映画『ハリー・ポッター』シリーズのキャスト一覧｜気になる現在の活躍は…？

ハリー・ポッターシリーズにはファンの心を掴む多くの魅力がありますが、中でも映画シリーズのキャストはとても重要なポイント。原作ファンを納得させる素晴らしい俳優陣が、キャラクターに新たな表情と解釈を与えています。

原作だけでは味わえないキャラクターの細かな雰囲気や表情が楽しめるので、さらにハリー・ポッターの世界を身近に感じることができるはずです。

そこで本記事では、ファンタジーな物語に彩りを添える素晴らしいキャラクター達に、多面的な魅力を与えたキャストを詳しく紹介していきます ！

キャストの詳細や現在についても解説しているため、是非チェックしてみてください。キャストの詳しい情報を知れば、よりキャラクターに愛着を持って作品を楽しめるようになり、様々な視点でキャラクターを再発見できるでしょう。

キャストの成長が見守れる！ハリー・ポッターのキャスト一覧

ファンタジー長編大作のハリー・ポッターは多数のキャラクターが登場することで有名で、それぞれのキャラクターを演じた素晴らしいキャスト達も話題を集めました。ここからはそんなキャスト達の詳しい情報と現在を解説していきます。

【主人公のハリー・ポッター】ダニエル・ラドクリフ

出典：『Wizarding World』公式Twitter

まずは主人公のハリーポッターを演じた主演のダニエル・ラドクリフ。映画シリーズ全作品を通して子供から青年期にかけてのハリーの成長を見事に演じ、根強い人気を獲得したイギリス人俳優です。親をを亡くし、闇の魔法使いから命を狙われるという悲劇的な宿命を抱えながらも勇敢に運命を切り開いていく繊細な役柄を好演し、ハリウッド界の有名俳優の仲間入りを果たしました。

テレビデビューは1999年にイギリスで放送されていたドラマ「デビッド・コパーフィールド」で、同じくハリー・ポッターシリーズに登場するマクゴナガル先生を演じたマギー・スミスとの共演も果たしています。

またハリー・ポッターの映画シリーズの監督を努めたクリス・コロンバスはデビッド・コパーフィールドのダニエルの演技を見てオーディションにスカウトし、ダニエルはハリー役を見事に獲得しました。

当初ダニエルもダニエルの両親も故郷のイギリスから離れたロサンゼルスで撮影することなどからハリー役を引き受けることに対して消極的でしたが、制作会社のワーナーがイギリスでの撮影を打診したことで承諾したそうです。

ダニエル・ラドクリフの現在

出典：映画『ガンズ・アキンボ』公式Twitter

ハリー・ポッターシリーズを終えたダニエルは現在も、精力的に幅広い映画作品に出演し続けています。加えてダニエルはハリー・ポッターシリーズで得た収入を貯金に回すことで、B級映画などにもギャラなどを気にせず自由に出演して様々な役をこなしたいと語っていました。

その俳優業に真剣に取り組んでいる姿は世界的に評価され、子役の頃からどんどん素晴らしい成長を遂げており、その人気は衰えていません。

近年の出演作品

【ハリーを支える親友：ロン・ウィーズリー】ルパート・グリント

出典：『Wizarding World』公式Twitter

主人公ハリーの親友である純潔の魔法使いロン・ウィーズリーを演じたのは、イギリス人俳優のルパート・グリント。ルパートはもともとハリー・ポッターの原作シリーズの大ファンであり、ハリー・ポッターのオーディションで熱烈なアピールをしたことでも有名です。

自分がいかにロン役に最適かをラップにして披露したり、原作のロンのセリフを音読したビデオ製作したりと、並々ならぬ熱意でロン役を射止めました。

さらにルパート自身のマイペースで穏やかな性格もロンにぴったりだと製作陣は考えたそうです。蜘蛛嫌いやお茶目な部分などロンとルパートの共通点は多く、ルパートはロン・ウィーズリーの代名詞と言われるほど自然に、全シリーズのロンを演じきりました。

