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【洋画編】大どんでん返し映画25選!驚きのオチに映画ファンが絶賛の名作集

ひとっとび編集長

どんでん返しがある映画は、いつの時代でもある一定の人気をキープしています。この類の作品は、映画鑑賞における起爆剤のような役割を果たしてくれますね。

そんな中でも、「えっ⁉︎」とドン引きするくらいにバッドエンドな作品から、スッキリするどんでん返しまでいろいろなジャンルがあると思います。

この記事では、下記のようにジャンルを分けてどんでん返し映画を25作品厳選しました!どれも高評価で良作なので、ぜひご鑑賞ください!

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おすすめどんでん返し映画!【ホラー・サスペンス編】

ホラー映画の醍醐味は映像表現やスリリングな展開に、ドキッとさせられることですよね。これに想定外のどんでん返しが加われば、生涯忘れられない作品となるかも知れません!ここではホラーやスリラー、サスペンス映画にいい具合でどんでん返しが用意された、おすすめ作品をご紹介します。

こちらは洋画のみ紹介しておりますので、邦画バージョンも読みたい方はこちらの記事をご覧ください。

どんでん返し 邦画【邦画】2度3度騙される!どんでん返しがすごい映画25選

1.シックス・センス

「少年は死者を見ることができる。」

どんでん返し映画1
出典:映画『シックス・センス』公式サイト

あらすじ

児童心理学者であるマルコム(ブルース・ウィリス)はその努力が認められ、市民栄誉賞を受け取った。妻アンナ(オリヴィア・ウィリアムズ)と共に自宅で祝杯をあげていると、不審な人物が不法侵入していたことに気付く。その男は、マルコムが10年前にカウンセリングしたヴィンセント(ドニー・ウォルバーグ)だった。ヴィンセントはマルコムが「自分を救ってくれなかった」と言い、その恨みからやってきたのだ。

彼はその後マルコムを撃ち、自分も銃で自殺した。1年後落ち込んでいたマルコムは、妻からもすっかり相手にされなくなってしまう。そんな時新しい患者、コール・シアー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と出会った。コールには兄弟もおらず、母親と2人暮らしだ。マルコムはコールの力になることで、ヴィンセントを救えなかった無念さを晴らそうとする。コールはマルコムに「自分には幽霊が見える」ことを打ち明けるのだが――。

シックス・センス マルコムどんでん返しの最高潮『シックス・センス』ネタバレと伏線を解説!

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

公開当時ショッキングなオチが話題となり、M・ナイト・シャマラン監督の名を世に知らしめた作品です。ラストにどんでん返しがあると聞かされていても、全く想像が付かない部類のオチが用意されています。そのため『シックス・センス』は、観客の盲点や思い込みを上手く利用した映画かも知れません。まさにコロンブスの卵!1度気付けば簡単なことだった、と思えるシンプルな構想も魅力と言えるでしょう。

こんな人におすすめ

  • 激しいホラーが苦手な方
  • 1度目の鑑賞と2度目の鑑賞で違った味わいを楽しみたい方
  • 複雑な考察をしなくても、シンプルに楽しめる良作をお探しの方

こんな人には向かないかも…

  • グロテスクで血のりたっぷりのホラー描写を期待する方
  • 物語のネタに敏感で、すぐにどんなオチが待ち受けているか予測できる方
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2.[リミット]

「目覚めたら箱の中。脱出不可能。そのとき、あなたを救うのは、誰だ?」

どんでん返し映画2
出典:Amazon.com

出典:映画『[リミット]』予告編

あらすじ

トラックの運転手としてイラクに単身赴任していたアメリカ人のポール(ライアン・レイノルズ)は、目が覚めると棺の中に閉じ込められていた。棺は狭く土の中に埋められているようで、とても脱出できそうになかった。ポールは状況が把握できない中で、ライターとペン、携帯電話を見つける。

その後彼は仕事中、テロリストに襲撃されたことを思い出す。更に見知らぬ男からの携帯電話が鳴り、「身代金を払わなければ命はない」と脅かされるが――。

リミット ライター閉じ込められた理由は?鬱映画『[リミット]』のネタバレあらすじ〜ラスト

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

本作品はほぼ、ポールを演じるライアン・レイノルズの一人芝居によって進行します。物語は、よく分からない理由で閉所に閉じ込められた男が、パニックに陥りながらもそこからの脱出を図るという極めてシンプルなものです。しかもその場所が棺の中というあり得ないシチュエーションであることが、本作のみどころと言えるでしょう。ラストのオチは、通常では考えられないような展開と言えるかも知れません。

こんな人におすすめ

  • ワンシチュエーションで進行する密室劇をたくさん鑑賞したい方
  • アイデアの優れた映画が好みの方
  • エンディングに特徴のある作品をお探しの方

こんな人には向かないかも…

  • 閉所恐怖症の方
  • 予想を裏切る後味の悪いエンディングが好みでない方
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3.ミスト

「霧の中には“何”が待っていたのか――。映画史上かつてない震撼のラスト15分」

どんでん返し映画3
出典:Amazon.com

あらすじ

舞台はアメリカのとある田舎町。人々は大嵐の翌日食料や生活用品を買い求め、スーパーマーケットに集まっている。主人公デヴィッド(トーマス・ジェーン)もその中の1人だ。彼は8歳の息子ビリー(ネイサン・ギャンブル)を連れていた。

しかしスーパーマーケットの中では、次々と不気味な出来事が起こる。老人ダン(ジェフリー・デマン)が鼻血を流しながら店内に飛び込んで来て、「霧の中に何者かがいる!」と叫んだ。その後店内を、激しい地震が襲う。今屋外へ出るのは危険だと判断した人々は、スーパーの中で共に1夜を過ごすことになるが――。

ミスト映画『ミスト』のあらすじネタバレ結末|霧の正体や生き残った人について解説

 

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

どんでん返しと言えば『ミスト』、と言うぐらい本作品の衝撃的なラストは、有名かも知れません。この後味の悪いエンディングは、監督であるフランク・ダラボンの提案によって採用されました。劇中希望が持てるようなシーンはほとんどないに等しく、そんな状態のままラストのバッドエンドに突入します。

原作者スティーヴン・キングが、「自分がこの斬新な結末の発案者でなかったこと」をたいそう悔しがったという話も興味深いものです。

こんな人におすすめ

  • 後味の悪いバッドエンドのホラー作品に、思わずにやりとしてしまう方
  • 衝撃的なオチのある物語をとにかく観たい方
  • 集団心理の怖さが描かれるパニック作品に興味がある方

こんな人には向かないかも…

  • 映画のラストがハッピーエンドでないと納得がいかない方
  • ショッキングなホラー描写が苦手な方
  • 原作とは違うエンディングに抵抗のある方
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4.キャビン

