【2023年最新版】海外の絶叫ホラー映画名作30本厳選!「めちゃくちゃ怖い…」
一つにホラー映画と言っても、何作品か鑑賞していくうちに、様々な種類・嗜好の映画があることに気づかされます。気味が悪い系、スプラッター系、グロテスク系などなど…非常に多くの種類があるのです。
この記事では、歴史に名を刻むような名作ホラー映画や、ここ数年の話題作を中心に、海外のホラー映画(洋画)をご紹介します。本当に怖い作品を厳選しましたので、ぜひコンプリートしてみてください。
目次
- 絶叫ホラー洋画の30作一覧
- 1.エスター
- 2.ミスト
- 3.ミザリー
- 4.シャイニング
- 5.キャリー(1976年)
- 6.サイレントヒル
- 7.エクソシスト
- 8.チャイルド・プレイ
- 9.ゲット・アウト
- 10.スペル
- 11.死霊のはらわた (2013年)
- 12.世にも怪奇な物語
- 13.ローズマリーの赤ちゃん
- 14.IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
- 15.ザ・ギフト
- 16.ジェーン・ドウの解剖
- 17.インシディアス
- 18.SAW
- 19.シックスセンス
- 20.デッドサイレンス
- 21.ドント・ブリーズ
- 22.悪魔の棲む家
- 23.ザ・ボーイ 人形少年の館
- 24.Mr.タスク
- 25.ワールド・ウォー Z
- 26.『ハウス・ジャック・ビルト』
- 27.『スケアリーストーリーズ/怖い本』
- 28.『Us(アス)』
- 29.『ムカデ人間』
- 30.『ヘレディタリー/継承』
- まとめ
絶叫ホラー洋画の30作一覧
気になる作品は見つかりましたか?
ここからは、図で紹介した作品のあらすじや見どころなど詳しくご紹介していきます。
1.エスター
「天使の様な少女が、次第に悪魔の顔に変貌する」
あらすじ
『フライト・ゲーム』などで知られる、ジャウム・コレット=セラ監督の衝撃のホラー作品。当時子役であった、イザベル・ファーマンがエスターの気味悪さをみごとに表現している!
3人目の子供を流産したことが原因で、ケイト(ヴェラ・ファーミガ)とその夫(ピーター・サースガード)は辛い日々を送る。ケイトを心配した夫は、彼女に養子を迎え入れることを提案した。
孤児院から養女として招き入れた少女エスター(イザベル・ファーマン)は一見、賢く美しく申し分が無いように見えた。しかしケイトは、日々エスターと暮らしていくなかでしだいに、奇妙な彼女の言動に言葉を失っていく。
夫にその懸念を説明しても信じてもらえず、夫婦関係は悪化していく一方。さらには実の子供2人(ジミー・ベネット、アリアーナ・エンジニア)も、しだいにエスターに対して警戒心を抱くようになる。
【ネタバレ解説】サイコホラー『エスター』は実際に存在した…!?究極のサイコホラー映画不気味すぎる!ホラーなポイント!
エスターの不気味さのポイントは「徹底した洞察力とずる賢さ」。母親であるケイトや、父親のジョン、兄弟と、それぞれの弱みを的確に見抜き、相手によって巧妙に態度を変えていくところに彼女の凄みと恐ろしさがあります。なぜ子供である彼女がこんなにもずる賢くいられるのか? と、疑問が湧いてきます。
またエスターは絶妙なやり方で、周囲の人を罠に陥れるのが得意です。その手口は犯罪者そのものと言えるでしょう。また異常なほどファッションに変わったこだわりがあり、その流儀を変えないのも不自然です。そんなエスターが自室で描いている絵も、注目すべきポイントの1つです!
昨深夜、弟者さんがおススメしていたエスターという映画を観てみた。
これは凄い。何が凄いって主役の女の子の演技力が凄すぎる。
そしてやはり何よりも人間が1番怖いって思った。 pic.twitter.com/jDzO3SB2HZ— Le Comte de Monte-Cristo (@LeComtedeMonte5) November 4, 2019
こんな人にはおすすめ
- ちょっと変わったホラー映画を探している方
- 映画に新しい感覚の刺激を求める方
こんな人には向かないかも…
- ハラハラする映画や、残酷描写が苦手な方
- サイコホラーが苦手な人
2.ミスト
「鑑賞後の絶望感はNO.1」
出典:Amazon.com
あらすじ
有名ホラー作家スティーヴン・キングの小説を、『ショーシャンクの空に』のフランク・ダラボンが映画化。本作は後味の悪いエンディングで有名だが、見どころはそこだけではない。
物語は、ある日の大嵐から始まる。嵐の翌日、食料品を買い求めにスーパーマーケットに集まった人々は原因不明の霧に包まれ、足止めを食らってしまう。少しずつ恐怖感が増していく町の人々。さらに霧の向こう側に存在する得体の知れない化け物により、犠牲者が出はじめ人々の恐怖心は加速状態になっていく。
その後マーケット内の町の人々の意見は割れはじめる。ふだんは穏やかでおとなしい田舎町の人々が、恐怖に追いつめられて尋常ではない発言をしはじめるのだ……。
不気味すぎる!ホラーなポイント!
謎の生物よりも、案外おっかないのは人間の方だと気づかされる作品です。きっとこういう映画なのだろうなと思っていると、うまい具合に裏切られます。
また群集心理のネガティブな側面がおどろおどろしく描かれているのも本作の大きな特徴です。例えばストーリー前半では変人扱いをされていた、妄信的な信者のミセス・カーモディ。よりにもよって、彼女がだんだんと人々から支持されるようになっていく光景は、奇妙としか言いようがありません!
こんな人にはおすすめ!
- 映画に予想外の展開を求める方
- バッドエンドのホラー作品を好む方
- ディストピアSFなど、管理社会や群集心理の恐ろしさをテーマとして取り扱った作品を好む方
こんな人には向かないかも…
- グッドエンディングの作品でないと満足できない方
- 急にびっくりさせられる描写が苦手な方
- 化け物やクリーチャーのビジュアルに、過度なクオリティを望み追求される方
3.ミザリー
「監禁された小説家の行く末は?」
出典:Amazon.com
あらすじ
ストーカーを扱った映画の中で、断トツに怖いと評判の作品。監督は『スタンド・バイ・ミー』でなどで知られる、ロブ・ライナーである。公開当時はまだストーカーという言葉が流行っていなかった。よって本作はその言葉にできない何かに対する恐怖がうまく描かれており、さまざまな層の人々から反響があったとも言える。
人気ノベル『ミザリー』の作家ポール(ジェームズ・カーン)は、ロッジで小説を書くのが常であった。しかしある日彼は雪山で事故を起こし、重傷を負ってしまう。そんな時奇跡的に、やや肥満体型の中年女性アニー(キャシー・ベイツ)に救助された。
見知らぬ部屋のベッドで目を覚ますポール。アニーは、自分は元看護婦であったと言い、ポールを熱心に看病する。さらに彼女は『ミザリー』の大ファンでもあり、ポールの小説の熱心な読者であった。しかしポールは、彼女が時折起こす癇癪に疑問を抱かずにはいられない。さらにアニーは『ミザリー』の連載が終了することや、最終作の結末に対しても過剰な不満を見せはじめる……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
ストーリーが進むにつれ、彼女のおぞましい本性がしだいに明かされていき、他人事とは思えない展開の連続で、中年女性ファンのエゴはどんどんエスカレートしていきます。作家は冒頭で彼女に親切にしてもらい、命拾いをしているのでなかなか文句が言えません。その弱みを逆手にとり、作家の連載中の小説の結末を書き直しをさせるなどわがまま放題のファン。何を言い出すか分からない分、より不安感を煽られます。
誰かを思い通りにしたい、さらには支配したいという気持ちがエスカレートしてくるとこんなふうにもなれるという、人間のダークサイドを存分に見せつけられた気にもなれます!