ルパート・グリントの現在

ルパートはハリー・ポッターシリーズ終了後も、コメディやスリラーなどを中心に様々な作品に出演しています。さらに2020年には長年交際していた女優のジョージア・グルームとの結婚を発表。公私共に充実した生活を送っているようです。間もなくして第一子も誕生し、多くのファンにも祝福されました。さらに俳優業以外に不動産業でも成功を納めており、所有する会社の経営も順調だそう。引き続き今後の活躍から目が離せません。

近年の出演作品

【ハリーとロンを導く優等生：ハーマイオニー・グレンジャー】エマ・ワトソン

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリーとロンを賢い頭脳で導く優秀な魔女、ハーマイオニー・グレンジャーを演じたのはイギリス人女優のエマ・ワトソンです。ルパートと同じくハリー・ポッターの原作シリーズの大ファンで、オーディションを受けて見事ハーマイオニー役を獲得しました。

一方で原作者のJ・K・ローリングは当初、エマの整った見た目と愛嬌が、原作の聡明で落ち着きのあるハーマイオニーに合わないと考えていたそう。しかし、ローリングが電話でエマと話した際にエマの饒舌なハーマイオニー役に対する熱意や喜びの言葉を受け、頭の回転の速さがハーマイオニーに通づるものがあると考え直しました。

エマ・ワトソンの現在

出典：『Emma Watson』公式Twitter

エマ・ワトソンはハリー・ポッターシリーズ終了後もディズニー作品を始めとする大ヒット映画への出演を果たし、活躍の場を広げました。しかし近年では俳優業の休止を表明しており、SNSの更新なども停止しています。

一方で俳優業以外にも女性の権利のための機関「UN Women」の親善大使を務め、ジェンダーの平等やマイノリティの権利などを積極的に発言したり、2020年にはバレンシアガやグッチなどを所有するフランスのファッション企業であるケリングの取締役にも就任。革新的な活躍を続けています。

近年の出演作品

【歴史に残る偉大な魔法使い：アルバス・ダンブルドア】リチャード・ハリス/マイケル・ガンボン

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリー・ポッターシリーズ史上最も偉大で強力な魔法使いであるダンブルドア校長を演じたのは、アイルランド人俳優のリチャード・ハリスとマイケル・ガンボンです。初代ダンブルドア校長を務めたのはハリスで、当初オファーを断ろうとしていたそうでうがハリー・ポッターファンの孫娘から「断ったら口をきかない！」と言われたことでダンブルドア役を引き受けたと言われています。そしてハリスはハリー・ポッターの映画シリーズ2作品でダンブルドアを演じましたが、3作品を目前に病で他界。3作品目以降からはマイケル・ガンボンがダンブルドア校長の役を引き継ぎました。

優しく慈愛に満ちたダンブルドアを演じたハリスと、お茶目でシビアな一面をもったダンブルドアを演じたガンホンは、両者ともハリー・ポッターシリーズには欠かせない偉大な俳優です。多くのファンも2人の好演したダンブルドアを高く評価しています。

マイケル・ガンボンの現在

出典：『ジュディ 虹の彼方へ』公式サイト

ガンホンは2015年に自身の体力と記憶力の限界を理由に、舞台の仕事を引退しました。特に病気などは患っていないようですが「認めるのは恐ろしいことだが、もうできない。とても辛い。」という言葉を残しています。現在は、声だけや短時間の出演などが可能な映画をメインに活動しているようです。

近年の出演作品（マイケル・ガンボン）

【愛情に満ちた隠れた英雄：セブルス・スネイプ】アラン・リックマン

出典：『Wizarding World』公式Twitterより

ハリーを陰ながら守り、暗躍した名キャラクターであるセブルス。・スネイプを演じたのは、イギリス人俳優のアラン・リックマンです。リックマン独特の低音ボイスはスネイプ先生の魅力的な特徴となり、多くのファンを虜にしました。

また、リックマンに関しては原作者であるJ・K・ローリング自らオファーしたことも有名。そしてローリングはリックマンにスネイプの全てを知ってほしいと、スネイプの過去から結末まで丁寧に説明したそうです。そしてリックマンはその秘密を作品が世界に公開されるまで厳守しました。

アラン・リックマンは2016年に61歳という若さで癌を患い、残念ながら他界してしまいました。多くのファンは悲しみに包まれ、ハリー役で共演したダニエル・ラドクリフも「疑う余地もなく、今まで一緒に仕事をした俳優の中で1番素晴らしい俳優の1人。」とリックマンの功績と人柄を讃えるコメントを発表しています。