「あなたの想像力なんて、たかが知れている」

キャビン ラスト
出典:Amazon.com

あらすじ

デイナ(クリステン・コノリー)、カート(クリス・ヘムズワース)、ジュールズ(アンナ・ハッチソン)、ホールデン(ジェシー・ウィリアムズ)、マーティ(フラン・クランツ)の5人の若者は、カートのいとこの別荘である山小屋へ向かう。道中ではさびれたガソリンスタンドから愛想の悪い男が出てきて、その小屋はいわくつきであると若者に警告をした。

到着した山小屋は、想像以上に不気味な雰囲気を漂わせている。壁に掛かっている残酷な絵を外すと、そこにはマジックミラーがあり、隣の部屋から丸見えであった。しかし浮かれた気分の5人はそんなことも気にせず、湖で水遊びをしたり酒を飲んだりする。またマーティはハッパも楽しんでいた。しかし、この小屋の地下室に潜り込んだ若者らは禁断の書を読んでしまう――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

『キャビン』は、良い意味で”ことごとく予想を裏切られる作品”です。本作の冒頭から途中までの筋書きは、人気ホラー映画の『死霊のはらわた』に酷似しています。しかしストーリーが進むにつれ、『キャビン』が通常よく見かけるようなホラー作品と違うことに気付かされるでしょう。

構想は1人の男の変わった人生を描いた映画『トゥルーマン・ショー』にも近く、人々が研究施設から山小屋の若者達を覗き見をするという発想は、グロテスクな映像を観るのとは違った不気味さが感じられます。そのような意味では本作は古い山小屋というクラシックな映像と、近代的な研究施設の人々のようすが交差して物語が進むという新しい感覚のホラー作品であるかも知れません。他のホラー作品へのオマージュも満載で、ホラー好きなら観て損はない1作と言えるでしょう。

こんな人におすすめ

  • 他のホラーとは異なった視点を持つ作品をお探しの方
  • ホラー映画の典型的なパターンをくつがえした、斬新なホラー映画を観たい方
  • 他のホラー作品愛に溢れ、オマージュ満載の作品をお探しの方

こんな人には向かないかも…

  • 血のりたっぷりのグロテスクな描写が苦手な方
  • 伝統的なホラー作品をお好みの方
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5.エスター

「この娘、どこかが変だ」

どんでん返し映画5
出典:映画『エスター』公式サイト

出典:映画『エスター』予告編

あらすじ

ケイト(ヴェラ・ファーミガ)とその夫ジョン(ピーター・サースガード)は第3子を流産したことで、精神的に落ち込んだ日々を送っていた。そこで、2人は児童養護施設からエスター(イザベル・ファーマン)という名の女の子を養子として迎え入れることを決意する。しかし2人の実の子供のうち兄のダニエル(ジミー・ベネット)はエスターと年も近く、彼女を気持ち良く受け入れない。

反対に妹のマックス(アリアーナ・エンジニア)はまだ幼く、エスターの言いなりなっていく。この一見可愛らしい子供エスターは、時折不気味な言動を見せることがあった。また、彼女にはどうしても歯医者に行きたがらなかったり、入浴中鍵をかけたりするなど、一貫して譲らないことも多い。ケイトは次第にエスターの奇妙な行動に気付き警戒するが、夫のジョンはそれに気付かないのだ。エスターはケイトだけに対してだんだん挑発的になっていくが――。

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痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

ストーリー前半では、エスターの裏表のある言動にゾッとさせられます。例えば、夫妻の実の息子であるジミーの前で残虐に鳥を殺して見せるシーンなど、可愛らしい子供の容姿とは裏腹に、エスターの恐ろしい内面が次々と露わになっていきます。しかし、大人達はそれに気づかないんです。

ストーリー終盤、真実が分かってからの逆転劇は必見です。周囲の大人はエスターが如何に姑息な手段を使おうと、子供であるがゆえに許すしかありませんでした。ケイトの弱点はそこにあったのですが、物語の終盤では、自分の本当の子供を守るために復讐します。

こんな人におすすめ

  • 普段観るホラー作品の筋書きに物足りなさを感じる方
  • サイコホラーが好きな方

こんな人には向かないかも…

  • ドキッとさせられるようなショックな映像表現が苦手な方
  • 超常現象や幽霊がでてくるようなホラー作品を観たい方
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6.ゲット・アウト

「ゲット・アウト(出ていけ!)は、仲間を守るメッセージだった」

どんでん返し映画6
出典:映画『ゲット・アウト』公式Facebook

出典:映画『ゲット・アウト』予告編

あらすじ

若手の写真家であるクリス(ダニエル・カルーヤ)は、白人である恋人のローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれる。クリスは行く前から、「自分が黒人であることをローズの家族がどう受け止めるか?」と気にしていた。しかし、ローズの両親は予想に反して、クリスを温かく受け入れる。ローズの父親(ブラッドリー・ウィットフォード)は、自分がオバマの大ファンであることなどを話題にするのだ。

しかし、ローズの実家では黒人の使用人ジョージナ(ベティ・ガブリエル)が働いている。また、庭師として同じく黒人のウォルター(マーカス・ヘンダーソン)も働いていた。愛煙家のクリスが、夜中たばこを吸うためにこっそりと屋外へ出た時、ウォルターの奇妙な動きを目撃する。彼は深夜であるにもかかわらず全速力でランニングをしており、クリス目がけて猛突進してきたのだ。

またジョージナは自室で鏡に向かって髪を直していたが、その姿が何とも不気味なものであった。クリスが家の中に戻ると、なぜか母親のミッシー(キャサリン・キーナー)が待ち受けており、彼は再びギョッとする――。

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痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

『ゲット・アウト』の怖さは、使用人としてアーミテージ家(ローズの実家)に雇われている黒人ジョージナの、理解しがたい態度や行動に尽きるでしょう。笑いながら涙を流したり、妙に髪型を気にしたりするジョージナの行動動機は常に不明です。クリスはこれを見て自分の身に起こっている危機を感じ取り、恐怖心を煽られていきます。

またこの映画は、現代の黒人差別問題の風潮が描かれた作品というとらえ方も可能です。例えばアーミテージ家の人々は、弟のジェレミーを除き皆一見リベラルな気風を持っているかも知れません。しかし、蓋を開けてみるととんでもないことを企んでいる、そこが本作のポイントではないでしょうか?ラストのオチでは、これらの理由が全て分かる仕組みとなっています。

こんな人におすすめ

  • 黒人差別問題の中でも、深層意識に焦点を当てた作品に関心のある方
  • これまでに観た事がないようなスリラー作品をお探しの方
  • アメリカの他のホラーとは違い「何かが起こる前の怖さ」がじわりじわり表現された作品を観たい方