おー…
おーう…
怖かったよおう…その辺のホラー映画より怖いですね、やっぱ。
本当にありそうだもんねと相方と話してて、
いやもうリアルにありそうっつうか現在進行形でそうなりつつあるよ、怖いよっていう…※笑えないOh…
<ミザリー— 月見狗🌕多忙中 (@tsukimiinu) November 8, 2019
こんな人にはおすすめ
- サイコホラーが好きな方
- 登場人物が少ない、ワンシチュエーションスリラーを好む方
こんな人には向かないかも…
- 超常現象を取り扱ったホラーが好きな方
- グロテスクなホラー映画を好む方
4.シャイニング
「美しく静かな空間が生んだ狂気」
あらすじ
故スタンリー・キューブリック監督作品。主人公ジャック(ジャック・ニコルソン)は、冬の間積雪のため閉鎖されるホテルの管理人の仕事を引き受ける。ジャックには妻子がいるが、彼は教師の仕事を辞めたばかりであった。
彼はこのホテルのケアをする仕事は、小説の執筆に好都合だと考えていた。しかし幼い息子のダニー(ダニー・ロイド)は、住居を移ることにあまり乗り気ではない様子である。そのホテルでは、過去管理人を任された男が孤独な環境に耐えられず、家族を惨殺したという事件があった。ジャックはその話を聞かされるが、自分は大丈夫だと言う。
ホテルの閉鎖の日、ジャックら家族3人はいざ目的地へ向かう。従業員らは皆帰宅してしまい、賑やかだったホテルは急にガランと静まり返った。美しい装飾がほどこされた、高級感のあるホテル。しかし妻のウェンディ(シェリー・デュヴァル)は、常に何か不安を抱えている様子である!
そのうちジャックはイライラしはじめ、ウェンディやダニーに辛く当たるようになった。その上息子のダニーは他の人が持ち得ない、シャイニングという特殊な能力を持っていて、彼はホテル内の奇妙な光景を目にしはじめ……。
モダンホラーの傑作『シャイニング』ネタバレ | 謎と魅力を徹底解剖不気味すぎる!ホラーなポイント
タイプライターが勝手に文字を打ちはじめるシーンがあるのですが、その音とジャックの狂気じみた表情が本当にトラウマレベルの怖さ。主人公ジャックを演じる、ジャック・ニコルソンの狂気に満ちた顔の表情にも注目です!
さらに効果音でこんなに追いつめられた気分にさせられるとは! 驚きの連続…。この映画はもはや、ある種の発明と言ってもよいでしょう。
美しく整ったシンメトリーと澄んだ空間で、少しずつ何かの歯車が狂う奇妙な恐ろしさがこの映画の見どころといえますね。
続編である『ドクター・スリープ』も必見です!
見てないのに涙出てきた皆さん、今こそシャイニングを見るべきです幼少の私の性癖を狂わせた呪われたホテル+逃れられない+わけのわからない幻覚+狂う身内 たまらないです 映像美としても、神です 画の色がたまらなく良い… ぜひ見てくださいそしてドクタースリープに備えよう pic.twitter.com/npWYjCHduH
— レターパックでガーナ送れ (@Daasama89) November 8, 2019
こんな人にはおすすめ
- 美しい名作ホラーが観たい方
- スタンリー・キューブリック監督の作品に興味をお持ちの方
こんな人には向かないかも…
- 激しく展開するノンストップ描写を好む方
- そもそも古い映画が苦手な方
5.キャリー(1976年)
「みんな、絶対に許さない。絶対に。絶対。」
出典:Amazon.com
あらすじ
1976年のブライアン・デ・パルマ監督の映画。また本作品は作家スティーヴン・キングの、初映画化作品でもある。各界の巨匠の名を世界に知らしめた名作『キャリー』。キャリーとはこの物語の主人公の女の子の名前だが、この役はシシー・スペイセクが演じなければこんなに怖くなかったであろうとも噂されている。
またこの時代に、本作品の人気のバロメーターが一気に上がったのは、学校を舞台にした恐怖映画がその頃はまだ珍しかったからと考えられる。加えて主人公のキャリーに感情移入しやすいところも、本作の大きな特徴だ。
高校生のキャリー(シシー・スペイセク)は、クラスメイトと上手く馴染めない日々を過ごしている。ある日彼女は、体育の授業が終わりシャワーを浴びている最中に、初潮を迎えた。何が起こっているか分からず、動揺するキャリー。厳格な宗教信者の母親マーガレット(パイパー・ローリー)に育てられた彼女は、月経の存在を知らなかったのだ。
この件で周囲にいたクラスメイトの女子は、キャリーをからかいあざ笑った。体育教師のコリンズ(ベティ・バックリー)は、キャリーを酷くいじめたクラスの女子全員に罰として、放課後の体育授業を受けさせる。また彼女はこれを拒否すれば、プロムという卒業パーティーへの参加を禁じるとも言った。
皆はこの授業をしかたなしに受けるが、クリス(ナンシー・アレン)はコリンズに反抗したため、プロムに参加できなくなってしまった。逆恨みしたクリスは、恋人ビリー(ジョン・トラボルタ)と共にある計画を企てる。一方キャリーは、自分に超能力があることに気づきはじめるが……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
プロムと呼ばれる高校の卒業パーティーでのワンシーン。うまくいきかけていた何かが、悪意のある人物によって、一気に壊される瞬間が惨たらしく描かれています。ヒヤッとするポイントを過ぎると、次は悪夢の連続です。
キャリーの復讐シーンは背筋が凍てつくほどですが、その反面痛快でもあります。その後黒幕であった母親とも決着をつけるキャリー。また一難去った後の墓場でのシーンは、あまりにも有名!
