勇猛果敢な生徒が集う”グリフィンドール”の特徴と歴史|スリザリンと似ている理由は?【ハリー・ポッター】
ハリーやロン、ハーマイオニーが所属する寮「グリフィンドール」。ホグワーツ魔法学校に存在する寮のうちの1つです。
最初は創設者4人の好みによって生徒を選んでいたのですが、4人がいなくなった後にも適切な組分けができるようにと、グリフィンドールによって4人の叡知を結集して組分け帽子が作られました。
入学した生徒たちは組分け帽子によって、グリフィンドール・ハッフルパフ・レイブンクロ-・スリザリンの4つの寮に分けられ、7年間の学生生活を送ります。
組分け帽子は、ハリーについて「勇気に溢れておる。頭も悪くない。才能もある。自分の力を発揮したいと願っておる。さてどうしたものか。」と話しました。
そのときハリーは強くスリザリンは嫌だと願い、無事にグリフィンドールに入ることができたシーン、「スリザリンは嫌だ」というセリフも有名ですよね。
この記事ではグリフィンドール寮の特徴、所属する生徒のキャラクターなどについて、徹底解説していきます!!
目次
- グリフィンドールの特徴と由来
- 【騎士道的精神を重んじる】創設者ゴドリック・グリフィンドールについて
- グリフィンドールの剣について
- 【勇猛果敢な生徒達】グリフィンドールの生徒は誰がいる?
- 『生き延びた男の子』ハリー・ポッター
- 『魔法界の道案内』ロン・ウィーズリー
- 『頭脳明晰な軍師役』ハーマイオニ-・グレンジャ-
- 『実は強力な魔法使い』ジニー・ウィーズリー
- 『実は一番成長した!』ネビル・ロングボトム
- 『規則やぶりの常習犯』フレッドとジョージ・ウィーズリー
- 『成績優秀な兄』パーシー・ウィーズリー
- 『名高い魔法使い』アルバス・ダンブルドア
- 『ちょっと怖いけれど愛情豊か』ミネルバ・マクゴガナル
- 『ハリーの父』ジェームズ・ポッター
- 『ハリーの母』リリー・エバンス
- 『ハリーの後見人』シリウス・ブラック
- 『隠れた人気者』リーマス・ルービン
- 『小心者でずる賢い』ピーター・ペティグリュー
- 『ダンブルドアに忠実』ルビウス・ハグリット
- 『ロンの両親』アーサー・ウィーズリーとモリー・プルウェット
- 『ロンの優秀な兄たち』ビル・ウィーズリーとチャーリー・ウィーズリー
- 『ネビルの両親』フランク・ロングボトムとアリス・ロングボトム
- まとめ
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グリフィンドールの特徴と由来
グリフィンドールは主人公のハリー・ポッターを始めとする勇敢で偉大な魔法使いを多数輩出した、映画シリーズでも原作でも有名な寮です。ここからはそんなグリフィンドールの特徴や由来を詳しく紹介していきます。
【シンボルカラーは真紅と黄金】グリフィンドールのロゴとその意味
グリフィンドールのシンボルカラーは真紅と黄金。。真紅はグリフィンドールが結びついている四大元素の火を意味し、黄金は伝説上の魔法動物のグリフィンを意味しています。さらにシンボルカラーはライオンとも関連していて、真紅がたてがみと尻尾、黄金が体を表現。「ドール」もフランス語で黄金を意味しており、黄金には二重の意味がかけられていることも有名です。
そしてシンボルモチーフのライオンは、グリフィンドールの猛々しい勇気を表しています。名前に入っている魔法動物のグリフィンも鷲の頭を持ったライオンなので、グリフィンドールとライオンの縁はとても深いようです。
鷲の聡明さとライオンの猛々しさを持ったグリフィンは、立派な魔法使いを生んだグリフィンドールの絶対的な存在感の象徴と言えるでしょう。
【グリフィンドールの特徴】勇猛果敢な生徒が集う
グリフィンドールへ振り分けられる生徒は、勇気と決断力、そして強い意志を貫く騎士道精神を持っているのが特徴。正義のためには友とも対峙できるような強さを求められます。
そして危険で無謀な状況に立ち向かう生徒も多く、仲間や正義のために体を張ることもしばしば。グリフィンドールの生徒には他の寮の生徒にはない勇敢さが見られます。
グリフィンドールに行くならば
勇気あるものが住まう
寮勇猛果敢な騎士道で