こんな人には向かないかも…

  • クリーチャーや化け物のホラー描写を観たい方
  • 心霊現象を扱ったホラー作品を観たい方

 

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7.ミッション8ミニッツ

「警告:このラスト、映画通ほどダマされる。」

どんでん返し映画7
出典:映画『ミッション8ミニッツ』公式Facebook

出典:映画『ミッション8ミニッツ』予告編

あらすじ

主人公コルター・スティーヴンス大尉(ジェイク・ジレンホール)は、アフガニスタンで任務をとり行う陸軍パイロットであった。しかしコルターが目を覚ますと、なぜかシカゴ行き列車に乗っている。その上、目の前に座った見知らぬ女性クリスティーナ(ミシェル・モナハン)からショーンと呼ばれ、パニックに陥ってしまう。

その後、コルターがトイレに行き鏡をのぞくと、そこにはまるで別人が映っていた。コルターの身分証には”ショーン・フェントレス”という、知らない人の名が書いてあったのだ。トイレから出てしばらくすると、列車が大爆発を起こしてしまう――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

悪夢の8分間がただひたすら繰り返される、拷問のような作品です。主人公コルターは、テロによって列車が爆破される8分前から、爆発が起こるまでの間をタイムループする事で、事の真相を探っていきます。

ループする事で徐々にクリスティーナに惹かれていくコルターは、次第に彼女を守ろうと頑張りますがなかなか上手くいきません。複雑で難しい脚本でありながら、主人公から勇気をもらえる感動的な作品でもあります。また、さまざまな解釈が出来る映画とも言えるでしょう。

こんな人におすすめ

  • どんでん返しのあるSF映画をお探しの方
  • SF映画の中でも、主人公が何度も同じ時間を繰り返すタイムループものが好きな方

こんな人には向かないかも…

  • 普段から電車に乗るのが怖いと感じる方
  • 冒頭から状況が把握できないような映画作品が苦手な方
  • 難解なストーリーのSF映画を観ると疲れる方
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8.オールド・ボーイ

「オレはなぜ監禁されたのか?」

どんでん返し映画8
出典:Amazon.com

あらすじ

主人公のオデス(チェ・ミンシク)は、深酒をして警察の世話になってしまう。その後電話ボックスから妻子に電話をかけるが、友人のジュファン(チ・デハン)と話している間にオデスは姿を消した。オデスは理由も分からぬまま、窓のない部屋に監禁されたのだ。部屋にはテレビしかなく、ニュースで自分の妻が殺害されたことを知り絶望する。発狂しそうになったオデスはトレーニングを始めた。その後監禁生活は15年間続く。

しかしある日、不思議な催眠をかけられた後、オデスは理由も分からないまま解放された。その場所は以前オデスが拉致されたのと同じ場所であった。15年も経っているので、世の中はすっかり変わり果てていた。そこへ見知らぬ男が、オデスに携帯電話と財布を届けに来るが――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

韓国の映画監督、パク・チャヌクの傑作作品です。本作品は主人公オデスが、自分が監禁された理由を探る物語として進行します。オデスは解放された直後、15年間も自分を監禁した人物に、復讐することを考えていました。しかし劇中のウジン(ユ・ジテ)のセリフにもあるように「なぜ監禁されたのか」でなく「なぜ解放されたのか」の方が重要だったのかも知れません。それがこの作品を読み解くヒントとなるでしょう。

ストーリーが進行するにつれ、オデスを監禁した男ウジンの過去と、真の目的が見え隠れします。そしてラストのどんでん返しでは、まさかと思うような事実が判明するのでした。

こんな人におすすめ

  • 原作も素晴らしく、良く考えられた脚本を元に製作された映画を観たい方
  • 登場人物の行動の動機に、説得力が感じられる作品を鑑賞したい方

こんな人には向かないかも…

  • 復讐がテーマになった作品が苦手な方
  • エグいバイオレンス描写に耐えれない方
  • 映画鑑賞後、晴れ晴れとした気分になりたい方
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9.search/サーチ

「娘が行方不明。唯一の手がかりは24億8千万人のSNSの中にある」

どんでん返し映画9
出典:映画『サーチ』公式Facebook

出典:映画『サーチ』予告編

あらすじ

主人公のデビッド・キム(ジョン・チョー)は、娘のマーゴット(ミシェル・ラー)と2人暮らし。妻のパム(サラ・ソーン)は病気で、数年前に亡くなっている。これまで温かい家庭を築いていたデビッドだが、妻の死後は高校生の娘との会話もめっきり減ってしまった。

ある朝デビッドは、マーゴットから昨晩3度ほど着信履歴が入っているのを見つける。着信に気が付かなかった彼は、すぐに折り返し電話をかけるが、娘は電話に出ない。

その日が金曜日で、彼女がピアノのレッスンを受けている時間だと気付いた彼は、そこに電話をかける。しかし彼女は半年前にレッスンの受講を辞めていた。その後デビッドはマーゴットの幼なじみのアイザック(コナー・マクレイス)の母親に電話をかけると、娘が山にキャンプに行っていることが分かる。

ひとまずホッとするデビッドだが、翌朝アイザック本人から電話が入り、彼女がキャンプに来なかったと聞かされるのだ。只事ではないと感じたデビッドは、その後警察に連絡するが――。

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痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

本作はスリラー映画でありながら失踪した娘の行方を追う、父親の情熱が描かれた感動作とも言えるでしょう。また、この映画は劇中のシーンのほとんどがPCの中で展開していく、新感覚スリラーとしても話題になりました。更に、主演キャストがアジア系アメリカ人俳優で構成されていることも注目されています。

PCのデスクトップ上で進行するストーリーと聞くと、薄っぺらな作品をイメージしてしまいがちですが、本作品はそうではありません。マウスの動きやSNSのコメント入力などの表現は思いの外エモーショナルであり、主人公デビッドに共感しやすい作りとなっています。デビッドが遂に犯人に気づくシーンは、背筋がゾッとするような感覚を味わうことでしょう。

こんな人におすすめ

  • SNSのやりとりやYOUTUBE動画を大胆にスクリーンに映し出した、新しい発想の作品をお探しの方
  • 親子愛を描いた感動作品が好きな方
  • 話題作は一応押さえておきたいという方

こんな人には向かないかも…

  • 情報量が多い作品が苦手な方
  • 登場人物が行方不明になる作品を怖くて観る事ができない方
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10.デビル(2010年)

「密室(エレベーター)が、お前たちの地獄になる」

どんでん返し映画10
出典:映画『デビル』公式Facebook

出典:映画『デビル』予告編

あらすじ

ある日、高層ビルの35階から1人の男が転落死した。ボーデン刑事(クリス・メッシーナ)は、その遺体の手にロザリオが握られていたことからこの事件を自殺とみなす。ボーデンが捜査をしていると、ちょうど同じビルのエレベーターが停止してしまう。

