ゲラート・グリンデルバルドを徹底解説|ダンブルドアとは恋愛関係だった?
ハリーポッターシリーズで世界から恐れられていたヴォルデモートよりも強いとされる、最強と謳われた闇の魔法使い「ゲラートグリンデルバルド」 。魔法と人を巧みに操るその姿は、悪役ながらも多くのファンに愛されています。
そんなグリンデルバルドはハリポッターの新シリーズであるファンタスティック・ビーストで大活躍。ダンブルドア校長との過去を交えながら物語を進めていく偉大な悪役として描かれています。本記事ではそんなグリンデルバルドの過去や力を詳しくご紹介。ハリーポッターシリーズをより深く楽しみたい方は必見です!
目次
【ヴォルデモートよりも恐ろしい?】ゲラート・グリンデルバルドとは
ハリー・ポッターシリーズで活躍した悪役ヴォルデモートより前の時代を、闇の力で牛耳ろうしていたゲラート・グリンデルバルド。ハリー・ポッターシリーズでは目立った活躍が見られませんが、その存在は魔法界に多大な影響を及ぼしていました。ここからは、そんなグリンデルバルドについて詳しく紹介していきます。
ゲラート・グリンデルバルドの複雑で歪んだ人格
グリンデルバルドは、非常に聡明な魔法使いで魔術の才能にも優れていました。一方で若い頃から闇の魔術に興味を持ち、実際に使い始めるようになります。優秀な魔法使いであったからこそ様々なことに関心を示し、いつしか魔法使い至上主義へと自らの思考を曲げていきました。
そんな複雑で歪んだ正義感はヴォルデモートやサラザール・スリザリンと共通するものがあります。物語の中でも、自分の目的のためには犠牲もいとわない、妥協もしない、という聡明さと狡猾さが入り組んだ人物像が描かれていました。
聡明で人を魅了する不思議な力
グリンデルバルドが最強の闇の魔法使いだとされる理由は、人を巧みに操る不思議な魅力を持っていることが大きいです。実際、魔力に関してはヴォルデモートの方が優れているという意見が多いですが、グリンデルバルドはヴォルデモートにはない人の心を惹きつけ、自分の虜にする魅力を駆使していました。
人の心の闇を覗き、自分に従うようにしむけることができたのです。その人を惹きつける力はダンブルドアやヴォルデモートの力を遥かに上回るものであったと言われています。
さらにグリンデルバルドは「予言者(Seer)」であり、未来を垣間見る力を持っていました。占い学のトレローニー教授のように、未来に起こることを把握できていたため、様々な出来事の先をいくような行動を取ることできたのです。
マグルを征服する壮大な革命計画
グリンデルバルドは、若い頃からマグル(魔法を使わない種族・人間)ではなく魔法族が支配する世界を望んでいました。その計画は壮大で、魔法族が革命を起こしてマグルを家畜に追いやるというもの。魔力を持つ偉大な魔族達がマグルに隠れて暮らさなくてはいけないことに常々疑問を持っていたのです。
その計画への第一のステップとして、まずは魔法界をマグルから守り、隠し通す「国際魔法使い機密保持法」の撤廃を目論みます。
さらにグリンデルバルドはマグル達に世界を支配させていればいずれ大きな戦争が起こると、「第二次世界大戦」の未来も予言者の力によって見ていました。そして「より大きな善のために」というスローガンを掲げ、非力で愚かなマグルを高貴な魔族が支配する計画を進めていくのです。
名前 | ゲラート・グリンデルバルド(Gellet Grindelwald) |
誕生 | 1883年前後 |
身体的特徴 | ブロンドで青い瞳 |
杖 | ニワトコの杖 パーシバル・グレイブスの杖(種類不明) |
血統 | 純血か半純血 |
種族 | 人間 |
死去 | 1998年 3月 |
能力 | 予言者 |
家族 | バチルダ・バグショット(魔法史家の大叔母) |
【あまり知られていない】ゲラート・グリンデルバルドの経歴
グリンデルバルドは一体どんな人生を歩み、最強の闇の魔法使いとなったのか。ここからはグリンデルバルドの生立ちから最期までの経歴を紹介していきます。
生立ち
グリンデルバルドは1883年頃に誕生。出生場所は不明とされています。また、家族や詳細な暮らしなども明らかにされておらず、他のキャラクターと比べて謎の多い人物です。