他とは違うグリフィンドール
ー「ハリーポッターと賢者の石」より
一方で自らの正義は貫くという固い意志は、他の寮から見ると少々傲慢で自分本位だと思われることも少なくありません。優秀で勇気のある生徒が多い反面、問題児も多いようです。正義のためには学校の規則を違反したり、状況を弁えない行動をとる生徒もいるため、方向性は違えど根本がスリザリンと似ているとも言われています。
【ライバル】グリフィンドールとスリザリンの関係
スリザリンは純血と知性を重んじる傾向が強く、しばしば闇の魔法使いを輩出します。サラザ-ル・スリザリンが知性と決断力を求めたため、狡猾で野心の強い生徒が多いのも特徴です。
ホグワーツ魔法魔術学校では、よい行いをしたものは加点され、悪い行いをすれば減点されます。クィディッチの試合など様々な場面でも加点されたり減点されたりしたりと、最も多い得点を稼いだ寮が一年の最後に寮杯を受けることができるのです。
スリザリンは卑怯な方法を使ってでも加点を取ろうとする一面があるため、なかでも騎士道的精神を重んじるグリフィンドールとは対立することが多いです。ハリーとマルフォイの対決はシリーズを通して繰り返し登場していますよね。
さらにダンブルドアをはじめとした不死鳥の騎士団メンバーの多数はグリフィンドール出身の一方で、ヴォルデモートと死喰い人のほとんどはスリザリン出身というように、対立関係が生まれることから、グリフィンドールとスリザリンがライバル関係と思われがちなのかもしれません。
貧欲なエリートが集う寮「スリザリン」を徹底解説!特徴や創設秘話まで【ハリー・ポッター】【密談にぴったり】グリフィンドールの談話室
グリフィンドールの談話室は、グリフィンドール塔の頂上にあり、ホグワーツ城の東塔8階に位置します。入り口は「太った婦人」の肖像画に守られており、合言葉を言わないと入れません。合言葉はしばしば変わるので、生徒達は覚えるのに苦労をしている様子。特に初期の頃は、ネビルが合言葉を忘れるシーンがしばしばありましたね。
談話室には男子寮と女子寮それぞれに続く階段があり、女子寮に男子は入れないことになっています。これは男子は信用できないが、女子は信用できるとの理由によるものです。
また談話室には暖炉があり、赤を基調とするインテリアで装飾されています。居心地のよい椅子やソファーもあり、クィディッチで勝利した時にパーティーが開けるくらいの広さもあります。
ハリーとロン・ウィーズリー、ハーマイオニ-・グレンジャーが度々密談をしていたのも、談話室です。またハリーとシリウス・ブラックは、暖炉を通じて連絡を取ったこともありましたね。
【騎士道的精神を重んじる】創設者ゴドリック・グリフィンドールについて
ここからはホグワーツを創設し、グリフィンドールの祖となったゴドリック・グリフィンドールについて詳しく紹介していきます。
ゴドリック・グリフィンドールの人格
グリフィンドールを創設した中世の偉大な魔法使い「ゴドリック・グリフィンドール」は、騎士道精神に溢れた優秀な人物。少々短気で、揉め事はすぐに決闘で方を付けるような一面も持ち合わせていましたが、混血に対する差別意識もなく強い正義感を持っていました。勇敢で行動力のある彼の人格は、現代のグリフィンドールの生徒達にも色濃く引き継がれています。
さらにゴドリックは優れた剣士であったことも有名で、マグル相手に決闘を行う時は魔法を使わず剣だけで戦いました。グリフィンドールの生徒に求められる強い騎士道精神は、優れた剣士でもあった彼の姿勢が大きく影響しているようです。
ゴドリック・グリフィンドールの謎の多い生立ち
またゴドリックは、両親や子孫について一切不明で4人の創立者の中では生立ちの謎が多いことも有名。断片的に語られる彼の詳細は、偉大ながら不明瞭な点が多々あります。一方で、現代に至るまで生徒の寮の組み分けに使われている「組み分け帽」がゴドリックの持ち物であったことや、出身地が「ゴドリック谷」であることは記録されていました。
特に出身地のゴドリック谷は、もともと「西の荒野」と呼ばれていましたが、偉大な魔法使いゴドリックの出生地ということでゴドリック谷と呼ばれるようになったと言われています。このゴドリック谷はダンブルドア校長や、闇の魔法使いのグリンデルバルドが暮らした土地としても有名です。