こんな人にはおすすめ
- 悪者やいじめっ子が許せず、正義感の強い方
- コップや机を浮かせるなどの、超常現象に興味がある方
こんな人には向かないかも…
- 古いホラー映画にどこかしらもの足りなさを感じる方
- 映画の登場人物に感情移入できない方
6.サイレントヒル
「ゲームだったあの悪夢が、実写に。」
出典:Amazon.com
あらすじ
コナミの人気ホラーアドベンチャーゲーム、「サイレントヒル」が映画化された作品。このゲームのことを少しでも知っている方は、劇中に登場する建物やクリーチャーがより楽しめるのではないだろうか。よって『サイレントヒル』は映画ファンだけでなく、多くの層の人々の間で話題になった作品とも言える。
夢遊病の娘に悩まされるローズ(ラダ・ミッチェル)は、ある日サイレントヒルという町を訪ねようと決意した。それは娘シャロン(ジョデル・フェルランド)が病気になると、いつも口にする言葉であった。ローズは娘に医学的な治療を受けさせようとする夫クリストファー(ショーン・ビーン)に、反発心を抱いていたこともあり、彼には内緒で行動する。
しかしサイレントヒルにたどり着く手前でシャロンを見失ってしまい、以後は絶望的な描写の連続。ローズはシャロンを必死で探すうちにさまざまな不気味なクリーチャーに遭遇し、この町の知られざる過去を知ることになる。
不気味すぎる!ホラーなポイント
灰の降る町はどこかしら、リアリティが感じられません。廃墟と化したサイレントヒルをローズがさまよううちに、このような退廃的な土地になぜか人が住んでいることがわかります。夫クリストファーもローズを探して、この廃墟に足を踏み入れますが、彼の見ている世界はローズのものとは別の次元の世界でした。
妄信的なカルト教信者に支配された住民らは過去に犯した過ちを認めず、今度はシャロンが生贄にされそうになります。その惨たらしい心と、勇敢に戦うシビル巡査の最期があまりにも無念という声も多いです。
こんな人にはおすすめ
- ホラーゲームが好きで、その世界観をもっと楽しみたい方
- クリーチャーの造形にこだわりや興味がある方
こんな人には向かないかも…
- グロテスクな描写が苦手な方
- バイオレンスな描写が苦手な方
7.エクソシスト
「悪霊と戦う神父に脱帽」
出典:Amazon.com
あらすじ
1970年代のホラー映画の代表的な作品だ。監督は『フレンチ・コネクション』などで知られるウィリアム・フリードキン。主演の少女を演じたのはリンダ・ブレア。彼女はこの後航空パニック映画『エアポート’75』にも、子役で出演している。
この作品はホラー映画であるにもかかわらず、第46回アカデミー賞の作品賞にノミネートされた。また同賞の脚色賞や録音賞を受賞している。劇中ではある少女に憑りついた霊と戦う、神父の苦悩が描かれている。
古生物学者のメリン神父(マックス・フォン・シドー)は、イラクで採掘調査中に、悪霊の像を見つけてしまう。何かを悟った彼は、急いでアメリカに帰国する。
一方売れっ子女優のクリス(エレン・バースティン)は、娘のリーガン(リンダ・ブレア)を連れワシントンの一軒家に滞在していた。クリスは夫と離婚していたが、収入面で不自由することはなかった。
ところがある日リーガンがひとりで、禁断の遊び「ウィジャボード」に手を出してしまう。この出来事以降、彼女は「ベッドが揺れる」など、奇妙なことを言い出すようになった。クリスは何ものかに憑依された娘に、恐れを抱きはじめる……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
これと言ってエグイ描写やグロ描写はありませんが、少女に憑りついた悪霊の憑依具合が、あんまりにも酷くて凄まじい。映画とは一種の疑似体験でもあるとすれば、けっこう精神的にくる映画といった感じです。
怖い映画なら
エクソシスト ディレクターズカット版を観ておくれ
ホラーのレジェンド映画
部屋を真っ暗にして深夜に観てね
怖すぎておしっこチビる pic.twitter.com/LwvSm0qs7n— ムラヌシ (@muranonushi1942) November 8, 2019
こんな人にはおすすめ
- 悪魔祓い系ホラーを好む方
- 古典的な名作ホラーを観たい方
こんな人には向かないかも…
- 精神的に追い詰められるホラーが苦手な方
- ホラー映画に過度なバイオレンス描写を求める方
8.チャイルド・プレイ
「連続殺人鬼の執念」
出典:Amazon.com
あらすじ
1988年のトム・ホランド監督作品。彼の他の作品では、1985年の『フライトナイト』などがカルトな人気を誇っている。チャイルド・プレイは人形に殺人鬼の魂が宿るといった発想が新しく、またそのルックスが非常にキャッチーであったため、以後シリーズ化されるほどの人気作となった。またこの映画を観ていなくとも、チャッキーというキャラクターの名は広く知れ渡っているようだ。その後も、次々と続編が登場した。殺人鬼のチャールズ(ブラッド・ドゥーリフ)は、警官に追い込まれトイストアで最期の時を迎えた。
一方母親カレン(キャサリン・ヒックス)と2人暮らしのアンディ(アレックス・ヴィンセント)は、誕生日にテレビ番組のキャラクターをモデルにした、グッドガイ人形をねだる。グッドガイ人形は人気商品のようで、トイストアにもずらりと並んでいた。
貯金不足で人形を購入出来なかったカレンであるが、路上でたまたま安く売ってあったグッドガイ人形を購入する。人形の名前はチャッキー、アンディは大喜びであった。
しかしその日急遽夜勤を言い渡されたカレンは、親友のマギー(ダイナ・マノフ)に幼いアンディの子守りを頼む。だがカレンが帰宅した時には、マギーは窓から突き落とされ死亡していた。
親友の死にショックを受けるカレン。その上警察はアンディを疑っている様子である……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
人形だと思い舐めて観ていたら、案外エグくて驚かされます。またチャッキーの身長が低いぶん、握っている刃物のサイズが大きく見えて恐怖心が倍増。またこのキャラが少しチャーミングに見えるだけに、その残虐な行為とのギャップが楽しめる作品でもあります。
こんな人にはおすすめ
- 1980年代の雰囲気が好きな方
- ハラハラ感をつねにキープしたい方
こんな人には向かないかも…
- バイオレンス描写が苦手な人
- シナリオ重視の人
9.ゲット・アウト
「何かが、おかしい。」
あらすじ
新しいスタイルの社会派ホラー。本作はコメディ要素をうまく取り入れた、やや異色のホラー作品として、ホラー映画ファン意外の人の間でも一目置かれる作品となった。アフリカ系アメリカ人が白人のガールフレンドの実家に招待されるという、シンプルな物語の構成も魅力である。
また本作品は低予算作品にもかかわらず、大きな反響を呼んだ話題作でもある。監督はコメディアンのジョーダン・ピール。彼はこの作品のシナリオの執筆も手掛け、第90回アカデミー賞の脚本賞も受賞している。
主人公クリス(ダニエル・カルーヤ)は、交際中の恋人ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれた。しかし彼はこのことにあまり乗り気ではない様子。彼はローズが白人であり、自分はアフリカ系アメリカ人であることを心配していたのだ。
彼らがローズの実家に着くと、彼女の家族はクリスを笑顔で迎え入れる。一見黒人に対してフレンドリーな、ローズの家族やその仲間たち。しかし主人公のクリスはどこかその不自然な笑顔や、優しさに違和感を覚える。
さらにローズの実家には、クリスと同じアフリカ系アメリカ人のメイドが雇われていた。クリスは彼らが存在を無視できない程、異様な空気を放っていることに気づきはじめる!