一方で血統は純血か半純血とされており、魔法界の歴史家であるバチルダ・バグショットが大叔母であったことは判明しています。
幼少期
グリンデルバルドは幼い頃から魔術や魔法学に秀でており、陽気で愛嬌のある魅力的な性格をしていたと言われています。そして魔法を学ぶべく、闇の魔術を教えることで有名なダームストラング専門学校へ入学。ダームストラング専門学校はマグルの入学を認めていない学校で、ハリー・ポッターシリーズに登場するビクトール・クラムの出身校としても知られていますね。
やがて聡明だったグリンデルバルドは強い力と神秘性を持つ闇の魔術に惹かていき、最終的に死を制することができる「死の秘宝」を追い求めるようになりました。
青年期
そして16歳の時に、多数の生徒に被害を及ぼした「歪んだ闇の実験」を実施。生徒を攻撃し致命傷をおわせる事件をおこし、ダームストラング専門学校から放校処分を受けます。このことからグリンデルバルドが、闇の魔術に寛容なダームストラング専門学校でさえ許容できないレベルの魔法を青年期には既に会得していたことが分かりますね。
また彼が放校処分を受ける前に死の秘宝を示すルーン語を取り入れた自分のエンブレムを学校の壁に刻んだことも有名。そのエンブレムは何代にわたっても残り続けました。
そして学校を追放されたグリンデルバルドは、死の秘宝の1つである「透明マント」を探し、マントの最初の所有者であったイグノダス・ペペルが埋葬されているイングランドのゴドリック谷へ。ゴドリック谷には大叔母のバチルダが住んでいたので、グリンデルバルドは彼女と共に暮らし始めます。
歴史家であるバチルダの家には宝のような書籍が豊富に揃っており、グリンデルバルドにとって理想の住処でした。
そんな1899年の夏、グリンデルバルドは同じくゴドリック谷で暮らすアルバス・ダンブルドアと親しくなります。聡明で魔術に優れた2人はすぐに意気投合し、共に死の秘宝を集めて魔法族の革命を起こす計画を立てたのです。
しかし2人はダンブルドアの妹の死亡事件をきっかけに決別。グリンデルバルドは杖職人のマイキュー・グレゴロビッチから死の秘宝の1つであるニワトコの杖を盗んで逃走します。
通常、前の所有者を殺害しなければ杖の忠誠心を得ることはできないとされていますが、グリンデルバルドはニワトコの杖を盗む際、グレゴロビッチ失神させて杖の所有権を獲得しました。この事例は広くは知られていませんが、非常に珍しいことです。
中年期
ダンブルドアと決別した後も魔法族の革命計画の遂行を目論むグリンデルバルドは、仲間を増やしながら「国際魔法使い機密保持法」の撤廃を求めて反乱をおこします。そして自分と同等の力を持っていたダンブルドアを恐れていたため、ダンブルドアの住む英国を避けた欧州を中心に活動を拡大していきました。
ハリー・ポッターシリーズに登場するビクトール・クラムの祖父を含む大勢の敵対している魔法使い虐殺したことでも有名です。その他にも多くの魔法使いを、自らが建てた要塞のヌルメンガード城に幽閉しました。
しかし、アメリカでの活動中にしかし丁度アメリカに滞在していたニュート・スキャマンダーによって捕らえられ、マクーザに連行されます。そしてマクーザの牢獄に捕らえられてから半年後、取り調べを受けるためにヨーロッパへ移送される道中で逃亡。
その後もダンブルドアはかつての親友であるグリンデルバルドとの戦いを拒んだため、グリンデルバルドの恐怖時代は続いたのです。
晩年期
長年グリンデルバルドとの戦いを拒んできたダンブルドアでしたが、周囲の魔法使いが苦しめられている状況を見て、ホグワーツ魔法魔術学校の変身術の主任教授をしていた63歳の時にグリンデルバルドの追跡を開始。そして1945年にダンブルドアはグリンデルバルドを見つけ出し、魔法界の歴史に残る伝説的な決闘を繰り広げました。
グリンデルバルドはニワトコの杖を持ってしてもダンブルドアに敵わず決闘に破れ、魔法当局によって皮肉にも自ら作ったヌルメンガード城の最上部に幽閉されたのです。
最期
やがて年老いたグリンデルバルドはヌルメンガード城にやってきたヴォルデモートと対峙。死の呪文によって殺害されました。
【実は恋愛関係だった?】ダンブルドアとの関係