エレベーター内には、男女5名が乗り合わせていた。最初はただのちょっとした故障だと思っていた警備員らであるが、監視カメラに写る人々の脅え方ややりとりを見て、只事ではないと判断する。そこで近くで捜査を進めていたボーデンが、呼ばれることになるが――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

エレベーターという限られた空間に閉じ込められた人々の恐怖が描かれたホラー作品です。ここに閉じ込められたのはトニー(ローガン・マーシャル=グリーン)、ヴィンス(ジェフリー・エアンド)、サラ(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)、ジェーン(ジェニー・オハラ)、ベン(ボキーム・ウッドバイン)の5人ですが、この中に怪しい人物が紛れ込んでいるのでした。それが誰なのか分からないのが、本作品の面白みとも言えるでしょう。

エレベーター内の照明が消えるとスクリーンの画面自体も真っ暗になり、不気味な物音が響き渡りますが次の瞬間明かりが点くと、エレベーター内の誰かが殺されています。しかし照明が消えている時に限って殺人が起こるので、一体誰が犯人なのかが分かりません。5人は次第に互いを疑い始めます。犯人の意外性が、やや高めなのもポイントです。

こんな人におすすめ

  • ワンシチュエーションで展開されるホラー作品をお好みの方
  • パニックに陥った人々の人間ドラマが観たい方
  • B級ホラーが好きな方

こんな人には向かないかも…

  • 閉所恐怖症の方
  • 衝撃的でスリリングなストーリー展開に、耐えられない方
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おすすめどんでん返し映画!【ミステリー編】

一般的にミステリー作品の楽しみは、犯人を推理したり、不明瞭なことを明らかにしたりするところです。なので、ミステリー映画+どんでん返しの相性は最高!とも言えるでしょう。このような作品の楽しみ方はさまざまですが、劇中に張り巡らされている伏線に注意して鑑賞すると、よりその作品の深いところまで楽しめるのではないでしょうか。

伏線が張られた作品では、後々に明かされる事実があらかじめほのめかされています。よって先に起こることを、予測したり推理したりすることができるのです。また、後になって「あのシーンはこの為にあったのか!」と、気づいた時の喜びは計り知れません。ここではあっと驚かされる「どんでん返しのあるミステリー映画」をご紹介します。

11.ユージュアル・サスペクツ

「伝説の男は本当に“でっち上げ”の人物なのか?」

どんでん返し映画11
出典:映画『ユージュアル・サスペクツ』公式Facebook

出典:映画『ユージュアル・サスペクツ』予告編

あらすじ

カリフォルニア州サンペドロ港に停泊中の船が爆破され、27名もの犠牲者が出た。この船はマフィアの麻薬密輸船であり、9100万ドルの行方は謎である。生き残った2名の内1人は重傷、もう1人のヴァーバル(ケヴィン・スペイシー)は警察でデヴィット捜査官(チャズ・パルミンテリ)から、尋問を受けている。事の発端は、6週間前まで遡る。

ニューヨーク市警にディーン(ガブリエル・バーン)、マクナマス(スティーヴン・ボールドウィン)、トッド(ケヴィン・ポラック)、フレッド(ベニチオ・デル・トロ)、ヴァーバルの5人の男が連行された。容疑はトラックによる銃器強奪である。証拠不十分のため皆釈放されるが、この出会いがきっかけで5人はあるヤマを踏むことになる――。

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痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

どんでん返し映画の金字塔と言っても良い程、ミステリー映画の中でも有名な作品です。5人の個性的な犯罪者らが、あるヤマを踏んだことをきっかけに泥沼に嵌っていくストーリーは刺激的で、片時も目が離せません。

伝説のマフィアのトップ「カイーザ・ソゼ」は、本当に存在するのか?鮮やかでスマートなラストシーンは、何度も飽きずに鑑賞することができるでしょう。

こんな人におすすめ

  • ミステリーの中でも優れた脚本の、定番作品をお探しの方
  • 気持ち良く「騙された!」と思える作品をお探しの方
  • 思わず人に教えてあげたくなるような良作をお探しの方
  • 多くの人から共感を得るようなミステリー作品を観たい方

こんな人には向かないかも…

  • ノンストップのアクション要素が入ったミステリー作品をお探しの方
  • 人物の証言や回想シーンを元に推理していく物語が苦手な方
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12.ファイト・クラブ

「不眠症で悩む男がやがて生身の戦いにどんどんはまる」

どんでん返し映画12
出典:映画『ファイト・クラブ』公式Facebook

あらすじ

どこにでもいるような会社員「僕」(エドワード・ノートン)は、おしゃれな家具に囲まれブランドものの衣類を揃ており、他人から見れば良い生活をしているが、日々不眠症に悩まされていた。しかし、「僕」の不眠症は深刻で、医者に掛かる程になってしまう。その後「僕」は、医者から重病にかかった患者のセラピーに出席することを勧められる。

ニセ患者としてセラピーに出席し他の患者と共に涙を流していると、どういうわけか「僕」の不眠は一時的に回復した。しかし「僕」はマーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)という女性が、自分と似たような動機からセラピーに参加していることを知る。これが理由で、「僕」は再び不眠と戦う生活に戻ってしまった。そんな時「僕」は飛行機の中でタイラー(ブラッド・ピット)という自分とは正反対の性格の男に出会う――。

最強に過激でバイオレンスなファイト・クラブの名言集

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

「どんでん返し映画を語るなら、まずこの作品を観てから」といえるほど、話題になりやすい作品です。不眠症に悩む男がタイラーという謎の男と出会い、ひたすら殴り合いにはまっていくというストーリー展開も鑑賞者の心を掴み離しません。ラストのオチを観ることで、細かく張られた伏線が全て綺麗に回収されるのも痛快です。

こんな人におすすめ

  • 観ていて損はないと思えるようなメジャーな作品をお探しの方
  • 難解ではあるが、映画を体験として感覚的に楽しみたい方
  • スタイリッシュな映像描写を楽しみたい方

こんな人には向かないかも…

  • バイオレンス描写が苦手な方
  • 1回で満足できる映画が観たい方
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13.オーシャンズ11

「ハリウッド史上最強の犯罪ドリームチーム」

どんでん返し映画13
出典:映画『オーシャンズ11』公式サイト

出典:映画『オーシャンズ11』予告編

あらすじ

窃盗罪で服役中であったオーシャン(ジョージ・クルーニー)は、仮出所中にロスに住んでいる仲間のラスティ(ブラッド・ピット)を訪ねる。オーシャンがラスティに持ちかけたのは、ラスベガスの3大カジノの金が集まる巨大地下金庫を狙うという危険極まりない大胆なものだった。