近年の出演作品

【ハリー思いの厳格な教授：ミネルバ・マクゴナガル】マギー・スミス

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリーを思い、時に厳しく時に愛情の深い一面を見せるミネルバ・マクゴナガルを演じたのは、イギリス人女優のマギー・スミスです。オックスフォード大学で演劇を学び、全盛期には舞台を中心に活躍していました。英国屈指の俳優陣が集まる中でもその演技力と表現力は凄まじく、マクゴナガル先生の厳格で凛としたイメージを確立し、ファンからも根強い人気を集めています。

そんな素晴らしいスミスの演じたマクゴナガル先生ですが、実はスミス本人はその演技に満足いっていないと以前に語っていました。それは舞台で生の演技をこなし、物語を完成させていく感覚を気に入っているためで、「作品に携われたことは大変感謝しているけど、満足できるとは言えないものだった」と自身の感覚を言及しています。

マギー・スミスの現在

出典：『Netflix』公式Twitter

ハリー・ポッターシリーズが終了した後もドラマシリーズやNetflix作品などに多数出演し、年齢を感じさせない精力的な活動を続けています。またハリー・ポッターシリーズ出演中は乳がんが見つかり、治療で体力を失っている期間もあったようですが、現在は回復しているようです。

近年の出演作品

【最強の闇の魔法使い：ヴォルデモート】レイフ・ファインズ

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリー・ポッターシリーズの偉大な悪役であるヴォルデモートを演じたのは、イギリス人俳優のレイフ・ファインズです。実際の顔が分からないほど特殊メイクを施しての出演なので、ファインズ本人のハンサムな顔は残念ながら一切登場しません。

また、ファインズはシリーズ4作目からの登場になるのですが、ハリー・ポッターのことをほとんど知らなかった彼は当初オファー断ろうと考えていたと言います。しかし家族からの後押しもあり、出演を決めたそうです。シリーズを終えた現在は「自分以外がヴォルデモートを演じるのは考えられない」と言うほど、ヴォルデモートという役に愛着を持っていると語っていました。

レイフ・ファインズの現在

出典：『The Hollywood Reporter』公式Twitter

レイフ・ファインズはハリー・ポッターシリーズ終了後も映画と舞台を中心に幅広い作品へ出演し続けています。話題作にも多く出演しており、ヴォルデモートのイメージに囚われることなく精力的に活躍していると言えるでしょう。

近年の出演作品

【ハリーの名付け親：シリウス・ブラック】ゲイリー・オールドマン

出典：『Wizarding World』公式Twitter

主人公ハリーの名付け親で、不死鳥の騎士団の一員の正義感あふれるシリウス・ブラックを演じたのは、イギリス人俳優のゲイリー・オールドマンです。サイコパスから愛情のある役まで幅広く演じる表現力の豊かな彼は、カメレオン俳優として高い人気を誇ります。

その演技力や役作りは凄まじく、主人公のハリー役で共演したダニエル・ラドクリフも圧倒されたそう。「彼は完璧なシリウス・ブラックだった」とゲイリーの演技を絶賛していました。

共演中もゲイリーはダニエルの自然な演技を引き出そうとアドリブを入れたり、屈指のベテラン俳優らしい振る舞いで現場をリードしていたそうです。

ゲイリー・オールドマンの現在

出典：『UtdDistrict』公式Twitter

ゲイリー・オールドマンは、ハリー・ポッターシリーズ出演後も様々な映画作品に出演し、2011年には「裏切りのサーカス」でアカデミー主演男優賞にノミネートされ、2018年には「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で2度目のアカデミー主演男優賞ノミネートで見事受賞。快進撃を続けています。また、ハリー・ポッターシリーズ後は主人公を支える役柄のオファーも増えたそうです。

近年の出演作品

【ハリーのライバル：ドラコ・マルフォイ】トム・フェルトン

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリーのライバルとして活躍するドラコ・マルフォイを演じたのは、イギリス人俳優のトム・フェルトンです。1995年に放送されたドラマシリーズ「バグズ」に出演し、人気子役として有名になりました。そしてメインキャストのハリー達と同じく1作品目から子役で出演を果たし、全シリーズを通して魅力的な闇を抱える青年を演じ高い評価を獲得。現在も世界中から高い人気を集めています。