グリンデルバルドとダンブルドアは、かつての大親友で、その仲は友情を超えて恋愛関係にあったとも言われています。作者のJ・K・ローリングもダンブルドアをゲイセクシャルなキャラクターだと公表しているため、2人がかつて恋人同士であった可能性も非常に高いと言えるでしょう。
グリンデルバルドとダンブルドアの出会い
グリンデルバルドが学校を追放されてゴドリック谷で暮らし始め、もともとゴドリック谷に住んでいたダンブルドアと出会ったことから、2人の関係は始まりました。秀才で魔力にも秀でていた2人は共通点が多く、共に革命を起こしたいと考えるようになります。
特にダンブルドアは野心とカリスマ性に溢れたグリンデルバルドに強く惹かれていたため、グリンデルバルドが闇に魔術に傾倒する危険な一面を持っていても関係を大切にしていたようです。
一方のグリンデルバルドも、強い魔力と聡明さを持っているダンブルドアを敬愛していました。グリンデルバルドは自分が関係を持つに値しないと感じた人物を見下す傾向にありましたが、ダンブルドアのことは別格として扱っていたようです。
野心を分かち合って生まれた強い絆
やがて2人は、野心や理想を共有して魔法族がマグルを征服する革命計画を立てます。中年期までグリンデルバルドが好んで使用していた「より大きな善のために」というフレーズも、この時ダンブルドアが考えたものです。
しかし2人の革命を起こしたい理由は大きく異なりました。マグルに隠れて生活する魔法族のために革命を起こしたいグリンデルバルドに対し、ダンブルドアはマグルの魔法族に対する排他的で攻撃的な野蛮さから魔法族を守るために革命を起こしたいと考えていました。
死の秘宝に関しても、死者を生き返らせる「蘇りの石」を両親を生き返らせるために使用したいと考えるダンブルドアに対し、グリンデルバルドは亡人の軍隊を作るための使おうと考えていたのです。このような根本的な意見の相違はありましたが、2人はお互いがお互いを傷つけ合うことがないように「血の誓い」まで立てるほど愛し合っていました。
血の誓いは、誓いを立てる両者の手を杖で切って合わせ、ペンダントが出現したら契約が成立するという魔法契約の1つです。血の誓いを立てている限り、互いに攻撃しあうことができなくなります。この誓いによって2人は長年にわたり、攻撃し合うことができない天敵として対峙することになりました。
家族の死を巡った決別
やがて2人の計画を知ったダンブルドアの弟アバーフォースは、野心的な計画に嫌悪を示し、グリンデルバルドと冷戦状態になります。そしてある時2人の対立は決闘に発展。グリンデルバルドは闇の魔術である磔の呪いをアバーフォースに使ったため、ダンブルドアはアバーフォースを助けるために決闘に介入し、3人は激しい戦闘を繰り広げました。
そして決闘の魔術に被弾したダンブルドアの妹のアリアナが死去。前科があったグリンデルバルドは逃走し、ダンブルドアと決別したのです。
【どちらが強い?】ヴォルデモートとの関係
強力な闇の魔法使いであるグリンデルバルドとヴォルデモート。2人は各シリーズで物語を大きく動かす悪役ですが、2人の強さや能力は大きく異なります。ここからは、そんな2人の関係性と相違点をご紹介。
大きく異なる2人のカリスマ性
グリンデルバルドとヴォルデモートは、両者とも闇の魔法使いの仲間を増やし、軍団を作ることで反乱や革命を起こそうとしていました。その点で2人が、様々な魔法使いを魅了するカリスマ性があったと言えます。
また、ヴォルデモートは混血を排除した魔法界の実現を目的に反乱を起こしましたが、グリンデルバルドは魔法族がマグルを支配する世界を実現するために活動をしていました。このことから2人の目指す理想の世界も大きく異なっていたことが分かります。
そして残虐性と恐怖で手下を従わせ、自分に賛同する者を種族問わず仲間にしていたヴォルデモートに対し、グリンデルバルドは類稀なる人を掌握する力で仲間を集めていました。ヴォルデモートが駆使していた闇の魔法使いとしての残酷なカリスマ性ではなく、グリンデルバルドは人の心の闇を覗き込み、自発的に彼に従いたいと思うように相手を操るカリスマ性を持っていたのです。
2人の強さのベクトルは違う