オーシャンとラスティは、アメリカの様々な場所にいる仲間に集合をかけ、この大きな計画を持ちかける。そして、カジノの資産家ルーベン(エリオット・グールド)や爆破専門家のバシャー(ドン・チードル)など、各犯罪のスペシャリスト11名が集まった。しかしオーシャンにはこの計画を実行するにあたって、金庫の金以外にももう1つ大切な目的があったのだ――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

本作品は1960年の映画、『オーシャンと十一人の仲間』のリメイクです。この映画の面白さは各犯罪のスペシャリストが集結して、それぞれの腕前を披露するところにあります。チーム強奪もの映画の中でも、ゴージャスでバランスの良い作品と言えるでしょう。この作品が後のプロの強盗集団が活躍するようなケイパームービーに与えた影響は、計り知れません。

こんな人におすすめ

  • ケイパームービーの中でも、チーム強奪ものが特に好きな方
  • 劇中のスタイリッシュな強盗のテクニックに興味がある方
  • ハッピーエンドなどんでん返し作品が観たい方

こんな人には向かないかも…

  • 劇中の多くの登場人物を1度に把握することに疲れを感じる方
  • 犯罪者が主人公である作品に共感が持てない方
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14.グランド・イリュージョン

「この罠(トリック)に騙されるな」

出典:映画『グランド・イリュージョン』予告編

あらすじ

腕の良いストリートマジシャンに、謎のタロットカードが配られた。受け取ったのは、J・ダニエル・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)、メリット(ウディ・ハレルソン)、ヘンリー(アイラ・フィッシャー)、ジャック(デイヴ・フランコ)の4人である。彼らは謎の人物によってニューヨークのアパートに集められたのだ。そこで彼らは極秘の計画書を見つける。

4人は1年後「フォー・ホースメン」という名のマジックグループとして人気を博す。しかしマジックショーはエスカレートし、銀行から奪った大量のお札を会場でばらまくなどのショーへと発展した。これは明らかに違法行為だとして、「フォー・ホースメン」はFBIから追われる身となってしまう。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

本作品のラストに用意されたどんでん返しは大変好評で話題を呼ぶものでした。しかし、続編の『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』のラストが、1作目のオチを更にひっくり返すような内容のものであったため、シリーズものとしては賛否分かれる作品となっているようです。まずこのシリーズを鑑賞するのであれば、なるべく公開順に鑑賞されることをおすすめします。

通常映画の題材に「マジック」という要素が加わると、なぜか地味で説得力に欠ける作品のイメージが付きまとうものです。しかし本作品では、そこに犯罪映画のテイストを加えることにより、その難点が見事にクリアされています。その上ラストには意外なオチが用意されており、見応えのある作品と言えるでしょう。

こんな人におすすめ

  • ケイパームービーの中でもチーム強奪ものが特に好きな方
  • マジックのトリックやテクニックに興味のある方
  • イケメンマジシャンの活躍が観たい方

こんな人には向かないかも…

  • マジック自体があまり好きではない方
  • 異色の犯罪映画に興味が持てない方
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15.プレステージ

「想像を超えるラスト!驚愕のトリックに世界が興奮!!」


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あらすじ

舞台は19世紀末のロンドン。マジシャンの卵であるボーデン(クリスチャン・ベール)とアンジャー(ヒュー・ジャックマン)は、奇術師ミルトン(リッキー・ジェイ)のマジックの助手をしていた。そんなある日ボーデンのミスで、水槽マジックの中の女性ジュリア(パイパー・ペラーボ)を死なせてしまう。ジュリアは、アンジャーの妻であった。

その後2人はマジシャンとして活動するが、アンジャーは妻を死なせたボーデンを許さない。彼はボーデンのマジックショーを妨害し、ボーデンはそのせいで左指を2本失った。以後2人の確執は以前よりも酷くなり、マジシャンとしての腕を競い合っては醜い争いを繰り返す。アンジャーは助手であるオリヴィア(スカーレット・ヨハンソン)を利用し、ボーデンのマジックのトリックを知ろうとするが――。

プレステージ『プレステージ』のあらすじネタバレ|どんでん返しが秀悦な映画を解説

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

人間瞬間移動マジックのテクニックを競うボーデンとアンジャーは、互いにトリックを探り合います。アンジャーが最初に考えたトリックは、自分とそっくりの人物を見つけさも移動したように見せるというものでした。

ラストでは、ボーデンがどのようにして人間瞬間移動をしていたのか?が明かされ愕然とします。またこの事実が判明することにより、ボーデンの妻サラ(レベッカ・ホール)の意味深なセリフの意味も理解できるのが痛快です。

こんな人におすすめ

  • 1度の鑑賞では把握しきれない、難解映画を好む方
  • 一筋縄ではいかない作品が好きな方
  • 映画を考察するのが好きな方

こんな人には向かないかも…

  • マジックを題材にした映画作品に興味が持てない方
  • 古い時代が描かれた映画作品が好きでない方
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16.ゲーム

「サプライズのバースデイプレゼントが、とんでもない事に!」

どんでん返し映画16
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あらすじ

父親の富を引き継いだニコラス(マイケル・ダグラス)は、サンフランシスコでも有数の投資家だった。人生では大成功を収めたものの、妻とも離婚しており親しい友人もいないニコラスは、寂しい私生活を送っている。彼はある日、弟のコンラッド(ショーン・ペン)から誕生日プレゼントとして封筒を受け取る。

封筒の中には「CRS」と書かれたカードが入っていた。コンラッドは「もっと人生を楽しんで!」と言う。その会員制のクラブの「CRS」とは、一風変わったゲームを提供する会社であった。ニコラスはこの会社に足を踏み入れてしまうが――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

デヴィッド・フィンチャー監督が、『ファイト・クラブ』よりも前に撮った作品です。現実的には考えにくい笑えるどんでん返しですが、ハートウォーミングなエンディングには心を打たれます。そんなことが本当に可能なのか?など考えず、ただ騙されることを楽しみたい方にはおすすめの作品と言えるでしょう。

CRS社の提供するゲームへは参加資格が必要で、心理試験などの結果からニコラスは不合格になってしまいます。しかしここから奇妙なことが起きる、即ちゲームは開始されているのでした。これにより安泰であったはずのニコラスの人生は、どんどん下り坂になってしまうのです。また劇中では時折、登場人物らが動揺したような意味不明なセリフが出てきますが、それこそがこのストーリーの伏線となっているとも解釈できるでしょう。

こんな人におすすめ

  • ちょっと変わったハッピーエンドの作品をお探しの方
  • 黒幕を追うワクワクさが好きな方
  • 理詰めのミステリーではなく、鑑賞後クスッと笑えるような作品を観たい方

こんな人には向かないかも…

  • 目まぐるしく変わるストーリー展開に疲れを感じる方
  • 細かい犯行トリックが楽しめるミステリー作品をお探しの方

17.メメント

「10分前、僕は何をした?」

どんでん返し映画17
出典:Amazon.com

あらすじ

主人公レナード(ガイ・ピアース)は前向性健忘を患っており、10分しか記憶が持たない。原因は、自宅に強盗が入った際の犯人とのもみあいで頭部を強打したこと。妻(ジョージャ・フォックス)はこの時レイプされた上に殺害されてしまった。その事件以後、レナードは犯人を捜し続けている。犯行現場には犯人が2人おり、その内の1人はレナードが射殺したのだった。

過去を10分間しか記憶できないレナードは、会った人物や見たことなどを全てメモしていた。更に重要だと感じた物事は、体にタトゥーを入れることにしているが――。

メメント タトゥー『メメント』を時系列順にネタバレ解説|そもそもレナードの妻は死んだのか?

