しさ、切なさ…言いようのない孤独を取り巻く人々の人間ドラマを美しく描いた1本です。
8.『めぐり逢えたら』
「運命のきっかけはクリスマス」
この映画は、「クリスマスで終わる映画」ではなく、きっかけが「クリスマス」というシチュエーションです。
愛する妻を失って悲しみに暮れる父親・サム(トム・ハンクス)を見かねた8歳の息子が、生放送のラジオ番組に「パパの新しい奥さんを見つけたい」という相談の電話を入れる。父親はそこで渋々妻に対する想い、未だに立ち直れないでいる事を打ち明けた。
それを聞いて胸を打たれた女性の一人であるアニー(メグ・ライアン)とサムは運命的に惹かれ合い、お互いに一目会おうと行動しますが中々タイミングが合わずすれ違いの連続で――。
手に汗握りながら二人の”巡り逢い”の行方を応援したくなるロマンチック・ラブコメディ。
9.『天使のくれた時間』
「富や名声よりも大切なものがある」
ビジネスで成功し社長にまで上り詰め、独身生活を謳歌していたジャック(ニコラス・ケイジ)が、とある男との出会いをきっかけに「金持ちではないが、恋人のケイトと慎ましく幸せに暮らしている」パラレル世界に飛ばされてしまうというファンタジー映画。
ジャックの恋愛模様が描かれていきますが、恋愛のみにフォーカスした映画…というよりは「お金や仕事も大切だけど、本当に大切なものは人との繋がり、そして人の温もり」という事を真っ直ぐに教えてくれ、ハートワーミングな気持ちになる、クリスマスに最適な映画です!
疲れた心を癒す言葉がいっぱい!『天使のくれた時間』10の名言集