グリフィンドールの剣について
ゴドリックの所持品の中で特に有名なのは、物語の中で度々活躍する「グリフィンドールの剣」でしょう。物語で度々ホグワーツの危機を救い、ハリー・ポッターファンで知らない人はいないほどのアイテムです。ここからはそんなグリフィンドールの剣について詳しく紹介していきます。
選ばれしグリフィンドール生だけが使える
グリフィンドールの剣はホグワーツに危機が訪れた時だけ、選ばれし生徒の前に現れます。そして真のグリフィンドール生だけが組み分け帽子からグリフィンドールの剣を引き抜くことができると言われており、物語の中で主人公のハリーと、ハリーの友人であるネビル・ロングボトムが引き抜きました。元グリフィンドール生のダンブルドア校長が使用したシーンも有名です。
また、グリフィンドールの剣はゴドリックの死後ホグワーツの校長室で厳重に保管されていたため、ホグワーツ創設者4人の代表的な所持品の中で唯一分霊箱になりませんでした。ヴォルデモートはスリザリン生だったため、グリフィンドールの剣を扱うことはできなかったようです。
力を吸収する特殊な仕様
またグリフィンドールの剣はさらにより強くなるために様々なものを吸収する力を持っているのも特徴。「ハリー・ポッターと秘密の部屋」ではバジリスク毒を吸収して力を増幅させていました。バジリスクの毒を吸収して以降、グリフィンドールの剣はヴォルデモートの分霊箱を破壊できる希少な武器へと進化したのです。
さらに錆や刃こぼれなどの劣化を受けないのも大きな特徴。力を吸収して殺傷能力は高まりますが、劣化することはないようです。
グリフィンドールの剣の伝承
ゴドリックの時代は、魔法界と人間界の交流がまだ行われていた時代で、魔法族とマグルが決闘をすることも頻繁にありました。グリフィンドールの剣はそんな状況でマグル相手に魔法の杖を使うのはフェアではないと考えたゴドリックが、ゴブリンの王のラグナック1世に依頼して作らせたものであると言われています。
そして剣は白銀の美しく完成。あまりの出来にゴドリックへ渡すのが惜しくなったラグナック1世は「部下に盗まれた」と言って剣を奪い返そうとするも敗北します。強力なゴドリックに手出しができないラグナック1世はそれ以降「グリフィンドールの剣はゴブリンから盗まれたもの」という伝承を広めました。
【勇猛果敢な生徒達】グリフィンドールの生徒は誰がいる?
グリフィンドール生には、主人公のハリー・ポッターをはじめ、様々な生徒がいます。
どんな生徒がいるのか、紹介します。
『生き延びた男の子』ハリー・ポッター
物語の主人公であるハリー・ポッターはグリフィンドールに所属しています。赤子の時に、「ヴォルデモート卿を倒す運命の子」として狙われ、ハリーを守ろうとした両親をヴォルデモート卿に殺されます。
ハリー自身も傷を負いますが、母の愛に守られ、その後ダンブルドア校長の手で伯母の元に預けられたので命は長らえました。そのため「生き延びた男の子」として魔法界の人々から注目されています。入学時に行われる組分け帽子からはスリザリンでも偉大な魔法使いになれると打診されますが、ハリーは自らグリフィンドールを志願しました。
『魔法界の道案内』ロン・ウィーズリー
ハリーの親友です。ホグワーツ特急に乗るキングス・クロス駅で、9と4分の3番線への通り方をロンの母がハリーに教えたことで、初めて顔を合わせました。汽車の中で親しくなり、ハリーにとって魔法界について教えてくれる大切な友達です。
ウィーズリー家は全員グリフィンドール生で、組分け帽子を頭に乗せる間もなく「グリフィンドール!」と叫ばれました。七人兄妹の六男で、成績優秀な兄たちと自分を比べてコンプレックスを抱いたり、ハリーを妬んだりもしましたが、五年生の時には寮の監督生となり、ハリーの親友として傍らに居続けます。
『頭脳明晰な軍師役』ハーマイオニ-・グレンジャ-
ハリーとロンの親友です。両親ともマグルの人間界出身ですが、成績優秀で勇敢な生徒です。生意気な物言いをするので、敬遠されることも多いのですが、ハリーを支え続けて、ヴォルデモート卿との長い戦いの間中、寄り添い続けます。早くからロンに惹かれており、ホグワーツの戦いのあと、ロンと結婚します。