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

どんでん返し以外にも、みどころが満載の作品です。この映画は主人公の記憶が10分しか持たないことや、時間軸の構成が全て逆さまになっていることから、まるでSF映画を観ているような錯覚に陥りやすいのが特徴とも言えます。よって『メメント』を鑑賞するためにはこのような複雑な構成の中から、真実を見暴かなければなりません。

また本作はミステリーの中でも、「信頼出来ない語り手」の類型であると言えるでしょう。「信頼出来ない語り手」とは、物語を進行させるためのトリックの1つです。観客を上手くミスリードすることで騙し、ラストには真実をあるがまま見せてあっと驚かせるのがこのジャンルの作品のおもしろさかも知れません。『メメント』の場合主人公が前向性健忘であることから、観客は常に猜疑心を持たされることとなります。

なので本作は、秀逸なシナリオや、難解さを楽しむ類の作品とも言えるでしょう。ラストには、思いもよらなかった驚愕の事実が判明します。

こんな人におすすめ

  • 複雑で難解な映画作品を好む方
  • 時間軸にトリックや工夫が仕掛けてある映画作品が好みの方
  • 主人公が置かれている状況が極めて特異なミステリー作品をお探しの方
  • 映画作品の表現スタイルに新しさを求める方

こんな人には向かないかも…

  • 2回鑑賞しなければ理解できないような映画が嫌いな方
  • 時間軸が逆再生されたややこしい映画が気分ではない方
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18.アンノウン

「目覚めると、妻さえも“自分”を知らなかった――」

どんでん返し映画18
出典:映画『アンノウン』公式Facebook

出典:映画『アンノウン』予告編

あらすじ

アメリカの植物学者であるマーティン(リーアム・ニーソン)博士は、妻エリザベス(ジャニュアリー・ジョーンズ)と共にベルリンへやってきた。目的はバイオテクノロジーの発表である。しかし、ホテルに到着すると、大切なスーツケースが1つないことに気が付き、マーティンは1人で空港へ戻る。だがその際に乗ったタクシーが運悪く河に転覆し、命からがら救助された。

彼を助けたのは、そのタクシーの運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)である。病院で目を覚ましたマーティンは、4日間もの間昏睡状態だったのだ。彼は記憶が曖昧になっており、その上スーツケースに入れたパスポートなどの身分証がないままの状態だった。マーティンはとにかく妻が滞在しているはずのホテルに戻る。しかし驚いたことにエリザベスは、マーティンを見て「この人を知らない」と言いきったのだ――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

主人公マーティンは、ストーリー序盤から自分自身の身元を証明できないというトラブルに見舞われます。そのような意味では『バルカン超特急』や『バニー・レークは行方不明』のような、「失踪映画」という分類の仕方もできるでしょう。しかし、ミスリードの末待ち受けているのは、これらの映画とも一味違った結末です。

学会に出席すると、マーティン・ハリス(エイダン・クイン)だと名乗る別の人物がいました。自分のポジションを乗っ取られ、妻からも存在を理解してもらえない憐れな主人公の失望感は計り知れません。これによりマーティンにうっかり感情移入してしまいがちなのが、本作品の大きな落とし穴とも言えるでしょう。この不安定な心境の主人公役を、リーアム・ニーソンが得意の困り顔で好演しています。

こんな人におすすめ

  • 騙されていたと思うと嬉しくなる方
  • ややマイナーで良質なスリラー作品を観たい方
  • どんでん返しだけでなく、スピード感のあるアクションも楽しみたい方

こんな人には向かないかも…

  • ややこしいストーリー展開に疲れる方
  • あまりにテンポよく進む話にイライラする方
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19.閉ざされた森

「1度の鑑賞でこの謎を解き明かせるか?」

どんでん返し19
出典:Amazon.com

あらすじ

物語の舞台となるのは、パナマの米軍基地。ウエスト軍曹(サミュエル・L・ジャクソン)の率いるレンジャー部隊は、大嵐の中実弾訓練を行なっていた。ウエストは、過酷な訓練を兵士らに強制することで有名であった。その日レンジャー部隊の特別訓練に選ばれたのは6名。しかし悪天候の中の訓練であったため、全員が行方不明となってしまう。

しばらくすると、軍の捜索隊がヘリで捜査を始めた。17時間が経過した頃、3名の兵士が発見されるが彼らは仲間割れをし、互いを撃ち合っていたのだ。その中で生き残ったのは、ケンドル(ジョヴァンニ・リビシ)とダンバー(ブライアン・ヴァン・ホルト)である。ケンドルは重傷であり、それをダンバーが救助する形で発見された。ダンバーは訓練中に起こったことを話そうとしない。

そこでスタイルズ大佐(ティム・デイリー)は、元レンジャー部隊であり今は麻薬捜査官であるトム(ジョン・トラボルタ)に協力を求める。ダンバーはトムの尋問に対し、「ウエストと他の3人の兵士は死んだ」と答えるが――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

本作品は「ウエスト軍曹を殺したのは誰か?」という疑問の答えを探すべく、ケンドルとダンバーの証言のもと進行しますが、彼らが嘘をついている可能性もあるため本当のところは何が起こったのか分かりません。更にこの生き残った軍人2人の証言がそのまま映像化されるため、観客はそれを事実と思い込み混乱しがちでもあります。

ストーリー終盤では、そのような不明瞭な部分が徐々に明かされていき、一時的にスカッとした気分を味わえます。しかしその後、更なるどんでん返しがあることで、あっと驚く結末へ着地するんです。ラストを観れば全てが理解出来る作品ですが、それまでの道のりは長く靄のかかった道を歩いているような感覚に陥りがちな作品です。

こんな人におすすめ

  • 先の読めないストーリー展開にワクワクする方
  • 全体的に暗いイメージの作品ですがラストには笑える作品をお探しの方

こんな人には向かないかも…

  • 登場人物の顔と名前を覚えるのが苦手な方
  • 単純明快な物語を好む方
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20.ワイルドシングス