またトムはマルフォイとは真逆の紳士的で穏やかな性格をしており、クールなルックスとのギャップで多くの女性を虜にしていたそう。ハーマイオニー役で共演していたエマ・ワトソンもそんな女性の1人で、撮影中トムに片想いしていたというファンの中では有名なエピソードもあります。

トム・フェルトンの現在

出典：『Tom Felton』公式Twitter

トム・フェルトンはハリー・ポッターシリーズ終了後も多数のドラマや映画に出演し、活動を続けています。特に「猿の惑星：創世記」では再び悪役を演じたので、マルフォイに引き続き世間のクールなイメージが深まったと言われています。さらにフェルトンは歌が上手で2008年より「Feltbeats」という名前で音楽活動も開始しています。

近年の出演作品

【心優しい人狼：リーマス・ルーピン】デヴィッド・シューリス

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリー達を優しく守る勇敢な人狼で、不死鳥の騎士団の一員であるリーマス・ルーピンを演じたのは、イングランド人俳優のデヴィッド・シューリスです。もともと歌手志望だったシューリスでしたが、ある時自分の音楽の才能に見切りをつけて俳優の道を選択。演劇学校で演技を学び、本格的に俳優業を開始しました。

また、当初はハリー・ポッターシリーズ1作目に登場するヴォルデモートの手下であるクィリナス・クィレルの役でオーディションを受けるも落選し、4作目のルーピン役で再度オーディションに臨み、見事役を射止めたそうです。シューリスは人狼の特殊メイクは6時間を要するため、とても大変だったと後に語っています。加えてルーピン先生の心優しく穏やかなキャラクターは、演劇学校の先生を参考にシューリスによって役作りされたそうです。

近年の出演作品

【ホグワーツを守る巨人：ルビウス・ハグリッド】ロビー・コルトレーン

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリー達の良き友人でホグワーツを守る巨人のルビウス・ハグリッドを演じたのは、スコットランド人俳優のロビー・コルトレーンです。もともとはコメディアンとして活動していましたが、BBCのミニドラマで俳優デビューをし、俳優の道を進み始めます。

また、原作者のローリングはハグリッドはコルトレーンに頼みたいと直々にオファーをし、コルトレーンのハグリッド役はハリー・ポッターのキャスティングで1番最初に決まったそうです。コルトレーンは2人の子供に背中を押され、ハグリッド役を引き受けたと後に語っています。

ロビー・コルトレーンの現在

ロビー・コルトレーンはハリー・ポッターシリーズの終了後もディズニー映画の声優を担当するなど精力的に活動をしていましたが、2015年に体調不良で倒れるなど健康面がおもわしくなく、現在は活動を休止しています。

近年の出演作品

【薬草学が得意：ネビル・ロングボトム】マシュー・ルイス

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリー達と同じグリフィンドールの寮生として活躍していたネビル・ロングボトムを演じていたのは、イギリス人俳優のマシュー・ルイスです。1995年にイギリスでドラマに出演して子役デビューを果たし、その後もCMなどに出演していました。ハリー・ポッターのネビル役のオーディションは1発で合格し、その後シリーズを通して気弱な幼少期から勇敢な青年に成長するネビルを見事に演じました。

マシュー・ルイスの現在

出典：『Matthew Lewis』公式Twitter

ハリー・ポッターシリーズ以降は大きな活動をしていませんが、緩やかな頻度で映画などに出演し、俳優業を継続しています。さらに2015年には鍛え上げられた肉体が美しいと話題になり、2016年にはイギリスの雑誌「Attitude」で特集が組まれました。2018年にはハリー・ポッターのイベントで知り合った一般人女性と結婚もしています。