映画『ゲットアウト』の謎をネタバレ解説!フラッシュや紅茶が意味するものとは?不気味すぎる!ホラーなポイント
ジョージナを演じるベティ・ガブリエルの演技には光るものがあり、作品全体のイメージにも大きな影響を与えていると思われます。彼女はローズの実家のメイドをしているのですが、その何とも言いがたいコミュニケーションのとり方から、この家で何やら恐ろしい儀式が進行していることがわかります。
しかしそれが具体的に何なのか? はまったく想像がつきません。あるシーンでクリスが自分の身に起ころうとしていることを理解してからは、物語を運ぶテンポも一気に加速し、次々にスリリングな展開が繰り広げられます。
こんな人にはおすすめ
- 間接的なホラーシーンを好む方
- 社会問題に強い関心がある方
こんな人には向かないかも…
- 直接的なホラー描写をノンストップで観たい方
- ホラーコメディが苦手な方
10.スペル
「きっかけは、ほんの些細な不親切」
出典:Amazon.com
出典:映画『スペル」予告編
あらすじ
ホラーコメディの隠れた傑作だ。監督は『スパイダーマン・シリーズ』や『死霊のはらわた』で知られる、サム・ライミ。本作品はコメディタッチで描かれていながら、その反面リアリティがあってとても怖い。劇中では銀行に勤める頑張り屋の女性クリスティンが、自身の出世に憧れるあまりどんどん不幸になっていくさまがありありと描かれている。
銀行に勤める主人公クリスティン(アリソン・ローマン)は、ある老婆(ローナ・レイヴァー)から融資を求められる。しかしその老婆は身なりやマナーも悪く、しつこくすがるように懇願してきたのだ。そこで彼女はとっさに警備を呼んでしまい、老婆に恥をかかせてしまう。
逆切れした老婆はクリスティーンを恨み、呪いをかける。駐車場で彼女を待ち受けていた老婆の、呪いをかけるシーンは必見。老婆は入れ歯をしているのだが、それがカクカクと襲ってくるなど、他ではなかなか見られないユーモラスな名シーンが続く。また彼女には最愛のボーイフレンド(ジャスティン・ロング)がいて、彼は必死にクリスティーンを守ろうとするのだが、それもなかなかうまくいかなくなっていく……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
この主人公の若い女性は、過去にたくさんの努力をしてきたはず。そんなに悪い人物ではないのに、数々の理不尽な仕打ちを受けるところに腹立だしさも感じられます。ちょっとした不親切から発生する、人の怨念の怖さが笑いとともに描写されています。
サム・ライミ監督の映画「スペル」を観たのだけどこの映画、控えめに言っても最っっっ高に面白い!!思わずガッツポーズしちゃうレベル!世界中の面白いをかき集めた様な面白さ。何で10年間も観なかったのかと後悔した!と思ったらなんと丁度10年前の今日に公開されたらしい。何という偶然…運命かよ。 pic.twitter.com/CEu4131ULg
— ノビタ(アノコロイド) (@boku_nobita) November 6, 2019
こんな人にはおすすめ
- とにかくスラップスティックホラーが好きな方
- ユニークでこだわりのあるホラー表現が観たい方
こんな人には向かないかも…
- グロテスクで、清潔感の無いホラー描写が苦手な方
- 不条理な物語が許せない方
11.死霊のはらわた (2013年)
「解き放たれた死霊が、あなたを襲う」
あらすじ
1981年のサム・ライミ監督の大傑作ホラー、『死霊のはらわた』のリメイク作品。オリジナル版をまだご覧になっていない方は、本作を先に観るのもよいかも知れない。
監督は『ドント・ブリーズ』の監督、脚本、製作を手がけたフェデ・アルバレス。また本作品の製作、脚本はオリジナル版のサム・ライミ監督が担当している。この映画は吐き気がするほどのスプラッター描写のオンパレード、ガチで怖いと評判の作品である。
物語は、山小屋に若者5人がやって来るところから始まる。目的はミア(ジェーン・レヴィ)の薬物依存の療養だった。しかし若者たちはこの山小屋に、不気味な地下室があることに気づく。その薄気味悪い地下室には「死者の書」という、開いてはならない禁断の書物があった。
しかし若者の1人であるエリック(ルー・テイラー・プッチ)が、好奇心からをその本を読んでしまう。一方ミアはこの小屋に漂う不穏な空気を読み取り、帰りたいと言いはじめた。
そしてついにミアは仲間と仲たがいし、山小屋を飛び出し車で暴走する。周囲が、彼女を無理に引き止めようとしたためだった。がその後彼女は、森の中で事故を起こしてしまう。
さらに無防備な状態の彼女に、蘇った死霊が憑依した。その後無事救出され山小屋に戻ったミアであるが、以前と様子が違い凶暴な人物になっていた。不審に思った若者らは、彼女を地下室に閉じ込めてしまうが……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
若者たちは、気味が悪いから逃がして欲しいと懇願するミアを、麻薬中毒の療養のためと言って無理やり引き止めます。さらにはメンバーのひとりが封印された「死者の書」を開いたことが引き金となり、悪霊を目覚めさせてしまいました。
電動ナイフ、釘、刃物、火あぶりなど、ホラー映画に欠かせないアイテムがてんこ盛り。ありとあらゆるホラー描写が詰まっているので、ほぼノンストップに近い感覚で1時間半があっという間に過ぎていきます。
こんな人にはおすすめ
- スプラッターホラーが好きな方
- とにかくモーレツに怖い作品が観たい方
- サム・ライミ監督のオリジナル版『死霊のはらわた』を好む方
こんな人には向かないかも…
- 血みどろな描写が苦手な方
- 残酷描写が苦手な方
12.世にも怪奇な物語
「名監督の個性が光る、オムニバス映画」
出典:Amazon.com
あらすじ
エドガー・アラン・ポーの小説を3人の映画監督がそれぞれ映画化した、オムニバス作品。監督はロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニと巨匠揃い。古い映画だが、俳優陣もアラン・ドロンやブリジット・バルドーなど名の知れた人ばかりで、観ていて損はない作品でもある。
1話目の「黒馬の哭く館」はホラー作品でありながら、やや官能的な描写が多いのが特徴である。豪華な屋敷に住む主人公フレデリック(ジェーン・フォンダ)は、贅沢ではあるが怠惰な日々を過ごしている。
彼女はわずか22歳という若さで、膨大な遺産を相続したのであった。近所には従兄のウィルヘルム(ピーター・フォンダ)が住んでいた。フレデリックは次第に、愛馬と質素に暮らす彼に恋心を抱くようになる。2話目の「影を殺した男」はドッペルゲンガーをテーマとして取り扱った作品で、アラン・ドロンが1人2役を演じている。
主人公ウイリアム・ウィルソン(アラン・ドロン)は、子供の頃から残忍な性格の持ち主であった。その性格は青年になってからも変わらず、医学生になってからは若い女性を裸にしてメスで脅し、他の大勢の男性にそれを見せ楽しんでいた。しかしそこへ、ウイリアムとそっくりの人物が現れる……。