「2転3転4転5転6転!どんでん返し三昧の映画」


出典:映画『ワイルドシングス』公式サイト

あらすじ

フロリダ州の港町に住むサム(マット・ディロン)は、高校にカウンセラーとして勤めている。ハンサムで人気の高いサムはヨット部の顧問をしており、女子生徒からも人気が高かった。しかしある日サムは女生徒のケリー(デニス・リチャーズ)から、レイプされたと訴えられてしまう。大富豪の娘ケリーはその前日友人を連れ、洗車サービスを理由に、半ば強引にサムの自宅に押し掛けたのだった。

原因はサムに惚れたケリーが生徒だから相手にされていないことに対しての逆恨みしたことなどが考えられた。この噂から信用を失ったサムはボウデン弁護士(ビル・マーレイ)に弁護を依頼し、自身の無実を訴えるが――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

どんでん返しはラストに1度か2度あるものという常識を、まんまとひっくり返される作品です。本作はストーリー中盤あたりから「実はこうでした」という展開の連続で、スクリーンから片時も目が離せません。よって『ワイルドシングス』はどんでん返しの多さという意味では、ギネスものとも言えるでしょう。

また、男女間のスリリングな駆け引きもこの映画のみどころです。あまりにも多くの登場人物が嘘をついているため、人間不信気味の方にはおすすめできませんが、敵対していると思っていた人物同士が実は裏で手を組んでいるなどの人間ドラマを観察していくと、より楽しめる作品となるでしょう。

こんな人におすすめ

  • 期待を裏切られる展開を持つストーリーに興奮する方
  • どんどん転がっていく物語を追いかけるのが好きな方
  • 少しマイナーで話題性のある映画作品をお探しの方
  • どんでん返しの質よりも量にこだわる方

こんな人には向かないかも…

  • 話の展開がコロコロとめまぐるしく変わるストーリーに疲れる方
  • 人間不信気味の方
  • しつこいほどどんでん返しがある作品に、好感が持てない方
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おすすめどんでん返し映画!【その他】

どんでん返しを堪能できる作品は、ミステリーやホラーだけではありません。人間の心理的な駆け引きが描かれたヒューマンドラマにも、あっと驚くどんでん返しが用意されている作品が多数あります。ここではそんなコメディ作品や人間ドラマの中に、秀逸なオチが用意されている作品をご紹介しましょう。

21.セッション

「鬼コーチのイジメ!その執念も凄い」

どんでん返し映画
出典:映画『セッション』公式サイト

出典:映画『セッション』予告編

あらすじ

19歳のアンドリュー(マイルズ・テラー)は、アメリカの一流音楽学校であるシェイファー音楽院に通っている。彼の夢はジャズドラマーになることであるが、実際は学校でも譜めくり担当の控えの奏者であった。そんなある日アンドリューは、最高の指導者として知られるフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドチームに引き抜かれる。

しかし、いざスタジオに入りレッスンが始まると、フレッチャーが異常な程のスパルタコーチであることが分かる。演奏中少しでも音程がずれる生徒はすぐに外されたり、大声で怒鳴りつけられたりした。そのころフレッチャーが率いるバンドは、人材発掘のためのジャズコンテストで、優勝を狙っていたのだ。しかしその日控えの奏者であったアンドリューは、主奏者であるタナー(ネイト・ラング)の楽譜を失くしてしまう――。

映画 セッション映画『セッション』ネタバレ | アカデミー賞三部門受賞作の才能と狂気を解説

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

鬼コーチのフレッチャーと、彼を見返してやろうとする熱心な生徒アンドリューとの激しい心理バトルが本作品のみどころです。なのでこの映画は、ジャズ音楽を扱った作品というよりはスポ根モノに近い作品イメージかも知れません。一難去ってまた一難、次々とピンチがアンドリューを襲います。

特に後半はストーリーが大幅に揺れ、通常は「音楽を題材にした作品」では見受けられないような展開が続きます。次第に力を失っていくかのように見えるフレッチャーですが、彼の底意地の悪さは計り知れません。ラスト10分間は鑑賞者の予想を裏切りまくる展開となっています。監督のデイミアン・チャゼルはこの後、大ヒットミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』の脚本、監督を務めました。

こんな人におすすめ

  • 心理的な駆け引きや勝敗が描かれたドラマに魅力を感じる方
  • 優れた編集の映画作品を観たい方

こんな人には向かないかも…

  • スパルタコーチのイジメ描写に耐えることが出来ない方
  • ジャズミュージシャンの伝記映画をお探しの方
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22.フレンチアルプスで起きたこと

「陽光きらめくフレンチアルプスで、家族4人の楽しいバカンス…のはずが、家庭崩壊の危機!?」

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あらすじ

主人公トマス(ヨハネス・バー・クンケ)は、日頃バリバリ仕事をこなすスウェーデンのビジネスマン。彼は妻のエバ(リーサ・ローヴェン・コングスリ)と2人の子供(クララ・ヴェッテルグレン、ヴィンセント・ヴェッテルグレン)を連れて、フレンチアルプスのスキーリゾート地を訪れる。

到着後2日目、家族はレストランのテラスで食事をとっていた。雪山では大きな雪崩が起こるのを防ぐ為、あらかじめ人工的に雪崩を起こしリゾート地の安全を確保している。しかしその雪崩が案外大きいもので、妻エバは不安顔。本当にここで食事をしていても大丈夫かどうか、トマスに問う。

トマスは、スマホに大きい雪崩の画像を収める事に夢中であった。しかしその時予想以上に大きな雪崩が起きてしまい、周囲のお客も一目散に逃げはじめる。その瞬間トマスは何と家族を放ったらかし、1人でそそくさと逃げたのだった。その後大事には至らず皆元の座席に戻り、ランチを再開する。しかしトマスとエバのテーブルに、不穏な空気が流れたのは言うまでもない――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

本作品では、これと言って特に大きな事件が起こるわけではありません。物語のあらすじは「非常時に自分だけ逃げたトマス」を、エバがあの手この手で責め続ける話とも言えます。トマスはこの後気まずい思いをして「自分は逃げていない」と弁明しますが、妻はそれを許せずトマスに言及するのです。

トマスは終始エバに負い目を感じさせられ、挙句の果てには子供のように泣きわめいてしまいます。しかしクライマックスはそこではありません。その後ラストに心理的な意味では、大きなどんでん返しが待ち受けているのです。夫婦間の心理的駆け引きを描いた作品では『ゴーン・ガール』などもありますが、この作品はその刺々しさが会話劇のみで、表現されたヒューマンドラマとも言えるでしょう。

こんな人におすすめ

  • 不可抗力という変わったテーマを取り扱った映画作品が観たい方
  • 意地悪テイストのブラックコメディをお探しの方
  • 男女間の心理戦を描いた作品を観たい方