近年の出演作品

【魅力的な不思議ちゃん：ルーナ・ラブグッド】イヴァナ・リンチ

出典：『Wizarding World』公式Twitter

物語の重要なキーマンとして活躍したルーナ・ラブグッドを演じたのは、アイルランド人女優のイヴァナ・リンチです。もともとハリー・ポッターシリーズの大ファンであったイヴァナは飼い猫にキャラクターの名前を付けたり、原作者のローリングに熱烈なファンレターを送っていたほど。ファンレターの中で彼女は「ハリー・ポッターの映画に出演する夢があるけど、田舎街に住んでいる自分にはとても叶えられそうにない」と書いたところ、ローリング本人から返事があり、諦めないようにと励まされたと言います。

ローリングからの言葉を胸に2006年1月に開催された「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」のオーディションに参加。1万5,000人もの応募者がいたものの、見事ルーナ役を射止めました。イヴァナはルーナを自分の分身のように思っていると語っており、ルーナとの共通点が多いそうです。

近年の出演作品

出典：IMDb

イヴァナ・リンチはハリー・ポッターシリーズの後は特に女優業を行っておらず、動物愛護活動に力を入れています。完全菜食主義を貫いていることでも有名です。

【ハリーの初恋相手：チョウ・チャン】ケイティ・リューング

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリーが初めて恋心を抱く相手であるチョウ・チャンを演じたのは、香港出身の両親を持つイギリス生まれの女優のケイティ・リューングです。16歳の頃父親の勧めで「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のオーディションを受け、3,000人以上の応募者の中から見事にチョウ役に選ばれました。

ケイティ・リューングの現在

出典：『Katie Leung』公式Twitter

ケイティ・リューングはハリー・ポッターシリーズ出演後も複数のドラマと映画に出演しています。近年ではハリー・ポッターシリーズで印象的だった黒髪のロングヘアをバッサリとカットし、ベリーショートを披露。大人びた美しさで注目を集めました。

近年の出演作品

【ハッフルパフの英雄：セドリック・ゴドリー】ロバート・パティンソン

出典：『Wizarding World』公式Twitter

優秀で心優しいハッフルパフの生徒のセドリック・ゴドリーを演じたのは、イギリス人俳優のロバート・パティンソンです。スマートなルックスを活かしてもともとモデルとして活動していましたが父親の勧めで劇団に所属し、俳優の道を歩み始めました。その後パティンソンは2004年の「悪女」という作品で映画デビューをしますが、パティンソンのシーンは全カット。申し訳なく思ったスタッフがパティンソンに「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のオーディションを勧めたそうです。

そしてセドリック役のオーディションを受けたパティンソンは見事役を射止めました。パティンソンがセドリック役のオーディションを受けた最初の俳優だったそうです。

ロバート・パティンソンの現在

出典：『Tenet』公式Twitter

ハリー・ポッターシリーズ終了後もパティンソンは、多くの話題作に出演し名俳優の仲間入りを果たしました。特に大ヒットを記録した「トワイライトシリーズ」での出演で一躍有名になり、2010年には経済誌「フォーブス」が発表した「最も稼いでる30歳未満のセレブ」の15位にもランクイン。さらに2022年には世界的に有名なDCシリーズの「ザ・バットマン」で主演も努めています。

近年の出演作品

【マッド・アイ：アラスター・ムーディ】ブレンダン・グリーソン

出典：『Wizarding World』公式Twitter

マッド・アイの名で親しまれていたアラスター・ムーディを演じていたのは、アイルランド人俳優のブレンダン・グリーソンです。同じくハリー・ポッターシリーズにロンの兄として出演しているドーナル・グリーソンの父でもあります。大ベテラン俳優らしい安定した演技でムーディを好演し、比較的短い出演ながらもそのキャラクターは多くのファンを魅了しました。

ブレンダン・グリーソンの現在

出典：『ロンドン、人生はじめます』公式サイト

ブレンダン・グリーソンはハリー・ポッターシリーズ以降も数多くの話題作に出演し、年齢を感じさせない精力的な俳優活動を続けています。多くのドラマシリーズや最新映画に登場しており、その幅広い活動は現在も多くのファンの注目の的です。

近年の出演作品

【ルーピンの妻：ニンファドーラ・トンクス】ナタリア・テナ

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ルーピン先生の妻であるニンファドーラ・トンクスを演じたのは、イギリス人女優のナタリア・テナです。個性的で明るいキャラクターを持つ魔女で、短い出演ながらもハリー達を和ませようと戯ける姿や、勇敢に敵へ立ち向かう姿が多くのファンの心を掴みました。