3話目の「悪魔の首飾り」は、3つの作品の中でもいちばんホラー色の強い作品。主人公ダミット(テレンス・スタンプ)は、以前は売れっ子の俳優であった。しかし今やその人気も落ち、ドラッグやアルコールに溺れる日々。
そんなダミットに、久しく映画出演の話が舞い込む。報酬は最新型のフェラーリ。そのようないきさつでローマの空港に降り立ったダミットであるが、白いワンピースを着た不気味な少女に出会う。それは悪魔との取引の入り口であった……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
この中でも特におすすめなのが、3話目のフェデリコ・フェリーニ監督「悪魔の首飾り」です。やや落ちめの俳優ダミットをテレンス・スタンプが怪演。この物語では手鞠を持った少女が時おり姿を現わしますが、この少女のふとした表情が忘れられないほど不気味です。
この一瞬の顔だけで恐怖度はMAX。さらに想定外とも言える衝撃のラストシーンを観れば、トラウマ映画になるかも知れません。本作品の後味の悪さは否めませんが、ホラー映画を語るうえではずせない1本でもあります。
こんな人にはおすすめ
- オムニバス作品が好きな方
- 軽く気分転換したい方
こんな人には向かないかも…
- レトロ感のある作品に抵抗がある方
- ホラー映画にアクション映画のようなハラハラ・ドキドキ感を求める方
13.ローズマリーの赤ちゃん
「そのアパート、ヤバい。」
出典:Amazon.com
あらすじ
未だにカルト的な人気を維持している、もの静かで淡々としたホラー作品。観る人によって、好き嫌いがはっきり分かれる傾向もあるホラーとしても有名だ。監督・脚本は『チャイナタウン』や『戦場のピアニスト』の監督としても知られる、ロマン・ポランスキー。
舞台はニューヨーク。広くてリーズナブルなアパートの物件を見つけたウッドハウス夫妻はさっそくそこに引越し、隣人ともすぐに親しくなる。しかしこの隣人のミニー(ルース・ゴードン)がくせ者で、玄関のベルを鳴らしてはいろいろと世話を焼いてくるのだ。
しかしこの隣人夫婦は、最近養女を亡くしたばかり。ローズマリー(ミア・ファロー)はミニーにストレスを感じながらも、あからさまに拒否できない状態に陥ってしまう。
不気味すぎる!ホラーなポイント
タニス草のペンダントや、何の材料で作られたのか分からないデザートをローズマリーに贈るミニー。うまく断れないで戸惑うローズマリーの、重苦しい気持ちが伝わってくるようで、怖くもあり腹立たしくもあります。まるで真綿で首を絞められるような不快感。
ローズマリーが妊娠した際にも、ミニーから産婦人科医を紹介されます。やんわりとしているが、確実に周囲を悪い何かにとり囲まれていく焦燥感が感じられ、じわじわと悪い汗をかくような感覚の作品です。
『ローズマリーの赤ちゃん』
悪魔はいつもすぐそばに居る。人間の弱い所を探り狡猾に忍び寄る。弱さは強さでもあり母親の強さとはどこまでも底が知れない。神や悪魔にさえも。人間がいる限り絶対に潰えないモノ達がある。ソレらとともにどう生きてゆこうか。ローズマリー利用されるままではない予感も pic.twitter.com/0Z8L0qbMH2— miyajiri shotarrow(飛べないカララクカムイ) (@miyalol) November 5, 2019
こんな人にはおすすめ
- スクリーンには直接現れない、間接的な恐怖描写を好む方
- 静かなで淡々としているが、冷ややかな恐怖を映画に求める方
こんな人には向かないかも…
- はっきりしたホラー描写を望む方
- 名作であっても、古い映画作品じたいが苦手な方
- スプラッターホラーが観たい方
14.IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
「子供が消える町に、“それ”は現れる」
あらすじ
2017年のホラー映画。本作は公開当時アメリカで大ブレイクし、続編も公開される予定のようだ。またスティーブン・キング原作小説を実写化したものでは、史上No.1とも言われている。
舞台はアメリカの田舎町。主人公ビル(ジェイデン・リーバハー)は、弟のジョージー(ジャクソン・ロバート・スコット)が行方不明になってからというもの、そのことばかりを考えて過ごしている。
ビルには気心の知れた仲間がいて、彼らは自分たちのことを「ルーザーズクラブ」と呼んでいた。しかし皆はワイワイ楽しく過ごしながらも、内心は不可解な何かにつねに脅かされている。なぜなら、この町ではある日突然子供が消えるという謎の事件が、多発していたのだ。
そしてついに皆はそれぞれ、ピエロが怖いと思っていることをカミングアウトしはじめる。ピエロは、通称ペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)と呼ばれた。ペニーワイズやそれにまつわるさまざまな怪奇現象は、町の大人には見えない。子供たちはその事実を知り、ますます怯えるのだった……。
映画『IT(イット)』ネタバレあらすじ | ペニーワイズの正体は?恐怖の世界を徹底解説!不気味すぎる!ホラーなポイント
冒頭で主人公ビルの弟ジョージーがペニーワイズと遭遇するシーンは、トラウマになるほどの迫力。そのほかにも、少年たちの恐怖の対象となって襲いかかるペニーワイズ。毎回変身して楽しそうに追い詰めるペニーワイズに注目です。
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┃ みんな一緒なら ┃
┃ 怖くない…よね❓┃
╰━━━━━v━━━╯#いい友の日#ルーザーズ#イットTheEND#イット見えたら終わり pic.twitter.com/8AkfrEHq8A— 映画『IT/イット』公式🎈🎈 (@IT_OWARI) November 10, 2019
こんな人にはおすすめ
- 青春モノ映画が好きな方
- 切ないホラー作品を好む方
こんな人には向かないかも…
- 恐怖描写を連続的に観たい方
- リアリティのある映画を好む方
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15.ザ・ギフト
「何度も届く、恐怖の贈りもの」
出典:映画『ザ・ギフト』予告編
あらすじ
低予算で製作されたにもかかわらず、アイデアが素晴らしく話題を呼んだ作品である。監督は、実力派俳優として活躍中のジョエル・エドガートン。彼はこの作品のシナリオも手がけ、さらには不気味な男ゴードを自身でみごとに演じている。郊外に引越してきたばかりの若い夫婦の前にひょっこりと現れる、夫の昔の同級生ゴード(ジョエル・エドガートン)。新居を訪ねてきた彼は、ワインなどちょっとしたプレゼントを贈ったりして、一見ちょっと気の利いた男性である。