こんな人には向かないかも…

  • 映画に大がかりなアクションやダイナミックな展開を期待される方
  • 人の欠陥などを鋭く突いた風刺コメディが苦手な方
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23.マッチスティック・メン

「天才・詐欺師が仕組んだ完璧なシナリオ。騙されるのは、あなた。」

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出典:映画『マッチスティック・メン』予告編

あらすじ

極度の強迫性障害を持つロイ(ニコラス・ケイジ)は、詐欺師をして生計を立てている。ロイは絨毯の汚れやほこりなどに過剰に敏感であり、そのことが日々彼の暮らしを困難にしていた。ある時ロイは、相棒のフランク(サム・ロックウェル)から新しい精神分析医を紹介してもらう。彼の名はクレイン(ブルース・アルトマン)と言い、彼はカウンセリングを行った際、ロイの障害は15年前の離婚が原因ではないか?と問う。

その時妻には子供が出来ていたのだ。その後ロイは自分に14歳の娘がいると知り、会いに出かける。娘の名前はアンジェラ(アリソン・ローマン)と言い、彼女はすぐにロイになついた。その頃相棒フランクからは、これまでにない程の大きな仕事の話を持ちかけられるが――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

『エイリアン』や『ブレードランナー』で知られる、リドリー・スコット監督のコメディ作品です。この映画の良いところは、必要最小限の登場人物で構成されているため、劇中の人間ドラマに集中できる点などが挙げられます。また劇中の詐欺師のテクニックから、善良な市民が騙される原因が浮き彫りになるのも本作品の面白いところと言えるでしょう。

主人公ロイは、娘のアンジェラに詐欺のテクニックを教えます。ロイは騙す相手にさも自分でそれを選んだかのように錯覚させることで、人を上手く騙すのでした。詐欺師モノの映画にありがちな、主人公と共に観る側も騙されていたというパターンの作品です。エンディングはある角度から観れば笑えるバッドエンドですが、基本的には後味の良いハッピーエンドと言っても良いでしょう。

こんな人におすすめ

  • 詐欺師の騙し合いが描かれた良質なコンゲームをお探しの方
  • グロい描写が比較的少ない犯罪コメディをお探しの方
  • 知名度は低いが出来栄えの良い作品をお探しの方
  • ちょっとした気分転換に映画を観たい方

こんな人には向かないかも…

  • コロコロ変わるストーリーに疲れる方
  • 派手なアクションや大人数で行う犯罪劇を観たい方
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24.トゥルーマン・ショー

「30歳間近になるまで知らなかった事実」

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あらすじ

舞台は離島にある町シーヘブン。主人公トゥルーマン(ジム・キャリー)は保険会社に勤めるサラリーマンで、町の人気者であった。彼は妻メリル(ローラ・リニー)と一見幸せそうな暮らしをしている。ある日トゥルーマンが出勤していると、空から照明のライトが落ちてきた。トゥルーマンは、なぜこんなものが頭上から降って来るのかと首をかしげる。

そんなトゥルーマンにも悲しい過去があった。彼は子供の頃、父親(ブライアン・ディレート)をボートの事故で亡くしていたのだ。父親はトゥルーマンを助けようとして、そのまま溺れてしまったのである。それ以来トゥルーマンは、海を恐れるようになる。しかしある時彼は亡くなった父親にそっくりの、ホームレスに出会う――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

『トゥルーマン・ショー』は秀逸な脚本が評価され、公開から20年以上経った現在も多くの映画ファンから愛されている作品です。この映画はトゥルーマンが生後、10909日目から約4日間の物語が描かれています。「10909日目?」なぜこんな表現がなされているのか疑問に思われた方も、この作品を鑑賞すれば納得がいくのではないでしょうか。

本作品は、冒頭から明るい雰囲気の田舎町の描写が続きます。しかしこの町の人々の笑顔はどこか不自然で、不快感を与えるような言動が絶えません。ストーリー中盤あたりでは、更に大きな事実が判明するのです。ラストシーンではトゥルーマンがこれまでに置かれていた状況が一目でわかるような見事な映像表現がなされています。コメディ映画ですが、この町で行われていることを本質的に考えると案外怖い作品と言えるでしょう。

こんな人におすすめ

  • 哲学的なことをテーマにした映画を、面白おかしく鑑賞したい方
  • こだわりを感じる変わった設定の映画作品をお探しの方
  • 子供の頃に「この世界は実は無いのではないか?」など妙な疑いを持ったことがある方

こんな人には向かないかも…

  • 派手なアクションやスタイリッシュな映像が観たい方
  • 物事を深く考えるのが嫌い、もしくは苦手な方
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25.スティング

「いっちょ カモろうぜ!!」

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あらすじ

ギャングの子分モットーラ(ジェームズ・スローヤン)は、路上強盗を目撃したてしまう。彼は違法賭博の売上金を、シカゴに運んでいる途中だったのだ。しかし通りすがりの男フッカー(ロバート・レッドフォード)が現れたため、その男と協力し強盗を退治した。フッカーは警察が呼ぼうとすると被害者であるルーサー(ロバート・アール・ジョーンズ)は、やめてくれと言う。

ルーサーは、ギャングらを商売相手とした賭博場の経営者だったのだ。ルーサーはモットーラに、財布を顧客に届けてくれればお礼に100ドル支払うと言った。財布の中には5,000ドルほどある。モットーラはこの金を盗むつもりで依頼を引き受けるが、まんまと騙されてしまう――。

痛快!どんでん返し映画としてのみどころやポイント

本作が製作されたのは1973年であり随分古い作品ですが、現代鑑賞しても全く古さを感じさせません。また『スティング』は、コンゲームの金字塔と言っても過言ではないでしょう。コンゲームとは詐欺師の騙し合いなどが描かれた作品で、ストーリーが2転3転するところが特徴です。よって、今あるクライムムービーの先駆けとなった作品なのです。

こんな人におすすめ

  • 過去の作品で名作と言われている作品をお探しの方
  • 欠点を見つけるのが難しい程クオリティーの高い作品が観たい方

こんな人には向かないかも…

  • 古い時代のアメリカ映画に興味が持てない方
  • 犯罪者が主人公の物語に共感出来ない方
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まとめ

以上メジャーのものからややマイナーな作品まで、どんでん返しのある映画作品をまとめてみました。何となく気分をリフレッシュしたい時や、どんな映画が観たいか分からない時などにこのような映画を選択すれば、新たなジャンルへの興味が湧いてくるかも知れません。興味があれば、ぜひご鑑賞ください。

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映画の情報サイト『映画ひとっとび』の編集長。 映画を「なんとな〜く」探している方から、「この映画の考察が知りたい!」というマニアな方まで楽しめるサイトを目指しています! 皆さんの映画ライフがもっと充実するお手伝いができますように。