『実は強力な魔法使い』ジニー・ウィーズリー
ロンの妹です。ウィーズリー家七人兄妹の末子で、ただ一人の女の子なので、兄たちには子ども扱いされています。ロンを通じてハリーとも親しくなりますが、ハリーに憧れるあまりにハリーの前では無口です。
そんなジニーですが、ボーイフレンドたちとの別離やダンブルドア軍団への参加を経験して、だんだん大人っぽくなり、魔法省の戦いにもハリーと行動を共にします。そしてハリーと恋人同士になりました。ホグワーツの戦い直前に、ハリーから別れを告げられますが、ハリーを思い続けてホグワーツで活動を続け、戦いのあとハリーと結婚、三人の子どもが生まれました。
『実は一番成長した!』ネビル・ロングボトム
物忘れが激しく、何をしても失敗ばかりのネビルですが、実は生粋の純血である聖28一族の出身です。両親はフランクとアリス・ロングボトムといい有名な闇祓いで、不死鳥の騎士団に所属していました。ヴォルデモート卿の配下ベラトリックス・レストレンジに、磔の呪いをかけ続けられて精神崩壊を起こし、聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院しています。そのためネビルは、おばあちゃん子です。
ネビル自身は、何をしても失敗ばかりの自分のことを「スクイプ(魔法が使えない魔法使い)」だと言っています。得意の薬草学以外は、学業も優秀とは言えません。
そんなネビルですが『ハリー・ポッターと賢者の石』で、ハリーとロン、ハーマイオニ-が内緒の冒険をしようとした時に、勇気を持って止めようとしたことで加点をもらいました。後にダンブルドア軍団に参加し、ハリーたちが学校を離れてからも、ジニーやディーン・トーマス、シェーマス・フィネガンらと共に戦いつづけ、ホグワーツの戦いでは中心メンバとして心強い仲間となります。
『規則やぶりの常習犯』フレッドとジョージ・ウィーズリー
ロンの兄の双子で、二学年上です。2人は規則やぶりの常習犯でいたずらの天才です。在学中から様々ないたずらグッズを作って学校内で販売していました。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で校長となったドローレス・アンブリッジに反発し、7年生になる前にホグワーツを退学。いたずら専門店ウィーズリー・ウィザード・ウィーズを開きます。
ちなみに、この店を作るにあたり、ハリーがスポンサーとなっています。2人とも、ダンブルドア軍団と不死鳥の騎士団に所属しており、ヴォルデモート卿との最後の戦いでフレッドは戦死します。
『成績優秀な兄』パーシー・ウィーズリー
ロンの兄で四学年上です。成績優秀で、ハリーたちが入学した時にはグリフィンドールの寮長を務めていました。卒業後は魔法省に入り、魔法大臣付の補佐官となります。ヴォルデモート卿の復活を否定する側についたため、家族との間が冷たくなった時期もありましたが、やはり家族への思いは断ち切れずホグワーツの戦いには参加しています。
次に、グリフィンドールの出身者を紹介します。
『名高い魔法使い』アルバス・ダンブルドア
ホグワーツの校長を務めています。規則やぶりの常習犯であるハリーたちを、いつもあたたかく見守っています。ヴォルデモート卿との因縁に苦しむハリーに常に寄り添い続ける一方で、ハリーの運命を知っているため、辛い思いも抱えていました。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で、自分を殺す命令を受けたドラコ・マルフォイを守るために、自らセブルス・スネイプに殺されるという結末になっています。
『ちょっと怖いけれど愛情豊か』ミネルバ・マクゴガナル
グリフィンドールの寮監。ハリーたちにお説教をすることも多いのですが、影から彼らを応援している心強い存在。ハリーをクィディッチのシーカ-に推薦したのもマクゴナガル先生で、新しい箒をこっそり贈ってくれましたね!
厳しさの裏では、茶目っ気たっぷりの性格でもあります。
不死鳥の騎士団のメンバーでもあり、「死の秘宝2」ではホグワーツでスネイプと戦い、勝利したシーンは大迫力でした!