妻のロビン(レベッカ・ホール)は、ゴードを新しい家に招き入れるが、夫サイモン(ジェイソン・ベイトマン)はあまり気乗りではない様子。しかしゴードの「ギフト」はさらにエスカレートする。大量の鯉を庭の池に勝手に放ったりと、贈りものとしても明らかに度を超えていくのだ。また彼の奇妙な行動がエスカレートしていくにつれ、夫サイモンの知らなかった過去がしだいに明かされていく。
夫婦の住むおしゃれな新居はガラス張りで、誰もが羨むような造りの一軒家。しかしその反面、どこからも覗き見できるほど無防備な家とも言える。
不気味すぎる!ホラーなポイント
ギフトをくれる人=自分に好意を持ってくれているという、固定観念があっさり覆されるのが面白いです。ゴードのギフトによるリベンジ計画は準備周到に進められ、気がついた時には想像以上の領域を犯されているので、よけいに気味悪く感じられます。
贈りものという身近なテーマを扱っているので、観ていても他人事とは思えないのがポイントです。ラスト付近では、背筋の凍てつくようなあっと驚かされる展開が待っています。
こんな人にはおすすめ
- 怖い映画は観たい、でもグロ描写は観たくないという方
- サイコホラーが好きな方
- 映画のストーリーに斬新さを求める方
こんな人には向かないかも…
- コテコテのホラーが観たい方
- 直接的なホラー表現を好む方
16.ジェーン・ドウの解剖
「その死体は、生きている。」
出典:Amazon.com
あらすじ
アメリカのある田舎町で、父と遺体安置所を経営する青年オースティン(エミール・ハーシュ)と、その父親で検死官のトミー(ブライアン・コックス)の元に、ある女性の死体の検死依頼が緊急で入った。2人は解剖を進めると、遺体に残る数々の不可解な点に気付く。そして2人は真夜中の検死中、不可解な現象に襲われるのだったーー。
不気味すぎる!ホラーなポイント
実際の検死さながらの、リアルな演出はなんとも不気味です。解剖を始めるときのおびただしい出血や、異常に焼けている肺など、実物を見ているかの様にリアルな描写に注目です。
また、死体の状態から死因を推測するのも検死官の仕事。そのため作中では、視聴者も死体を見ながら一緒に推測できる様なストーリー展開になっています。
こんな人にはおすすめ
- 得体の知れない恐怖が襲ってくる系のホラーが好きな人
- 沈黙の中にこそ恐怖を感じる人
こんな人には向かないかも…
- 食事しながら見たい人
- 理不尽なことに耐えられない人
17.インシディアス
「”あちらの世界”から、何かが憑いてきた。」
出典:Amazon.com
あらすじ
ジョシュ(パトリック・ウィルソン)とルネ(ローズ・バーン)は、子供3人を連れて新居に引っ越した。引越し先の家で物音などに見舞われる中、長男のダルトン(タイ・シンプキンス)は急に昏睡状態に陥ってしまった。脳に異常はなく、原因不明の昏睡と家の怪奇現象が続き、夫婦は家が呪われているのではないかと思い引っ越したが、怪奇現象は続くーー。
不気味すぎる!ホラーなポイント
怪奇現象と昏睡の原因は、家でなく他のものにありました。それが判明し事件を解決しようとした途端、この世のものではないものが目の前に現れ、恐ろしい怪奇現象が続きます。
息をつく間も無く襲う怪奇現象は、なんとも不気味で息をつく間も与えないものばかりです。若きホラーの天才ジェームズワン監督が送る独特の世界観が、存分に演出されています。
こんな人にはおすすめ
- びっくり系ホラーが好き
- アメリカンホラーの定番な展開が好き
こんな人には向かないかも…
- 1作品で完結してほしい。
- ジャパニーズホラーこそが、ホラー映画であると信じている
18.SAW
「最悪」
出典:Amazon.com
あらすじ
ゴードン(ケイリー・エルウィス)とアダム(リー・ワネル)は、目が冷めると老朽化したバスルームに、足を鎖で繋がれた状態で対角線上に捕らえられていた。謎の人物「ジグゾウ」からのメッセージと、弾丸・電話・タバコ・写真などのヒントが与えられ、2人は部屋を脱出しようと試みるーー。
不気味すぎる!ホラーなポイント
絶対に参加したくない死のゲームの数々には要注目。血を流さなければ決してクリアできないゲームに巻き込まれた参加者たちは、徐々に我を失いパニックに陥ってしまいます。低予算映画ながらも、人間の自己中心的で残酷な本性を表現してい流転には、要注目です!
こんな人にはおすすめ
- グロテスクな表現が好き!
- リアルな人間の心情変化を見たい
こんな人には向かないかも…
- 食事中の人、ご飯を見ながら見たい人
- 1作品で完結してほしい
19.シックスセンス
「歴代ホラー興行収入1位を保持し続ける伝説の作品」
出典:Amazon.com
あらすじ
精神医学者のマルコム(ブルース・ウィリス)は、かつて担当していた患者に撃たれるが、リハビリを経て復職する。そこで担当したのは、複雑な症状を持つ少年コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)だった。彼は、人間に五感を越した第六感の持ち主で、彼と話すうちに自らのトラウマも癒されていく。そして彼の治療を続けるうちに、ある衝撃的な真実を知ることになるーー。
どんでん返しの最高潮『シックス・センス』ネタバレと伏線を解説!不気味すぎる!ホラーなポイント
最後に明らかになる「衝撃的な事実」を裏付ける伏線が、作中に散りばめられています。それは、未だにSNSで考察を行う人が絶えない程。
ホラーというよりもミステリー色が強めなのですが、ちょくちょく登場する双子の姉妹を中心とした幽霊たちがグロテスクで、意外と本格的…!と感じる場面が多いです。この作品を鑑賞する際は、ぜひ結末を予測しながら見てみてください!
こんな人におすすめ
- 衝撃的展開や、大どんでん返しの映画が好き
- ほっこりする要素があっても良い
こんな人には向かないかも…
- ガッツリ震えるホラーが見たい!
- 伏線が針目グラだれてる作品は難しくてあまり得意ではない
20.デッドサイレンス
「トラウマ必須の腹話術人形」
出典:Amazon.com
あらすじ
ある日、主人公のジェーミー(ライアン・クワンテン)と妻のリサ( ローラ・レーガン)のもとに、一帯の不気味な腹話術人形が届けられる。そしてその後、ジェイミーの外出中、リサはなに者かに舌を切られてなくなってしまった。ジェイミーは警察に犯人と疑われるが、奇妙な腹話術人形の真相を探っていく。
警察は人形が怪しいなどとまったく信じないためジェイミーは自ら調査を開始することになるが、その際人形の入ったトランクに入れられた奇妙な文字に懐かしさを覚えたのだったーー。
不気味すぎる!ホラーなポイント
この映画で一番不気味なのは、何と言っても腹話術人形のビリー!青白い顔に、大きく見開いた目、細く少し上がった眉毛、ほんのり微笑んだ口が特徴です。見た目だけではなく、ひしひしと身に迫る危険と恐怖を、ホラー界の名将ジェームズワン監督が独特の世界観で演出しています。
また、怪奇現象の真相に迫り解決してゆくそのスピード感のあるストーリー展開にも要注目です!
こんな人におすすめ
- 人形系ホラーが好き、見て見たい!