ヴォルデモートとグリンデルバルドの強さは、ハリー・ポッターファンの中でもたびたび討論される題目です。世論的にはヴォルデモートの方が強いという意見が多いですが、ダンブルドアに匹敵する魔力を持っていたグリンデルバルドも強さで言えば互角、むしろヴォルデモート を上回っていたのではないかという意見も散見されます。
一方で、2人の強さのベクトルは異なる分野に特化しているのも大きな特徴です。歯向かう物を殺害する冷酷な残虐性と強い魔力を持ったヴォルデモート、そして人を意のままに操る天才的カリスマ性を持ったグルンデルバルド 。
2人は目的に向かう野心や冷酷さにおける共通点はありますが、それぞれ特化した力を使って革命を起こしたのです。
ニワトコの杖をめぐる争い
グリンデルバルドとヴォルデモートの大きな共通点の1つは、ニワトコの杖を探し求めていた点です。両者とも死の秘宝を手に入れて死を制し、自分の革命をより有利に行おうと目論んでいました。ニワトコの杖を巡ってはこれまでも多数の魔法使いが犠牲になってきおり、2人もまた杖を手に入れるために所有者を攻撃した過去があります。
また、ヴォルデモートがニワトコの杖の行方を追って、ヌルメンガード城に幽閉された晩年のグリンデルバルドの元を訪れるシーンは、世紀の闇の魔法使いの対面として映画シリーズ・原作の両方で有名です。
グリンデルバルドが巻き起こした「世界魔法大戦」とは
グリンデルバルドはニワトコの杖を手に入れて勢力を拡大しながら、魔法族がマグルを制圧ある世界を目指して活動を続けていました。ここからは、その活動の中でも大きな反乱を巻き起こした「世界魔法大戦」について解説していきます。
ニワトコの杖を手に入れたグリンデルバルドが軍隊を結成
ニワトコの杖を盗み、自らが所有者となったグリンデルバルドはより魔力を増しながら同士を集め、強力な軍隊を結成。グリンデルバルドの掲げるイデオロギーに賛同し、彼のカリスマ性に惹かれた若い魔法使い達が多く加入していたと言われています。
特に「より大きな善のために」という、目的のためにはどんな犠牲をもいとわないというグリンデルバルドの強い闇の力と思想に心酔している者が多く、その団結力はとても固かったようです。
オブスキュリアルを手に入れるため奮闘
この頃グリンデルバルドは、最大の天敵であるダンブルドアを倒すべく、凄まじい魔力を持ったオブスキュリアル(オブスキュラスを宿す者)を仲間にしようと奔走しました。
血の誓いによって自らダンブルドアに攻撃できないグリンデルバルドは、オブスキュリアルによってダンブルドアを滅ぼそうと考えたのです。
そのためグリンデルバルドは、アメリカ合衆国魔法議会(マクーザ)の闇払い長官であるパーシバル・グレイブスに成り済まし、オブスキュリアルと接点を持つと思われるスクイブ(魔族生まれでも魔法が使えない者)のクリーデンスを利用。オブスキュリアルを追ってかなりの奮闘を見せます。
グリンデルバルドの大集会
やがてグリンデルバルドはオブスキュリアルを追って拠点をパリへと移し、そこで大規模な決起集会を決行。自らの革命に賛同する魔法使い達を集め、改めて革命が必要なことを強く訴えかけました。
この演説には多数の闇払いとダンブルドアの差し金であるニュート・スキャマンダーが紛れ込んでおり、最終的に大きな決闘へ発展。
グリンデルバルドはオブスキュリアルのクリーデンスと、ニュートの仲間であった読心術の使い手であるクイニーの2人を新たな仲間に加え、姿くらましでその場を去りました。
【最期は改心した?】ゲラート・グリンデルバルドの最期の生き様
数々の反乱と決闘を繰り返し、自らの革命を遂行使用としたグリンデルバルドですが、最終的には捕らえられて晩年を過ごしました。その拘留期間でグリンデルバルドは多少なりとも後悔の念を持ち、内省する態度を示していたとされています。
晩年には自らの革命に疑問を抱くようになった
原作書籍シリーズの「ハリー・ポッターと死の秘宝」に出てくるダンブルドアのセリフによると、晩年のグリンデルバルドは自らの革命に対する後悔や反省の念を持っていたとされています。