『ハリーの父』ジェームズ・ポッター
学生時代には、シリウス・ブラック、リーマス・ルービン、ピーター・ペティグリューとつるんでいたずらをしたり、規則やぶりをしたりしていました。セプルス・スネイプをいじめたりもしていたので、スネイプからは深く恨まれています。
優秀な闇祓いで、不死鳥の騎士団にも所属していました。ハリーが赤子だった時に、ハリーを守ってヴォルデモート卿に殺されます。
『ハリーの母』リリー・エバンス
マグル出身です。人間界で暮らしていた時から、セブルス・スネイプとは知り合いで、ジェームズのいたずらに抗議したりしていましたが、ホグワーツ魔法魔術学校卒業後にジェームズと結婚します。
ジェームズと同じく、ハリーを守ってヴォルデモート卿に殺されます。ハリーはよく、お母さんと目がそっくりだと言われています。
『ハリーの後見人』シリウス・ブラック
純血のブラック家の出身。ブラック家は代々スリザリンに入寮していましたが、シリウスはグリフィンドールに入寮し、ジェームズと親友になります。
ジェームズとシリウスのコンビは規則やぶりの常習犯で、有名な問題児でした。その分ジェームズを思う気持ちが強く、ハリーにも愛情を注ぎます。
ハリーの名付け親でもあり、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』以降、ハリーの後ろ楯となりました。しかし『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で、ハリーを守るためにヴォルデモート卿と戦い、殺されてしまいます。
『隠れた人気者』リーマス・ルービン
ルーピン先生はジェームズの親友。優秀な闇祓いですが、その正体は狼人間で、満月の度に理性を失い狼に変身してしまう苦しみを味わっています。
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で、ホグワーツ特急の中で死喰い人に襲われたハリーを救います。ホグワーツ魔法魔術学校では「闇の魔術に対する防衛術」の教授となり、ハリーには身を守るために、守護霊の術を教えます。
ハリーにとっては父の親友であり、尊敬できる教授ですが、狼人間であることが知れわたってしまったことでホグワーツを辞職します。その後は不死鳥の騎士団のメンバーとして、ハリーと関わり続けますが、ホグワーツの戦いで妻と共に戦死してしまいました。
妻は不死鳥の騎士団のメンバー、ニンファドーラ・トンクスで、一人息子のエドワード・リーマス・ルービンの後見人にハリーを指名しました。
『小心者でずる賢い』ピーター・ペティグリュー
ジェームズ・ポッター、シリウス・ブラック、リーマス・ルービンの同級生です。学生時代には、つるんでいたずらをする仲間として振る舞っていましたが、ヴォルデモート卿との戦いの時に裏切り、ジェームズとリリーの居所をばらし、その罪をシリウス・ブラックになすりつけます。
そしてネズミに変身し、ウィーズリー家のペットとして身を隠しました。『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で正体を現し、ヴォルデモート卿の復活に奔走します。
『ダンブルドアに忠実』ルビウス・ハグリット
半巨人の魔法使いで、アルバス・ダンブルドアをこよなく敬愛しています。ハリーにホグワーツ魔法魔術学校への入学許可証を渡し、ハリーの誕生日を初めてまともに祝ってくれました。ホグワーツ魔法魔術学校では、森と領地の番人を務め、魔法生物が大好きです。ハリーたちが三年生の時から魔法生物の授業も受け持ちます。ハリー、ロン、ハーマイオニーの心強い友達です。
『ロンの両親』アーサー・ウィーズリーとモリー・プルウェット
アーサーは魔法省の局員で、魔法使いにもマグルにも平等な考え方をすることで知られる人物。ハリーをあたたかく見守り、不死鳥の騎士団の一員として力を尽くします。モリーは明るく陽気な性格で、ハリーを可愛がり、家庭の安らぎを感じさせてくれる存在です。
2人不死鳥の騎士団に所属し、普段は子供達を戦いに巻き込まないようにと気を配りますが、最後の戦いでジニーが襲われ、モリーは娘を守るために強力な力を発揮しました。ベラトリックス・レストレンジを倒す程、実は強力な魔法使いなのです。
『ロンの優秀な兄たち』ビル・ウィーズリーとチャーリー・ウィーズリー
ロンの一番上の兄と二番目の兄。共に不死鳥の騎士団に所属しています。ビルの妻は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でハリーと対決したボーバトン魔法アカデミー出身のフラー・デラクールで、貝殻の家に住んでいます。
チャーリーは映画には登場しませんが、ドラゴン使いとして度々名前が出ています。
『ネビルの両親』フランク・ロングボトムとアリス・ロングボトム
ふたりとも有名な闇祓いで共に不死鳥の騎士団に所属していました。ヴォルデモート卿との戦いの時に、ジェームズとリリーの居所を知っているとして、ベラトリックス・レストレンジに磔の呪いをかけ続けられて精神崩壊を起こし、聖マンゴ魔法疾患傷害病院に長く入院しています。退院できる見込みは薄いようです。
まとめ
グリフィンドールについて様々なことを解説してきましたが、新しい発見があったでしょうか。ハリー・ポッター・シリーズは知れば知るほど奥深く、まるごと楽しめる作品ですね。主要キャラクターがたくさん所属しているグリフィンドールについて深く知れば、物語もより分かりやすくなるはずです!
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