- 衝撃のラストが好き
こんな人には向かないかも…
- 単調なストーリーが苦手
- ツッコミどころが多く、リアリティの無い映画は冷めちゃう
21.ドント・ブリーズ
「逃げられない。」
出典:Amazon.com
あらすじ
主人公の女性ロッキー、マネー、アレックスの3人はそれぞれの事情で大金が必要だったため、近所の盲目の老人の家から大金を盗もうと企む。家に忍び込み大金を発見したはいいが、老人に見つかってしまう。更にその老人は元軍人で怪力の持ち主であり、聴覚が非常に発達していたため逃げようとする主人公をどこまでも追いかけてくるのだった。そして主人公は地下室のある部屋にたどり着いたが、そこで老人のある秘密を見つけてしまうーー。
不気味すぎる!ホラーなポイント
この作品の不気味なポイントは、どこまでも追いかけてくる超狂人おじいちゃんとその犬です。
やっとの思いで脱出しようとしても失敗、今度こそ…と思うが失敗。どこまでもどこまでも執拗に追いかけ、視聴者をも絶望に追い込むその執念深さと、凶暴な飼い犬が本当に怖いです!鑑賞中に神経を擦り減らすようだという声が、相次いだそうです。
今日の午前中
今更ながらドンドブリース見てきた!
やばいあれは!
もー見終わったあと疲れたもん笑
是非見てない方、DVD借りるべし!— かずや (@docomo_05) February 21, 2017
こんな人に向いてる
- 見てて絶望する作品が好き
- 展開が早く、スピード感のある演出が好き
こんな人には向かないかも…
- 胸糞エンドが大嫌い
- 見てて神経を擦り減らすような作品、疲れる作品が嫌い
22.悪魔の棲む家
「家が、殺せと言った」
出典:Amazon.com
あらすじ
ある日、主人公のジョージ(ライアン・レイノルズ)とキャシー(メリッサ・ジョージ)は、子供が大きくなったため広々とした一軒家を探し、あるニューヨークの街に内見にあらわれた。その家は、湖のほとりにあり広々としていて且つ格安だったため、夫婦は購入を希望するが、購入の前に前に住んでいた一家が惨殺された事件があると知った。
そんなことも気にせず一軒家を購入したが、その後一家は不可解な事件に苛まれることになるーー。
不気味すぎる!ホラーなポイント
この映画の不気味なポイントはズバリ、主人公ジョージの「目の変化」です。ジョージは家にかかっている霊に操られ、徐々に凶暴化してしまうのですが、その人格の変化が目にとてもよく現れているのです。
精気を失い、虚ろだけれどどこかに凶暴性を隠し持っていそうな目が、なんとも恐ろしく不気味です。
こんな人に向いてる
- 実話ベースの話が見たい
- 展開が早いストーリーが好き
こんな人には向かないかも…
- 謎解き要素が欲しい
- びっくり系ホラーが苦手
23.ザ・ボーイ 人形少年の館
「この人形、生きているの?」
出典:Amazon.com
あらすじ
暴力を振るう夫からに逃げてきた主人公グレダは、大きなお屋敷の一人息子ブラームスの子守として雇われた。しかしブラームスとして夫婦に紹介されたのは、ただの人形。グレダは戸惑ったが、雇い主から言い渡された奇妙な子守のルールを守りながら、夫婦の旅行中ブラームスの子守をすることになる。しかし言いつけを少しずつ破ったグレダの元に、恐ろしい現象が起こり始めるーー。
不気味すぎる!ホラーなポイント
人形を子守するというだけで十分不気味ですが、さらに君が悪いのは奇妙なルール。主なルールは10個あって、「毎朝7時に起こさなければいけない」「平日に勉強を3時間教えなければいけない」など、明らかに人形相手とは思えないものばかり。謎が深まる中、グレダがルールを破ったことで起こる奇妙な現象により、徐々に人形の正体が明らかになっていきます。
こんな人におすすめ
- 衝撃的展開のストーリーが好き
- ひしひしと伝わる恐怖を演出している作品が好き
こんな人には向かないかも…
- 現実離れした展開だと冷めてしまう人
- びっくり系の演出が苦手
24.Mr.タスク
「君は、セイウチになるんだよ。」
出典:Amazon.com
あらすじ
ロサンゼルスでラジオ番組を運営しているウォレス・ブライトン(ジャスティン・ロング)は、ある少年が映画『キル・ビル』に大いに影響を受け刀を振り回していたところ、足を誤まって切断してしまうという話を聞いた。その少年に取材を試みて、ウォレスはパートナーの反対を押し切って少年の棲むカナダへと向かうことに。
しかし少年は既に亡くなっており、途方にくれていたところ、ウォレスはあるチラシを目にするーー。
不気味すぎる!ホラーなポイント
この映画の本当に不気味なポイントは、改造されセイウチにされてしまった主人公です。肌は継ぎ接ぎに縫われ、手足はすっかり失い、声を発するとそれはまるでセイウチの鳴き声のようなのです。心身ともにセイウチになってしまった悲しい主人公が、なんとも気持ち悪いので要必見です。
バズったー!!
宣伝する事が思いつかないので好きな映画を。
程よいグロあり人間改造ありの「Mr.タスク」
AI出てたオスメント君がたくましくなって出てるしジョニデもジョニデ娘も出てて、主人公の彼女が超美人!!ジェネシスロドリゲスさんです。もう一度言います。ジェ(文字数 pic.twitter.com/3QbwsmwA2w— モリンゴ🍎 (@nyantom04) November 8, 2019
こんな人におすすめ
- グロいのは大丈夫!
- マッドサイエンティスト系のホラー映画が見たい!