またテナの撮影で1番好きなシーンは箒に乗ってロンドンの街を飛行した所で、「巨大なグルーンルームで動く箒に乗ると、セクシーな2人のたくましい男性が風を吹かせてくれるの！」とその様子を語っていました。

ナタリア・テナの現在

出典：『Natalia Tena』公式Twitter

ナタリア・テナはハリー・ポッターシリーズ出演後も映画やドラマシリーズで活躍。多数ではありませんが、緩やかなペースで俳優業を継続しています。さらに俳優業の他にも「Molotov Jukebox」というインディーズバンドでも活動。多彩な才能を見せています。

近年の出演作品

【ハリーと恋に落ちる：ジニー・ウィーズリー】ボニー・ライト

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ロンの妹でハリーと恋に落ちるジニー・ウィーズリーを演じたのは、イギリス人女優のボニー・ライトです。ハリー・ポッターシリーズ1作目でスクリーンデビューを果たし、優秀でしっかりものの魔女として人気を集めました。

当初ライトは演技経験がありませんでしたが、兄の勧めでオーディションを受け、見事ジニー役に選ばれました。撮影開始当時わずか9歳だったライトは不安でいっぱいでしたが、ジニーの母親であるモリー役を務めたジュリー・ウォルターズがリードして助けてくれたそうです。

ボニー・ライトの現在

ライトはハリー・ポッターシリーズが終了した後、映画製作に興味を持ち、ロンドンの芸術大学に通って映画を学びました。在学中に「Bon Bon Lumiere」というプロダクション会社を立ち上げ、2012年には映画監督デビューも果たしました。女優業はハリー・ポッターシリーズ以降行っていませんが、映画製作や環境保護活動に力を入れていることで有名です。

【ロンの父：アーサー・ウィーズリー】マーク・ウィリアムズ

出典：『Wizarding World』公式Twitter

魔法省に勤めるロンの父親のアーサー・ウィーズリーを演じたのは、イギリス人俳優のマーク・ウィリアムズです。脚本家やプレゼンターとしても本国イギリスでは有名で、コメディ番組などで活躍していました。加えて数々の舞台やドラマなどにも出演しており、ハリー・ポッターシリーズへの出演が決まり、さらに有名な俳優となったそうです。

マーク・ウィリアムズの現在

ウィリアムズはハリー・ポッターシリーズが終了した後もドラマシリーズなどで活躍していましたが、近年は大きな活動をしていません。

【ロンの母：モリー・ウィーズリー】ジュリー・ウォルターズ

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリーを我が子のように可愛がっていたロンの母親であるモリー・ウィズリーを演じたのは、イギリス人女優のジュリー・ウォルターズです。英国が誇るベテラン女優で、ゴールデングローブ主演女優賞も受賞した経験があります。その豊かな表現力で演じたモリーは、シリーズを通して作品に温かさを与え、ハリーやロンの面倒を見る優しい母としてファンの心を掴みました。

ジュリー・ウォルターズの現在

出典：『BBC News (UK)』公式Twitter

ジュリー・ウォルターズはハリー・ポッターシリーズ以外にも多くの話題作に出演しています。特にミュージカルとコメディを得意としており、「マンマ・ミーア！」などの華やかな作品で素晴らしいキャラクターを演じました。2018年には腸癌のステージ3と診断されましたが、幸いにも現在は完治しているそうです。

近年の出演作品

【悪戯好きの双子：ジョージ/フレッド・ウィーズリー】ジェームズ/オリバー・フェルプス

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ウィーズリー家の名物双子であるジョージ・ウィーズリーとフレッド・ウィーズリーを演じたのは、実際の双子であるイギリス人俳優のジェームズ・フェルプスとオリバー・フェルプスです。一卵性双生児でそっくりな2人は、ハリー・ポッターシリーズでもインパクトのある登場人物となりました。多くの双子が応募していたオーディションに参加し、6回の審査を経て2人は見事ジョージとフレッドの役を射止めたと言います。