「風の便りに、孤独なヌルメンガードの独房で、あの者が後年、悔悟の念を示していたと聞いた。そうであってほしいと思う。自分がしたことを恥じ、恐ろしく思ったと考えたい。」ー「ハリー・ポッターと死の秘宝」より
最後に見せたダンブルドアへの愛情
やがてヌルメンガードの独房に捕らえられていたグリンデルバルドのもとに、ニワトコの杖を探すヴォルデモートが訪れます。そしてヴォルデモートはグリンデルバルドにニワトコの杖のありかを聞きますが、グリンデルバルドは最後までその場所を教えることはありませんでした。そしてヴォルデモートとの対話の後にヴォルデモートの死の呪文で殺害されたのです。(映画シリーズではありかを教えています)
「殺すが良い、ヴォルデモート 。私は死を歓迎する。しかし私の死が、おまえの求める物をもたらす訳ではない…。お前の理解していないことが何と多いことか…。」ー「ハリー・ポッターと死の秘宝」より
グリンデルバルドはヴォルデモートを恐れることなく、最期まで彼らしい誇りと美学を貫いたのです。またニワトコの杖のありかを言わなかったのは、最期に親友のダンブルドアの墓を守りたかったからだと言われています。さらにグリンデルバルドは「お前は勝てない」と予言者の力でヴォルデモートの未来のビションも言葉にしていました。
【あまりに有名な大物俳優!】ゲラート・グリンデルバルドを演じる俳優
グリンデルバルドは、4人の俳優によって演じられているます。青年期から中年期まで、登場シーンが少ない俳優も多いですが、その美形ぶりはファンの中でとても有名です。
青年期はジェイミー・キャンベル・バウアー
出典:『Jamie Campball Bower』公式Twitter
映画シリーズ「ハリー・ポッター死の秘宝 Part1」に登場する青年期のグリンデルバルドは、イギリス人俳優のジェイミー・キャンベル・バウアーが担当しました。端正な顔立ちとブロンドヘアを持つ彼は、まさに魔法界でも指折りの美男子だったと言われているグリンデルバルドのイメージにぴったり。ファンの中でもその美貌が話題になりました。
晩年はマイケル・バーン
映画シリーズの「ハリー・ポッター死の秘宝 Part1」に登場する晩年のグリンデルバルドは、イギリス人俳優のマイケル・バーンが演じました。老年期にさしかかりながらも、ヴォルデモートに屈しない姿は、短いシーンですがよく描かれています。
中年期の代表的なグリンデルバルドはジョニー・デップ
ハリー・ポッターの続編であるファンタスティック・ビーストのシリーズに登場する中年期のグリンデルバルドを演じたのは有名俳優のジョニー・デップ。トリッキーな役を上手に演じてきたジョニーならではのグリンデルバルドは、多くのファンの心を掴みました。
特に白髪を立てたヘアスタイルと、神秘的なオッドアイ、そして渋みのある端正な顔立ちが美しいと、その見た目も大きな話題に。しかし、前妻暴行疑惑のスキャンダルが流出し、3作目を目前に降板が決定しました。
ジョニー・デップのおすすめ映画21選!意外な撮影裏話もあわせて紹介!3作目以降はマッツ・ミケルセン
出典:『Mads Mikkelsen Official』公式Twitter
ジョニー・デップ降板後、グリンデルバルドを演じることが決定したのはデンマーク人俳優のマッツ・ミケルセン。ジョニー降板後の撮影はすでに開始しており、ファン達は今後のグリンデルバルドがどのように描かれるか注視しています。一方でマッツ・ミケルセンは「北欧の至宝」と呼ばれるほど容姿端麗で演技力も抜群。新しいグリンデルバルドも素晴らしいキャラクターとなることでしょう。
【まとめ】ゲラート・グリンデルバルドは偉大で魅力的な魔法使いだった
今回はハリー・ポッターシリーズと新しいファンタスティック・ビーストシリーズで大活躍を見せるゲラート・グリンデルバルドを詳しく紹介しました。
魅力的で美しいキャラクターとして有名なグリンデルバルドは、悪役ながら多くのファンを獲得しています。性格や能力も魅力的な彼は、知れば知るほど惹かれる人物です。是非本記事でグリンデルバルドを詳しく知り、本編を見直してみてください。きっと今までとは違う視点でハリー・ポッターシリーズを楽しめるはずです。
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