こんない人には向かないかも…
- 理不尽な行為は見てられない
- 高予算、高クオリティーCGな作品が見たい
25.ワールド・ウォー Z
「俺にはやらなきゃいけないことがあるんだ。」
出典:Amazon.com
あらすじ
元国連職員ジェリー・レイン(ブラッド・ピット)は、子供を学校へ送っていたところいつもと明らかに様子が違う交通渋滞に巻き込まれる。暴走車との事故に巻き込まれ社外に出ると、そこには人が人に食らいつき襲う様子が。
街はパニックに陥り、家族はスーパーマーケットやマンションに逃げ込んだが、逃げたそこにもゾンビが…。逃げ場を失っていた一家の前に、隠れ家として家を開けてくれた一室の家族と出会うのだがーー。
不気味すぎる!ホラーなポイント
この映画のもっとも恐ろしい点は、何と言ってもゾンビ。知性を失い、目を大きく開き歯をむき出しにしたゾンビが、大群で襲ってくるのです。大群のゾンビが壁をよじ登り、車をも横転させるシーンは迫力満載です。
また、これらのシーンはCGが使われているのですが、本物さながらの迫力と怖さが伝わってきます。
こんな人におすすめ
- ゾンビパニック映画が見たい
- 家族愛要素のある映画は好き
こんな人には向かないかも…
- 単純なストーリーは好きじゃない
- ゲームの原作を愛してる、原作命!という方
26.『ハウス・ジャック・ビルト』
「淡々と続く狂気の連続、心霊よりも怖いです」
あらすじ
建築士の夢を抱くジャック(マッド・デイロン)は精神病を患っている。1人の女性を殺害したことをきっかけに、次々と同じ罪を繰り返し殺人衝動を加速させていくのだった。
だが犯行を重ねるうちにだんだんと違和感を覚えていく。そして彼は自分自身で、納得のいく「理想とする家」を狂気と共に創り上げていくのだった……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
心霊がワー!と現れるホラー映画でもなく、登場人物は極めて少ない物語。建築士を「自称」するジャックが抱いた殺人衝動は極めて理解に難しく、目を逸らしたくなるようなシーンが満載。グロい、というよりかは生理的嫌悪感を覚える不気味さです。
彼の頭の中を覗いているうちに、鑑賞しているこっちまで頭が変になるような感覚を覚えます。この世で一番怖いのは人間、そのことをとくと分からせてくれる作品です。
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こんな人にはおすすめ
- シリアルキラーを扱った題材に興味がある人
- 心霊系は苦手だがスリラーは好きな人
こんな人には向かないかも…
- びっくり系ホラーが好きな人
- 生理的嫌悪感を掻き立てられる作品が苦手な人
27.『スケアリーストーリーズ/怖い本』
「その本に物語が記されると――。児童文学から生まれたホラー映画!」
あらすじ
ある夜、若者3人はひょんなことから古い屋敷へ足を踏み入れてしまう。そこは地元で幽霊屋敷と評判の家であり、かつては街の創設に協力したベロウズ一家が住んでいる地だった。
部屋からは恐ろしい幽霊話の書かれた本が発見され、一家より虐げられたサラの所有物であるという。本との出会いをきっかけに、1人、また1人と姿を消していく……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
インスピレーションを受けたのはアメリカの児童書、『誰かが墓地からやってくる』だそう!児童書だからといって侮ってはなりません。本に物語が書かれ始め、登場人物は恐ろしい目に遭ってしまうのです。本を発見した若者たちが次々と犠牲になり、「次は自分かも」と追い詰められるハラハラ感がたまりません。
本は燃やしても消えない、インパクトのある心霊が出てくるなど、ゾッとするような脅かし方が最大の不気味ポイント。THE・アメリカンホラーを味わいたい方にはおすすめです。
こんな人にはおすすめ
- ドキドキハラハラしたい人
- アメリカンホラーを好む人
こんな人には向かないかも…
- 王道的な設定だとつまらないと感じる人
- 想像の斜め上をいく斬新な設定が好きな人
28.『Us(アス)』
「『ゲット・アウト』よりも怖い!?ドッペルゲンガーに襲われる怖さがイイ!」
出典:Amazon.com
あらすじ
幼き頃、アデレード(ルピタ・ニョンゴ)は海沿いに建てられた、全面鏡張りの施設へ迷い込んでしまった。鏡越しには自分そっくりな少女が現れ、トラウマにより失語症を患ってしまう。
成人後家庭を持ち、病気を克服したものの再度同じビーチへ行くことになった。その晩トラウマについて夫と話していると、外には自分たちそっくりのドッペルゲンガーが現れ……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
心霊が出てくるわけではないのに、鏡張り、全く同じ姿の自分たち、とにかく見せ方が本当に怖い。息が詰まるような展開でキャラクターと鑑賞者をジワジワと責めます。なぜドッペルゲンガーが現れたのか?など謎を残したまま物語が進むため、不気味な雰囲気が最初から最後まで漂っていますよ。
ドカン!と脅かしてくる作品でなく、ねっとりと迫る緊迫感に心臓が動きっぱなしです。
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こんな人にはおすすめ
- 息が詰まるような怖さを感じたい人
- 『ゲット・アウト』が面白いと思った人
こんな人には向かないかも…
- 心霊現象系が好きな人
- 大胆で大味なホラー映画を観たい人
29.『ムカデ人間』
「『Mr.タスク』と同じ理不尽ホラー」
出典:Amazon.com
あらすじ
ドイツ人医師のヨーゼフ(ディーター・ラーザー)は、かつてシャム双生児の分離手術を得意とする名医であった。「人間の口と肛門を繋げてムカデ人間を作る」という変態的な願望を秘めていながら、大の人間嫌い。たまたま家を訪ねてきた若者をターゲットにすることで、ムカデ人間の制作を開始することなる……。
不気味すぎる!ホラーなポイント
「不気味ポイント」も何も、題材そのものがすでに不気味な作品です(笑)ヨーゼフの考えに頭が追い付かず、餌食にされる人間達が可哀想で仕方がありません。ガッツリとしたグロシーンはそう多くありませんが、精神的にダメージを与えてくる描写が満載。
全編通して不気味、気持ち悪い、理不尽のオンパレードと言えましょう。
こんな人にはおすすめ
- 王道的なホラーでは物足りなくなった人
- グロ耐性・ゴア耐性がある人
こんな人には向かないかも…
- 観ていてやるせなくなる物語は避けたい人
- B級テイストな映画は苦手な人
30.『ヘレディタリー/継承』
物語の伏線があちこちに!21世紀最強ホラーと呼ばれた超名作!
あらすじ
アニー(トニ・コレット)の母が死亡した。母は精神疾患を患っており、不可思議な行動が多かったことから、彼女の子供へは近づかせないようにさせていたのである。
知人や友達が少なかったであろう人物なのに、なぜか葬儀には多数の人々が……。死後、様々な悲劇が家族を襲い、アニーは母の正体や生前の目的を知ることとなる。
関連:最恐ホラー映画『ヘレディタリー/継承』のネタバレ解説&伏線回収
不気味すぎる!ホラーなポイント
アニーの兄は不可思議なメッセージを残して死亡、父も精神病で餓死……。散々な結末を迎えている家庭ですが、それには大きな秘密が隠されていたのです。母・エレンの執拗な執着心、次々と起こる悲劇には背筋がゾクゾクしてしまうはず。最初から最後まで救いようのない展開、そして重々しい空気感が言葉にならないほど不気味です。
構成もたいへん素晴らしく、あちこちに物語のカギとなるヒントが散りばめられていますよ!心霊が出てくるホラーではないので、ビックリ系が苦手な人にも観て欲しい、骨の太い映画です。
こんな人にはおすすめ
- 新感覚のホラーを楽しみたい人
- 骨太でストーリーが緻密なホラー映画を求めていた人
こんな人には向かないかも…
- 宗教を取り扱った題材が苦手な人
- グロ・ゴア描写など視覚的な刺激が欲しい人
まとめ
以上ホラー映画の名作や、隠れたヒット作を中心にご紹介しました。気分や好みによって、鑑賞する映画をぜひ探してみてください。
また、記事で紹介した映画の不気味ポイントに注目して鑑賞していただけたら、物語の味わいはより深くなること間違いなしです!ぜひ鑑賞の際には参考にしてみてください。
【トラウマ級】観たら絶対後悔する日本のホラー映画おすすめ30選!