ジェームズ・フェルプスとオリバー・フェルプスの現在

出典：『Oliver Phelps』公式Twitter

ジェームズとオリバーはハリー・ポッターシリーズ後も緩やかにドラマや映画に出演し、俳優活動を続けています。俳優業以外にチャリティー活動にも力を入れており、様々な団体のサポーターを務めていることで有名です。さらに2022年には旅行のドキュメンタリー番組を企画しているそうです、今後の活躍から目が離せません。

【ウィーズリー家の長男：ビル・ウィーズリー】ドーナル・グリーソン

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリー達を助けるウィーズリー家の長男のビル・ウィーズリーを演じたのは、イギリス人俳優のドーナル・グリーソンです。アラスター・ムーディを演じたブレンダン・グリーソンの実の息子であり、ハンサムな出立ちが話題になりました。ドーナルは当初ハリー・ポッターシリーズに登場するビル以外の役のオーディションもいくつか受けましたが落ち続けてしまい、もともと赤毛でウィーズリー家の一員のような見た目だったため、ビルでようやく役を獲得したそうです。

ドーナル・グリーソンの現在

出典：『Winter is Coming』公式Twitter

ドーナル・グリーソンは、ハリー・ポッターシリーズ以外にもスター・ウォーズシリーズなどの話題作に数多く出演し、現在では日本でも有名な英国俳優となりました。

近年の出演作品

【卑怯な裏切り者：ピーター・ペテグリュー】ティモシー・スポール

ヴォルデモートの手下に寝返ったピーター・ぺテグリューを演じたのは、イギリス人俳優のティモシー・ルポースです。個性的な外見と演技で多くの作品に出演した名俳優で、ハリー・ポッターシリーズでも独特な悪役像を作り上げてインパクトを残しました。

ティモシー・スポールの現在

出典：『Ardrossan & Saitcoats Herald』公式Twitter

ティモシー・ルポースはハリー・ポッターシリーズ以外にも多くの話題作の名バイプレーヤーとして活躍し、現在も俳優活動を続けています。2014年には「ターナー、光に愛を求めて」でカンヌ国際映画祭の男優賞を受賞しました。

近年の出演作品

【マルフォイの父：ルシウス・マルフォイ】ジェイソン・アイザックス

マルフォイの父である高慢な魔使いのルシウス・マルフォイを演じたのは、イギリス人俳優のジェイソン・アイザックです。悪役らしい立ち振る舞いや話し方で見事にルシウスを演じきり、世界的な人気を獲得しました。

ジェイソン・アイザックの現在

出典：『Jason Isaacs』公式Twitter

ジェイソン・アイザックはハリー・ポッターシリーズを終えてからも数多くの映画やドラマシリーズに出演し、精力的に俳優活動を行っています。私生活ではルシウスの息子のマルフォイを務めたトム・フェルトンとたびたび会うほど仲良くしているそうです。

近年の出演作品

【マルフォイの母：ナルシッサ・マルフォイ】ヘレン・マックロリー

出典：『Wizarding World』公式Twitter

マルフォイの母であるナルシッサ・マルフォイを演じたのは、イギリス人女優のヘレン・マック女優です。マックロリーは当初、ナルシッサの姉である闇の魔法使いのベラトリックス・レストレンジとしてのオファーを受けていましが、妊娠中であったため辞退。その後ナルシッサとして起用されました。ヴォルデモートの手下でありながら家族思いな愛情のあふれる一面を持っており、素晴らしい表現で描かれた憎みきれないキャラクターは多くのファンの心を掴んでいます。

ヘレン・マックロリーの現在

出典：『Finn Cole』公式Twitter

ハリー・ポッターシリーズ以降も映画やドラマシリーズに出演し、精力的に活動していましたが、残念ながら2021年の4月に52歳という若さで癌により他界。生前は慈善団体の名誉後援者も務めていました。

近年の出演作品

【魔法薬学の教授：ホラス・スラグホーン】ジム・ブロードベント

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリーと共に戦った魔法薬学教授のホラス・スラグホーンを演じたのは、イギリス人俳優のジム・ブロードベントです。舞台に映画にドラマと、多くのメディアで活躍するベテラン俳優で、ハリー・ポッターシリーズでも重要なキーマンをコミカルに演じました。

ジム・ブロードベントの現在

ハリー・ポッターシリーズの後も多くの話題作に出演し、現在も俳優活動を行っています。心温まるハートフルな作品に多数出演しており、名バイプレーヤーとして世界中から高く評価され、幅広い年齢層からの人気を集めています。

近年の出演作品

【魔法界の嫌われ者：ドローレス・アンブリッジ】イメルダ・スタウントン

出典：『Wizarding World』公式Twitter

魔法省に務める強烈な悪役のドローレス・アンブリッジを演じたのは、イギリス人女優のイメルダ・スタウントンです。アカデミー賞などにも多くノミネートされるベテラン女優で、特徴的な悪役を見事に演じました。

イメルダ・スタウントンの現在

出典：『European Film Awards』公式Twitter

ハリー・ポッターシリーズ以外にも多くの話題作に出演し続けており、ディズニー映画や最新のドラマなどで活躍しています。

近年の出演作品

【狂気を持った悪役：ベラトリックス・レストレンジ】ヘレナ・ボナム＝カーター

ヴォルデモートの狂気的な手下であるベラトリックス・レストレンジを演じたのは、イギリス人女優のヘレナ・ボナム＝カーターです。ティム・バートン監督作品の常連である個性的なカーターは、ベラトリックスも持ち前のユニークな演技で表現しました。

ヘレナ・ボナム＝カーターの現在

出典：『Paul Chowdhry』公式Twitter

カーターは現在も多くの映画やドラマ作品に出演を続けており、英国女優の第一線で活躍しています。その功績を讃えられ、2012年にはイギリス王室より大英帝国勲章第3位にあたるCBEも授与されました。さらに近年ではイギリス女王エリザベス2世の物語を描いた「ザ・クラウン」というドラマに出演して注目を集めています。

近年の出演作品

【意地悪なハリーの保護者：バーノン・ダーズリー】リチャード・グリフィス

ハリーの意地悪な叔父のバーノン・ダーズリーを演じたのは、イギリス人俳優のリチャード・グリフィスです。多くの舞台で個性的な役を演じ、本国イギリスを始めとする世界中で実力派俳優として知られています。

リチャード・グリフィスの現在

ハリー・ポッターシリーズ以外にも複数のドラマや映画に出演していましたが、残念ながら2013年に心臓手術後の合併症で他界しました。2008年にはその功績が讃えられ、大英帝国勲章を叙勲されています。

近年の出演作品

【バーノンの妻：ペチュニア・ダーズリー】フィオナ・ショウ

バーノンの妻で同じくハリーをいじめていたペチュニア・ダーズリーを演じていたのは、アイルランド人女優のフィオナ・ショウです。ブロードウェイなどの舞台でも活躍する彼女は、意地悪でコミカルな叔母を好演しました。

フィオナ・ショウの現在

出典：『IrishCentral』公式Twitter

ハリー・ポッターシリーズ以外にも多くのドラマや映画、舞台などで現在も活躍しています。話題作にも出演し、その演技の幅広さで根強いファンを獲得しました。

近年の出演作品

【ハリーと暮らすいじめっ子：ダドリー・ダーズリー】ハリー・メリング

出典：『Wizarding World』公式Twitter

ハリーの意地悪ないとこのダドリー・ダーズリーを演じたのは、イギリス人俳優のハリー・メリングです。ハリーを演じたダニエル・ラドクリフと共に子役時代からハリー・ポッターシリーズに出演し、素行が悪くわがままな少年を見事に演じました。

ハリー・メリングの現在

出典：『Curtis Brown Actors』公式Twitter

ハリー・メリングはハリー・ポッターシリーズ終了後は、多くの映画に登場する名バイプレイヤーとして活躍。話題作にも出演を果たし、意欲的に俳優業を続けています。

近年の出演作品

【時代を超えて愛される名優揃い】まとめ

今回は、ハリー・ポッターシリーズに登場するメインキャラクター達を詳しく紹介しました。ファンタジーの名作であるハリー・ポッターに出演した俳優陣は名優揃いで、現在も多彩な分野で活動している人が多く見受けられます。ハリー・ポッターシリーズで気になった俳優がいた際には、是非本記事を参考に今後の活躍に注目してみてくださいね！

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